2014-10-04 06:26 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Art of the Day: Van Gogh, The Mulberry Tree, October 1889. Oil on canvas, 54 x 65 cm. Norton Simon Museum, Pasadena, CA.
facebook Van Gogh: The Lifeより

コメント:もちろんユダヤ教のセフィロトの木を意識した選択です。そういえばこのブログでもYRP野比のところでファン・ゴッホの絵を挙げてNTTの護送船団方式を批判したりしました。まあなかなか日本の美はフリーメイスンリーの美とは交わらないのでしょうか。今後はこのシリーズも続けていこうかと思います。フェイスブックのネタですが、それ以外にもヘッダーにもしているMasonic Artなどが多数ありますので、バラシリーズと並行して美を語りたいかと思います。上記の絵はカリフォルニアのノートン・サイモン美術館にあるそうです。一見するとエディンバラのスコットランド国立美術館と収蔵品の傾向が似ているでしょうか。まあこの個人収集した実業家がフリーメイスンなんでしょうね。桑の木は日本でも蚕のえさとなるもので良くある木の一つかと思われます。ファン・ゴッホに対する見方が変わるでしょうか?
2014-10-08 08:33 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
睡蓮の華の 如くの ピースかな
2014-10-09 09:18 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Art of the Day: Van Gogh, Pink Roses, June 1890. Oil on canvas, 32.0 x 40.5 cm. Ny Carlsberg Glyptotek, Copenhagen.
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Art of the Day: Van Gogh, Wild Roses, April-May 1890. Oil on canvas, 24.5 x 33.0 cm. Van Gogh Museum, Amsterdam.
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Art of the Day: Van Gogh, Roses, May 1890. Oil on canvas, 71 x 90 cm. National Gallery of Art, Washington, DC.

(追記:解説がいるかどうか、無粋ながらという所ですが、解説します。以前も出したワシントンナショナルギャラリーの白バラを筆頭として、ファン・ゴッホによるバラの三連作です。サンレミの精神病院に入る前の、国立西洋美術館にある白バラとどれも対比的だと思います。書いた順番も野バラ、生けられた白バラ、鉢植えのピンクのバラという所がまさに象徴画、白バラのルター派のシンボルである事を当然ファン・ゴッホが知っていたと考えるとまさにそういう三連作という事になります。ファン・ゴッホを殺したのは彼自身でしょうか、それとも同じGを頭文字に持つゴーギャンでしょうか。ちなみにこの後の記事に書く予定のブラザーゲーテも頭文字Gです。)
2014-10-19 13:47 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
石垣の 古城にて 薊見ゆ
2015-01-11 19:50 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Kessel, Jan van (painter), Flemish, 1626 - 1679
Vanitas Still Life
c. 1665/1670
oil on copper
overall: 20.3 x 15.2 cm (8 x 6 in.)
Gift of Maida and George Abrams1995.74.2

まあなんともFacebookとWashington D.C. National Gallery of Artに完全に依存したブログ記事なわけですが、ヴァニタスという、まあメメントモリの意味の髑髏や虚栄を意味するシャボン玉、人生の短さを象徴する砂時計を象徴として含んだ、ラテン語で虚栄という意味の静物画という事だそうです。バラや蝶もそれらの象徴という事で、これはまさにヴァニタスの典型的な作品という事のようです。作者のヤン・ファン・ケッセルという方は日本語のWikipediaはありませんでしたが、英語版ではあり、ピーテル・ブリューゲルのお孫さんという事で、フランドル絵画の画家一族の一人であるそうです。デューラーの寓意画もそうですが、宗教改革後の北方ドイツ、フランドル地方でプロテスタントと共にこういう寓意画、象徴画が非常に作られたという事であり、それらがフリーメイスンリーのシンボリズムの源流であるという事なのだと思います。以前よりヘッダーにも使っているブラザーポール・セザンヌのメメントモリの絵もそうした静物画の歴史の中での一つという事なようです。ピーテル・ブリューゲルもバベルの塔やその他フランドル地方の農民の祭りや聖書の逸話を群像画で描く画家で、教科書にも必ずあるかと思います。ニコラ・プッサンなどのカトリック圏では宗教や戦争をテーマとした歴史画というそうで、象徴画である事は共通なのでしょうが、若干異なるという事のようです。
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いずれにしてもワシントンナショナルギャラリーへの寄贈された収蔵画ということで、ファン・ゴッホの白バラではないですが、フリーメイスンリー大国のアメリカの最高の美術館で収集された作品という事で、まあフェルメールの象徴画ではないですが、完全にそういうのに依存した内容という事でしょうか。

