2012-01-29 11:05 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
昨日1月28日に東京タワーのふもとでブラザーモーツァルトのコンサートがあったので行ってきました。2年前に行けなかったので今回は楽しみにしていました。


コンサートチケット
一緒に来てた横浜ロッジのブラザーとはチケットの色がちょっと違いましたね。
場所は東京メソニックセンターの地下2階のスコティッシュライトホールです。
ブルーロッジの横にあるバンケットなどをやる広いところで、スコティッシュライトの双頭の鷲のシンボルが飾ってあります。
その手前のロビーにピンバッチとかエプロンの古いものが飾ってあるのですが、その中にブラザー林董の肖像画もありました。


ちょっとカメラが埃で曇ってますね。
デフォルメしている訳ではなく明治の日本人はこんな感じだったのだと思います。
コンサートはこんな感じです。


さすがに王子ホールに比べると音響はあまり良くありません。内装はロンドンのグランドロッジやフランスのグラントリアンのグランドロッジに比べるとさすがに近代的で、ネットの定礎の写真を見ると昭和56年出来たようで比較的新しい感じですが、特にスコティッシュライトホールは日本人のスコティッシュライトのメンバーが少ないこともあってか米軍のクラブ的な雰囲気が強い感じでしょうか。今回のコンサートは比較的日本人が多い感じでした。久々に会うロッジのメンバーがたくさんいたのでほとんどフリーメイスンリーの会合みたいな感じでした。
内容は歌劇「魔笛」より序曲K.620 二つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネK.190 交響曲第40番ト短調K.550でした。大体三曲くらいなんですが選曲と並び、曲の紹介なんかが絶妙で毎回素晴らしいです。楽団との呼吸も素晴らしく、場所も今回は非常に良かったのですが、毎回素晴らしいコンサートです。この場所は普通の日本人にはなじみが薄く、周りも大使館があったりしていかつい警察官の警備があったりしますが、色々イベントがあるときには入る事ができるので興味があれば色々調べて予約を取って訪問してみてください。2月11日の建国記念日ももちつき大会をやるみたいです。恐らく前の駐車場でやるのだと思います。東京タワーが間近で見られるので家族連れに良いかと思います。


隣のブルーロッジの写真
ネット上で良く出てくる方ですね。こんな光ったヤキンとボアズの柱は見た事はありませんでした。
ここでは日本語で全て儀式を行う有名なNo.11東京友愛ロッジが儀式を行っています。ブラザー鳩山一郎がマスターをつとめたロッジの流れを受け継いでいると思います。


ホールのある地下二階のエレベーター前にかけてある墨跡 荘子の言葉「規矩準縄」(2016/5/6訂正:孟子ですね。検索した元もすべて訂正されているようです。)
意 味: 物事や行為などの標準となるもの。規準・法則のたとえ。
解 説: 「規」はコンパス、「矩」は物差し・定規のこと。「準」は水平器、水準器。「縄」は墨縄のこと。「規矩」「準縄」ともに規則、法則の意で、同じような語を重ねて、意味を強めた言葉。
四字熟語データバンクより
まさにフリーメイスンリーのシンボルを用いた言葉が中国古典にもあるのですね。日本グランドロッジらしいものかと思われます。


入り口付近にあるシンボルの彫刻
Gravestone Symbolismによりますと、Father Time and the Weeping Virginというフリーメイスンリー特有のシンボルで、折れた石柱は一般に夭逝を意味するのですが、それを嘆く乙女とそれを後ろから優しくなでる大鎌をもった天使という構図のようです。シンボルの説明は次の通りです。片手にアカシアをもち、もう一方に骨壷をもった処女が泣いていて、その前に折れた石柱があります。彼女の後ろに父なる時間がいて、彼女の巻髪を解こうとしています。これは全体として時間や忍耐や我慢することが全ての物事を達成するという象徴です。
物事を成すにはまず耐える事、我慢する事、そして時間が解決するという事なのでしょう。神様、天使を意味する男性の顔が幾分日本人らしいのがやはり日本グランドロッジらしいのだと思います。


ロシア大使館方面からみた東京タワー
外は寒いです。東京タワーはいつ見てもきれいでした。まだ先が曲がっているんですね。 
警備の警察官も大変そうでした。


2012-02-09 09:53 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてまた話題が途中で変わりますが大丈夫でしょうか?

日本の伝統宗教である神道や仏教にキリスト教やユダヤ教の文化の中で生まれたフリーメイスンリーのシンボルを認める事は可能でしょうか?
フリーメイスンリーの思想はそもそも人類は共通の思考や考え方を持ちうるという所にあると思われ、宗教や文化の違いを乗り越えて共通の意識を持ちうるという所だと思います。その際に大事になるのが、そもそもそれが可能であるのは人類が共通の祖先から派生したに違いない、または多少違いがあってもほぼ共通の条件、共通の歴史の結果で現在のような多様性を示しているに過ぎず、元をたどっていけば必ず多くの共通点を見出だすからであるということなのだと思います。それが友愛の精神の根底にある理論的背景であり、聖書の逸話でいえばバベルの塔や、アダムとイブの話になるのだと思います。

さてでは現実問題としてインドで紀元前500年ころに生まれ、その後幾多の変遷を経て、中国や東南アジアを経由して日本にもたらされ、さらに日本の中でも幾多の変遷を経て現代に伝わる仏教の教えの中にフリーメイスンリーで共有されるようなシンボルの教えは認める事ができるのでしょうか?

それは国立博物館で開催されていた空海と密教美術展で展示されていました。


真言密教の教えを表す曼荼羅図です。いわゆる両界曼荼羅の胎蔵曼荼羅です。
釈迦の教えとそれの表す世の中を図式化しているものです。


こちらはカタログにあった東寺に伝わるものであったと思います。同じ図のやや接写です。
遍知院という部分の中心に火焔を象徴する形としての一切如来智印の三角形が認められます。迷いを全て焼き尽くす光としての炎を象徴するようです。ネットで調べると経典などでは逆の三角形を使うこともあるようです。


いわゆる卍も認められますね。大日如来の上部において真知が大事である事を象徴しているのかと思われます。△は▽と対になり✡を形作る事やΛと∨で接合のシンボルともなり、シンボリズムの最も普遍的で重要なものとなります。
これに似たものが以下のものになるでしょうか。


フランス人権宣言に認めるAll Seeing Eye

また卍はシュメール文明で認められる双頭の鷲などと同じ由来の古いもので、エジプトではアンクやタウ十字が使われ、旧約聖書にあらわれる十字の原型とされますが、十字がキリスト教の象徴である十字となりシンボルとなったのはむしろそれらの起源とされる卍、英語ではswastikaがインド、シュメールで用いられ、結果としてローマ帝国でアンクやタウ十字と一緒になって象徴となったようです。この辺の起源については様々な学説があるかと思いますが、現在ではナチスドイツのハーケンクロイツとして採用された事から世界的に表現を忌避する傾向となっています。シュメール、メソポタミアとエジプトの文明の衝突は現在においても延々と引き継がれているのでしょうか。

日本人はあまりそういう事を意識せず極東で伝えられたものを知らずに保存していたものかと思います。それらが第二次世界大戦という形で現実に現れたとき、それらシンボルの持つ歴史や意味を間近に感じさせられるのです。


ワシントンD.C. スミソニアン博物館にあるブラザーリンドバーグが大西洋単独無着陸飛行に成功した際のスピリットオブセントルイスの先端の内側に描かれたswastika。吉兆を意味するシンボルとして当時流行したようです。

さて仏教と言えばやはり仏様を拝む事になるわけですが、この仏像製作と言う美術は教科書でも教わる通りアレクサンダー大王の東征の結果にガンダーラ美術として始まりました。


アフガニスタン バーミヤン遺跡の仏像 現在は身体もありません。


カンボジア アンコール・トム遺跡の仏像


東大寺 盧舎那仏


広隆寺 弥勒菩薩半跏思惟像


薬師寺 薬師如来像


興福寺 阿修羅像


高徳院 阿弥陀如来像
鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな 与謝野晶子


大船観音寺 巨大白衣観音像

これらはすべて源流をエジプトのスフィンクスに求められるようです。スフィンクスはピラミッドより起源が古いとされ、もともとファラオの顔を模した神様の造形であるようです。


ギザの大スフィンクス
スフィンクスの逸話としては次の神話が有名です。ウィキペディアの引用です。オイディプスの神話によれば、ヘーラーによってピキオン山に座し、テーバイの住人を苦しめていた。旅人を捕らえて「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か」という謎を出し、間違った者を食べていた。なお、答えずに引き返すことは可能だった。この謎はムーサに教わったとされている。しかし、オイディプスに「人間は赤ん坊の時はハイハイで四つ足、成長して二足、老年で杖をつくから三足だ」と答えられ、岩の台座から飛び降り、海に身を投げて死んだという。
この逸話は人生を青年期、壮年期、老年期に分けて考えるフリーメイスンリーの教えの元になったものと考えられます。人生を朝、昼、晩のように三つに分ける考え方はそれぞれ三階級の教えとしても反映されています。


ベルリン ネフェルティティの胸像(ツタンカーメンの義母)


ツタンカーメンの黄金のマスク


ラムセス二世のアブ・シンベル神殿


ギリシアのスフィンクス像


ミケランジェロ ピエタ像(聖母子像)


ワシントンD.C. House of the Templeのスフィンクス像


サウスダコタ州ラシュモア山 ブラザージョージ・ワシントン ブラザートーマス・ジェファーソン ブラザーセオドア・ルーズベルト エイブラハム・リンカーン(追記:リンカーンは入会申請を出したそうです。)

仏教に関してはインドではほぼヒンドゥー教とイスラム教が多数となりほとんどすたれてしまっているようです。ブラザーキップリングが指摘したように当地のカースト制度やバラモンの権力、釈迦の悟りへの過程などは日本人が日本で想像するものとはまた別の現実があるのでしょうし、それらはまたブラザーキップリングが感じたフリーメイスンリーの平等の教えの良さにも繋がり、また現在の経済発展著しいインドでフリーメイスンリーが盛んになっている事とも全て繋がるのではないかと思います。

またこれらの元となる東と西を結びつけた大帝国を一代で築いたアレクサンダー大王を生み出した国ギリシアが、いわゆるユダヤ人問題を第二次世界大戦後にイスラエルの建設によって解決し、統合ヨーロッパを生み出したEUにおいて経済的問題を抱え、現在の世界の重要な問題となっている事は、哲学や宗教を生み出し多くの智恵をはぐくんだ人類がさらにグローバル時代においてより偉大な智恵を必要としている表れではないかと思われます。ネオプラトニズムがルネサンスの原動力になったように歴史を見つめなおし現在に対処する事がすなわち新しい未来に対して扉を開く最善の方法になる事かと思われます。


上野 不忍の池の蓮


土偶ですね。


クールベ 波と罠にかかったキツネ


ファン・ゴッホ 白バラ


マックス・エルンスト

博物学はフリーメイスンリーの思想の重要なものです。


2012-04-30 08:43 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
お台場のフリーメイスンリーのシンボルと言えば第一に自由の女神像、そしてレインボーブリッジ、観覧車、フジテレビ社屋のはちたまのAll Seeing Eyeの形と大体多くの人が思い浮かべられるのではないでしょうか。



その他にもというと様々なオブジェが思い浮かぶかもしれませんが、ガンダムも含めてあまりフリーメイスンリーと直接かかわっていそうなものは無いかと思います。(ガンダムもジオン軍とかボールとかそりゃ関係していると言えば言えますが。)
それじゃ他にはないのかというとまあそれらしいのがいくつかあります。
個人的に一応気づいた所を挙げてみようかと思います。

とりあえず碇があります。碇がフリーメイスンリーのシンボルというのは毎回色々思われる方がいるかと思いますが、明らかにシンボルです。パーフェクトアシュラーはなさそうです。


あとはこのプロムナードでしょうか。テレコムセンターから東京タワーに一直線に繋がる柱廊はいわゆる凱旋門などと同じく門としてのシンボルになるかと思います。三笠公園のアーチのゲートのように海の外の世界につながる門、天国につながる門の象徴かと思われます。テレコムセンター側に歩いて左方向に曲がるとガンダムなどあるのですが、そちらもまたゲートの形をしたビルとなります。また東京湾の外側にゲートブリッジという橋もでき、ゲート=鳥居という意味付けだと思いますが、フリーメイスンリーをより日本に定着させた形でシンボルを表現しているものかと思われます。そういえば東京タワーの先端も地震で曲がっていたのが修復されているようです。柱の数は12本と5本だったと思いますが、それぞれ重要な数字ではありますがそれほど深い意味はもたせていないようです。コカコーラの自動販売機がイングランドのグランドロッジを模しているのも一つのシンボルかと思いますが、あまり系統的ではありません。

時計台は三井の形です。恐らく何らかの関連はあるのかと思われます。


自由の女神方面を見るとツインタワー、双子のビルが多いのに気付かれるでしょうか。
臨海副都心としていまだ開発が進むお台場、有明、築地方面です。貿易センタービルのかつてのツインタワーと自由の女神、それはいわゆるニューヨークマンハッタンのシンボルの組み合わせであったものです。ツインタワー、二本の柱、日本の象徴、まあ語呂あわせですが、それはヤキンとボアズの柱の示す二元論にも繋がる象徴的な建築となっています。

フジテレビの大階段。これはフリーメイスンリーというよりは、旧ソ連のプロパガンダ映画戦艦ポチョムキンのオデッサの階段を思わせるかと思います。いわゆるプロパガンダの力、そういうものを象徴し、日本が一つの社会主義国家であり、その上でサンケイグループの存在が重要なものであることを示しているのではないかと思われます。

以上簡単ではありますがお台場のフリーメイスンリーのシンボルでありました。
色々気付いたことがありましたらコメントしてください。ご批判、ご要望は基本的に受け付けておりません。

2012-05-02 09:57 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
以前はちょうどホリエモンのライブドア騒動があったころはモルガン・スタンレーなどの外資系証券会社がたくさんこの恵比寿ガーデンプレイスにもオフィスを出していて外国人の方が多くいた記憶があります。その後はだいぶ減ったみたいですね。
かつて恵比寿ビールと言われたサッポロビールの元の銘柄ですが、パリ万国博覧会で金賞を取ったりしているそうです。そのまま地名の恵比寿となり、ビール工場の再開発で恵比寿ガーデンプレイスとなりました。
恵比寿ガーデンプレイスの脇には東京都写真美術館という建物もあり、写真にまつわる展示を常時行っています。私はこの美術館の建物にある映画館でモーツァルトのオーストリアで撮られた1942年撮影の映画を見ました。そもそも恵比寿ビールがドイツ人の手によって開発されたそうで、ドイツと根強い関係があるものかと思われました。(まあ恐らくその当時の事ですからその人もフリーメイスンなんだと思います。)
さてその東京都写真美術館ですがこんな感じです。

またもやヤキンとボアズの柱のようですね。
モダンな建築と言えばそれまででしょうか。写真の技術にもフリーメイスン達の力が多く関わっていそうです。

入り口はこのように特徴的な白黒のチェッカーになっています。以前はブラザーロバート・キャパにまつわるマグナムの写真展などやっていました。
恵比寿ガーデンプレイスには他にもシンボルがあります。

