2016-01-24 12:50 | カテゴリ:中国
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-05-06 18:34 | カテゴリ:中国
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあどうも以前も日本グランドロッジのエレベーター付近にある大きな額の文字として取り上げた四字熟語なんですが、どうも最近はやはり習近平国家主席のイギリス訪問などを契機として、大陸中国でも盛んにフリーメイスンリーに興味がある模様で、2013年ころを契機に規矩準縄と絡めて伏羲、女媧という、三皇五帝という、まあ戦国春秋西周と私もかつて論語を読んだ時には一応理解した古代中国の歴史なんですが、どうも考古学も進んできたようで、その先の、三皇五帝時代という、かつてはあくまで伝説であった時代にも色々発掘は進んでいるようで、そういうところに関係した表現もインターネットには増えてきているような感じです。
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で、検索するとこれでもかと伏羲女媧というそれぞれ聖書のカインセトのように魚釣りや魚網の技術や天地を修復したなど、旧約聖書の天地創造と同じような内容が書かれていて、どうも出典は楚辞や淮南子(追記:楚辞も淮南子もともに前漢時代に成立した書物という事で、内容がさらに古い時代の内容という事です。)という、確か論語で孔子が勉強の材料にしていたような内容だと思うんですが、そういう中国の古古典というようないわゆる伝承されている最古の文献に、伏羲や女媧の表現があるようで、どうも以下の絵の出典ははっきりはしないんですが、この三皇のうちの二皇とされる伏羲、女媧が夫婦で、蛇の下半身で交わっていて、それぞれコンパスと直角定規(差し金)を持っている図があるとのことです。
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まあそもそもフリーメイスンリーありきの構図という事が相当怪しいわけですが、そもそもアヘン戦争から太平天国の乱と、国家をあげてフリーメイスンリーと対峙してきた眠れる獅子なわけであって、突然イギリスと仲良くなって2013年ころから突然原典がなくネット上に多数の全く同じ構図の時代的にも全く合わない古文書の体裁をとっている画像が大量に流布するという、信憑性の点でちょっと記事にするのが問題なところが相当あるわけですが、まあ文化大革命から近年の一国二制度、さらに共産中国の資本主義化となんでもありなわけで、そういう何でもありの流れの一つであることは間違いないかと思われます。
(追記:さらに検索すると、6世紀ごろの敦煌のもの
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や、龍谷大学が発掘したものや、唐時代と時代のあるものもあり、6世紀頃が最古でそれ以降のものであるようです。フリーメイスンリーのシンボルマークが近代フリーメイスンリー結成以降のものであることを考慮すると、むしろフリーメイスンリーのシンボルが参考にした可能性が高いかと考えられます。)
いずれにしても規矩準縄は孟子の出典でこれは文献にあるわけで、伏羲と女媧の図についてはフリーメイスンリーの影響を受けて近年に作成された可能性が高いと思わざる得ないわけですが、いずれにしても大陸中国でのフリーメイスンリーへの関心の高さをうかがわせる事象であり、最近も偽エッフェル塔や偽スフィンクスなどが話題になったりしていますが、一方の中華民国のフリーメイスンリーはこれはブラザー孫文、ブラザー蒋介石などからも続く伝統ある組織であり、洪門青幋客家などフリーメイスンリー類似のネットワークは多数あるかと思われ、かつての共産ロシアの状況などと同じく、国家体制としてフリーメイスンリーが許容される状況へと変革されれば、民主主義を基本とした正統派フリーメイスンリーの展開があるのではないかと思われます。

この話で興味深かったのは、洪水型兄妹始祖神話というところや、天円地方という中国や日本にも共通するような世界観、まあちょっとフリーメイスンリーのシンボリズムありきで強調しているような部分もあるのでしょうが、それと、やはりあとは羅針盤、フリーメイスンリーでも基本的なシンボルである羅針盤の元となる指南魚が中国での発明であり、その結果それが西洋に伝わり羅針盤となって大航海時代が始まったことと、その分析から16世紀後半にイングランドのウィリアム・ギルバートが磁石の性状を分析して、地球が磁気を帯びていて、中心が鉄で出来ていると結論したということがあり、この人がエリザベス女王の侍医で、あのブラザーニュートンと対立した王立協会のロバート・フックの亡くなるちょうど100年前の1603年11月30日に亡くなっているという事でした。ロバート・フックは1703年3月3日が忌日です。まあイギリスの場合はグレゴリオ暦の導入が1752年という事で、全てユリウス暦なわけですが、この辺りも東西の交流と、月日と、科学の進歩というフリーメイスンリーの要素を備えた逸話で、まさに王立協会関連で知っておくべき逸話という事になるのかと思われます。

まあ古代中国の四大発明といえば上述の羅針盤、火薬、紙、印刷という事で、これがジョゼフ・ニーダムというケンブリッジ大のイギリス人が最初に唱えたそうですが、まあ爵位のある、王立協会フェローなわけですが、火薬は後のブラザーノーベルのダイナマイトの発明につながり、紙や印刷はグーテンベルクの活版印刷から宗教改革へとつながるわけですが、まさに東アジアに光明を見出し、そこからキリスト教社会で科学革命となるその流れはそのままフリーメイスンリーの定型ともいえる形であり、人類の続く限りこの無限の循環ともいえる東と西の邂逅が続くことを期待してやまないところであります。
2016-09-16 18:50 | カテゴリ:中国
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2017-08-05 10:02 | カテゴリ:中国
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