ちなみに全く関係ありませんが、アメリカの美という所でしょうか、現在横浜美術館ではホイッスラー展を開催していました。私も3度目くらいの横浜美術館でしたが、良く見るとブラザーサルヴァドール・ダリの作品を中心に象徴画や象徴を取り込んだ塑像が多数ありました。ブラザーダリのものはやはり大東社系という事で、下げ振りのシンボルが多かったと思います。ホイッスラーはフリーメイスンかどうかは分かりませんが、日本の浮世絵からのインスピレーションという事でありがちではありますが、ボストン美術館を中心とした作品群で、アメリカの美という感じであったと思います。新しくできた三菱地所の明らかにMark Masterを意識したMark isも目の前にできて、横浜みなとみらいの新旧のフリーメイスンリーの並びもなかなかこれまでにない充実ぶりですし、以前にこのブログで挙げた2つの新しい結婚式場の風景も壮観です。最近の美術館の傾向である、売店の売る気満々という感じではないところがまた横浜らしくて、のんびりするには良い雰囲気になっていました。

ちなみにジェームズ・マクニール・ホイッスラーですが、7月11日生まれで7月17日没という事で、どうもフリーメイスンのようです。以前もオルセー美術館のところで触れています。ちなみに7月17日はUGLE結成前の古代派のグランドロッジの結成した日という事だそうです。アメリカでも古代派と近代派が独立時期に激しい派閥争いをしていたという事なので、ブラザーホイッスラーの所属したロッジが古代派の流れをくむものであったという事なのかもしれませんね。
2015-01-18 08:11 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Portrait of Inigo Jones painted by William Hogarth in 1758 from a 1636 painting by Sir Anthony van Dyck
Date painted: 1757–1758
Oil on canvas, 91.5 x 71 cm
Collection: National Maritime Museum
A half-length portrait to left, with the sitter wearing a brown coat, large plain white collar and cuffs, a brown skull-cap and holding a paper in his left hand. It was commissioned in 1757 by Sir Edward Littleton, MP, when he was refurbishing his mansion, Teddesley Hall in Staffordshire, and collecting portraits of 'British worthies' for its decoration.

オランダ、フランス、アメリカの美と来て、ここでついにフリーメイスンリー発祥の地イギリスの美となるわけですが、ブラザーウィリアム・ホガースブラザーイニゴー・ジョーンズの肖像画を選んでみました。特に肖像画、しかももともとファン・ダイクが描いたものを写して想像して描いたものという事で、美という基準からは相当遠いものではありますが、ブラザーイニゴー・ジョーンズの業績、その人生、フリーメイスンとしての活躍と、さらに風刺画家や肖像画家としてのブラザーウィリアム・ホガースの活躍、その人生、フリーメイスンとしてのアンダーソン憲章や近代フリーメイスンリー結成の時代の活躍を知るにつけ、その肖像画の意味とそこから感じる美を味わえればと思います。どちらも日本語のウィキペディアは全く貧弱で、英語版を読むにつけそのフリーメイスンとしての人生と業績が味わえる内容と思いますし、ブラザーウィリアム・ホガースの風刺画家としてのその作品の内容の意味や完成度は全く一般に評価できないレベルの素晴らしさであると思います。現在のフランスの風刺画の話題などありますが、その中で恐らく巨人と言えるのがこのブラザーホガースであると思いますし、イギリスのフリーメイスンという際に必ず名前が挙げられながら、その業績を詳しく知らないのがブラザーウィリアム・ブレイクと共にブラザーホガースだと思いますのでここで紹介いたしました。また詳しく記事とすることができる時があれば記事としようかと思っていますが、かなりフリーメイスンリーの歴史的に中核の部分のようですので、アンダーソン憲章も含めてさらに理解してから取り上げていきたいと思います。
2016-01-09 08:18 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Supper at Emmaus
1525
Oil on canvas, 230 x 173 cm
Galleria degli Uffizi, Florence
1525年にヤコポ・ダ・ポントルモの描いたエマオの晩餐。キリストの上にプロビデンスの目が描かれている。