少し人は少ないところですが、入り口にピラミッドがあります。


こっちは写真を見てもわからないかもしれません。フクロウの置物がいくつも上から見つめています。フクロウは智恵の象徴で、森の番人として描かれますが、死や霊魂の象徴であったりもします。フリーメイスンリーでも関連団体の象徴となったりしているようです。


2012-05-03 10:58 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
本日は憲法記念日でしたね。ブラザーマッカーサーの尽力で日本に初めて民主主義をもたらした現行の日本国憲法のありがたみは多くの国民が甘受している事かと思われますが、それと同時に日本から失われた日本としての良さ、日本人が成しえなかったためにその後生じた混乱など様々な弊害も無視できないところかと思います。現在野党に転落したブラザー鳩山一郎が初代総裁を務めた自民党が憲法改正案など示していますが、果たして現実的に日本の憲法改正が日本人の手によって良いものに変えられる事が出来る日が来るかどうか極めて疑問でありますが、日本のフリーメイスンリーにおいて、日本国憲法はフリーメイスンリーの理念を直接表現したものとされており、日本の憲法について考える時フリーメイスンリーについて知ることは必須の条件かと思われます。

さてでは表題の国会議事堂の話に移ります。まず前提として建物そのものがワシントンD.C.近郊のアレクサンドリアにあるワシントン記念石塔とよく似ているという事があるかと思います。
これには恐らく多くの方が同意されないかと思いますが、建築時期を考えても恐らく間違いないのかと私は思っています。まあそれがフリーメイスンリーというものです。
さてでは国会議事堂にあるフリーメイスンリーのシンボルと思われるものについて個人的な考察をしていきましょう。
そもそも日本の国会議事堂というものは大日本帝国憲法下での貴族院と衆議院の帝国議会を開く会場として1936年に建設されました。帝国議会招集から現在の議事堂が竣工するまでは仮議事堂が木造で3代にわたって造られたそうで、現在の議事堂も大正時代に建築計画ができてから竣工まで17年の歳月がかかったそうです。辰野金吾と武田五一という共に東京帝国大学の教授を勤められた方が設計に深くかかわっているそうですが、いずれも当時の日本の建築設計の第一人者であったようです。当時の日本の民主主義や憲政がどの程度のものであったかはなかなか現在を考えても難しいものがありますが、大正デモクラシーを通して実際の民主主義や立憲政治というものの難しさを肌身をもって知っていた時代だと思われ、その中で初めて国の中心となる議会として使用される建築物を日本人がそれも本格的な鉄筋コンクリートの石造りの装飾のものとして建築するという事は、当時であっても相当の大事業であった事は容易に想像されます。昭和初期はテロと軍国主義の嵐が吹き荒れる時代であり、フリーメイスンリーの影響が必ずしも盛んであったとは言い難いものかもしれませんが、開国から50年以上の月日がたち、日米や日欧の結びつきは日に日に強まっていた事はありますし、全体としてそれらフリーメイスンリーの影響が増していたために国会議事堂の建設が成しえたとも考えられると思います。
上述のように私個人が非常に日本の国会議事堂の原型となる建物として意識するワシントン記念石塔が着工が1922年、竣工が1932年である事を鑑みると、恐らく日米戦争とその後の日本の民主化を踏まえて、それらの一つの象徴として、日本人の日本人による日本人のための民主主義のためにそういう二つの建築の相似があるのではないかと想像します。

そういうわけで前提をそのように置くと、そもそも日本の国会議事堂そのものがフリーメイスンリーのシンボルとなるわけですが、なかなかこれは飛躍が過ぎるように日本人には思われると思うので、現在の国会議事堂の中に残るフリーメイスンリーのシンボルを辿って行きましょう。私自身は国会議事堂の中に入った事は無いので、ホームページなどの公開情報で推測するのみとなります。



どうです似てないですかねえ?
まああんまりしつこいとどうかと思いますので、比較は皆さんの自由に任せます。
さて国会に入ると入り口はこんな感じらしいです。

白と黒のチェッカーですね。うーん怪しい。まあこのブログを読まれている方はこれが怪しいのではなくそのものだという事も大体分かるかと思います。

星のマークの装飾もあるそうです。アメリカだと五芒星になるのだと思いますが、まあBlazing Starのシンボルについて理解されている方はその意味がわかることと思います。

よく言われる日本の国会の謎ですが、3体ある憲政の功労者の銅像、板垣退助、大隈重信、伊藤博文のものと、もうひとつ銅像が置かれない台座があるという事。
これもこのブログを最初からよく読んでいる方にはほとんど自明のなぞなぞだと思われます。
そうもちろんフリーメイスンリーの象徴であるパーフェクトアシュラーを意味するから銅像がいらないのですね。フリーメイスンである事は銅像に残された憲政の偉人達と匹敵するかそれ以上に重要であるという事を意味するものかと思います。あとはまあ実際にはこうした日本の憲政の偉人の活躍はフリーメイスンが支えたという意味もあるのだと思います。
また中央広間のステンドグラスが印象的であるようですが、これもフリーメイスンリーのロッジを知っていればそれぞれ対応する象徴がすぐにわかると思います。

天井の八芒星はそのままロッジの天井を覆うBlazing Starを示します。

この形のステンドグラスは明らかにAll Seeing Eyeですね。
まあわからない人には永久にわかりません。
で、このブログの最初のころからよく出てくる象徴として特徴的なものがやはり国会にもあり有名です。



国会議員が見学した内容を書いたブログからお借りしています。
まあヤコブの梯子、らせん階段の象徴ですね。三階層になっているかどうかはわかりませんが、天に向かって上昇する象徴として、屋根のピラミッドと対応したまごうことなきフリーメイスンリーの象徴かと思います。

ご納得いただけましたでしょうか?


2012-05-04 09:16 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
こう書くとセンセーショナルなタイトルになりますが、横須賀の馬堀海岸や海辺釣り公園に認めるような、いわゆるフリーメイスンリーによるフリーメイスンリーらしくないフリーメイスンリーのシンボルです。
いわゆるラフアシュラーですね。
ラフアシュラーもその辺の石ころは全部ラフアシュラーだと言ってしまえばそうなるわけで、そうじゃないのがフリーメイスンリーのシンボルです。
もちろん皇居と言えば天皇家なわけで、日本国憲法第一条で天皇は日本の象徴と規定されている訳ですが、そもそも大日本帝国憲法では唯一の主権者であったわけで、さかのぼれば明治維新までは徳川将軍家の大政奉還までいわゆる幕藩体制の中での京都御所、朝廷として日本を代表していながらも権力はもっていない状態でした。
明治維新では孝明天皇の第二次長州征伐直前での急死、明治天皇の即位での大政奉還などからすり替え説などの陰謀説がありますが、古代より日本史の中で皇室や朝廷にまつわる陰謀や呪詛、戦乱の歴史は枚挙にいとまがないわけで、そもそも天皇制の成り立ちそのものが権力と陰謀の中で出来上がったものかと思われ、それらはいずこの国においても等しく認められる人間社会の常かと思われます。
フリーメイスンリーはそもそもそういう社会であった英国やスコットランド、フランスなどの王権社会の中で、よりよい社会とは何かとか、権力とは何か、富とは何か、宗教とは何かという様々な疑問に対する一つの回答として成熟し1717年にイングランド連合グランドロッジとして目に見える形として成り立った仕組みであると思われ、天皇制や王制とフリーメイスンリーとは矛盾するようですが、ブラザーエドマンド・バーグが「フランス革命の省察」で示しているように、相続の自然権について肯定する以上はフリーメイスンリーの考え方の理想である民主主義の下においても、天皇制、王制はある一定の制限の下存続しうるという事になるものかと思います。本質的にはフリーメイスンリーは政治とは一定の距離を置く友愛のための団体であり、過激な革命思想などの源流になった部分も歴史的には認められるかと思いますが、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアでも共に王室の積極的なフリーメイスンリーへの参加があり、スウェーデンでは国王をグランド・マスターとして組織する慣習があり、これはフリーメイスンリー発祥の地のイングランドでも基本的にはそういうやり方で踏襲されています。
我が国においてはやはり戦後の昭和天皇のブラザーマッカーサーとの会見とそれによる人間宣言、全国行幸というものが最も直接的なフリーメイスンリーと皇室との接点ではないかと思われます。


この会見に関しては通訳の方もフリーメイスンだったようで、この会見をセッティングしたという事を話していたとする逸話が本に書いてありました。スコティッシュライトの33階級の方だそうですが実話かどうかはわかりません。

日本に君臨するもの―フリーメーソン日本ロッジ幹部の証言 (オルタブックス)/高崎 広
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作者の方は亡くなられているそうで、私は全く会った事もありませんでしたが、近衛師団出身の方だそうで、海軍士官学校の同窓会である水交社と、東京タワーの下にある現在の日本グランドロッジとの不動産の関係や、実際の日本のフリーメイスンの活動についてより具体的に書かれた本かと思われます。内容や傾向については私自身はどうかと思う部分もありますが、日本のフリーメイスンリーの一つの歴史としてブラザー片桐三郎による入門フリーメイスン全史―偏見と真実とともに日本人のフリーメイスンが執筆に関わった出版されている本として興味のある方にとっては必読の書ではないかと思われます。その他原爆投下や終戦、戦後の日本の政治家や天皇家とカトリックやフリーメイスンリーとの接点などいくつもフリーメイスンリー関連の陰謀史家が出版していますが、いずれも推測や憶測の類であり、実際に関わった方々の証言の類はまさに秘密になるのだと思います。公開されている情報でもガーター勲章を受章した時の歴代天皇の騎士姿の写真や、ブラザー林董やブラザー東久邇宮と皇室や当時の政権中枢との記録などから、明治維新後の歴代天皇とフリーメイスンリーとの関わりは十分日本人全体が意識できるものかと思われます。

さて前置きはさておきこちらも日本の公開されている公園です。
日本人は大日本帝国憲法下での昭和天皇主権下の時代への意識が残ることなどから、皇居=聖域という考えがあり、現在も常時公開されている公園である皇居であってもよほどの機会が無いと近所の公園のように訪れる機会は少ないものかと思います。
いわゆる東御苑という部分が通常公開されている部分で、こちらは特に予約は必要とせず入り口で番号の札をもらい出口で返すというだけのものです。公式行事や公務を行う御所を見学するには宮内庁のホームページなどで参観案内として予約が必要です。天皇家がお住まいになられる吹上御所やその他の住居部分は一般人は入ることはできません。今回ここで紹介するのは東御苑の部分です。私自身はやはりワシントンD.C.のナショナルモールを巡った後、日本人として一度は日本のナショナルモールと言うべき東京の皇居を見ておきたいと思いまた同時に、フリーメイスンリーのシンボルについて何かヒントは無いかと訪問したのです。
いいわけになるかもしれませんが、やはりフリーメイスンリーの理想を言っても人間としてナショナリティー、日本人としての意識が存在する事は否めません。ワシントンD.C.のナショナルモールはいかにフリーメイスンリーのシンボルにあふれているとはいえ、やはり日本人としてはあれはアメリカ国民のためのものであると意識せざるを得ないのは間違いありません。日本人が日本教とも言える民族教、日本人としての同一意識の上にフリーメイスンリーを捉えるとき、明治維新以降の天皇中心とした立憲国家として新しい国造りの首都となる東京のシンボルである皇居は一つ確かめておきたい建築物である事であるかと思います。

そういうわけでワシントンD.C.を訪問してしばらくたってから皇居東御苑を訪問した時の記録です。実際には三の丸尚蔵館で坂本龍馬が裏書きした薩長同盟の署名を公開していたのでそれを見に行ったのでした。

皇居の御堀です。ナショナル・モールとはちょっと違います。ただ石垣の広大さと堀の深さと堅実さは大阪城や姫路城、福岡城などと比べてもさすがに一番です。

和気清麻呂像です。とにかく皇居はランナーが多いですが、ワシントンD.C.とよく似た感じというにはなかなか難しいです。いわゆる歴史上の皇室における忠臣というものが皇居周辺の銅像として選ばれているようですが、神話や伝承によるものが多いようです。以前も鎌倉のフリーメイスンリーのシンボルの話で挙げましたが、後醍醐天皇の皇子が閉じ込められたとする土牢で有名な鎌倉宮なども明治維新以降の天皇主権のもとで整備されました。そういういわゆる皇国史観のもとでの神話や伝承に基づく一つの象徴なのだと思われます。孝明天皇が尊重したなども影響しているようで、道鏡伝説など幕末の江戸の町人文化を主体とする俗説に基づいた、代々の天皇の好みなどがこうしたものに影響しているようにも考えられます。

平川門だと思います。皇居はやはり日本人にとっては特別で、いわゆる公園を訪問する格好の人はいません。皇居外周のランナーの格好の方は誰もおらず、日本人ではほとんどが特に女性の高齢者です。華美ないかにもなファッションの人はいません。家族連れではブレザーを子供が着ていたりしています。外国人は非常に多いです。

入ると一番目立つ建物がこれです。
桃華楽堂といい昭和天皇の皇后である香淳皇后が音楽好きで作らせたという建物です。
フリーメイスンリーのワシントンD.C.の建物を見てきた直後では、そういう象徴の装飾に憧れたちょっと意味不明の建築というのが率直な感想でした。
日本の高齢女性には好かれるものがあるのかと思いますが、私には率直に言って極めて異様な建築でした。ただ東御苑で最も目立つ建物であり、様々な象徴的な日本の文物の壁画に囲まれていることからも、何らかの香淳皇后におけるフリーメイスンリーの理解、女性であればイースタンスターの理解が関与しているのではと推測されるものであるかと思います。詳しくは宮内庁のホームページをご覧ください。香淳皇后においては敗戦間近の時期に香淳皇后名で一千万スイスフランをスイスを通して赤十字に寄付したなどの逸話や、叔父にブラザー東久邇宮稔彦王がいたり、また戦後は赤十字活動を熱心に行うなどフリーメイスンリーにまつわる影響があったものかと考えられますが、一方で子女を先に亡くされたり、宮中で今城誼子という新興宗教にまつわる人物を重用したりと様々な逸話があり、それらの人物像がこの建築物の設計に反映されているものかと思われます。

さて桃華楽堂の反対側には完全な江戸城の天守閣跡があります。皇居と思って入ってきているので、明らかに江戸時代の江戸城の象徴が残されているのは少し驚きですが、東京が江戸である事を強く思わされます。


実はここには日本人の多くが知らない秘密があります。最近は知っている人も増えているかもしれませんが、実は江戸城には江戸時代そのほとんどの期間において天守閣が存在しなかったのです。
江戸といえば火事と喧嘩は江戸の華と呼ばれ、火事が多かった事でも有名ですが、その三大大火の最初の明暦の大火、いわゆる振袖火事という通称で呼ばれる大火で焼失しその後再建されなかったそうです。1657年から1867年までの210年間江戸城には天守閣が無いままでした。現在の天守閣の石垣にもその時の火事の焼け焦げの跡を残しているようです。
明暦の大火については数か所から時間をおいて出火していることからも幕府による再開発のための故意による出火との疑いがあります。約10万人が死亡した江戸時代最大の火事であったようで、その災禍を忘れないようにという目的もあって恐らく天守閣の再建がなされなかったものかと思われます。
フリーメイスンリーに関しては明暦の大火に匹敵する大火として1666年に起こったロンドン大火があります。ほとんど死者は無かったそうですが、この大火を教訓としてロンドンでは石造りの建造物が義務となり、その後の再開発計画でいわゆる実務的フリーメイスンリーの時代の代表的な建築物としてのゴシック建築のセント・ポール大聖堂などが生まれました。また都市計画によりペストや伝染病の流行が終焉し、これらの出来事を境にしてその後ニュートンや、フックなどの王立協会所属の科学者による数多くの発見、発明が生まれていきます。
恐らく9年の間をおいてですが、長崎の出島などを通して江戸の大火の災禍がロンドン大火の事件に何らかの応用をされた可能性はあるかと思います。前述のようにウィリアム・アダムスなどの存在から江戸時代には日英の間には相互の十分な認識があったと思われるからです。
アメリカでは1871年にシカゴ大火という大火災があり、これもやはりその後の木造建築から石造や鉄製建築ブームのきっかけとなったそうです。

