2012-04-16 07:30 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
House of the Temple、この名前ではインターネットで日本語のページは検索されてこないようです。
英語版ウィキペディアで解説があるので要約してみます。
正式にはHome of The Supreme Council, 33°, Ancient & Accepted Scottish Rite of Freemasonry, Southern Jurisdiction, Washington D.C., U.S.A. アメリカ合衆国コロンビア特別区南部管轄区古代認証スコットランド位階最高法院33階級本部となるようです。
1911年3月31日のスコティッシュライト最高法院ができて110周年で起工式が行われたそうです。ワシントンD.C.のグランドマスターの手によって1911年の10月18日に礎石が置かれたそうです。
建築家ジョン・ラッセル・ポープによって設計され1915年10月18日に完成したそうです。ポープは恐らくフリーメイスンだと思いますが、その後ワシントン国立美術館やジェファーソン記念館、アメリカ合衆国国立公文書館や大英博物館の一部を設計しているそうです。House of the Templeはトルコのハリカルナッソスにある世界七大不思議の一つマウソロス霊廟を模しているそうです。House of the Templeには総司令アルバート・パイクの遺骨や総司令ジョン・ヘンリー・コウルズの遺骨が移されていて、スコットランドの詩人のブラザーロバート・バーンズ関連のコレクションや書籍の最初の公共図書館となっているそうです。ブラザーダン・ブラウンのロスト・シンボルの重要な場面で現れています。

場所は何度も出していますがホワイトハウスの真北北西16番街路のナショナル・ジオグラフィック社の横にあります。ヒルトン・ワシントンからは歩いて15分位です。

さて再びやってきました。ちょうど10時くらいです。

受付で後で解説してくれるかわいい女性が一人で本を読んでいて、見学したい旨を言うと30-40分待ってくれと言います。かなり英語が早口なのでほとんどわからないのですが、ここに来る事はそもそも横浜ロッジでちょっと後輩のcandidateが見学してきたと聞いてやってきたので、見学できる事は知っていました。これらの写真も待っている間に撮ったものです。もちろん緊張していてブレています。


奥にお土産ショップもありました。最初は私の他には誰も見学待ちの人はいませんでしたが、担当のブラザーだと思いますが(大体雰囲気です。)、その人がこの受付の女性と話してしばらくしてからご近所さんという感じのラフな中年の夫婦など4人が現れました。その後中国系のバックパッカーらしき人も見学開始後に合流しました。
普段はほとんど見学者もいない雰囲気でした。見学する際は恐らく事前の連絡が最も大事になるのではないかと思います。私は結局この待ち時間でワシントン記念塔に登る時間を逃しました。
ロスト・シンボルでも描かれていたかと思いますが、この内部の装飾にも様々な秘密が込められているようです。DCpagesに色々詳しく解説がありました。北側に庭もあるそうです。