まあ新年早々ブログなわけですが、まあそういうのがフリーメイスンリーでしょうか。非常に単純なんですが、Eye of Providenceで検索して、ウィキペディアでこの絵があったので、まあいわゆるフリーメイスンリーの表現として知られるすべてを見通す目なわけですが、その表現自体はキリスト教の三位一体の神を表す表現として古くから使われていたものであるという象徴としてこの絵を取り上げました。エマオの晩餐というのもまあ絵で見ないとなんだか知らないのが普通だと思いますが、新約聖書のルカの福音書の最後の第24章で復活したキリストが示した奇跡という事でいわゆるキリスト教の独自の復活の表現として宗教画として認められるのだと思われます。まあその中にあえて三位一体の三角形と、ホルスの目やウジャトの目として知られるすべてを見通す目の表現を入れるところが、以前にもエジプトのヨゼフの絵画を取り上げたこともあるこのヤコポ・ダ・ポントルモという画家の表現という事になるのだと思われます。(1/18訂正:今期のPhilalethesにこのヤコポ・ダ・ポントルモのエマオの晩餐が載っていて、このAll Seeing Eyeは約100年後の他の画家による加筆だそうです。詳しくは不明です。)
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ダヴィンチやミケランジェロと同時代のいわゆるルネサンス時代の画家として、ルターの宗教改革を見守りつつ、後世に残る芸術品として絵画や美術の表現を極めて厳密に宗教的な教えに基づいて制作したそういう考証が表現されているのかと思われます。(1/18追記:ヤコポ・ダ・ポントルモが書いていないのですからこの文は明らかに誤りですね。加筆した画家の意図という事になります。)

三位一体の理論自体はいわゆる異端が生じた第1ニカイア公会議(第一全地公会、325年)の頃から第1コンスタンティノポリス公会議(第二全地公会、381年)の頃にかけて、こうした三位一体論の定式が(論争はこの二つの公会議が終わった後もなお続いていたが)整理されていった、ということで、そもそもはゾロアスター教のアシュラーやヒンドゥー教やバラモン教での三神一体に起源をもつという事で、まあいわゆるエジプトとオリエント、さらにインド、ペルシアの宗教の知恵が混然となってローマ帝国後期のヨーロッパでカトリックとして成立したという歴史そのものを示すものであるかと思われます。
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いわゆる絵画表現としては三位一体の父は老人や全能の目、子はキリストや羊、聖霊は鳩として表現されることが多いようです。

以前にも取り上げた通り、日本にも弘法大師空海による真言密教の伝来に伴って、その曼陀羅の三角形の一切如来智印 として認め、またオームの真言も教えの中心としてあるわけで、その他にも3を象徴的に用いた教えが仏教には数多くあり、日本には弘法大師帰国の806年に伝来したとなるのだと思われます。
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まあなかなか3の聖なる数字という意味を理解するのもまさに理性と信仰の合一、それらを超えた次元という感覚があるわけで、他の数秘術や暦の話もいくつもしましたが、いわゆるフリーメイスンリーの本質的な部分であり、理解するという程度ではなく、まさに体験し、身に覚えるという感覚そのものであるかと思い、やや詳しく取り上げてみました。
2016-04-24 18:02 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Still Life: Vase with Flower and Thistles
Vincent van Gogh
Painting, Oil on Canvas
Auvers-sur-Oise: June, 1890
Private collection

だいぶ前にポーラ美術館に行ったときに展示してあったファン・ゴッホのアザミです。まあなかなかアザミがスコットランドの象徴と考える日本人は少なく、雑草でしかないわけですが、花はじっくり見ると非常にきれいであります。もちろんポーラ美術館のアザミはスコティッシュライトを意識したものであるのかと思われます。ポーラ美術館のコレクションは日本でも屈指の印象派コレクションでしょう。もちろんファン・ゴッホがスコティッシュライトを意識して描いたとはなかなか思われませんが、スコットランドの象徴であることは知っていたのではないでしょうか。いずれ時間があればファン・ゴッホの作品の象徴主義ともいえる、フリーメイスンリーと共通するシンボリズムについて記事にしたいかと思いますが、まあオランダの牧師の息子で神学校をドロップアウトした印象派の画家で、シンボリズムについて表現しないことがあり得ないわけで、そういったファン・ゴッホの極めて自然主義的な作品に認めるシンボリズムの一つがこの作品であるのかと思われます。そしてそのアザミがこの箱根の地にあるのも偶然ではないと考えるのがまた聖書の予定説の世界でもあります。
ちなみにファン・ゴッホにこの絵を書かせたのは、あのフリーメイスンであるブラザーガシェ医師であり、ブラザーガシェ医師の部屋の水差しであったそうです。最後のカラスに象徴される絵を書いたわずか1か月前であったようです。ブラザーガシェ医師がスコティッシュライト、スコットランドを意識していたことは間違いないのではないでしょうか。