過去の大火として世界三大大火と言うとこの明暦の大火、ロンドン大火と、ローマ大火となります。
ローマ大火はローマ帝国の西暦64年ネロ帝の時に起こったローマの大火事です。ネロ帝は暴君として有名ですが、陰謀論でも有名な新約聖書の666の獣の数字の表わす皇帝としてキリスト教では象徴的な皇帝です。ローマ大火ではネロ帝が放火したとの噂があり、結局その罪をキリスト教徒になすりつける事でキリスト教の迫害の最初とされるのですが、再建計画で結局ネロ帝の有名な黄金宮殿を建築したことからネロ帝による放火の疑いは消えなかったようです。結局ネロ帝は若くして狂乱し反乱にあい死ぬのですが、この死によりローマの平和は終焉し、ローマ帝国は混乱期に入っていきます。

日本の江戸・東京ではこの明暦の大火を主とする江戸の大火、関東大震災、東京大空襲で多くの建物と人命が失われ、その度に新しい都市開発で再生しています。恐らく良く言われるように当時の江戸は世界で一番の大都市であったとされる人口稠密地帯であり、明暦の大火は恐らく
ローマの大火などと比較して人口などの規模で最初の大都市の大災害であった可能性があるかと思われます。自然災害では記録に残るものとしてはポンペイの火砕流などがあるかと思います。

大奥の石室とされます。物置と強調されますが、恐らく石牢であったのだろうと容易に想像されます。要するに天守閣跡とともに封建制における圧政の象徴として石造りの建造物が残され公開されているのが現在の東御苑公園の目的かと思われます。それはやはり明治維新を成し遂げた朝廷側からの皇国史観であるとも思われます。まあ江戸時代も封建社会も民主主義も理想はともかく現実はというところで、江戸時代においても恐怖や圧政の象徴として石造りの建物を利用した事は容易に想像できます。実際にそれを石牢として運用してあったかどうかは別として、そういう効果は日本的なやり方としてあったかと思います。やはりそれは東と西の違い、東と西の邂逅はどの時代においても普遍的なものかと思われます。

本丸跡の芝生には外国人しか寝転んでいません。
やはり日本と西欧諸国との間には王権と市民の認識に未だ違いがある事の象徴でしょうか。
人の数は天気が良いにもかかわらず閑散としています。やはり現代の日本人にとっても皇居は特別な場所なのでしょうか。


これが一応表題のフリーメイスンリーのシンボルではないかというものです。東御苑の中で唯一のオブジェかと思います。恐らく三代の歴代天皇を模した三つのラフアシュラーではないでしょうか。
ひっそりと陰に隠れるように置かれ、特に説明は見つけられませんでした。私としては今上天皇陛下がフリーメイスンとなりこの地に日本の新しい象徴となるオベリスクを置いてほしいものかと思います。もしくは江戸城天守閣跡か本丸跡の上にそのまま大理石のピラミッドを作るというのはどうでしょうか。


彼岸花の咲く季節でした。様々な建築物があります。


この後の大手門近くにある三の丸尚蔵館では薩長同盟の裏に書かれた坂本龍馬の署名が展示されていました。

大手門です。

櫓が残っているのみです。

建物の間からきちんと東京タワーが見えます。計算されているものかと思います。

規模は福岡城よりも大きいですが、石積みの造形美はやはり福岡城の無駄のなさとは違うかと思います。

この時は二重橋は中国人観光客でいっぱいでした。

鷺がいました。桜田門ですかね。


さて皇居はここまでです。この後たまたま靖国神社まで行きました。靖国神社には特にフリーメイスンリーと関連するものはありませんが、日本の艦上爆撃機彗星に触ることができ、スミソニアン博物館に展示されているアメリカの戦闘機ヘルキャットと比較ができました。

靖国神社の鳥居です。

大村益次郎の銅像です。彼は以前に出した適々斎塾の塾生でした。陸軍の徽章五芒星をおそらく決定し、日本陸軍の礎を築いた後明治初期に暗殺によって若くしてこの世を去っています。医師でありながら国家の軍隊の長官となった人は歴史上他に居ないと思われます。


二の鳥居三の鳥居があります。

遊就館です。入場料は取ったと思います。

零戦が置いてあります。これは触れないと思います。


悲壮な展示が続きます。同時に展示されていたのが蒙古襲来の神風の関連でした。


特攻兵器回天、桜花の展示です。何とも言えません。恐らく日本でスミソニアン航空・宇宙博物館に対応するものがここ遊就館になるかと思うのですが悲壮の限りです。

この展示してある彗星が触れるものであったかと思います。ペラペラでした。酷いものです。


もちろん戦車は軽自動車みたいな装甲です。本当に酷いものです。現在の北朝鮮以上の状態で戦争に突入した事がわかります。

ワシントンD.C.にも神社があれば日本人がもっと来るかと思いましたが、皇居もオベリスクやピラミッドがあればもっと普通に日本人も外国人も訪れるようになるかもしれません。
いずれにしてもワシントンD.C.のナショナルモールと同じく、日本人も日本人のアイデンティティーを確立する一つの象徴として皇居やその周辺の建物を見学する事は明治維新後の日本の歴史を知るために重要なものかと思われます。ナショナルモール程とは正直望めないと思いますが、もう少し整理して整備し、多くの日本人が自らの国と歴史、将来について自信を持てる工夫が必要なのではないかと思わされました。

フリーメイスンリーのシンボルは三個のラフアシュラーのみでした。坂本龍馬の裏書きに込められた意味は何でしょうか?坂本龍馬の再評価は明治天皇の皇后の夢枕に立ったのが最初だとされています。我が国におけるフリーメイスンリーの今後はどのようなものとなるでしょうか。

春の雨も過ぎ好天が期待される残りのゴールデンウィークですが、日本のナショナルモールとも言える皇居、靖国神社周辺は行楽客が非常に多くなるとは予想しがたいかと思います。是非この機会に一度訪問されてはいかがでしょうか。


2012-05-10 07:39 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
フェイスブックの話が出たので、日本グランドロッジのフェイスブックページがあるので紹介します。
内容は今年の役員の名前と写真、ロッジの場所、定例会の日付、連絡先、日本で活動中の他のグランドロッジ管轄のロッジの場所と定例会の日付、連絡先です。アクセスが増えれば以前のグランドロッジのホームページのように活動内容や詳しい説明、問い合わせに対する答えなど様々な情報が充実していくものかと思われます。
去年の役員の写真は残っていましたが、今年の役員については現在は載っていませんね。
まあ日本もフリーメイスンリーについてもっと浸透すれば公開情報もアメリカ並みに充実してくるものかと思います。
現在単純に最もフリーメイスンリーにアクセスが近いのがフェイスブックだと思われます。
日本での公開情報をこまめにフォローしていけば会合などに参加する機会もあるものかと思われます。


2012-05-31 22:12 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
FCCJを知っている人はあまりいないと思います。
FOREIGN CORRESPONDENTS' CLUB OF JAPANの略で、日本外国特派員協会です。
普段は自民党や民主党の党首選挙の候補者の討論会の顔見せや、その他何か外国向けにトピックがあると日本人が呼ばれて記者会見を特別に開くことがある有楽町電気ビルという所にあるところです。ウィキペディアによるとブラザーマッカーサーが最初は第一生命ビル内に指示して設立されたようです。ソ連のスパイの人によると各国の諜報員がたむろしている場所という事です。
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さてこの場所で実は以前もとりあげたブラザーロバート・ライカー音楽監督の東京シンフォニアのディナーコンサートが隔月で開かれています。
皇居を下に臨むところにあるので、日本人が初めて入ると少し不遜な気持ちになりますが、5月のときは陛下も訪英中で日本人の割合も多いようでした。 
平成24年5月はロシアセレナーデと銘打って以下の演目を演奏していました。

I ホヴァンシチナより3幕(ムソルグスキー)
II ロシアの主題によるファンタジア(リムスキー=コルサコフ)
III 組曲第3番(チャイコフスキー)

基本的に東京シンフォニアの公演はフリーメイスンリーにまつわる選曲や作曲家、来客の方もそういう関係者という構成になっていますので、毎回席や選曲が非常に凝っていて、勉強になったり感動したりと特にこのディナーコンサートのシリーズは外国への小旅行という趣で、音楽を聴いている間と各国の料理を食べている時はまさにその国にいるかのごとき錯覚をもたらしてくれて旅愁を東京のど真ん中にいながら感じることができる不思議なものです。過去のものも非常に素晴らしかったのですが、最も直近のこのロシアセレナーデの感想を書きます。
まずホヴァンシチナというオペラになると思うのですが、これはリムスキー=コルサコフの特集のときにもあったと思うのですが、どうも後で内容を調べるとブラザーピョートル大帝の即位にまつわる権力の変遷のロシア正教の様々な改革にまつわる様々な史実に基づくオペラのようです。このリムスキー=コルサコフという方はブラザープーシキンの著作で「モーツァルトとサリエリ」というオペラを製作していて、恐らくフリーメイスンなのだと思います。というか基本的にこのコンサートでとりあげる作曲家はほとんどがフリーメイスンです。なのでムソルグスキーという方もフリーメイスンなのだと思います。IIがコサックダンスの音楽のようで非常にロシア的であったと記憶しています。
最もわたしが驚き感動したのがIIIのチャイコフスキーの演目です。チャイコフスキーについてはこの組曲第4番でモーツァルティアーナというものがあり、モーツァルトの作曲に似せたものという題名のようですが、ロシアの作曲家で最も有名だと思いますが、彼もやはりフリーメイスンなのだなとはっきりわかったのがこの組曲第3番の第3曲を聴いてです。
チャイコフスキー組曲第3番G Major第3曲 
プログラムにはSuite No.3 in G Majorとなっているのですが、日本語にするとト長調のようです。そもそもまたこの演奏会の構成も常に3部構成になっている訳ですが、その3番目にこの組曲第3番の第3曲がきてG Majorと題名が打ってあり、そのスケルツォと呼ばれる諧謔曲と日本語に訳すそうですが、その部分がまさに石工が皆でのみで石を削っている様子がまざまざと浮かぶ、四角い石が立体的に想像されてのみで丁寧に削っていると想像される音楽なのです。もちろんこれを感じるのはフリーメイスンの秘密になるのだと思いますが、まさに感覚というか音楽の魔術というか素晴らしい体験だと思います。チャイコフスキーはこの組曲の作曲を契機にスランプを脱出していったという事です。

次回公演は6月13日王子ホール モーリスラヴェル 弦楽のための交響曲シリーズです。
詳細は東京シンフォニアで検索して問い合わせてください。英語が良いようです。


2012-06-01 12:49 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー

毎日約45万人の人が乗り降りするという品川駅ですが、そこにもフリーメイスンリーのシンボルがありました。

何気なく通り過ぎると思いますが、そこはセント・ポール大聖堂やウェストミンスター寺院、サンクトペテルブルクのピョートル噴水宮殿の床の装飾と一緒だと思いだしてください。
もちろん多くのフリーメイスンリーのロッジの床と同じ模様だという事も。
近くの喫茶店も同じ床の模様になっています。似たような例が渋谷の岡本太郎の壁画の近くでもありました。東京ではほかにもいろいろあるみたいですね。
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2012-06-22 19:29 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
新宿周辺のフリーメイスンリーのシンボルについては以前も触れましたが、私自身は写真を撮ってこなかったのですが、新宿に行く事があったので少しまとめます。
写真は似たような恐らく私のブログなんかから刺激されて出来たブログだと思いますが、そこから全面的に借りています。問題あれば連絡ください。

いわゆるピラミッドが多いという事です。写真を撮ってきたわけではないので場所は具体的にどこだかは良くわかりません。
wpid-DSC_3383.jpgwpid-DSC_3377.jpgwpid-DSC_3373.jpg332686667_2217324_226574.jpgwpid-DSC_3402.jpgwpid-DSC_3396.jpgwpid-DSC_3393.jpgimg_0800.jpgshinjuku.jpg
新宿の眼というのだそうですがどの辺にあるのでしょうか。詳しい方がいれば教えてください。

さてピラミッドやAll Seeing Eyeは結構普通の人でもシンボルと意識する事があるものだと思いますが、実は新宿で最大のシンボルは誰もが良く知っていながらシンボルとして全く意識していないものかと思われます。
ヒントはやはり新宿では良くキリスト教の布教をやっているかと思いますがそれです。このブログを読んでいる人はすぐわかるかもしれません。最近できた建物です。
303px-Cocoontower.jpg
モード学園のかわった形の建物がVesica piscisのマークなのですね。かなり世界的にも珍しいかと思われますが、新宿の発展はこういうシンボルマークがちりばめられたところにも関わっているのかと思われます。(9/2追記:モード学園コクーンタワーというそうですが、このビルは何度も出ている丹下健三氏の息子さんである丹下憲孝氏による建築だそうです。丹下健三氏はカトリックの洗礼を受けているので、恐らく息子さんもクリスチャンかと思われます。)
(2013/8/23追記:新宿にはその他にも様々なフリーメイスンリーのシンボルが認められます。
世界のいわゆる製薬メジャーになるファイザー社の日本本社が入る新宿文化クイントビルの前にはいわゆる地球儀と天球儀の対比でシンボルとなる地球儀が飾られています。
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またNTT東日本の本社の横にある東京オペラシティーコンサートホール タケミツメモリアルでは立派なピラミッドが音響効果の目的のように宙を浮いた構造となっていて、三角形の天窓が開かれた形となっています。
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是非劇場にお越しになり直接確認してみてください。)
2012-07-03 22:24 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
以前にお台場のフリーメイスンリーのシンボルについてこのブログでも触れたのですが、天気の悪い日で自由の女神周辺のものと漠然とした大きなシンボルについて触れただけであったので、今回はもう少し詳しく触れます。
まずお台場のシンボルでポイントになるのはゲート、門の形をしたシンボルとなる建物かと思われます。最近になってレインボーブリッジに対応してゲートブリッジというのも出来て、さらにその傾向が顕著になっているかと思われます。
門のフリーメイスンリーの象徴としては三笠公園のものやアメリカのセントルイスにあるゲートウェイアーチの様な虹を象徴としたアーチの門としての形と、いわゆるローマ建築の凱旋門を模した形の、パリの凱旋門のアーチがあります。お台場の門の形の建物、ビルは基本的に後者の形に近くなるわけですが、もちろん日本でそれらの形にこだわるのは結局神社の鳥居の象徴としての反映かと思われます。基本的に日本の建物は木造であり、五重塔や寺社の山門などに認められるように、木造の組み上げで高い建物を作り、それによって神様の存在を高めるまたは人間の存在を低める、そういう効果があるかと思われ、それがすなわち神社の鳥居の効果の最大のものかと思われます。いわゆる神の存在に近づくというピラミッドやオベリスクの象徴としての意味とは根本的に異なるものかと思われます。また凱旋門や虹のアーチなどの意味とももちろん聖域と人域の境界としての鳥居などの意味もまた似たようなものでありながらやはり異なるかと思われます。単純に形が似ているという事でこれらの門の形はフリーメイスンリーのシンボルとしてお台場には認められますが、厳密に鳥居と聖書の虹やローマの凱旋門の形は異なる事は理解されるかと思われます。なかなか東京の再開発の中心という事で極めて日本的な象徴の表現となっているかと思われます。結局鳥居というのはシンボリズムからいうと実際には実用的な門としての機能を兼ね備えていて、また本当に象徴化されているのは実際は神域という空間なのかと思われます。そういう意味で再開発の地帯を神域として象徴化するという事、その事が果たしてフリーメイスンリーのシンボリズムととらえられるのかというと、白黒のチェッカーで表現される空間や、教会やロッジ、ソロモン宮殿の空間などと同じくとらえられるかと思われます。実際には鳥居は神域という事で伊勢神宮や普通の神社にしても神域は豊かな自然や水源など自然遺産とも呼べるものを意味しているかと思われ、それに対応するのが東京湾の再開発地域で対応するのかというとなかなか難しいものがあり、そういう意味でいわゆる欧米のエジプト文明や砂漠の中や荒地の中での文明という存在を知恵として象徴したいわゆるフリーメイスンリーのシンボルと、日本の伝統宗教である神道を中心としたフリーメイスンリーの考え方が高い次元でも一致しているかというとなかなか厳しいものがあり、それはやはりずれたピラミッドで象徴される東西の邂逅になるのかと思われます。そういう意味でやはり江戸城を守る意味で建設されたお台場という土地の意味、地名はシンボルとしてずれたピラミッドと同様の意味を成すのかと思われます。
さてでは実際の写真を見ていきましょう。
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いわゆるシュッとしたシンボルでしょうか。フランスから贈られた自由の炎というそうです。やはり自由の女神と一緒でシンボルとしてしっかりした印象を与えます。そこを中心としてテレコムセンターへ向かって東京タワーとレインボーブリッジを繋ぎ、自由の女神を経由して一直線になっています。周囲の照明などいくつか規則的な数の配置がありますが、あまり意味を与えていないようです。美神の門と言った彫刻もあり、門の形に意味を付けているといったオブジェがあります。テレコムセンターの光ファイバーの中継と言った実際の役割などからも、三笠公園のアーチのオブジェの意味づけとやはり同様の意味が与えられているのではないかと思われます。恐らく建築時期がかなり近いので相互にやり取りがあったかと思われます。最後の写真はトイレであり、三浦海岸のずれたピラミッドのトイレもありましたが、お台場ではソロモン宮殿の形のようです。コカコーラの自販機のグランドロッジの形を模したものもあり、微妙なシンボリズムです。
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ちょうどガンダムがシンボルとして置かれていました。ガンダムもジオン軍やボール(All Seeing Eyeの形)、赤青白の三色、Gを強調、3を強調、アムロ=レイ、ブライト=ノアの名前など数々のシンボリズムに彩られた大ヒットアニメですが、実物大として作成され新たなシンボルとされています。角のようなシンボルがコンパスを形どっていました。少し歩くと明らかに門の形を象徴したオブジェがあります。お台場のシンボルとして有名な観覧車もあります。さらに行くと再び門の形のビルが見えてきます。東京ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾートというそうで2008年に出来たそうです。周辺には以前も触れましたが2本でセットのマンションのビルが多く認められ、ヤキンとボアズの象徴、ツインタワーとして二本、日本の象徴としての意味がかかっているかと思われます。
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周辺にも色々シンボルの形があるようですが、橋があってそこからゲートブリッジがちょっと見えたかと思います。橋の周りも照明の数や床の模様などシンボルや若干意味づけが与えられているような感じですが、あまりはっきりしているわけではなさそうです。若干モザイク様で、虹の形なのでしょうか。主に偶数で3の強調の様なものはなかったかと思います。
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ほぼこのプロムナードの全体図でシンボルの説明になるかと思うのですが、要するにタウ十字と逆さのラテン十字の組み合わせなのですね。橋のところで対比になっているわけです。タウ十字がフリーメイスンリーを象徴していて、ラテン十字の側がキリスト教などの宗教を意味しているのではないでしょうか。全体としてタウ十字を示しているのでしょうが、橋を中心として門を強調する形の二つのゲート型のビルが神道を象徴するようですし、一方では自由の女神や東京タワー、レインボーブリッジを中心とするGHQからのアメリカフリーメイスンリー、フランスフリーメイスンリーの象徴となり、様々に想像されます。途中にはアルゼのピラミッドにフェニックスと言ったシンボリズムのパチンコメーカーがあります。ラテン十字に対応する一端に東京ビッグサイトの四つの逆ピラミッドの形が見えてきます。墨田区の区章を意識するような逆ピラミッドとなっていますが、場所は江東区になるようです。江東区になると亀の子印となります。建物の印象としては逆ピラミッドと寺の山門の形でしょうか。いずれにしても門の形を意識したものなのでしょうが、逆ピラミッドと寺の山門で仏教やカトリックを象徴する形となるのではないでしょうか。若干床がモザイク模様となっています。
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さらに行くと有明の駅の下から仏塔としての東京スカイツリーが認められます。こうして写真で見るとどうもイギリスのストーンヘンジを思わせる形ですね。日本の神道もこのシンボルを見るとローマの凱旋門の様な門というよりもストーンヘンジの巨石文明から繋がるような太陽信仰のアニミズムに近いものの印象が浮かびます。自然というものがより近い存在である時代の信仰というものがやはり当てはまるのかと思いました。有明のラテン十字側にアニヴェルセル 東京ベイという教会をシンボルに持つ結婚式場があります。広場をスクエアと表現していたり、∧や∨を名前に入れていてシンボルを表現しています。教会の上にはケルト十字か長老派教会十字を表現しています。特にホームページはどこの会派かはのっていません。恐らくケルト十字ではないでしょうが、ケルト十字だとストーンヘンジもあるのかもしれませんが、恐らく長老派教会十字、カルバン派プロテスタントのキリスト教なのだと思います。
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色々シンボルが表現されているようですがやはり横浜のみなとみらい地区と同じく様々な思惑が絡んで工事中となっていたりして人の流れはいまいちの状況のようです。日本の中心の現在進行中の開発地域でありフリーメイスンリーのシンボルと絡めると、日本グランドロッジの昨今の状況や東京のロッジの状況など様々に反映したようなシンボルとなっているのではないかと思われました。
最後の写真は銀座・新橋周辺の地図で、実はシンボルを含んでいます。ΧΡの歩道橋が新橋にもあるようなのです。恐らく鉄道の始点として最初の日本の鉄道敷設の文明の記念としてΧΡのシンボルがあるのではないかと思われました。東京のシンボリズムは様々に関連の友愛団体や宗教団体の関係が絡み合っていると想像され人の多さや地価を含めた商業価値の高さなどから様々に複雑な要素が複雑なまま表現されている東京らしさを感じるものかと思われました。



2012-08-27 22:05 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあこれも行ったんでやっぱりコメントしときます。
いかにもな感じで宣伝、協賛、興行込みだったのでちょっと興ざめしましたが、実際展示されていたものは迫力があり、なかなか海外に行かないと見られないものばかりだったので、是非興味のある方はいらしてください。12月頃までやっているそうなので、長くかなりの興行となるのかと思われますが、残念なことに内部での撮影が禁止されているために展示物のリアルな写真は掲載できません。
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とりあえず上野の写真からです。駅前のパチンコ屋が白黒のチェッカーになっていますね。こういうのを見ると平壌の柳京ホテルがピラミッドの形をしているのも頷けます。まあ何でも繋がるフリーメイスンリーです。
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上野と言えば西郷さんです。だいぶ工事中で端っこにされています。
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彰義隊の記念碑です。なんで上野に籠ったかという話ですが、なかなか現代では理解しづらいものかと思いますが、時代の変化というものが激烈であったのですね。現代でいうとITの登場のようなものでしょうか。
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整理券を配って2時間くらい待ちますので周辺を歩きます。国立博物館前の噴水池の工事が終わりつつありました。良く以前は鳩が集まっていたところですが、現在は暑いせいかあまり鳩は目立ちませんでした。なかなかきれいになりましたが、以前とどう違うのかはよくわかりません。
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写真で小さくなってしまいましたが、中央の時計の上にライオンズクラブのシンボルマークがあります。ちょっとした縄張りみたいな感じでしょうか。
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噴水を挟んでスターバックスと日本資本なのか同じようなオープンエアの喫茶店があります。
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まあなかなか彰義隊が籠った所ですから色々と保守色が強く、スターバックスとプロントみたいな並びにはならないんでしょうね。でも上野のスターバックスは高齢者も入りやすい雰囲気のようで、かなり普通のスターバックスよりも高齢者が多かったです。
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並んで待っているとスカイツリーがかなりきれいに見えます。スカイツリー完成の影響も上野にもあるのでしょうか。
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スーラの点描画のような光景ですが、なかなか日本も豊かになった気がします。
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スーラも早世していますが、多分その点描画の革新性などからもフリーメイスンになりかけていたのではないでしょうか。エッフェル塔などもモチーフとしているようです。
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ワシントンのリフレクティングプールのようなので是非オベリスクが欲しい感じでした。
さて展示物についてですが、ネットで拾えた写真を転載します。個人的には菊花紋と同じ文様が認められたことと、アンクがたくさん強調してあって、当時とても流行ったシンボルであった事と、またライオンの造形が色々置いてあって、ライオンズクラブの繋がりでこの展覧会が行われている事を示唆していたのが特徴的でした。六本木ヒルズでやっていた大英博物館の死者の書の展覧会も行ったのですが、それでも感じられたのが、どちらも結局ユダヤ教、キリスト教に繋がるというところがエジプトのツタンカーメン周辺の大事なところだと思うのですが、それが特に日本の展覧会の場合は欠けてるというかあえて除かれているのが残念な感じでした。幼稚園以下の子供に見せて理解できるとかそういうものではないかと思うのですが、夏休みという事もありそういう家族連れが多かったのが、興行という意味合いが強い博物展でした。また撮影禁止なのは日本では良くあることではありますが、博物学の精神にもとるものかと思われました。鎌倉の県立近代美術館でも撮影禁止でわざわざデータ消去までさせられましたが、果たして日本のこういう状態はどうなっているのでしょう。
さてまあ展示物の写真を転載します。
013.jpg13G20120316DDD1900338G30000.jpg014.jpg46527f87.jpgフリーメイスンのエプロンみたいですね。
120329kingtut1.jpg20120213-532.jpgDSC_0102.jpgece1203171406001-p1.jpgece1203171406001-p3.jpgG20120804TTT0700107G3000000.jpgka-men.jpgtut2.jpg
個人的にはウィキペディアに写真があったアテン神の石碑そのものが来ていたのが印象的だったでしょうか。結局ツタンカーメンの話はそこがポイントなのだと思います。あとはセト神やホルス神、アモン神など要するにアテン神以外の時はエジプトは基本多神教だというところだと思います。宗教的寛容というものと経済や文化の発展というものがリンクしている、一方で一神教というものが文化の爛熟や革新という点で大きな影響を持ち、その原型がエジプトの最大の秘宝として今日まで伝えられているというところがこういった展覧会のポイントなのでしょうか。
(9/2追記:中で写真が撮れなかったので載せませんでしたが、中で掲げているロゴがなかなか秀逸でした。KING TUTのGにあわせてAll Seeing Eyeとなっているもので、そういうロゴがいいのになぜ写真撮影禁止であの雰囲気なのか全く持って日本はちぐはぐです。
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さてまあツタンカーメン展で写真が撮れなかった憂さ晴らしではないですが国立博物館の常設展に行き写真の撮れるものを撮りましたのでご覧ください。
IMG_1918.jpgIMG_1919.jpgIMG_1920.jpgIMG_1921.jpgIMG_1922.jpgIMG_1923.jpgIMG_1924.jpgIMG_1925.jpg
仏像ですね。
IMG_1926.jpgIMG_1927.jpgIMG_1928.jpgIMG_1929.jpgIMG_1930.jpgIMG_1931.jpgIMG_1933.jpgIMG_1934.jpgIMG_1935.jpgIMG_1936.jpgIMG_1937.jpgIMG_1938.jpgIMG_1939.jpgIMG_1940.jpgIMG_1941.jpgIMG_1942.jpgIMG_1943.jpg高村光雲の木彫りの猿です。
IMG_1944.jpg日本書紀に記された南海地震の記録とかだったと思います。
IMG_1945.jpgIMG_1946.jpgIMG_1947.jpgIMG_1948.jpgIMG_1949.jpgIMG_1950.jpgIMG_1951.jpg
一休和尚の真筆でしょうか。
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八芒星のようなシンボルもあります。東京国立博物館にも実はフリーメイスンリーのシンボルの入った螺鈿の漆箱があるようです。私の所有するアンダーソン憲章の初版本や各種フリーメイスンリーの時計なども寄付は出来ませんが展示など出来ればお願いしたいですが、なかなか難しいでしょうか。

まあこの後は景色もきれいだったので横須賀ヴェルニー公園からの夕景です。
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2012-11-18 08:21 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
YouTubeに東京シンフォニアの動画がありましたのでご紹介いたします。特に許可は取っていませんが問題ないかと思います。興味ある方は直接申し込んでください。




東京シンフォニアのホームページをどうぞ。次回2012.12.12 19時~弦楽のための交響曲シリーズ シャンパンコンサート ボロディンです。銀座王子ホール6000円~です。直接申し込んでください。
2013-04-27 00:29 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
とりあえず予告通りブラザーモーツァルトについての三部作という事で魔笛とブラザースタンダールのブラザーモーツァルト伝についてと今年のブラザーモーツァルトバースデーコンサートという事で、2013年1月25日に東京タワーの下にあるTokyo Masonic Center Golden Hallで行われたブラザーモーツァルトバースデーコンサートの様子について御報告いたします。一応撮って来た写真を全て出すつもりなのですが、かなりの内容でまあ色々支障はないのかと思ってしまったりしていたのですが、まあ恐らく特に支障はないからこうして記事になるのだと思います。

場所の紹介とかは最近は有名だと思うので良いのかと思いますが、一応念の為親切に紹介する事とします。
東京タワー周辺地図
まあ東京タワーの下と言ってもなかなか辿りつけない人もたくさんいるかと思いますので、大体地下鉄の駅で言うと神谷町という駅になるのだと思いますが、もしくは車で来るとなると近くのコインパーキングで止めるか直接横のコインパーキングに止めるかになるかと思います。六本木方面から来るとロシア大使館の警備などが目について斜め十字のシンボルのある交差点の先になります。
斜め十字メソニックビル
ストリートビューの画像ですが、ヨークライトの斜め十字のシンボルマークになるのでしょうかね。米国商工会議所が入っているそうですが、基本的に森ビルなんかと提携している貸しビルだそうです。所有権もなんかスコティッシュライトが持っていて、グランドロッジに貸している形態になっているとか細かいことが色々あるそうですが、建物のデザインなんかも含めてそういう色々な歴史が包含されているようです。横須賀なんかでは市内の各所でこのグランドロッジと似た建物の形が認められたりしますが、そういう色々な経緯で模倣しているようなところもあるみたいです。

さてまあ一応不審者よけに入り口にはインターホンがあって暗号じゃないですが、前もって連絡していないと大概入れないわけですが、イベントなので開いていて大勢入場していきます。
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で有名なシンボルがあるわけですが、また撮ってしまっています。このシンボルもGravestone symbolismなんかでは時が全てを解決するなんて説明が載っていて、それを訳してこのブログに書いたりしましたが、有澤玲氏の真説フリーメイソン大百科ではヒラム・アビフの骨壷みたいな話で、新しくイングランドグランドロッジが検討して作成したシンボルなんて解説が載っていて、なかなか謎な感じですが、基本的にはフリーメイスンリー固有の夭折をテーマとした大天使と乙女というまああまり一般人には馴染みが薄い感じの教訓的なシンボルの像という事になるのだと思います。記念碑monumentという名で呼ばれるそうです。Phoenixmasonryに英語で解説したページがありましたのでリンクを置きます。基本的にはGravestone symbolismにある内容で問題ないようです。その他さらにカバラの3本の柱と関連して深い意味を追求したフリーメイスンの論文がありましたのでリンクしておきます。
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何かの記念で作った漆塗りのお皿の組み合わせがあります。
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以前のスコティッシュライトのグランドコマンダーのブラザーロナルド・シール寄贈の33階級の帽子のようです。基本的に大きなホールがスコティッシュライトのホールなのですが、どうもまあブルーロッジとの権利関係はそういう設定があるようで、展示もなかなか毎回微妙に異なり、意味が込められていて、その意味をくみ取らないといけないようで難しいです。
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こちらが今回の目玉の秘密になるのだと思いますが、まあスコティッシュライトの日本支部jurisdictionの過去の32階級と33階級授与者の一部になるのだと思うのですが、表彰されるという事は特別なわけで、全員が載っている訳ではないと思います。わかる人はブラザーマッカーサー位だと思いますが、その他は基本的に純日本人はほとんどいないようで、日米ハーフのブラザーかアメリカ人のブラザーなのだと思われます。まあそこ写真撮っていいのという雰囲気ではありましたが、せっかくのコンサートなのでブログのネタになると撮りまくってます。
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で、コンサートの方ですが、去年とホールの場所は一緒なんですが向きが異なっていて後ろの壁が恐らく反響するのだと思いますが、ピアノがあったせいもあるかもしれませんが、音が良くなっていた分色々特にピアノ演奏で気になる事を強く感じました。天井のCharityやImmortalityの標語が印象的ですね。House of the Templeに倣った形かもしれません。音楽はフィリピンの大学の音楽学部の学部長をされているブラザーラウル・スニコのピアノなのですが、どうも私自身の下手なピアノの薬指が弱い感じを模倣されているようでとても気になってしまって納得できませんでした。まあ練習とか直前のセッションとか色々あったようでした。フィリピンは日本のグランドロッジを直接認証した関係でフリーメイスンリーの友好関係上非常に重要な国で良くグランドロッジの代表が交流を兼ねてフィリピンを訪問しています。ブラザーマッカーサーのフリーメイスンリーへの加入もフィリピンでなされたそうで、スペインとの関係やアメリカとの独立戦争や日本との関係、キリスト教やイスラム教や地方政治の問題などフィリピンの歴史や文化、現在の状況など密接にフリーメイスンリーと絡めて日本と関係しているようです。演奏前に英語であいさつしていたのが一人は横須賀ロッジの写真でよく見かけるブラザーだと思いますが100歳を超えているとからしいですが名前はちょっと良くわかりません。ブラザージョージ・パーディーに似ているのですが違うようです。とりあえず握手だけしてきました。もう一人は過去のインタビューなどにも答えていましたが、パストグランドマスターのブラザーリチャード・クライプです。JAXAで働いていたそうです。まあ音楽的には色々腑に落ちない感じでしたが、二度目というところでまあ色々あるなあと。しかし日本人参加者が大盛況でこのイベントもなかなか認知されている感じでした。
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再び展示棚の中ですが、グーテンベルクの聖書が寄贈されていたりします。こういうのを見ると私のアンダーソン憲章の初版本も寄贈したほうが良いのかなとか思いますが、まあとりあえず翻訳してからで良いのでしょうね。この建物自体は東京タワーの完成前に出来上がったようです。清水建設の建築なのですね。
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ヴェルニー公園にもある光る恐らく星をイメージした光るライトがありますが、グランドロッジのブルーロッジの部屋の天井もなかなか印象的で、配置に意味があるのかもしれないと思って写真を撮ったりしました。どうも完全に不規則に並んでいて星のシンボリズム以上の意味を持たせていないようです。北斗七星みたいなのはあまりフリーメイスンリー的には正統ではないようです。
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各国のグランドロッジから贈られた記念品だと思われます。マサチューセッツグランドロッジのものが見えます。
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盲導犬の募金箱があったりします。
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壁紙も特注のシンボルが入ったものでありました。
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シンボルが描かれた絵ですね。Certificate資格証明書があるのが特徴的かもしれません。
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かなり大きな置時計がありました。なかなかこれは貴重な感じでした。
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ヨークライト中の4団体であるテンプル騎士団やロイヤルアーチメイスンリーの許認可状があります。あまり日本ではメジャーではありませんが、アメリカ本土と同じレベルで付随団体の構成体も日本にはきちんと存在するという事です。もちろん日本人のメンバーなどは数えるほどであるかと思います。
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ブラザーマッカーサーとシュライナーズの写真ですね。シュライナーズは日本では有名ではありませんが、アメリカではシュライナーズホスピタルなどでボランティア団体として有名です。赤いフェズ帽がトレードマークですが、American songsにも入れてあるシュライナーズのフェズ帽を解説した動画によると、イスラム教とキリスト教の対立の中で凄惨に殺されたキリスト教徒の血で染まった意味があるようです。なかなか金持ち団体といっても教訓は凄まじいようです。
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こちらも許認可状でしょうかね。
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暗い感じの富士山や鳥居を描いた風景画があります。誰か日本人のブラザーが調和を保つために置いたのでしょうね。
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再び展示棚の中を見ていきます。歴代大統領のフリーメイスンが刻まれた記念の皿があります。後ろにスコティッシュライトの階級ごとの証明書があるので、恐らくスコティッシュライトの集会のときに記念して作られたものかと思われます。
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これは以前も触れた33階級の帽子ですね。50というのは50年を意味するのかわかりませんが、恐らく33階級になってから50年とかそういう意味かと思われます。いわゆる普通の33階級のものとグランドコマンダーのものと、33階級候補のKCCHのものになるのだと思われます。
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スコティッシュライト18階級のRose Croixのエプロンですね。勲章のような頸飾はそれぞれ33階級のもの、コンスタンティヌスの十字、KCCH、マルタ十字、スコティッシュライト14階級のリングなどです。奥にある本がブラザージョージ・アイ・パーディによる終わりのない夏という自叙伝で、石原慎太郎氏による推薦がありました。
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33階級の頸飾やKCCHのもの、セクレタリーのもの、マルタ十字、ロイヤルアーチメイスンリーのキーストーンのものがあります。右の方にあるのが32階級か33階級の証明書でしょうか。
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フランスのレジオンドヌール勲章の証書でしょうか。
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この時はブラザーワシントンのこの絵がかかっていましたが、以前はブラザーワシントンが礎石を置く儀式の様子があったかと思います。まあアンダーソン憲章の翻訳を進めなさいというメッセージかもしれません。
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ノックにこだわるのもフリーメイスンリー流ですね。
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デモレーのポスターがありました。日本のデモレーは非常に数が少ないそうです。デモレーは直接フリーメイスンリーに参加するようになる教育システムだと思われます。クリントン元大統領やブラザーディズニーがメンバーであったそうです。
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ロッジの利用の予定表ですね。主要なロッジの規則的な利用が現れていますね。ロッジの集会の様子やグランドマスターの名前なども見えますね。
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メイソニックホールの建設に貢献したブラザー達への顕彰碑でしょうかね。
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これは一般的には貴重な写真かもしれません。過去のグランドマスター達の名前です。基本的に全員のっているので日本のフリーメイスンリーを知るための基本的な資料となるかと思います。
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これはこの東京シンフォニアのコンサートに特有の名刺入れです。無料のチケットが抽選でもらえるそうですが、なかなか入れる人はいないようです。
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ブラザー林董の回でも触れた日本グランドロッジの顕彰碑とパストグランドマスターの記念碑です。ブラザージョージ・アイ・パーディーやブラザーデッカーの名前が新しく加えられているのが印象的です。ブラザー西周、ブラザー津田真道、ブラザー林董、ブラザーマッカーサー、ブラザー村山有、ブラザー東久邇宮、ブラザー鳩山一郎、ブラザー山田ツネらの名前が認められます。
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毎度お決まりの東京タワーと月です。この日の東京タワーは紫と黄色でした。グランドロッジに反射する東京タワーがなかなか綺麗でした。
月とタワーとグランドロッジ、かつては満月の日に集まるロッジの習慣もあったそうです。基本的にユダヤ暦も月齢をもとにしており、現在でもフリーメイスンリーで月齢に基づく活動はあるようです。
月光を浴びて染めにし友愛の塔
(追記:1年前のコンサートの時の東京タワーの色と全く同じようです。どうもなかなかきゃりーぱみゅぱみゅのようでしょうか。)
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おまけはパンフレットです。面白いのが広告のところで、かつて上海で活動していたマサチューセッツグランドロッジ管轄のシニムロッジが現在はこの場所で活動していて、載っていました。陰謀論ではジャーディン・マセソン商会などや洪門会などとの関係がよく言われるいわゆる上海ロッジだと思います。古くは太平天国の乱やブラザー孫文の中華民国の辛亥革命など、いわゆる上海租界、居留地で活動した中心かと思われます。現在は上海もシンボリックなタワーが建ち、改革開放経済の中国の中心的な土地であり、政治的にも上海閥が中心を占めているなどまさにアジアのフリーメイスンリーの中でも様々な注目を集める拠点がこの東京のグランドロッジ周辺で活動しているというアピールではないでしょうか。(2013/7/21追記:Sinim Lodgeは現在は検索でホームページが出てきませんが、少し前は紹介したページがあったような気がします。Sinimという名前は聖書に認められ、イザヤ書49章12節に認められる「見よ、遠くから来る 見よ、人々が北から、西から また、シニムの地から来る。」から引用されています。ウィキペディアによれば恐らくフェニキアかアスワンの古い名前かシナイ半島の砂漠かであるとされるようですが、一部の人がSinimの発音とChinaの語源であるQin秦を結びつけて、中国を意味するとしているそうです。まあいわゆる日猶同祖論というのと同じものかと思いますが、まあそういう聖書のファンタジーはいくらでもある話であるかと思われます。それがまたフリーメイスンリーの世界でもあります。)

いかがでしょうか。なかなかいつになく濃密な内容になった気がします。
コンサートに参加された方も今後参加する予定の方、グランドロッジに訪問したり、今後訪問する方も色々細かいところで参考になる事があるかもしれません。
是非色々興味を持った点についてはブラザーに聞いてみてください。知らないことについては知るための機会になりますし、様々なきっかけになることがあるかと思います。

さて日本は今週末からいわゆるゴールデンウィークと呼ばれる大型休暇期間に入ります。
5月1日を中心とした4月29日のかつての昭和天皇誕生日と5月5日の子供の日を繋ぐ休暇ですが、もちろんこのゴールデンウィークの黄金週間の意味はわかる事かと思います。5月1日がもともとローマ帝国時代の五月祭の日であり、夏の到来を祝う祭りとして前夜祭をヴァルプルギスの夜と言い、ブラザーゲーテのファウストや、シェイクスピアの真夏の夜の夢の題材となったりしているそうです。5月1日に生まれた人はブラザーサンティアゴ・ラモン・イ・カハール、ファン・ゴッホの弟テオ、ニコライ・エジョフ、北杜夫、ジョン・ウー、副島隆彦などがいます。忌日としてはデイヴィッド・リヴィングストン、ブラザーアントニン・ドヴォルザーク、ヨーゼフ・ゲッペルス、ブラザー李垠、アラム・ハチャトゥリアン、アイルトン・セナがいます。
まあ出来事としてはとにかく最もフリーメイスンリー的に大きいのが1776年のブラザーアダム・ヴァイスハウプトによるイルミナティの結成であるわけで、それに関連してか1707年のグレートブリテン連合王国の成立や、1786年のフィガロの結婚の初演、1851年の第一回万博開幕、1861年のグラバー商会設立、1862年のロンドン万博開幕、1873年のウィーン万博開幕、1886年のシカゴのストライキ(メーデーの起源)、1893年のシカゴ万博開幕、1931年のエンパイアステートビルの完成、1945年のベルリン陥落(5月2日)の前後のヒトラー自殺(4月30日)ゲッペルス自殺(5月1日)、1954年の世界基督教統一神霊協会の成立、1960年のU2墜落事件、1961年のキューバのカストロ首相が社会主義共和国を宣言、1963年の狭山事件、1994年のアイルトン・セナの追突死、2005年の北朝鮮がミサイル発射、2010年の上海国際博覧会開幕、2011年のウサーマ・ビン・ラーディンが死亡まで、ありとあらゆる事がこの日に関連して起きているようです。今年の予定としてオランダ国王の就任式が決まっているそうです。5月1日は1月1日から121日目という事もあるようで、11×11の日のようです。

このブログでも5月1日に合わせて、上記のブラザーモーツァルトコンサートの内容を出そうかと考えていたのですが、実は上述のいわゆる陰謀関連作家の副島隆彦氏解説の「秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>」という本が2013年1月に出版されて、これがブラザーアダム・ヴァイスハウプトの原著の邦訳で非常に面白いのでこれを読み切って内容について触れようかと思っています。要するに現在のフリーメイスンリーのスコティッシュライトの内容に極めて近いもののようであり、日本語で出版されたもので最もイルミナティについて正確なものではないかと思われ、5月1日のブログの内容として最も適切ではないかと思いました。

その他それ以前にでも現在開業10周年でゴールデンウィーク中も多数の人出が予想される六本木ヒルズで開催されているミュシャ展についても感想など書ければと思っています。

良い休日を。
2013-04-27 08:05 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてでは予告通り東京六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで5月19日まで開催中のミュシャ展についてです。
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六本木ヒルズも開業10周年という事で東京タワーが虹色にライトアップしたとか、森ビルの社長で有名であった創業者次男の森稔氏が2012年3月8日に亡くなり、その未亡人の森佳子氏が2013年3月27日にフランス共和国より「レジオン・ドヌール勲章」を受章し、「シュヴァリエ」に叙されたとかでそれぞれニュースにもなっていたかと思いますが、前回触れたようにグランドロッジのある東京メソニックビルディングも森ビルを通じて賃貸をしているなど様々に繋がりがあり、六本木ヒルズの頂上にある森アーツセンターもそういった海外からのフリーメイスンリー関連の提携といった感じで時々面白い展覧会をしている事があります。
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以前も恐竜博や大英博物館の死者の書の展示などを観に行ったりしたのですが、どちらも横浜ロッジのフリーメイスンが関係しているとは知っていたのですがかなり遠回しな感じで直接的な印象ではありませんでした。
六本木ヒルズもフクロウの形をしているとかテレビ東京の番組で陰謀論で取り上げたりしていましたが、その他には666の数字に絡めて住所などを取り上げられていたかと思いますが、まあビルの基部の方のゴツゴツしたラフアシュラーな感じや美術館へ上るところの三階層の螺旋階段などいわゆるかなりきちんとした形ではありませんが一部フリーメイスンリーのシンボリズムを踏襲しているところが認められます。
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新しくできたのだと思いますが、六本木ヒルズのちょうど東京タワーが見えるところにバラ園とバラのモチーフと西洋風あずまやができていました。典型的なフリーメイスンリーのシンボルです。待ち合わせにちょうど良い感じですがちょっと狭いでしょうか。

でまあ都内では国立新美術館や国立西洋美術館、三菱一号館美術館などとともにフリーメイスンリー関連の展覧会の開催で期待していたわけですが、ミュシャ展をやっているという事でこれは様子を観に行かないといけないと先日行ってきました。
展覧会ではその通り解説していましたがブラザーアルフォンス・ミュシャはチェコスロバキアの著名なフリーメイスンでスコティッシュライトのグランドコマンダーを務めたそうです。Grand Lodge of British Columbia and Yukonのホームページをリンクしておきます。
ミュシャ財団のホームページへのリンクもおきます。今回の展覧会もこのミュシャ財団の所蔵の作品だそうで、プラハにはミュシャ美術館がありそこに収蔵されているようです。
今回の展示ではかなり多くの作品が系統だって展示されていて、恐らくこれまでのミュシャ展の中では最大規模なのだと思いますが、メインは四季や四芸術であったかと思います。スラブ叙事詩など大作はプラハまで見に来てくださいという内容でした。
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その中でも最も入場者を驚かせていたと思うのが突然おかれていたブラザーミュシャの作ったチェコスロバキアのフリーメイスン入会証明書だと思います。他のブログからお借りしました。
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まあなかなか直接的にこういう展示があることはこれまで無かったかと思いますので画期的なのではないかと思っています。(追記:戦中の昭和18年1月16日から1月31日まで銀座松屋で国際秘密力とフリーメーソンリー展という題名で開かれた展示会があったそうです。内容については詳しくわかりませんが、似たような世相なのかもしれませんね。)
ブラザーミュシャの作品ではその他に主の祈りやヘッダーにも使用している黄道十二宮などでシンボリズムが認められるかと思います。
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主の祈りではAll Seeing Eyeが認められ、黄道十二宮では十二星座と太陽と月のデザインが認められます。
その他ブラザーミュシャの作品では星のシンボルが多用されていたり、四連作など四元徳や四元素に繋がるものがあります。
最後にミュシャ財団のホームページにあったブラザーミュシャのグランドコマンダーの正装姿の写真を載せておきます。
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ブラザーアルフォンス・マリア・ミュシャはチェコスロバキア出身の画家でパリでの女優サラ・ベルナールのポスター作成で名声を博し、その後アメリカに渡りボストン交響楽団が演奏したブラザースメタナのモルダウを聴いてチェコスロバキアの民族主義に目醒め、チェコスロバキアの独立のために故郷で貢献しましたが、最後はナチス占領下で失意の中の死を迎えました。
ミュシャステンドグラス
ブラザーミュシャの作によるプラハ聖ヴィート大聖堂ステンドグラスにはΧΡのシンボリズムを認めます。

第二次世界大戦後の共産化したチェコスロバキアではブラザーミュシャは評価されませんでしたが、1968年のプラハの春後に再評価されたそうです。ブラザーエドヴァルド・ベネシュらによってチェコスロバキアは連合した共和国を形成していましたが、1992年に民主化後に分離して二つの国に分かれました。
ブラザーミュシャの祖国チェコの出身者としてはフランツ・カフカやブラザーヨセフ・スク、ブラザーベドジフ・スメタナ、ブラザーアントニン・ドヴォルザーク 、ヴィーチェスラフ・ノヴァーク、エトムント・フッサール、ジークムント・フロイト、フェリー・ポルシェ、ブラザーグスタフ・マーラー、グレゴール・ヨハン・メンデル、ライナー・マリア・リルケ、フランツ・クサヴァー・リヒター、ヤン・レッツェル、グスタフ・クリムト(追記:彼もフリーメイスンのようです。代表作であるアデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像ではAll Seeing Eyeを認めています。)、フランツ・シューベルト、ベルタ・フォン・ズットナーらがいます。

ちなみにブラザーミュシャは生誕が1860年7月24日で亡くなったのが1939年7月14日という事でフランス革命勃発のバスティーユ監獄襲撃からちょうど150年後に亡くなったようです。ブラザーミュシャはフランスパリで1898年にフリーメイスンとなり、チェコのフリーメイスンリー創設者となりました。

Lux e tenebris
2013-05-03 08:32 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあ憲法記念日という事で当然というか比較的盛り下がる話題でしょうか。
私もフリーメイスンリーについて知る以前にはあまり考えた事も無かった話なのですが、改めて考えてみると当然というか当然すぎる話なのですが、戦後にブラザーマッカーサーが制定した現憲法である日本国憲法はほぼ全文に渡ってフリーメイスンリーの理念で溢れています。
いわゆる憲法の話題が出てくる際に三大原則として示されるのが、基本的人権、国民主権、平和主義となるのだと思いますが、これらはまさにブラザールソーやロックらによって著され、その後のフリーメイスンリーの活動の中で着実に実現されてきた理想そのものであり、さらにそれらに含まれる三権分立や象徴元首制などもブラザーモンテスキューの著作や、名誉革命で示されてきたまさにフリーメイスンリーの理念がそのまま反映されているものであり、憲法制定後の日本社会の繁栄と合わせてまさに戦後のGHQを構成したアメリカフリーメイスンリーの業績中の業績の至宝というところでしょうか。
もちろんその後の警察予備隊の制定から自衛隊制定の憲法9条との矛盾などあからさまな問題もありますが、そういう矛盾も含めてフリーメイスンリー的な価値観の塊ともいえるものかと思われます。

そういうわけで条文の中にフリーメイスンリーのシンボリズムが認められないかというところな訳ですが、やはり最終的には当時の吉田茂首相を始めとした日本人が制定に携わっているわけで、さらにいうとその中に正式なフリーメイスンはいなかったという事が逆に明確なフリーメイスンリーのシンボリズムを認めないという事になっているのかと思います。

しかしそうはいってもフリーメイスンリーです。どこかにフリーメイスンリーの痕跡が残っているのではないかというところで、やはり最後の砦というか数字のシンボリズムを確かめることとします。

全体として見ると11章から構成されて全文が103条から構成されていて、これらも若干シンボリズムを意識した構成と認められるのでしょうか。それで3や11のシンボリズムを確認していくとなかなか面白いです。
何となく3の倍数の条文が特に33条位までは重要なポイントの条文で占められている感じなのが感じられるでしょうか?それぞれ挙げて行きます。

第三条  天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
(天皇の地位を明確に定めた条文であり、大日本帝国憲法との明確な違いであり重要な文言です。)

第六条  天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
○2  天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
(象徴天皇の主要な仕事を示しています。)

第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
(これは現在最も問題として挙げられる条文ですね。もちろんこれを改正したからと言ってこの国のあり方が変わることはありえないわけですが、この世界的にも画期的な条文が3×3の条文になっているのも象徴的なのだと思われます。)

第十一条  国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
(11のマスターの数字に基本的人権を定めた条文が入っているのもこれまたフリーメイスンリー的には価値ある事です。11の数字の重要性については過去に何度も触れている事かと思います。)

第十二条  この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
(基本的人権とセットのこの条文は公共の福祉について触れた、いわゆる義務と権利という権利の社会性について触れたまた非常に重要とされる条文です。これらの考え方についていわゆるフリーメイスンリーの考え方が実際に本当に浸透しているとは言い難い日本で出てくる代替の内容の極めて低い程度の対照性はこの憲法の価値を再確認するものでもあるかもしれません。)

第十五条  公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
○2  すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
○3  公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
○4  すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
(これもまた非常に重要な条文ですが、実際にこれらが法の精神として浸透しているかというと疑問です。)

第十八条  何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
(これらは非常に重要な実際の近代法の理念だと思われます。)

第二十一条  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
○2  検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
(フリーメイスンリーでも示されることがあるこの理念ですが、実際には特に第二項に関しては今日厳格に守られているかどうか疑問があるかと思われます。)

第二十四条  婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
○2  配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
(これもやはり結婚の項目が重要ということなのだと思います。)

第二十五条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2  国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
(これは3の倍数ではありませんが、5×5でそれもまたシンボリズムなのだと思われます。社会主義的ないわゆるフランス革命でもたらされた思想だと思われます。安定した時代に特に重要性が増している条文だと思われます。)

第二十七条  すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
○2  賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
○3  児童は、これを酷使してはならない。
(これもまた実生活で非常に重要な条文であります。)

第三十条  国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。
(これも当然大事な条文です。)

第三十三条  何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。
(33の数字でこれなのは戦前のフリーメイスンリーが一斉検挙された歴史を踏まえたからなのかもしれません。)

第三十六条  公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
(これもまた第三十三条に絡めたものでしょうか。)

第三十九条  何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。
(これは難しいですね。この条文の重要性についてはなんとも言えませんが刑事責任の適時性というところにおいて法の基本なのだと思われます。)

第四十二条  国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。
(3の倍数の条文で重要そうなのはこのくらいまでですかね。二院制はまあ重要なのだと思われます。)

第八条  皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。

第八十八条  すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。
(皇室財産に関する項目がそれぞれ8と88とシンボリズムを意識したものであるのは興味深いですね。恐らく皇室財産の処分に関しては当時のGHQの主要な戦後処理の問題であったと思われますので興味深いです。)

第九十九条  天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
(あえてここで念を押して憲法擁護義務を入れているのもなかなかシンボリズムとして興味深いです。)

というわけで日本国憲法と数字のシンボリズムというのもフリーメイスンリーに関する知識をもって眺めるとなかなか条文の意義や歴史を鑑みて興味深いものではないかと思われます。
ちなみに日本国憲法は公布が1946年昭和21年11月3日の明治節であり、発布が1947年昭和22年5月3日本日の日付なわけですが、5月3日は1791年にポーランド王国でヨーロッパ初の近代的成文憲法である5月3日憲法が成立した日だそうで、この憲法の成立に当たったのがフランス革命後の啓蒙思想が浸透した時代のポーランド王国のフリーメイスン達で、国王のブラザースタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ、
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(砂時計および王冠を手にしたスタニスワフ・アウグスト)
ブラザーワシントンの副官としてアメリカ独立戦争を戦ったブラザータデウシュ・コシチュシュコ
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(ブラザーコシチュシュコの肖像と彼の心臓が保存されたパーフェクトアシュラー、彼の記念の塚とその頂上の石)
などです。ポーランド王国で成立したこの急進的な民主的憲法は結局フリーメイスンであったフリードリッヒ二世のプロイセンやフリーメイスンに極めて近い啓蒙専制君主であったエカチェリーナ二世のロシアの警戒を呼び、翌年の1792年に両国に攻められてポーランドは分割されその後の1795年にポーランドは完全に消滅してしまい、制定に関わったポーランドのフリーメイスン達はフランスなどへの亡命を余儀なくされ、その後123年の間ポーランドは他国に占領統治される屈辱を味わうこととなりました。
ブラザーワシントンとも関係があり、ヨーロッパ初の近代憲法という事で(フランス革命による憲法は立憲君主制の1791年憲法が9月3日であり、啓蒙主義的なジャコバン憲法は1793年6月24日ですが後者は結局施行されなかったそうです。)戦後に復興した神戸や横浜のイングランドグランドロッジやスコットランドグランドロッジ系列のフリーメイスンリーロッジとの関係でも配慮した日付のシンボリズムなのだと思われます。ポーランドの成文憲法は5月1日に近いという事で当然前回取り上げたイルミナティの活動も意識したフランス革命などとも絡めた急進的フリーメイスンリーの活動であったのだと思われ、それらが後にいわゆる今日の日本の九条問題とも言われる憲法問題の由来となっている部分であるかもしれません。結局それはブラザーマッカーサーを含めて太平洋戦争を含めた第二次世界大戦で戦争を実際に戦い指導してきたアメリカフリーメイスンリーを始めとした全世界のフリーメイスンリーが実感として正義の武器庫の武器として使用した原爆の惨禍を代表としてわが日本の敗戦の惨禍を実際に目の当たりとして新しい民主国家日本の3×3の条文に含ませた真新しい理念そのものであったのだと思われます。

まあというわけで、Japanese Freemasonryという題名を掲げる当ブログはフリーメイスンリーの憲法ともいえるアンダーソン憲章について翻訳を進めていく事になるわけです。また昨年の民主党野田首相の視察のもとで行われた自衛隊の観艦式の様子などもいずれブログとしたいかと思っています。
2013-08-11 21:54 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
日本銀行の本店の建物については最近特にニュースで写すことが多いのでいわゆる日本の通貨の単位「円」の形をしているという事は有名かと思います。
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まあこれだとフリーメイスンリーの謎にならないわけですが、まあこれだけ出せばこのブログを継続して読んでいる方はすぐに分かってしまうわけですが、とりあえず相変わらずウィキペディアの解説をコピペします。

本館
設計は辰野金吾で、ベルギー国立銀行を参考に1896年(明治29年)2月竣工した。1891年(明治24年)に発生した濃尾地震の教訓から、高橋是清の指示で建物上部を軽量化し耐震性を高めることを決定、2階3階は煉瓦造石貼りに変更された。1974年2月5日に国の重要文化財に指定されている。

建築家の名前はこのブログでは国会議事堂の話で出てきたと思います。最近では建築当初の形に再建された東京駅舎もこの方の設計でした。いずれもAll Seeing Eyeのシンボルやピラミッド型の構造、屋上に繋がる螺旋階段やドーム、白黒の床や天井の星型など基本的にフリーメイスンリーのシンボリズムに則った建築をされる方という認識でよろしいかと思います。ただし国会議事堂に関してはコンペの審査員長をしたのみで、審査をした同年に亡くなり、結果的に選ばれたデザインとは大きく異なる設計で建築されたという事です。まあ経歴から言ってロンドン大学で建築学を学んでおり、指導者が皆フリーメイスンであったとしても本人はそういう事をはっきりとは分かっていなかったのではないでしょうか。
日銀本店の円のデザインについては他のブログで詳しく分析し基本的に円という形に意図して設計されたと結論付けており、私も基本的にそこには意見を同じくします。ただしこのブログはフリーメイスンリーに関する物事を扱うブログであり、この方の建築は基本的にフリーメイスンに指導されているのでフリーメイスンリーのシンボリズムを意識した建築とはなっていますが、本人が意識して建築しているわけではなく、フリーメイスンに指導された通りに建築しているというのが実際のようです。その辺りがこの方の建築の肝なのだと思われますが、では日銀本店の建築はどういうフリーメイスンリーのシンボリズムが入っているのでしょうか。
まあ直前のロスリン礼拝堂のところで触れてしまっているので新し味が全くないわけですが、いわゆるトリプルタウの形なのですね。
トリプルタウ
まあちょっとこれだと円の形になりづらいところもあるかと思いますので、ロスリン礼拝堂の回で挙げた図を再び挙げます。
ロスリン礼拝堂トリプルタウ
まあ要するにまた漢字のシンボリズムなんですね。円という漢字は非常にエルサレム神殿を意味するトリプルタウのシンボリズムと良く似ていたわけです。そういうわけで、日本の貨幣は円という単位になったわけですね。建築家の辰野金吾も円という通貨を決定したという大隈重信もどちらも佐賀県出身であり、佐賀県といえば改宗ユダヤ人であるフルベッキが藩校を取り仕切っていた場所であり、恐らくこのフルベッキがフリーメイスンなのだと思われます。Royal Arch Masonryは基本的にキリスト教徒で構成されるヨークライトの3つのチャプター、グループの最も下に位置する階級のチャプターなわけですが、その中で最高位のHigh Priestという役職ではユダヤ教の司祭の格好となる12個のイミテーションの宝石をつけた胸飾りをつけた衣装を着用するという事で有名であり、キリスト教徒といっても極めてユダヤ教に近い、いわゆるプロテスタント系のイングランド、スコットランド、アメリカで非常に盛んな付随団体となっています。

結局強い円といえば、強いRoyal Arch Masonryと同じだという事で、日本人の意図と全く異なるドル円相場といった為替相場というのもそもそもそういう成り立ちであるという事になるのでしょうか。
日本の紙幣にみるフリーメイスンリーの陰謀など良く言われたりしましたが、まあ陰謀ではなく当然という事になるようです。現在までの紙幣の顔の人物の人選に関してももちろんそういう基準で選ばれているというのはもちろん当然という事なのだと思われます。
ちなみに日銀のマーク自体は紙幣にも印刷されているかと思いますがはっきりとしたAll Seeing Eyeの形です。
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ちなみにライオンは英王室のシンボルです。
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これだけだと面白くないので後はやはり今話題の日銀総裁の名前の話でしょうか。
現在の日銀総裁は黒田東彦氏でまさにシンボリズムの塊のような名前かと思います。
以前の総裁は白川方明氏でこちらもやはりシンボリズムを明らかに認め、さらにその後の黒田氏と合わせて白黒のシンボリズムになるようです。
それ以前の総裁はそれほどシンボリズムは踏襲しておらず、福井氏と速水氏などは顔が似ているとか雰囲気で選ばれている感もある印象でしょうか。松下氏は1月1日生まれで誕生日のシンボリズムがあるようです。それ以前だと三重野氏が名前のシンボリズムでしょうか。それ以前にさかのぼるとそういうものはほとんど認められないようです。ちなみに日銀本店を建築した時点の総裁は三代目の川田小一郎氏で微妙にシンボリズムがありますが、元々三菱事務総監であったそうですが、日銀総裁就任後は法王と呼ばれるほど絶大な権力をふるったそうです。本店完成後一年立たずに11月7日に急死されています。その後に三菱二代目の岩崎弥之助氏が11月11日に就任したそうです。シンボリズムが引き継がれているのかと思われます。
中央銀行のシステムそのものについては一切触れませんでしたが、イングランド国立銀行から続くFRBの話など陰謀論の話などで必ず出てくるかと思いますので勉強と思って他で検索してみてください。

徐々にヨークライトの話が増えてきたかもしれません。テンプル騎士団の位階もヨークライトの位階であり、最高位はテンプル騎士団かマルタ騎士団という事になっているかと思います。マルタ騎士団はブラザーナポレオンが実際にフリーメイスンとなる儀式を行ったのがマルタ島のロッジで行ったとかもあるそうで、マルタ騎士団についてもロスリン礼拝堂と同じくフリーメイスンリーに繋がる確固たるものがあるようです。

この後は円の漢字を使った鎌倉の寺の話をしようと思いましたが、長くなるので次の回に分けました。
2013-10-31 13:01 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあちょっと比較的軽いネタを連発で恐縮ですが、巨人軍といえばV9の川上哲治氏という事で、93歳で亡くなられたという事でもうほとんどのこのブログをお読みの方は気付かれているかと思いますが、日本で最も人気のある野球チームという事で巨人・大鵬・卵焼きと呼ばれた読売巨人軍のシンボリズムについて触れておきます。

まあ解説するまでもないと思うのですが、読売ジャイアンツの栄光の背番号3でGとそのままなわけですが、また対抗したのが西武ライオンズであった時代もあったりなんかして、ライオンズクラブとフリーメイスンリーの戦いではないですが、なんともシンボリズムの熱狂でもあったわけです。
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長嶋茂雄氏は現役時代は3塁手で監督時代は33番という背番号を使っていたり、上述したV9やそもそもルールにまつわる3アウトや3ストライクや9回制、9人制など3にまつわる数字も色々あったようです。バットとボールなどもTubal-Cainのシンボリズムとも対応しているかもしれません。
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その他にもチーム名としてのホークスやスワローズ、イーグルスというところは鳥のシンボルとなり、カープも魚という事でそれなりにシンボルとなるようです。バファローズも牛のシンボルとなります。
メジャーリーグとなるとブラザータイ・カップやブラザーサイ・ヤング、ブラザージョー・ディマジオと有名選手や草創期の運営に関わった方など非常に多くの方がフリーメイスンであり恐らく最もフリーメイスンが参加しているスポーツだと思われます。
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今後日本でプロ野球選手のフリーメイスンが増えていくかもしれませんね。現在日本シリーズ開幕中でした。サッカー人気に押されて野球も一時に比べると熱狂は収まったようですが、サッカーはそもそもイタリアやイギリスの国民的人気スポーツですからね。ペンタゴンとヘキサゴンで白黒に塗られたボールの時代なんかもあり、11人制というスポーツでもあります。現役選手では分かりませんが監督や引退後の有名選手などフリーメイスンがいるかと思われます。

(11/1追記:現在進行中の読売ジャイアンツ対楽天イーグルスの日本シリーズは圧倒的に楽天イーグルスが優勢のようですが、楽天もRAKUTENという事で恐らくロータリークラブを象徴しているのかと思われます。ロータリークラブ対フリーメイスンリーのシンボルの対決のようですが、ところで読売ジャイアンツのフリーメイスンリーのシンボルの元は誰なんでしょうか?もちろん現在原発問題などでも責任者として挙げられたりしている正力オーナーだと思われます。)
2013-11-24 16:22 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
とってつけたような突然の記事ですが、前二回を中途半端な形で終わってしまったので今回は訪問したわけではないのですが、見過ごしていたシンボルが多数ありましたのでこれは記事にしないとまずいという事で、東京オリンピックや猪瀬知事の事件など色々ありますが、そうしたものとも関係してそうな東京お台場のフリーメイスンリーのシンボリズムです。このブログでも東京オリンピックのシンボルマークについて一旦記事としましたが、ちょっと内容的に色々その後の経緯もあり十分ではないと削除しましたがそういう関係もありそうなところかもしれません。
で、以前は逆ピラミッドとしてスカイツリーとも絡めた東京ビッグサイトなんですが、なんとそのそばには正真正銘のフリーメイスンリーの象徴となるピラミッドがあるそうです。
お台場
のこぎりのオブジェと一緒にあり、のこぎり自体はフリーメイスンリーのシンボルとはちょっと聞いたことはありませんが、まあ明らかに大工や石工の道具である事は確かであり、ピラミッドと合わせてそういう建築を意識したシンボルなのだと思われます。
のこぎりのオブジェの作者の方はクレス・オルデンバーグというスウェーデン出身のアメリカ人の現代芸術家の方の作品で、出身や誕生日を見るとほぼフリーメイスンなんでしょうが、作品はすべてがフリーメイスンリーのシンボリズムというわけではなさそうです。また隣のピラミッドとの関連性は現地に行っていないので不明です。
紹介のページがあったので転載します。

オルデンバーグは 1929年1月28日、スウェーデン・ストックホルムで外交官をしていたスウェーデン人家庭で生まれました。 1936年、オルデンバーグ7歳の時にアメリカに移住。 家族の都合や学校の都合でニューヨーク、シカゴと移り住み、1946年からエール大学で彫刻や芸術に本格的に取り組むようになりました。

 1960年代にポップアートの世界に深く足を踏み入れ (この頃、最初の結婚をしています)、しばしば人々から嘲られたり笑われるような奇抜でチープなオブジェを次々と制作。 しかし大衆的で分かりやすくインパクトもある彼の作品は、徐々に受け入れられていきました。

 当初は布製のオブジェや空気を入れて膨らますようなおかしなオブジェも作っていましたが、1976年にオランダ出身の女流ポップアーティスト、コーシャ・ヴァン・ブリュッゲン (Coosje van Bruggen) と共同生活を営むようになり、翌 1977年に結婚。 それまでの作風や既存のポップアート運動を消化し取り入れ発展させるような作品をさらに意欲的に発表するようになります。

まあフリーメイスンリー国家であるスウェーデンの外交官の家に生まれて、1月28日のいわゆるユダヤ教の木の記念日の週間に生まれているわけですから、もうここまで条件がそろってくると本人がフリーメイスンを意識したりしなかったりすることはほとんど意味をなさないレベルなのだと思われます。
他の作品を見てみて明らかにフリーメイスンリー関連のものをあげます。
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まあその他は全然関係ないものがほとんどなんですが、その中では鋸はシンボルとはならないが明らかに大工道具という境界上のものをチョイスしているというところが面白い所でしょうか。
まあ上のビッグサイトのピラミッドの方は周囲に明らかにパーフェクトアシュラーを意識した柱も立っており、上向きの通常のピラミッドと下向きのビッグサイトのピラミッドで安定を意味するシンボルとなっているようです。なかなか侮れませんね。そのうち機会があればお台場のフリーメイスンリーグッズを売っているというストレンジラブなる店と一緒に見学してこようと思っています。
またちょうどこの辺りから見えた事で以前記事にした東京スカイツリーについても634メートルの意味というのが分かったのでここに書いておきます。
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まあ土地柄東京大空襲で最も被害が多かった場所でもあり巨大な仏塔であるという意味は良いと思うのですが、その高さの634メートルが武蔵にかけた語呂合わせと公式にはされています。で、この634という数ですが、素因数分解するとなんと素数である2×317の半素数なんですね。半素数というのは暗号作成に使われる鍵となる数という事で、まあ偶数の半素数では意味が無いわけですが、そういう可能性があるという事でしょうか。いずれスカイツリーを訪問した際にはその辺りを探ってこようかと思います。

で、後はお台場の近くのフリーメイスンリーのシンボルと言えば湾岸線からも良く見える晴海ふ頭のピラミッド型の屋根が目立つわけです。
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ここも訪問した事はないわけですが、画像を見るとどうもやはり下向きのピラミッドが多めに配置されている感じでしょうか。明らかにパーフェクトアシュラーのオブジェも認められるようです。恐らく東京が最もパーフェクトアシュラーの数では多いのでしょうね。下向きのピラミッドが多めなのはやはりカトリックとのバランスを示唆しているのだと思われます。めったに訪れる機会もないわけですが、東京港の歴史から言ってもこの晴海埠頭が最もフリーメイスンリーとしてのシンボリズムを設置するのに好適な場所であったという事はあるようです。恐らくフリーメイスンリーのシンボリズムとしては横浜の外国人墓地に匹敵するかそれ以上のものなのだと思われます。

まあなかなか2020年の東京オリンピックに向けて建築や政治の状況など色々と熱い感じになってきた東京湾岸地域であるかと思います。2020という数字も非常に切りが良いまた日本を象徴する数字でもあるかと思いますので、前回が1964年で8×8=64の数字という事もあり、まあそういう様々な要素を踏まえて、綺麗な東京湾と共に明るく平和な日本の未来を期待したいと思います。
お台場周辺
最後にこの地域のグーグルアースを見てみました。やはりタウ十字の形はTOKYOの頭文字とも相まってなかなか良い感じになっていますね。そこにはやはり太陽十字の結婚式場と自由の女神、東京タワーがポイントなのだと思われます。その他のところはやはりパリの都市計画などと比較するとまあいまいちですよね。門にこだわったゲートブリッジと、鳥居の象徴性は良いところですが、なかなか三角形も直角三角形や正三角形、二等辺三角形ともなっていない中途半端な感じでしょうか。この他東京タワー、東京スカイツリーを組み合わせてもいまいちな感じです。まあこの辺りが東京の問題でしょうかね。後はやはりバラ園ですかね。ヴェルニー公園もそうですが管理が大変そうですが。
(追記:いわゆるシュッとしたシンボルの細い曲線のモニュメントですが、あれはどうもロンドンでの1951年の英国祭のシンボルとして作られ、ミレニアム頃にも構想があったものを模したもののようです。現在のロンドンにはなかったと思いますが、そういうロンドンを象徴するもののようです。フランスとアメリカの象徴の自由の女神、東京タワー、凱旋門風の建築と対応しているのですね。まあ若干下向きのピラミッドと一緒でカトリックや大陸フリーメイスンリーに偏っているのがお台場のようです。でもまあポイントにそういうイングランドグランドロッジのフリーメイスンリーのシンボルを入れてあるのがフリーメイスンリーです。
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形は多分オベリスクに由来するのと、聖火の形なんではないかと思います。拝火教のゾロアスター教ですね。Vesica Piscisにもなっているのかと思われます。)
(スカイロンという名前で1951年の英国祭で建築されたモニュメントの形のようです。ミレニアムにも計画があったそうですが、結局ロンドンアイが建てられたそうです。詳細は図説 ロンドン 都市と建築の歴史 (ふくろうの本)です。)
製作者の人のインタビュー記事がありました。イクトゥスについて触れたりしていますので、基本的にやはりVesica Piscisの形のシンボルのようです。ご本人はロンドンのスカイロンについてはもちろん触れてはいません。意識していない可能性は高そうです。高さの27mというのはもちろん3×3×3のようです。)

あと東京と言えば現在も開催中の上野の東京都美術館のターナー展は最高でした。the Making of a Masterの副題が最も鮮烈でありました。あれは日本で開かれた一人の芸術家の展覧会としては最も良いものではないでしょうか。現地のテートブリテンで見たときより良く分かり良くできていた印象を受けました。東京都美術館はかなり良いものにターゲットを絞って開催しているのでコンセプトが非常に良い印象を受けています。また上野はその他にも国立博物館も改修中で東洋館の展示も良かったですし、国立西洋美術館が若干箱根のポーラ美術館に常設展示を貸し出し中という事でカトリックのフリーメイスンリーではないですがやや迷走している印象を受けましたが必ず良いものとなると信じております。
(追記:ターナー展については検索すると感想ブログの数がかつてないほど多量に溢れてくるのが興味深いです。また開催者の許可を得たという作品の写真の紹介が多数認められるのも興味深いです。なかなかインターネットを効率的に利用した宣伝効果を感じさせるものであるかと思います。まあ内容の評価について若干疑問符がつくのがこのブラザーターナーの絵なわけですが、それは生前も死後も変わらないのかと思われます。このブログでの紹介が相当の嚆矢なのでしょうが、イギリスとしては英国絵画として最高の評価をしている訳で、まあ印象派やジャポニズム、伝統的な東洋の水彩画による風景画の技法と絡めて今後も評価が待たれるところなのだと思われます。)

後は全く関係ありませんが、JRのスキーのポスターがピエロとなっているようですが、これは前にもビリケンのところで挙げたRoyal Order of Jestersのシンボルであるのでそういう目で見てください。
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シュライナーズの一部なんですが、基本的に33階級などと同じで招待制という事で、まあフリーメイスンリーは大概そうなんですが、なんだかJRの格が上がったという事で温かい目で見てくださるようお願いいたします。
(追記:SEKAI NO OWARIというバンドのメンバーのようです。まあRoyal Order of Jestersのアピールかもしれませんが、武田製薬やその他の日本の有力企業が色々外国人経営者としたり様々なアピールのある時代ですので良く分かりませんがそういう関連だと思われます。)
2013-12-14 10:26 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
先日の東京シンフォニアのコンサートについてです。
パンフレットの内容を転載します。

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-93)ウラル地方に鉱山技師を父として生れる。12歳でサンクトペテルブルクの法律学校へ入学し、19歳で卒業すると法務省官吏となった。2年後にアントン・ルビンシテインがサンクトペテルブルクに音楽学校を設立し、当時21歳のチャイコフスキーは仕事を辞めて作曲の勉強の道に入った。25歳で銀賞を受賞して卒業。ほどなくアントンの弟、ニコライ・ルビンシテインがモスクワ音楽院を設立し、チャイコフスキーを和声の教授に任命した。

序曲 ハ短調

チャイコフスキーは、この曲を習作として作り、サンクトペテルブルク音楽院の卒業後まもなくスコアを作成した。しかし、厳しい師であるアントン・ルビンシテインには受け入れられなかった。チャイコフスキーは生涯を通じて多くのうつ病期を経験しているが、それも手伝ってか、手書きの楽譜には「胸の悪くなるような駄作」と走り書きされ、この作品は見捨てられた。死後にスケッチが出版されたが、生前に演奏されることはなかった。

チェロ協奏曲 ロ短調

チャイコフスキーはチェロの豊かな音色を使った作品をいくつか作曲したが、協奏曲を残すことなくこの世を去った。1893年、第6交響曲完成も間近な時に、同じロ短調でチェロ協奏曲の構想を始めた。「悲愴」のフィナーレの草稿の裏に、協奏曲の60小節以上の下書きが書き残されている。チャイコフスキーは、協奏曲作曲の依頼をしたチェロ奏者アナトリー・ブランデュコフをクリンの自宅に招き、それから1か月も経たないうちにサンクトペテルブルクで自作の「悲愴」の初演を指揮し、その9日後にはこの世を去った。
2006年に、チェロ奏者/作曲家のユーリ・レオノヴィッチは、音楽学者ブレット・ラングストンと協力して、チャイコフスキーが残した音楽的材料をもとにチェロ協奏曲を完成させた。基本となった材料は、協奏曲の下書き、スケッチブックからみつかったチェロソナタの主題、50のロシア民謡から「ワインセラー」、「悲愴」作曲の前にうつ状態になったチャイコフスキーによって捨て去られた交響曲変ホ長調からのアンダンテとフィナーレである。

弦楽のための交響曲 ト長調 作品55より

1884年、44歳までにチャイコフスキーは、交響曲4曲、オーケストラ組曲2曲を作曲した。組曲ト長調はもともと、最終楽章に主題と変奏を伴った交響曲になるはずだった。しかし、最後に作曲した主題と変奏の楽章が、他の3つの楽章を合計するほど長大になったため、組曲と呼ばれた。曲の一体性は交響曲的であり、曲調は他の2つの組曲より重みがある。チャイコフスキーは、「本来は交響曲を作曲しようとしたのだが、題名は重要でない。」と作曲家のタネーエフに語った。好評だった組曲の初演後には、パトロンのメック夫人宛てに記している。「こんな勝利感を味わったことはありません。芸術家としてもっとも輝かしい瞬間に感謝します。生きて働く甲斐があります。」

感想:三番目の組曲3番が以前にこのブログでも紹介した、パーフェクトアシュラーを磨く構成のスケルツォを含むト長調G majorという3とGのフリーメイスンリーのシンボリズムを含む曲であり、これをブラザーライカーが指揮するのかと思っていましたが、指導している指揮者の卵の方に指揮させていたのでちょっと肩すかしな感じでしたが、その前2曲の内容が素晴らしくブラザーチャイコフスキーがさらに好きになったのでこの様な記事としました。コンサートのパンフレットの内容をそのまま転載しているので著作権の問題があれば削除しますので連絡ください。王子ホールは音響も良いのですが徐々に毎回満席状態となってきているので、休憩時や演奏会終了後のシャンパンが振る舞われる際がラッシュアワーのようですが内容は非常に充実していると思われます。

そんなわけで毎回会場である銀座周辺をちょっと回ったのでその辺りのシンボリズムの紹介です。
まあ地名もGINZA、YURAKUCHOとこのブログでも何度も解説してきたものでもありますが、駅も東銀座、会場の王子ホールも三越の横とそれなりにシンボリズムが認められるかと思います。王子製紙も色々と話題を提供していますがどうなのでしょうか。
さてそれで写真はいわゆるイルミナティカードなどでも有名な銀座和光の時計塔です。
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この壁面装飾の部分ですが、明らかに一つはフリーメイスンリーのシンボルがありました。
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まあ時計屋さんなので当然砂時計があっておかしくないわけですが、こういうシンボリズムになると特にフリーメイスンリーを意識したものとなります。製薬会社だとかつてのメルク、現在のMSDのシンボルが同じ形でしょうか。
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これはちょっと詳しく分かりませんが、歯車と時計の部品の一部ではないでしょうか。恐らくロータリークラブの会員なんだと思われます。仏教の法輪にも繋がりますからね。
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これはヘルメスの杖でしょうかね。ケーリュケイオンというそうです。一橋大学の校章にもなっているので、その関連なのではないでしょうか。マーキュリーの象徴でもあり錬金術の意味にもなります。
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これは反対側の三越の入り口のライオンです。狛犬の意味なんでしょうが、スフィンクスに源流があり、日銀本店にも認められます。英王室の象徴とかライオンズクラブの意味でしょうか。恐らくライオンズクラブの会員なんでしょうね。
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三越店内の壁画です。このブログの影響でしょうか。最近書き換えたのだと思われます。まあフリーメイスンに対する印象のようなものも表されているのでしょうね。まさに偏見と真実ですが、日本の中心地東京銀座もパリのシャンゼリゼ通りのようにフリーメイスンリーのシンボルが街を彩るようになるかもしれません。

次回東京シンフォニアコンサートはモーツァルトバースデーコンサートです。まあなかなかどんな感じでしょうか。チャイコフスキーのウィキペディアの項目をリンクしておきます。
2013-12-23 11:32 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
江戸城天守閣跡に33メートルのオベリスクを建てるという構想の図をワシントン記念塔を元に合成画像で作ってみました。憲法改正に代わる安倍政権の命題として掲げてみてはいかがでしょうか。基部が11メートルの高さだそうなので、オベリスク部分が22メートルで33メートルとなるようです。内部に螺旋階段があって登れるようになっていればさらに素晴らしいですね。平成33年か2033年に合わせて建設されると好ましいんでしょうが、なかなか早い方が良いとは思いますがいかがでしょうか。
江戸城オベリスク2
2015-03-15 09:05 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあ私もかつては行ったことがあるのですが、日本のフリーメイスンであれば皆一度は行ってみたいと思っているらしい、大体恒例となっている日本グランドロッジのインストレーション後のバンケットを開く米軍関係者専用のホテルです。
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バンケット目的なんて言うとまさに東京シンフォニアの外国人記者クラブのナショナルセレナーデのようではありますが、まあ基本的にフリーメイスンリーのバンケットというのはそちらが主目的というか、そこでの会話や行動が重要になるわけです。
で、今年も先日開催されて横浜ロッジのメンバーも大挙して参加した様子がフェイスブックに投稿されていて見たわけですが、いろいろ見るとどうも過去に国会議員が来ていたことなんかもあったりして、ああそれかなんて思ったりしてまあなんというか日本のフリーメイスンリーという感じなわけです。まあ場所柄なんか言ってもやはり日本のフリーメイスンリーの歴史をそのまま踏襲するフィリピンやアメリカとの関係を強く感じるものなわけですが、こういうのも今後天皇陛下が参加されたりなんかすると迎賓館になるかもしれないなんて妄想も広がるわけですが、まあニュー山王ホテルの感想なんですが、まあとにかくアメリカ人向けなんで大きくてゆったりしているんですね。で、入り口に拳銃もったSPがいるので事件も起こらないわけです。中にはGODIVAを安く売ってる店があるわけですが、アメリカ人のIDを持ってないと買えないというまあとてつもなく戦後を感じるわけですが、バンケットのホテルの食事はアメリカです。新鮮第一味付けはいまいちという感じでしょうか。あとはまあニュー山王ホテルの周りにはフランス大使館があったり慶応病院や北里研究所病院、都立広尾病院もあるなどまあそういう配置になっているところで、麻布善福寺のかつてのアメリカ大使館の場所などいろいろ歴史がある東京のそういう場所でもあるわけです。

もう一つ日本のフリーメイスンリーで米軍関係者や外国人専用のクラブとしてはTokyo American Clubがあるそうですが、私はこちらは行ったことがないので知りませんが、湯河原のご近所で料理長をやっていた方がいました。横浜ではこれらにあたるのがYC&ACになるのだと思いますが、まあさらに調べたりそういうのに詳しいアメリカ人と親しくなれば色々あるのかもしれません。まあフランスのルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿ではないですが、そうした王侯貴族の排他的な空間を誰もが使えるサービスとして広げてきたのがフリーメイスンリーの歴史でもあり、今後はこうした占領地時代の風習としてのフリーメイスンリー的特権は日本にそれが根付くとともに薄まっていくものとなるのでしょう。まさにかつての大英帝国の植民地化政策とフリーメイスンリーの普及と自立でしょうか。International Conference on the History of Freemasonryの最初の講演がまさにそういう内容であり、それがまさにフリーメイスンリーの役割でもあるのだと思われます。
2015-10-12 16:09 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2015-10-12 17:11 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
スカイツリー 東京の霧は パリの霧
2015-10-18 19:56 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2015-10-19 10:38 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2015-10-19 10:45 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2015-10-19 10:50 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2015-10-19 12:37 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-23 18:00 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-24 11:01 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-24 11:54 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-24 11:59 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-24 14:16 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
2016-01-24 20:20 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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2016-01-29 18:38 | カテゴリ:東京
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2016-01-29 20:27 | カテゴリ:東京
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2016-02-27 11:02 | カテゴリ:東京
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2016-04-24 15:58 | カテゴリ:東京
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2016-04-25 20:10 | カテゴリ:東京
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このブログでも削除しましたが、以前のオリンピック招致のロゴマークと、中止となった以前の点対称を壊した形のエンブレムについて記事を書きましたが、正式に東京オリンピックのロゴが決まりましたのでコメントして記事とします。
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まあ市松模様はゴシック建築から始まった、英語でもMosaicモザイクと表現される、モーゼのとの意味もある、非常にフリーメイスンリーにゆかりの深いシンボルであり、最も美しいモザイクがいわゆるブラザーイニゴー・ジョーンズによるイギリス、グリニッジのクイーンズハウスの床の模様かと思われます。フリーメイスンリーの教訓的な表現に従えば、この世の万物の対照性、何事も対照的なものが入り混じって存在するという意味が、このモザイク舗床の表現です。イギリスやフランスのフリーメイスンリーとかかわりの深い教会や施設全般で認められる表現でもあります。フリーメイスンリーの教訓を表現したイラスト画では専門的には間の中間色を混ぜることもあり、単なる対照ではなく、その中間もあるという複雑な表現もあります。
さらにまた輪の中に輪がある表現は、ロスト・シンボルでも触れられていた、神性や高みに上る表現でもあり、またいわゆるAll Seeing Eyeにもつながるものかと思われます。また重要なのが、120度回転対称なのと、線対称であることで、これはそれぞれ美の基準としての対称表現であり、特にイルミナティの表現としての回転対称が天使と悪魔などから有名かと思います。実際にブラザーアダム・ヴァイスハウプトが組織したイルミナティが点対称を表現として使ったかは不明ですが、その可能性は十分あるのかと思われます。
藍色に限定したのはメイソニックブルーというフリーメイスンリー特有の青の表現に繋がりますが、これについては実際の運用上は多色があるのではないかと推測しています。
扇については非常に東洋的なものという印象になるのでしょうが、まあ夏場で暑いという事や、Fanという英語表現からのいくつかの連想や、幾何学的にはSectorという表現もあるようで、まあなかなかそういう洗練された意味合いが国際的にもあるのかもしれません。
(触れ忘れていましたが、日本での最大のフリーメイスンリー関連団体としてのロータリークラブの象徴である歯車を連想する形でもあるかと思います。選考に関して市章などと同じく、ロータリークラブの存在は極めて重要という事でしょう。)

ちなみに日本では全く話題になりませんが、日本の次のいわゆる本命となるような第33回記念大会である、ブラザークーベルタン伯爵の地元フランス、パリの招致活動のロゴが下の図のようです。
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24の数字を表したものとのことで、エッフェル塔の形にも模しているようですが、アルファベットのAの形にも近いような形になっています。24の数字自体で、3×2×2×2であり、2024も2×2×2×11×23というなかなか意味深な約数であり、そういう数字を出すこと自体も意味があるわけですが、最大の意味はこの形が、そのもの占星術の木星の記号の形そのものであるという事でしょうか。
木星はあのブラザーモーツァルトの交響曲41番でも有名な、太陽系の最大の惑星であり、いわゆるローマ神話の崇拝の対象である主神ユーピテルの名前の星であり、ユーピテルはギリシア神話のゼウスとも同一視される存在であり、宗教改革の時代の科学の祖としてのガリレオ・ガリレイが観測して衛星に名前を残した星でもあります。
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そもそも記号の成り立ちは、神の稲妻を様式化した記号であり、またギリシア語でゼウスの頭文字からローマ人がつけたものでもあるとのことです。

まあなかなか本場フランスの招致活動からのこのロゴへのこだわりようなどに比べると、なかなか日本はまだまだというところがあるのかと思われますが、非常に意味深いフリーメイスンリーに関わる国際的なイベントの一つとしてのオリンピックのロゴの話でした。
(追記:24インチの直線定規という象徴もありました。なかなか複雑です。)
2016-05-07 17:08 | カテゴリ:東京
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灯篭の 腹の膨らみ 織部かな
太郎冠者 侘助椿が 音羽にあり
2016-07-29 08:36 | カテゴリ:東京
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2016-08-27 13:17 | カテゴリ:東京
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この国の 灯台となれ ブラザーブラントンの礎
2016-11-20 12:12 | カテゴリ:東京
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2017-01-14 19:54 | カテゴリ:東京
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2017-08-27 09:46 | カテゴリ:東京
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2017-08-27 11:24 | カテゴリ:東京
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2017-08-27 12:27 | カテゴリ:東京
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2017-08-27 12:51 | カテゴリ:東京
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2017-09-02 16:33 | カテゴリ:東京
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