(追記:当時同時に展示してあったのがロレーヌ十字と、双頭の鷲の刻印が入った香水壺でした。
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まあスコティッシュライトを意識していることのアピールの裏打ちではないわけですが、ロータリークラブがこれだけ盛んな日本では、ブルーロッジにあまり関心を寄せずに、シュライナーズに代表されるスコティッシュライトへの関心がもっぱらフリーメイスンリーへの興味であることも否定できないわけですが、そういうわけでという事でもないのですが、ブラザーライカーのコンサートは毎月開かれていて、ブラザーヨハン・シュトラウス2世の蝙蝠のごとき話が繰り広げられるのではないでしょうか。)
2016-05-25 19:31 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Artist: Rene Magritte
Completion Date: 1952
Place of Creation: Brussels, Belgium
Style: Surrealism
Period: Mature Period
Genre: symbolic painting
リチャード・S・ザイスラーコレクション

マグリット展はちょうど1年前に六本木の新国立美術館でやっていたもので、この記事もその時に書こうかとしていたものなんですが、まあ駄洒落もあって今日この日に書くこととします。まあ作品を見ればこれもまたファン・ゴッホと同じく、シンボリズムばかりの、ベルギーの現代芸術家で、オランダのファン・ゴッホや、エッシャーと同じく、プロテスタントの歴史の中で生まれた象徴主義の表現を全面的に現代美術に適応した一般には不可思議ととられる絵画で有名な、ブラザーマグリットのまさにフリーメイスンという絵です。
そもそも心臓と剣というシンボルも近代フリーメイスンリー結成後だいぶ経った状況で、騎士団の伝統や、秘密結社の秘密を守るといった意味で(もちろんそれが人間としての倫理を守るという意味であることはお分かりだと思います。)、アメリカ大陸でシンボルとして取り入れられてきたもののようで、まあ実際に心臓麻痺で急死することも多かった時代には結社の規律を守るという意味では非常に鮮烈なシンボルとして象徴的であったのだと思われます。もちろんバラもフリーメイスンリーのシンボルであることは言うまでもないことであり、ブラザーマグリットは1898年11月21日 -1967年8月15日の生没年月日という事で、革命とその後の反動から、二つの大戦と欧州連合への歴史を歩んだヨーロッパの中心の、旧教と新教とフリーメイスンリーという対立の歴史を歩んだ地域での象徴的な日付の人生を送った、まさにフリーメイスンという芸術家であるわけですが、その墓は全く平凡なものでフリーメイスンの象徴的なものは何もない模様です。まあベルギーやオランダ、フランス、スウェーデンといった国の歴史を知っていれば、そこでの象徴的な人物がいかにフリーメイスンであるかというのがまたフリーメイスンリーという事になるのだと思われます。

でまあこの日にこの記事を書く意味なわけですが、もちろん日本国の現首相の安倍晋三氏の名前に掛けた内容なわけで、安倍という名前自体もアヴェマリアに掛かっているのは、TPP交渉で活躍して現在体調不良で長期休養中の甘利前大臣と合わせて、まあなかなか8月15日に終戦した日本の戦後を象徴する体制でもあるわけで、メメントモリの十字が3つの森さんなんて元首相もいらっしゃいますが、片やCool is me. John itch law.と英語で読める元首相なんてのもいる、平成の政界なわけで、日本におけるフリーメイスンリーと伊勢志摩サミットなんてのも戦後を象徴するイベントでもあるわけで、本日カトリックに象徴的な5の倍数の日にこの記事としたわけです。
2016-06-12 19:05 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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Nicholas Kratzer
after Hans Holbein the Younger
oil on panel, late 16th century (1528)
32 1/4 in. x 25 1/2 in. (819 mm x 648 mm)
Purchased, 1979
© National Portrait Gallery, London

まあこの日にこの絵で一体どうしたんだという事なわけですが、時代的にはヘンリー8世の時代で、トマス・モアやエラスムスと交遊した、ロンドンナショナルギャラリーでも「大使たち」でイングランド絵画でのシンボリズムの先駆けとして極めて有名な、ハンス・ホルバイン(子)の、イングランドグランドロッジ結成以前のいかにもフリーメイスンという肖像画です。天文学者という事ですが、コンパスをもっている事や、実際にトマス・モアらとともに地図を作成していたという業績を考えると、このブログでも横須賀のところで取り上げたフェルメールの地理学者の図と、プロテスタントのシンボリズムの先駆けの絵としては同じものと考えられるのではないかと思われます。まあフェルメール自体がハンス・ホルバインの約100年後という事で、ハンス・ホルバインのその他の有名な業績が「死の舞踏」という、ペストの流行を描いた、まさにフリーメイスンリーのメメントモリの題材であることを考えると、ブラザーイニゴー・ジョーンズが建築の分野で成したのと同じく、同時代のイギリス国教会の成立、欽定訳聖書の成立、そしてフリーメイスンリーのシンボリズムと教えの成立という、まさに思索的フリーメイスンリーの基礎を絵画の分野で築いた人物という事になるのだと思われます。

1517年のルターの宗教改革からわずか10年ほどという事で、シンボリズムの源流自体がやはりユダヤ教の教え、教育法に基づいているという事がわかると、それら宗教改革やシンボリズムを用いたルネッサンスの文化そのものに色濃くユダヤ人の存在が関わっていることが分かってくるわけですが、まあ聖書の話でもそうですが、このブログでも一貫してユダヤ教の教えを発掘することが主であったわけで、宗教改革、ルネッサンス、そしてフリーメイスンリーとシンボリズムと、それらすべてに一貫して貫かれている現代の科学や近代社会の仕組みにつながっているのが古代エジプトや古代オリエントからつながるユダヤ教という事で、それらをいかにローマ帝国から広まったヨーロッパのキリスト教社会で受容するかという点がまた宗教改革とルネサンスの要諦でもあったわけで、ユダヤ教の聖典である旧約聖書をいかに読み理解し応用していくかというところが、ほぼフリーメイスンリーの全てであるという、まあこのブログや「ロストシンボル」の内容でもあるというところで、肖像画の美から感じることが出来れば幸いでしょうか。
(追記:ロストシンボルでもテーマであったアルブレヒト・デューラーのメランコリアが1514年という事で、この絵の14年前という事になるようです。10年以上の間がありますが、まさにグーテンベルクの活版印刷で広まった旧約聖書の通読と同じく、印刷や出版という文字や絵画を通じたメディアの共有が北方ドイツとイングランド、スコットランドで成されていたという傍証であり、アングロ・サクソン民族というその後のフリーメイスンリーの主体となる人々の動きと情報の伝達が感じられるところだと思います。)
2016-06-16 20:30 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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The Triumph of Death (c. 1562), Museo del Prado, Madrid

まあまたまたこの時期にこの絵でどうなってんのという話なわけですが、まあメメントモリはフリーメイスンリーの中核的な教えであるという事で、第三階級の復活の教えとともに、死をテーマとした内容は、道徳的な教訓として、最大最高の教えであるという事で、以前もこの有名なピーテル・ブリューゲルのお孫さんの取り上げられることが珍しいヴァニタスの作品をあげたわけですが、こちらはバベルの塔や農民の生活を描いた風景画で有名なフランドル、現在のベルギーの画家の有名な作品です。

あまりひねりも何もないのですが、前回のハンス・ホルバインから引き続いての宗教改革時代の、フランドル地方や北方ドイツの、死の舞踏に続いた、死神としての骸骨のシンボリズムを強調した絵画です。まあ死生観という点からすると、火葬がほとんどの日本において骸骨の象徴というのはあまり好まれるものではないし、それがまた死の象徴として、教訓として受け止められる素地もあまりないわけですが、スカルアンドボーンズなどにも認められるように、フリーメイスンリーの道徳的教訓としては、エジプト・ギリシア・ローマ時代から続く死生観と人生観の最大の教訓的象徴として骸骨の表現があるという典型的なものかと思われます。

死の平等性、普遍性、絶対性、永遠性と生との対比は仏教の釈迦の教えにも認められるすべての宗教で認められる普遍的真理だと思われますが、それらを直感的に表した教訓としての象徴が髑髏であり、死神の表現であり、それらに付随するものとして大鎌と砂時計のシンボルがあるわけです。
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Artist:Hieronymus Wierix (Flemish, 1553–1619)
Title:Allegorie der Eitelkeit
Medium:copper engraving
Size:10 x 7.2 cm. (3.9 x 2.8 in.)
こちらはアルブレヒト・デューラーのメランコリアなどの印刷をしたヒエロニムス・ウィーリクスの虚栄の寓意、ヴァニタスという事で、以前挙げたヴァニタスと同じ意味なわけですが、シンボリズムが強められることで、その意味を強調することになるのだと思われます。

まあ本日の二枚となってしまったわけですが、フリーメイスンリーの活動がそもそも道徳的な教訓をもととして人類社会全般によき人をより良くし、良き影響を及ぼすという目的であるわけですが、生と対極の死を見つめることで、より生を良いものとするきっかけとするという人類の普遍的な教訓としての、ヴァニタス、死の象徴の話でした。
2016-08-13 21:03 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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1878年 油彩、カンヴァス ボストン美術館蔵
The Hayden Collection—Charles Henry Hayden Fund, 10.35.
まあ横浜美術館のボストン美術館、ワシントンナショナルギャラリーの展覧会のままなんですが、いかがでしょうか。以前にもヘッダーの画像の解説や、オルセー美術館の展示の解説で示した、ブラザーマネの弟子のブラザーエヴァ・ゴンザレスと同時代のアメリカ出身の印象派女流画家のメアリー・カサット展を横浜美術館で開催中で、その目玉とされているのが、この絵です。こちらはブラザードガの弟子であったという事で、ブラザードガと袂を分かった際の絵もやはりオペラ座での女性の様子を描いた以下の絵画であったそうです。扇が開いているのが特徴的ですが、まあブラザードガとしてはまだまだ未熟であるという事であったのでしょう。
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まあフランスでのフリーメイスンリーの男女共同ロッジというものがオペラ座での観劇と密接に関係していたという事と、それらと画家のサロンやアカデミーというものが関連していたこと、こういうオペラ観劇する女性を描くことが、メメントモリの主題や全てを見通す目の表現と共通した、フリーメイスンリーにまつわる表現であることが理解されるのではないでしょうか。メアリー・カサットは女性の権利運動にも積極的であったという事ですが、エジプト旅行後に自信喪失して多くの病を得たという事で、その他の作品が非常に聖母子像を意識したような母子の絵が多いことと、名前も聖母マリアの名であり、そもそもアメリカ出身でキリスト教の司教に勧められてヨーロッパに移り住んだ経緯もあるようで、非常に敬虔なクリスチャンであったようで、アメリカ出身といえども明確な男女共同ロッジに参加するフリーメイスンであったとは言い難いようです。それがはっきりわかるのが、やはり上記のオペラ観劇する女性の絵の題名が、ブラザーエヴァ・ゴンザレスの「ロッジにて」という表現ではなく、「At the Opera,オペラ座で」という題名になっているのが、まあオペラ座のロッジにてという意味にとれなくもないわけですが、晩年のそのエジプト関連の逸話や、聖母子像を思わせる母子の多数の作品から、ややフリーメイスンであるというにはキリスト教的、女性的すぎるのではないかと思われました。ちなみに生没年は1844年5月22日 - 1926年6月14日で、ミドルネームがスティーヴンソンというそうで、もしかするとスコットランド系であったのかもしれません。まあほぼフリーメイスンなんでしょうが、敬虔なクリスチャンであったであろうという事のようです。一生涯独身で、現在の評価も非常に高いようです。ファン・ゴッホに近いような存在かも知れませんが、ブラザーダリとかなり対極的な存在と言えるかもしれません。

女性フリーメイスンとしてはブラザージョセフィン・ベーカーやブラザージョルジュ・サンドが有名ですが、女性芸術家としてはブラザーロダンの弟子のカミーユ・クローデルが有名かと思います。カミーユ・クローデルは12月8日生まれだそうです。日本での女性権利活動家というと、平塚らいてうや津田梅子、市川房江などが有名ですが、女性芸術家というと与謝野晶子くらいでしょうか。与謝野晶子は真鶴・湯河原やフランスなどにも深くかかわっているので後々調べてみても面白いかもしれません。現代ではバラの名称ともなっているところで、黒柳徹子さんなどが筆頭のようです。男女共同ロッジとしてはいわゆるロッジ人権があり、日本にもロッジ人権とともにグラントリアン系のロッジ(グラン・ドリヤン・アラブ・エキュメニック)が存在します。小池百合子新都知事の誕生とも合わせて、今後より一層テーマとなるであろう女性フリーメイスンについての話でした。

(以前もセントポール大聖堂のところで触れましたが、セントポール大聖堂の墓所で顕彰されているのは女性ではフローレンス・ナイチンゲールだけだと思われます。ウェストミンスター寺院であれば女王が何人もいるかと思います。まあ男女同権ロッジはフリーメイスンリーではほぼフランス系の非正規ロッジという事になります。)
2016-08-28 08:43 | カテゴリ:アート
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー