FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
| ホーム |
ええとまずこの内容はこのブログの中で最も難しい内容です。
このブログの内容が難しいのではなく、まずこの素材とした本が非常に難しい本であり、恐らく難しすぎてこれまで日本語訳が出なかったという事と、難しすぎるがゆえにこれまで幾多の陰謀論が唱えられてきたというところだと思います。
本日2013年5月1日は1776年5月1日にドイツ、バイエルン州インゴルシュタットでブラザーアダム・ヴァイスハウプトが秘密結社イルミナティを結成してから237周年な訳ですが、はっきり言って本日この本を読了したままの状態でこの本についてブログに書くというのはかなり厳しいものがあります。

しかしまあ課せられた使命としてできるだけ概要について触れていこうと思います。
まずイルミナティについてのウィキペディアの解説をコピペします。
イルミナティ(英: Illuminati)は、現実の歴史、およびフィクションに登場する秘密結社の名称。
日本語では啓明結社、パヴァリア啓明結社、光明会とも訳され、澁澤龍彦『秘密結社の手帖』ではパヴァリア幻想教団と訳された。
イルミナティとは、ラテン語で「光に照らされたもの」を意味するが、後に宗教的な活動から「啓蒙、開化」をも意味するようになる。近世以降、この名前で呼ばれた秘密結社が数多くある。グノーシス的要素やテンプル騎士団、シオン修道会、アサシン、フリーメイソンとの関連等を持つとされる。
陰謀論においては非常に人気があり、現在でも密かに世界へ手を伸ばし影響を与えている影の権力であるとされる。ただし、日本ではそれほど有名ではなく「ユダヤの陰謀」や「フリーメイソンの陰謀」などの表現に置き換えられていることが多い。フリーメイソンと混同される場合もしばしばあるが、フリーメイソンとの関連性は低い。
単にイルミナティと言った場合、後述のアダム・ヴァイスハオプト主宰のものを指す場合が多いが、その後に復興運動があったとは言え、その本体の活動期間は実質8年間であり、陰謀論の主体としてはユダヤやフリーメイソンと比較して説得力に欠けるという側面もある。
バイエルン王国で1776年に、インゴルシュタット大学の実践哲学教授アダム・ヴァイスハオプトが啓蒙主義的な Perfektibilismus(人類の倫理的完成可能説)を謳い、Perfektibilisten の同盟をつくり、のちに、イルミナティと改名した。原始共産主義を志向する側面と、内部の位階制の側面が同居している。ヴァイスハオプトからのキリスト教批判はあるが、それは倫理的完成へと向けるもので、他教への転向などを訴えるものではなく、ユダヤへの関連で語ってはいない。最盛期には各国に支部が置かれ、会員は貴族、大富豪、政治家、インテリなど2,000人に及んだという。1777年、ヴァイスハオプト自身もフリーメイソンになっており、並行してフリーメイソンだった者も多かった。
通説では1784年にバイエルン王国がフリーメイソンリー、イルミナティを含むすべての秘密結社を禁止するまで続いた。1785年にローマ教皇・ピウス六世はイルミナティがカトリックの教義になじまないと明言し、異端とされて、結社としての活動は1785年に終わった。
イルミナティの英語表記「illuminati」を逆にし、「itanimulli」とし、「http://www.itanimulli.com/」と、アドレスバーに打ち込むと、アメリカ国家安全保障局(NSA)につながる。
まずウィキペディアの内容としてこの本と違いがあるのが実践哲学教授というものですが、実際に恐らく実践哲学という講座というのは未だかつて存在しないと思われます。この本によれば教会法の教授という事で、当時あった世俗法のローマ法に対して教会法はカトリックの法を意味し、すなわち神学者であったという事です。そもそも父親がインゴルシュタットの法律学の教授であったそうで、彼が5歳のときに亡くなっているという事で、恐らく相当優秀であり、まあ一言で言うと血統も才能もともに天才という名にふさわしい人物であり25歳で教会法の正教授になったという存在という事でしょうか。ブラザーアダム・ヴァイスハウプトは正式にはJohann Adam Weishauptであり、1748年2月8日に生まれ1830年11月18日に亡くなったそうです。基本的にカントがケーニヒスベルク大学の哲学教授となったのが1770年だそうで、その後のいわゆるドイツ観念哲学の始まりともいえる「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」が1788~90年に出版されており、1776年のイルミナティ結成の際にはブラザーアダム・ヴァイスハウプトが28歳であり、同年にアメリカ独立宣言が発布され、さらに1789年にはフランス革命が勃発し、ブラザーモーツァルトがフリーメイスンリーに入会するのが1784年12月14日であり、1786年5月1日フィガロの結婚初演で、1791年9月30日魔笛初演で、12月5日亡くなるという時代です。
ブラザーモーツァルトを引き合いに出しましたが、同時代の音楽の分野の天才として名前を出した存在であり、恐らく実践哲学という分野を出すのであれば同時代の実践哲学の天才というのがこの陰謀論で有名なブラザーアダム・ヴァイスハウプトになるのだと思われます。どちらもヨハネの名を冠している事が彼らの人生と業績を表しているかもしれません。解説の副島氏は誕生日が5月1日のようですが、まあ一応訳された本文を全て読んで概観してみると、副島氏はこのブラザーヴァイスハウプトの考え、この本の内容を理解していないようです。
時代背景として色々挙げましたが、1776年にイルミナティが結成され、翌年の1777年にブラザーヴァイスハウプトはフリーメイスンとなったそうで、この本が出版されたのが1787年だそうです。イルミナティ結成以前に時代の趨勢と彼の出自から彼自身が極めて精緻に実際の秘密結社であったフリーメイスンリーやそれの類似組織、上位位階などのシステムについて深い知識を有していた事があるかと思われます。この本の多くの部分は実際の組織の運営法や支部同士の関係や上位位階の運営法、また実際の秘密結社の理念や有効性、実際の会員の役割や必要とされる能力などについて、全人類の幸福実現という理想を目標として精緻に解説しており、そのベースとして神学論としてカトリックの三位一体論やプラトン主義、新プラトン主義について全面的に批判を加えており、絶対的な理性への信奉がそれら全てに通じる前提として勧められており、それらが秘密結社の活動の原動力であり、実践的な社会活動の行動原理であると極めて理論的に述べられています。単純にこれらの組織の行動原理や行動理念は極めて近い存在としてフリーメイスンリーの上位位階、特にスコティッシュライトに引き継がれていると想像されますし、わたしの知る限りまさにそこの真髄であるかと思います。普遍的にはブルーロッジや、ひいてはロータリークラブやライオンズクラブ、赤十字やボーイスカウト、国際連合といった友愛団体や友愛精神を引き継ぐ組織全てに共通する行動原理、行動理念として存在するかと思われます。(もちろん公的にはイルミナティの理念自体は反キリスト教的でありフリーメイスンリーの理念として同一ではありません。)
全ての宗教や哲学、その他学問や経済活動や集団組織が理念として全人類の幸福実現にあるとするならば、それらの極めて実際的な実現の過程、方法論、行動指針を示したものがこのブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著したイルミナティという組織に関する著作であり、そこに含まれる理論を実際に修正しつつ運用しているのが現実社会であるかと思われます。長い文章ではないので読んでみればわかると思いますが、ほとんどの部分は基礎的な哲学知識が必要と思われ、必要とされる読書もほとんどがカント以前の哲学神学関連の書籍であり、聖書の通読はもちろんユダヤ古代誌も全て読みさらにその後のグノーシス主義を含んだ教会の神学の主要な著作、ソクラテス、プラトン、アリストテレスなどギリシア・ローマの著作を押さえてさらにその後の新プラトン主義について考察を加えて全面的に批判するだけの理解力をもたないと理解できないようです。私もかつてプラトンの著作「国家論」や「ソクラテスの弁明」など読んだ事もありますが、ほとんどまともに理解できませんでしたし、その後のカントやヘーゲル、ショーペンハウエルといった著作は読んだ事もありませんが、孔子の「論語」や老子の「老子」などは読んだことがあり、そういう経験から言えば、こうしたブラザーアダム・ヴァイスハウプトの実践哲学というスタイルは非常に有益であり秘密結社という概念とも実際のフリーメイスンリーなどの組織を通じて実践しうる理論であるのではないかと思われました。
実際のフリーメイスンリーの活動について、啓蒙活動であるとか、個々の人間を道徳的に高める活動とか、お互いにお互いを道徳的に高めるのが目的とか、交流を通して社会を啓蒙していくとかありますが、そういう活動の実際の理論的な部分を極めて教育的に抽象的に無駄無く表現しているのがこれらイルミナティ関連の著作であり、前にも述べましたが、啓蒙活動の実践のための行動の理論書がこのブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著作であるかと思われます。
副島氏の紹介から出版につなげた労は非常に素晴らしいかと思いますが、もちろんこれらの抄訳をなし得た訳者の方々の真面目な哲学知識がこの訳本の意義ほとんど全てだと思われますので、それらについて賞賛を贈りたいかと思います。
つまり5月1日がイルミナティの結成日として重要とされるのは、そのイルミナティの行動綱領とされる、これらブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著作が実践的で極めて精緻な理論書であり、行動する哲学として現代のフリーメイスンリーを初めとした友愛団体の活動に繋がる賞賛される哲学理論であるからなのだと思われます。イルミナティとはすなわち通常では認知しえない陰謀論でしか理解できないレベルの人類の幸福に関する行動する哲学理論、そういう概念で良いかと思われます。
私も宮沢賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福は あり得ない」という文章を知っていますが、まさにその理想論をそのまま実現するための方法論がイルミナティの理論であり、現代人が知るべき哲学書の部類だと思われます。もちろんフリーメイスンリーに関わるのであれば必読なのだと思われます。
もちろん入門書としては難しすぎます。哲学書はそういうものです。
このブログの内容が難しいのではなく、まずこの素材とした本が非常に難しい本であり、恐らく難しすぎてこれまで日本語訳が出なかったという事と、難しすぎるがゆえにこれまで幾多の陰謀論が唱えられてきたというところだと思います。
![]() | 秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇> (2013/01/16) アダム・ヴァイスハウプト 商品詳細を見る |
本日2013年5月1日は1776年5月1日にドイツ、バイエルン州インゴルシュタットでブラザーアダム・ヴァイスハウプトが秘密結社イルミナティを結成してから237周年な訳ですが、はっきり言って本日この本を読了したままの状態でこの本についてブログに書くというのはかなり厳しいものがあります。

しかしまあ課せられた使命としてできるだけ概要について触れていこうと思います。
まずイルミナティについてのウィキペディアの解説をコピペします。
イルミナティ(英: Illuminati)は、現実の歴史、およびフィクションに登場する秘密結社の名称。
日本語では啓明結社、パヴァリア啓明結社、光明会とも訳され、澁澤龍彦『秘密結社の手帖』ではパヴァリア幻想教団と訳された。
イルミナティとは、ラテン語で「光に照らされたもの」を意味するが、後に宗教的な活動から「啓蒙、開化」をも意味するようになる。近世以降、この名前で呼ばれた秘密結社が数多くある。グノーシス的要素やテンプル騎士団、シオン修道会、アサシン、フリーメイソンとの関連等を持つとされる。
陰謀論においては非常に人気があり、現在でも密かに世界へ手を伸ばし影響を与えている影の権力であるとされる。ただし、日本ではそれほど有名ではなく「ユダヤの陰謀」や「フリーメイソンの陰謀」などの表現に置き換えられていることが多い。フリーメイソンと混同される場合もしばしばあるが、フリーメイソンとの関連性は低い。
単にイルミナティと言った場合、後述のアダム・ヴァイスハオプト主宰のものを指す場合が多いが、その後に復興運動があったとは言え、その本体の活動期間は実質8年間であり、陰謀論の主体としてはユダヤやフリーメイソンと比較して説得力に欠けるという側面もある。
バイエルン王国で1776年に、インゴルシュタット大学の実践哲学教授アダム・ヴァイスハオプトが啓蒙主義的な Perfektibilismus(人類の倫理的完成可能説)を謳い、Perfektibilisten の同盟をつくり、のちに、イルミナティと改名した。原始共産主義を志向する側面と、内部の位階制の側面が同居している。ヴァイスハオプトからのキリスト教批判はあるが、それは倫理的完成へと向けるもので、他教への転向などを訴えるものではなく、ユダヤへの関連で語ってはいない。最盛期には各国に支部が置かれ、会員は貴族、大富豪、政治家、インテリなど2,000人に及んだという。1777年、ヴァイスハオプト自身もフリーメイソンになっており、並行してフリーメイソンだった者も多かった。
通説では1784年にバイエルン王国がフリーメイソンリー、イルミナティを含むすべての秘密結社を禁止するまで続いた。1785年にローマ教皇・ピウス六世はイルミナティがカトリックの教義になじまないと明言し、異端とされて、結社としての活動は1785年に終わった。
イルミナティの英語表記「illuminati」を逆にし、「itanimulli」とし、「http://www.itanimulli.com/」と、アドレスバーに打ち込むと、アメリカ国家安全保障局(NSA)につながる。
まずウィキペディアの内容としてこの本と違いがあるのが実践哲学教授というものですが、実際に恐らく実践哲学という講座というのは未だかつて存在しないと思われます。この本によれば教会法の教授という事で、当時あった世俗法のローマ法に対して教会法はカトリックの法を意味し、すなわち神学者であったという事です。そもそも父親がインゴルシュタットの法律学の教授であったそうで、彼が5歳のときに亡くなっているという事で、恐らく相当優秀であり、まあ一言で言うと血統も才能もともに天才という名にふさわしい人物であり25歳で教会法の正教授になったという存在という事でしょうか。ブラザーアダム・ヴァイスハウプトは正式にはJohann Adam Weishauptであり、1748年2月8日に生まれ1830年11月18日に亡くなったそうです。基本的にカントがケーニヒスベルク大学の哲学教授となったのが1770年だそうで、その後のいわゆるドイツ観念哲学の始まりともいえる「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」が1788~90年に出版されており、1776年のイルミナティ結成の際にはブラザーアダム・ヴァイスハウプトが28歳であり、同年にアメリカ独立宣言が発布され、さらに1789年にはフランス革命が勃発し、ブラザーモーツァルトがフリーメイスンリーに入会するのが1784年12月14日であり、1786年5月1日フィガロの結婚初演で、1791年9月30日魔笛初演で、12月5日亡くなるという時代です。
ブラザーモーツァルトを引き合いに出しましたが、同時代の音楽の分野の天才として名前を出した存在であり、恐らく実践哲学という分野を出すのであれば同時代の実践哲学の天才というのがこの陰謀論で有名なブラザーアダム・ヴァイスハウプトになるのだと思われます。どちらもヨハネの名を冠している事が彼らの人生と業績を表しているかもしれません。解説の副島氏は誕生日が5月1日のようですが、まあ一応訳された本文を全て読んで概観してみると、副島氏はこのブラザーヴァイスハウプトの考え、この本の内容を理解していないようです。
時代背景として色々挙げましたが、1776年にイルミナティが結成され、翌年の1777年にブラザーヴァイスハウプトはフリーメイスンとなったそうで、この本が出版されたのが1787年だそうです。イルミナティ結成以前に時代の趨勢と彼の出自から彼自身が極めて精緻に実際の秘密結社であったフリーメイスンリーやそれの類似組織、上位位階などのシステムについて深い知識を有していた事があるかと思われます。この本の多くの部分は実際の組織の運営法や支部同士の関係や上位位階の運営法、また実際の秘密結社の理念や有効性、実際の会員の役割や必要とされる能力などについて、全人類の幸福実現という理想を目標として精緻に解説しており、そのベースとして神学論としてカトリックの三位一体論やプラトン主義、新プラトン主義について全面的に批判を加えており、絶対的な理性への信奉がそれら全てに通じる前提として勧められており、それらが秘密結社の活動の原動力であり、実践的な社会活動の行動原理であると極めて理論的に述べられています。単純にこれらの組織の行動原理や行動理念は極めて近い存在としてフリーメイスンリーの上位位階、特にスコティッシュライトに引き継がれていると想像されますし、わたしの知る限りまさにそこの真髄であるかと思います。普遍的にはブルーロッジや、ひいてはロータリークラブやライオンズクラブ、赤十字やボーイスカウト、国際連合といった友愛団体や友愛精神を引き継ぐ組織全てに共通する行動原理、行動理念として存在するかと思われます。(もちろん公的にはイルミナティの理念自体は反キリスト教的でありフリーメイスンリーの理念として同一ではありません。)
全ての宗教や哲学、その他学問や経済活動や集団組織が理念として全人類の幸福実現にあるとするならば、それらの極めて実際的な実現の過程、方法論、行動指針を示したものがこのブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著したイルミナティという組織に関する著作であり、そこに含まれる理論を実際に修正しつつ運用しているのが現実社会であるかと思われます。長い文章ではないので読んでみればわかると思いますが、ほとんどの部分は基礎的な哲学知識が必要と思われ、必要とされる読書もほとんどがカント以前の哲学神学関連の書籍であり、聖書の通読はもちろんユダヤ古代誌も全て読みさらにその後のグノーシス主義を含んだ教会の神学の主要な著作、ソクラテス、プラトン、アリストテレスなどギリシア・ローマの著作を押さえてさらにその後の新プラトン主義について考察を加えて全面的に批判するだけの理解力をもたないと理解できないようです。私もかつてプラトンの著作「国家論」や「ソクラテスの弁明」など読んだ事もありますが、ほとんどまともに理解できませんでしたし、その後のカントやヘーゲル、ショーペンハウエルといった著作は読んだ事もありませんが、孔子の「論語」や老子の「老子」などは読んだことがあり、そういう経験から言えば、こうしたブラザーアダム・ヴァイスハウプトの実践哲学というスタイルは非常に有益であり秘密結社という概念とも実際のフリーメイスンリーなどの組織を通じて実践しうる理論であるのではないかと思われました。
実際のフリーメイスンリーの活動について、啓蒙活動であるとか、個々の人間を道徳的に高める活動とか、お互いにお互いを道徳的に高めるのが目的とか、交流を通して社会を啓蒙していくとかありますが、そういう活動の実際の理論的な部分を極めて教育的に抽象的に無駄無く表現しているのがこれらイルミナティ関連の著作であり、前にも述べましたが、啓蒙活動の実践のための行動の理論書がこのブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著作であるかと思われます。
副島氏の紹介から出版につなげた労は非常に素晴らしいかと思いますが、もちろんこれらの抄訳をなし得た訳者の方々の真面目な哲学知識がこの訳本の意義ほとんど全てだと思われますので、それらについて賞賛を贈りたいかと思います。
つまり5月1日がイルミナティの結成日として重要とされるのは、そのイルミナティの行動綱領とされる、これらブラザーアダム・ヴァイスハウプトの著作が実践的で極めて精緻な理論書であり、行動する哲学として現代のフリーメイスンリーを初めとした友愛団体の活動に繋がる賞賛される哲学理論であるからなのだと思われます。イルミナティとはすなわち通常では認知しえない陰謀論でしか理解できないレベルの人類の幸福に関する行動する哲学理論、そういう概念で良いかと思われます。
私も宮沢賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福は あり得ない」という文章を知っていますが、まさにその理想論をそのまま実現するための方法論がイルミナティの理論であり、現代人が知るべき哲学書の部類だと思われます。もちろんフリーメイスンリーに関わるのであれば必読なのだと思われます。
もちろん入門書としては難しすぎます。哲学書はそういうものです。
まあ憲法記念日という事で当然というか比較的盛り下がる話題でしょうか。
私もフリーメイスンリーについて知る以前にはあまり考えた事も無かった話なのですが、改めて考えてみると当然というか当然すぎる話なのですが、戦後にブラザーマッカーサーが制定した現憲法である日本国憲法はほぼ全文に渡ってフリーメイスンリーの理念で溢れています。
いわゆる憲法の話題が出てくる際に三大原則として示されるのが、基本的人権、国民主権、平和主義となるのだと思いますが、これらはまさにブラザールソーやロックらによって著され、その後のフリーメイスンリーの活動の中で着実に実現されてきた理想そのものであり、さらにそれらに含まれる三権分立や象徴元首制などもブラザーモンテスキューの著作や、名誉革命で示されてきたまさにフリーメイスンリーの理念がそのまま反映されているものであり、憲法制定後の日本社会の繁栄と合わせてまさに戦後のGHQを構成したアメリカフリーメイスンリーの業績中の業績の至宝というところでしょうか。
もちろんその後の警察予備隊の制定から自衛隊制定の憲法9条との矛盾などあからさまな問題もありますが、そういう矛盾も含めてフリーメイスンリー的な価値観の塊ともいえるものかと思われます。
そういうわけで条文の中にフリーメイスンリーのシンボリズムが認められないかというところな訳ですが、やはり最終的には当時の吉田茂首相を始めとした日本人が制定に携わっているわけで、さらにいうとその中に正式なフリーメイスンはいなかったという事が逆に明確なフリーメイスンリーのシンボリズムを認めないという事になっているのかと思います。
しかしそうはいってもフリーメイスンリーです。どこかにフリーメイスンリーの痕跡が残っているのではないかというところで、やはり最後の砦というか数字のシンボリズムを確かめることとします。
全体として見ると11章から構成されて全文が103条から構成されていて、これらも若干シンボリズムを意識した構成と認められるのでしょうか。それで3や11のシンボリズムを確認していくとなかなか面白いです。
何となく3の倍数の条文が特に33条位までは重要なポイントの条文で占められている感じなのが感じられるでしょうか?それぞれ挙げて行きます。
第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
(天皇の地位を明確に定めた条文であり、大日本帝国憲法との明確な違いであり重要な文言です。)
第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
○2 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
(象徴天皇の主要な仕事を示しています。)
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
(これは現在最も問題として挙げられる条文ですね。もちろんこれを改正したからと言ってこの国のあり方が変わることはありえないわけですが、この世界的にも画期的な条文が3×3の条文になっているのも象徴的なのだと思われます。)
第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
(11のマスターの数字に基本的人権を定めた条文が入っているのもこれまたフリーメイスンリー的には価値ある事です。11の数字の重要性については過去に何度も触れている事かと思います。)
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
(基本的人権とセットのこの条文は公共の福祉について触れた、いわゆる義務と権利という権利の社会性について触れたまた非常に重要とされる条文です。これらの考え方についていわゆるフリーメイスンリーの考え方が実際に本当に浸透しているとは言い難い日本で出てくる代替の内容の極めて低い程度の対照性はこの憲法の価値を再確認するものでもあるかもしれません。)
第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
○2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
○3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
○4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
(これもまた非常に重要な条文ですが、実際にこれらが法の精神として浸透しているかというと疑問です。)
第十八条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
(これらは非常に重要な実際の近代法の理念だと思われます。)
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
○2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
(フリーメイスンリーでも示されることがあるこの理念ですが、実際には特に第二項に関しては今日厳格に守られているかどうか疑問があるかと思われます。)
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
○2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
(これもやはり結婚の項目が重要ということなのだと思います。)
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
(これは3の倍数ではありませんが、5×5でそれもまたシンボリズムなのだと思われます。社会主義的ないわゆるフランス革命でもたらされた思想だと思われます。安定した時代に特に重要性が増している条文だと思われます。)
第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
○2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
○3 児童は、これを酷使してはならない。
(これもまた実生活で非常に重要な条文であります。)
第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。
(これも当然大事な条文です。)
第三十三条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。
(33の数字でこれなのは戦前のフリーメイスンリーが一斉検挙された歴史を踏まえたからなのかもしれません。)
第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
(これもまた第三十三条に絡めたものでしょうか。)
第三十九条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。
(これは難しいですね。この条文の重要性についてはなんとも言えませんが刑事責任の適時性というところにおいて法の基本なのだと思われます。)
第四十二条 国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。
(3の倍数の条文で重要そうなのはこのくらいまでですかね。二院制はまあ重要なのだと思われます。)
第八条 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。
第八十八条 すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。
(皇室財産に関する項目がそれぞれ8と88とシンボリズムを意識したものであるのは興味深いですね。恐らく皇室財産の処分に関しては当時のGHQの主要な戦後処理の問題であったと思われますので興味深いです。)
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
(あえてここで念を押して憲法擁護義務を入れているのもなかなかシンボリズムとして興味深いです。)
というわけで日本国憲法と数字のシンボリズムというのもフリーメイスンリーに関する知識をもって眺めるとなかなか条文の意義や歴史を鑑みて興味深いものではないかと思われます。
ちなみに日本国憲法は公布が1946年昭和21年11月3日の明治節であり、発布が1947年昭和22年5月3日本日の日付なわけですが、5月3日は1791年にポーランド王国でヨーロッパ初の近代的成文憲法である5月3日憲法が成立した日だそうで、この憲法の成立に当たったのがフランス革命後の啓蒙思想が浸透した時代のポーランド王国のフリーメイスン達で、国王のブラザースタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ、

(砂時計および王冠を手にしたスタニスワフ・アウグスト)
ブラザーワシントンの副官としてアメリカ独立戦争を戦ったブラザータデウシュ・コシチュシュコ




(ブラザーコシチュシュコの肖像と彼の心臓が保存されたパーフェクトアシュラー、彼の記念の塚とその頂上の石)
などです。ポーランド王国で成立したこの急進的な民主的憲法は結局フリーメイスンであったフリードリッヒ二世のプロイセンやフリーメイスンに極めて近い啓蒙専制君主であったエカチェリーナ二世のロシアの警戒を呼び、翌年の1792年に両国に攻められてポーランドは分割されその後の1795年にポーランドは完全に消滅してしまい、制定に関わったポーランドのフリーメイスン達はフランスなどへの亡命を余儀なくされ、その後123年の間ポーランドは他国に占領統治される屈辱を味わうこととなりました。
ブラザーワシントンとも関係があり、ヨーロッパ初の近代憲法という事で(フランス革命による憲法は立憲君主制の1791年憲法が9月3日であり、啓蒙主義的なジャコバン憲法は1793年6月24日ですが後者は結局施行されなかったそうです。)戦後に復興した神戸や横浜のイングランドグランドロッジやスコットランドグランドロッジ系列のフリーメイスンリーロッジとの関係でも配慮した日付のシンボリズムなのだと思われます。ポーランドの成文憲法は5月1日に近いという事で当然前回取り上げたイルミナティの活動も意識したフランス革命などとも絡めた急進的フリーメイスンリーの活動であったのだと思われ、それらが後にいわゆる今日の日本の九条問題とも言われる憲法問題の由来となっている部分であるかもしれません。結局それはブラザーマッカーサーを含めて太平洋戦争を含めた第二次世界大戦で戦争を実際に戦い指導してきたアメリカフリーメイスンリーを始めとした全世界のフリーメイスンリーが実感として正義の武器庫の武器として使用した原爆の惨禍を代表としてわが日本の敗戦の惨禍を実際に目の当たりとして新しい民主国家日本の3×3の条文に含ませた真新しい理念そのものであったのだと思われます。
まあというわけで、Japanese Freemasonryという題名を掲げる当ブログはフリーメイスンリーの憲法ともいえるアンダーソン憲章について翻訳を進めていく事になるわけです。また昨年の民主党野田首相の視察のもとで行われた自衛隊の観艦式の様子などもいずれブログとしたいかと思っています。
私もフリーメイスンリーについて知る以前にはあまり考えた事も無かった話なのですが、改めて考えてみると当然というか当然すぎる話なのですが、戦後にブラザーマッカーサーが制定した現憲法である日本国憲法はほぼ全文に渡ってフリーメイスンリーの理念で溢れています。
いわゆる憲法の話題が出てくる際に三大原則として示されるのが、基本的人権、国民主権、平和主義となるのだと思いますが、これらはまさにブラザールソーやロックらによって著され、その後のフリーメイスンリーの活動の中で着実に実現されてきた理想そのものであり、さらにそれらに含まれる三権分立や象徴元首制などもブラザーモンテスキューの著作や、名誉革命で示されてきたまさにフリーメイスンリーの理念がそのまま反映されているものであり、憲法制定後の日本社会の繁栄と合わせてまさに戦後のGHQを構成したアメリカフリーメイスンリーの業績中の業績の至宝というところでしょうか。
もちろんその後の警察予備隊の制定から自衛隊制定の憲法9条との矛盾などあからさまな問題もありますが、そういう矛盾も含めてフリーメイスンリー的な価値観の塊ともいえるものかと思われます。
そういうわけで条文の中にフリーメイスンリーのシンボリズムが認められないかというところな訳ですが、やはり最終的には当時の吉田茂首相を始めとした日本人が制定に携わっているわけで、さらにいうとその中に正式なフリーメイスンはいなかったという事が逆に明確なフリーメイスンリーのシンボリズムを認めないという事になっているのかと思います。
しかしそうはいってもフリーメイスンリーです。どこかにフリーメイスンリーの痕跡が残っているのではないかというところで、やはり最後の砦というか数字のシンボリズムを確かめることとします。
全体として見ると11章から構成されて全文が103条から構成されていて、これらも若干シンボリズムを意識した構成と認められるのでしょうか。それで3や11のシンボリズムを確認していくとなかなか面白いです。
何となく3の倍数の条文が特に33条位までは重要なポイントの条文で占められている感じなのが感じられるでしょうか?それぞれ挙げて行きます。
第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
(天皇の地位を明確に定めた条文であり、大日本帝国憲法との明確な違いであり重要な文言です。)
第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
○2 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
(象徴天皇の主要な仕事を示しています。)
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
(これは現在最も問題として挙げられる条文ですね。もちろんこれを改正したからと言ってこの国のあり方が変わることはありえないわけですが、この世界的にも画期的な条文が3×3の条文になっているのも象徴的なのだと思われます。)
第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
(11のマスターの数字に基本的人権を定めた条文が入っているのもこれまたフリーメイスンリー的には価値ある事です。11の数字の重要性については過去に何度も触れている事かと思います。)
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
(基本的人権とセットのこの条文は公共の福祉について触れた、いわゆる義務と権利という権利の社会性について触れたまた非常に重要とされる条文です。これらの考え方についていわゆるフリーメイスンリーの考え方が実際に本当に浸透しているとは言い難い日本で出てくる代替の内容の極めて低い程度の対照性はこの憲法の価値を再確認するものでもあるかもしれません。)
第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
○2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
○3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
○4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
(これもまた非常に重要な条文ですが、実際にこれらが法の精神として浸透しているかというと疑問です。)
第十八条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
(これらは非常に重要な実際の近代法の理念だと思われます。)
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
○2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
(フリーメイスンリーでも示されることがあるこの理念ですが、実際には特に第二項に関しては今日厳格に守られているかどうか疑問があるかと思われます。)
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
○2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
(これもやはり結婚の項目が重要ということなのだと思います。)
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
(これは3の倍数ではありませんが、5×5でそれもまたシンボリズムなのだと思われます。社会主義的ないわゆるフランス革命でもたらされた思想だと思われます。安定した時代に特に重要性が増している条文だと思われます。)
第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
○2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
○3 児童は、これを酷使してはならない。
(これもまた実生活で非常に重要な条文であります。)
第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。
(これも当然大事な条文です。)
第三十三条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。
(33の数字でこれなのは戦前のフリーメイスンリーが一斉検挙された歴史を踏まえたからなのかもしれません。)
第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
(これもまた第三十三条に絡めたものでしょうか。)
第三十九条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。
(これは難しいですね。この条文の重要性についてはなんとも言えませんが刑事責任の適時性というところにおいて法の基本なのだと思われます。)
第四十二条 国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。
(3の倍数の条文で重要そうなのはこのくらいまでですかね。二院制はまあ重要なのだと思われます。)
第八条 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。
第八十八条 すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。
(皇室財産に関する項目がそれぞれ8と88とシンボリズムを意識したものであるのは興味深いですね。恐らく皇室財産の処分に関しては当時のGHQの主要な戦後処理の問題であったと思われますので興味深いです。)
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
(あえてここで念を押して憲法擁護義務を入れているのもなかなかシンボリズムとして興味深いです。)
というわけで日本国憲法と数字のシンボリズムというのもフリーメイスンリーに関する知識をもって眺めるとなかなか条文の意義や歴史を鑑みて興味深いものではないかと思われます。
ちなみに日本国憲法は公布が1946年昭和21年11月3日の明治節であり、発布が1947年昭和22年5月3日本日の日付なわけですが、5月3日は1791年にポーランド王国でヨーロッパ初の近代的成文憲法である5月3日憲法が成立した日だそうで、この憲法の成立に当たったのがフランス革命後の啓蒙思想が浸透した時代のポーランド王国のフリーメイスン達で、国王のブラザースタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ、

(砂時計および王冠を手にしたスタニスワフ・アウグスト)
ブラザーワシントンの副官としてアメリカ独立戦争を戦ったブラザータデウシュ・コシチュシュコ




(ブラザーコシチュシュコの肖像と彼の心臓が保存されたパーフェクトアシュラー、彼の記念の塚とその頂上の石)
などです。ポーランド王国で成立したこの急進的な民主的憲法は結局フリーメイスンであったフリードリッヒ二世のプロイセンやフリーメイスンに極めて近い啓蒙専制君主であったエカチェリーナ二世のロシアの警戒を呼び、翌年の1792年に両国に攻められてポーランドは分割されその後の1795年にポーランドは完全に消滅してしまい、制定に関わったポーランドのフリーメイスン達はフランスなどへの亡命を余儀なくされ、その後123年の間ポーランドは他国に占領統治される屈辱を味わうこととなりました。
ブラザーワシントンとも関係があり、ヨーロッパ初の近代憲法という事で(フランス革命による憲法は立憲君主制の1791年憲法が9月3日であり、啓蒙主義的なジャコバン憲法は1793年6月24日ですが後者は結局施行されなかったそうです。)戦後に復興した神戸や横浜のイングランドグランドロッジやスコットランドグランドロッジ系列のフリーメイスンリーロッジとの関係でも配慮した日付のシンボリズムなのだと思われます。ポーランドの成文憲法は5月1日に近いという事で当然前回取り上げたイルミナティの活動も意識したフランス革命などとも絡めた急進的フリーメイスンリーの活動であったのだと思われ、それらが後にいわゆる今日の日本の九条問題とも言われる憲法問題の由来となっている部分であるかもしれません。結局それはブラザーマッカーサーを含めて太平洋戦争を含めた第二次世界大戦で戦争を実際に戦い指導してきたアメリカフリーメイスンリーを始めとした全世界のフリーメイスンリーが実感として正義の武器庫の武器として使用した原爆の惨禍を代表としてわが日本の敗戦の惨禍を実際に目の当たりとして新しい民主国家日本の3×3の条文に含ませた真新しい理念そのものであったのだと思われます。
まあというわけで、Japanese Freemasonryという題名を掲げる当ブログはフリーメイスンリーの憲法ともいえるアンダーソン憲章について翻訳を進めていく事になるわけです。また昨年の民主党野田首相の視察のもとで行われた自衛隊の観艦式の様子などもいずれブログとしたいかと思っています。
さてルーヴル美術館も最後の回です。



ルーヴル美術館のピラミッドを館内から取った写真です。なかなか珍しいと思うのですが、様子がよくわかって良いかと思います。







これは非常に珍しく有難かった展示ですが、懐中時計を始めとする昔の時計関連の展示ですね。世界で最も貴重なコレクションかもしれません。値段は付くのでしょうか。私も懐中時計はかなり持っていますが、ここのものはすごいですね。いくつか手にとって取り扱ってみたくなります。

こういう宗教画のようなタペストリーが何十枚も展示してありました。前日も見たのですが、その時はiPhoneの電池が無く全く写真に撮れませんでした。ペルシア絨毯と同じで完全に手工業の時代ですから一枚作るのに年単位かかるのだと思います。非常に圧倒されて感動したのですが、見学者はほぼゼロの状況でした。みなさん地元の人は見飽きているのでしょうか。私はキリスト教文化の念のようなものを感じて最もフランスを感じた気がしました。
ちょうど現在六本木の国立新美術館で貴婦人と一角獣展としてフランスからのタペストリーを展示した展覧会が行われているようです。詳細はリンク先を御覧下さい。一種の連動企画でしょうか。タペストリーにしるされた一角獣と獅子はそれぞれスコットランドとイングランドの王権の象徴であり、主題とする五感はFellow Craftのritualに認める一つのテーマであり、最後のテントのようなものはユダヤ教の仮庵の祭りで祝われる出エジプトの際のスコットと呼ばれる移動できる天幕であり、これもフリーメイスンリーのシンボルとなります。ロッジの意味になるのでしょうか。休み中は混んでいるでしょうが是非いらしてみてはいかがでしょうか。

ステンドグラスもどこかの教会から移築したものを展示してありました。このタペストリーとステンドグラスはキリスト教的な見るものを圧倒する念という精神世界を表現したものかと思われます。

こちらもタペストリーですね。場面は全くわかりませんでした。

展示はこんな感じでした。

こうした七宝焼きのような陶器も最高のものが置いてあるようでした。こういうものでも最高のものを出されると東洋として対抗するのも厳しいようです。

これもタペストリーです。農村の狩りの様子でしょうか。

やはりこれも展示の様子でしょうか。

なかなかこういうのも日本でも見た事がないほどの素晴らしいものばかりです。

聖書の場面でしょうか。

立派な装飾の家具も展示してあります。

金細工でしょうか。文様もすさまじく凝っています。


これは非常に感心しましたが、中世の西洋鎧なのですが、機能性もありながら、その装飾性が素晴らしく、恐らく王侯貴族のものであるのでしょうが、打ち出し模様がかつて見たことがないほど素晴らしかったです。

こちらも打ち出し模様の武具ですが、機能性と装飾性を兼ね備えているのでしょうね。

サラマンダーかドラゴンの退治でしょうか。ヤマタノオロチの伝説のようです。聖書の話ではなさそうです。

十字架や装飾具ですが、やはり細かいものは日本より細かい感じでしょうか。

聖ゲオルギオスのドラゴン退治の場面の金の彫刻のようです。

女性の衣装でしょうか。司祭の衣装のようでもあります。

狩りの様子のようです。

聖水瓶だと思われます。

これはまあ展示の様子ですね。

洗礼を与える聖水瓶にもこんな形もあります。秘蹟を行うイメージなのでしょうか。

金の聖母マリア像でしょうか。

教会で使う道具でしょうか。

ステンドグラスもあり教会そのもののようです。


教会の道具が展示してあります。主に聖水瓶でしょうか。

金で作られた箱のようなものです。道具を入れるためのものでしょうか。

剣がありましたが儀式用のものでしょうか。フリーメイスンリーの儀式用のものとも似ています。

これはブラザーナポレオン三世のコレクションだと思われます。中国や日本の象牙製の人形や漆塗りの箱があります。

ブラザーナポレオン三世の肖像画です。

中国製の鳥と植物の象嵌でしょうか。非常に美しかったです。

ブラザーナポレオンの肖像画です。

ブラザーナポレオンの玉座でしょうか。まあ記念撮影用かもしれません。

フリーメイスンリーを意識した感じのものを撮っているのでしょうかね。実際には直接関係なさそうです。

ブラザーナポレオン三世のコレクションだと思いますが、神殿の模型のようなものでしょうか。オベリスクが目立ちます。

4つの美徳のような女性像ですがちょっと違うかもしれません。

小さなステンドグラスがありましたがうまく撮れていません。

彫刻部門の像を一応撮ったのですね。題名などはわかりません。

さて出てみると快晴です。

改めてピラミッドを撮ったら台湾の方でしょうか。いきなり写っていました。

帰りのホテルへの道でモリエールの銅像がありました。基本的にパリもロンドンも銅像がある方はフリーメイスンのようですが、ルイ14世の時代の方でありはっきりとはわかりません。恐らくフリーメイスンなのだと思われます。
写真を撮りまくったのでやはりiPhoneの電池が切れてしまいました。このあとホテルに戻ってユーロスターに再び乗ってロンドンに帰ったのですが、ホテルのフロントにすごい美人の女性がいたりしましたが特にどうという事はありませんでした。まあそんなのもフリーメイスンリーでしょうか。まあパリに美人はいるという事で良いのではないでしょうか。まあいつでも人間の求める美は異性の美というところが教訓なんでしょうかね。
本日はやはり横浜ロッジの定例会の日ですがどうでしょうか。今年のゴールデンウィークはあからさまに休日が快晴の日が続き人出も相当に多く見込まれるようです。さてさてどうなることやら。
この後は旅の余韻という事でロンドンからの写真を載せて終わりです。機会があれば次のエジンバラの国際フリーメイスンリー歴史学会に向けてプログラムの和訳なども載せていこうかと思っています。



ルーヴル美術館のピラミッドを館内から取った写真です。なかなか珍しいと思うのですが、様子がよくわかって良いかと思います。







これは非常に珍しく有難かった展示ですが、懐中時計を始めとする昔の時計関連の展示ですね。世界で最も貴重なコレクションかもしれません。値段は付くのでしょうか。私も懐中時計はかなり持っていますが、ここのものはすごいですね。いくつか手にとって取り扱ってみたくなります。

こういう宗教画のようなタペストリーが何十枚も展示してありました。前日も見たのですが、その時はiPhoneの電池が無く全く写真に撮れませんでした。ペルシア絨毯と同じで完全に手工業の時代ですから一枚作るのに年単位かかるのだと思います。非常に圧倒されて感動したのですが、見学者はほぼゼロの状況でした。みなさん地元の人は見飽きているのでしょうか。私はキリスト教文化の念のようなものを感じて最もフランスを感じた気がしました。
ちょうど現在六本木の国立新美術館で貴婦人と一角獣展としてフランスからのタペストリーを展示した展覧会が行われているようです。詳細はリンク先を御覧下さい。一種の連動企画でしょうか。タペストリーにしるされた一角獣と獅子はそれぞれスコットランドとイングランドの王権の象徴であり、主題とする五感はFellow Craftのritualに認める一つのテーマであり、最後のテントのようなものはユダヤ教の仮庵の祭りで祝われる出エジプトの際のスコットと呼ばれる移動できる天幕であり、これもフリーメイスンリーのシンボルとなります。ロッジの意味になるのでしょうか。休み中は混んでいるでしょうが是非いらしてみてはいかがでしょうか。

ステンドグラスもどこかの教会から移築したものを展示してありました。このタペストリーとステンドグラスはキリスト教的な見るものを圧倒する念という精神世界を表現したものかと思われます。

こちらもタペストリーですね。場面は全くわかりませんでした。

展示はこんな感じでした。

こうした七宝焼きのような陶器も最高のものが置いてあるようでした。こういうものでも最高のものを出されると東洋として対抗するのも厳しいようです。

これもタペストリーです。農村の狩りの様子でしょうか。

やはりこれも展示の様子でしょうか。

なかなかこういうのも日本でも見た事がないほどの素晴らしいものばかりです。

聖書の場面でしょうか。

立派な装飾の家具も展示してあります。

金細工でしょうか。文様もすさまじく凝っています。


これは非常に感心しましたが、中世の西洋鎧なのですが、機能性もありながら、その装飾性が素晴らしく、恐らく王侯貴族のものであるのでしょうが、打ち出し模様がかつて見たことがないほど素晴らしかったです。

こちらも打ち出し模様の武具ですが、機能性と装飾性を兼ね備えているのでしょうね。

サラマンダーかドラゴンの退治でしょうか。ヤマタノオロチの伝説のようです。聖書の話ではなさそうです。

十字架や装飾具ですが、やはり細かいものは日本より細かい感じでしょうか。

聖ゲオルギオスのドラゴン退治の場面の金の彫刻のようです。

女性の衣装でしょうか。司祭の衣装のようでもあります。

狩りの様子のようです。

聖水瓶だと思われます。

これはまあ展示の様子ですね。

洗礼を与える聖水瓶にもこんな形もあります。秘蹟を行うイメージなのでしょうか。

金の聖母マリア像でしょうか。

教会で使う道具でしょうか。

ステンドグラスもあり教会そのもののようです。


教会の道具が展示してあります。主に聖水瓶でしょうか。

金で作られた箱のようなものです。道具を入れるためのものでしょうか。

剣がありましたが儀式用のものでしょうか。フリーメイスンリーの儀式用のものとも似ています。

これはブラザーナポレオン三世のコレクションだと思われます。中国や日本の象牙製の人形や漆塗りの箱があります。

ブラザーナポレオン三世の肖像画です。

中国製の鳥と植物の象嵌でしょうか。非常に美しかったです。

ブラザーナポレオンの肖像画です。

ブラザーナポレオンの玉座でしょうか。まあ記念撮影用かもしれません。

フリーメイスンリーを意識した感じのものを撮っているのでしょうかね。実際には直接関係なさそうです。

ブラザーナポレオン三世のコレクションだと思いますが、神殿の模型のようなものでしょうか。オベリスクが目立ちます。

4つの美徳のような女性像ですがちょっと違うかもしれません。

小さなステンドグラスがありましたがうまく撮れていません。

彫刻部門の像を一応撮ったのですね。題名などはわかりません。

さて出てみると快晴です。

改めてピラミッドを撮ったら台湾の方でしょうか。いきなり写っていました。

帰りのホテルへの道でモリエールの銅像がありました。基本的にパリもロンドンも銅像がある方はフリーメイスンのようですが、ルイ14世の時代の方でありはっきりとはわかりません。恐らくフリーメイスンなのだと思われます。
写真を撮りまくったのでやはりiPhoneの電池が切れてしまいました。このあとホテルに戻ってユーロスターに再び乗ってロンドンに帰ったのですが、ホテルのフロントにすごい美人の女性がいたりしましたが特にどうという事はありませんでした。まあそんなのもフリーメイスンリーでしょうか。まあパリに美人はいるという事で良いのではないでしょうか。まあいつでも人間の求める美は異性の美というところが教訓なんでしょうかね。
本日はやはり横浜ロッジの定例会の日ですがどうでしょうか。今年のゴールデンウィークはあからさまに休日が快晴の日が続き人出も相当に多く見込まれるようです。さてさてどうなることやら。
この後は旅の余韻という事でロンドンからの写真を載せて終わりです。機会があれば次のエジンバラの国際フリーメイスンリー歴史学会に向けてプログラムの和訳なども載せていこうかと思っています。
さてでは大分間の開いてしまったこのブログ最大の重要文書の紹介、アンダーソン憲章の邦訳です。
これだけ間があいてしまうとちょっといつごろ終わるのかわかりませんが、まあ重要文書であり誤訳もあるでしょうし、紹介しているだけでも十分その任務としては良いというところなのかもしれません。今回はやっとこ表紙と献辞です。
これだけ間があいてしまうとちょっといつごろ終わるのかわかりませんが、まあ重要文書であり誤訳もあるでしょうし、紹介しているだけでも十分その任務としては良いというところなのかもしれません。今回はやっとこ表紙と献辞です。
THE
CONSTITUTIONS
OF THE
FREE-MASONS.
CONTAINING THE
History, Charges, Regulations, &c.
of that most Ancient and Right
Worshipful FRATERNITY.
For the Use of the LODGES.
LONDON Printed; Anno 5723.
Re-printed in Philadelphia by special Order, for the Use
of the Brethren in NORTH-AMERICA.
In the Year of Masonry 5734, Anno Domini 1734
フリーメイスンリー憲章
最古の最も真正なる尊崇すべき友愛結社の
歴史、法規、規則などを含む、
ロッジでの使用のために
ロンドンでの出版;5723年
特命によるフィラデルフィアでの再出版、北米の兄弟達の使用のために
CONSTITUTIONS
OF THE
FREE-MASONS.
CONTAINING THE
History, Charges, Regulations, &c.
of that most Ancient and Right
Worshipful FRATERNITY.
For the Use of the LODGES.
LONDON Printed; Anno 5723.
Re-printed in Philadelphia by special Order, for the Use
of the Brethren in NORTH-AMERICA.
In the Year of Masonry 5734, Anno Domini 1734
フリーメイスンリー憲章
最古の最も真正なる尊崇すべき友愛結社の
歴史、法規、規則などを含む、
ロッジでの使用のために
ロンドンでの出版;5723年
特命によるフィラデルフィアでの再出版、北米の兄弟達の使用のために
フリーメイスンリーの年5734年、西暦1734年
TO His GRACE the DUKE of
MONTAGU.
モンタギュー公爵閣下へ
TO His GRACE the DUKE of
MONTAGU.
モンタギュー公爵閣下へ
My Lord,
BY Order of his Grace the DUKE of WHARTON, the present Right Worshipful GRAND-MASTER of the Free-Masons; and, as his Deputy, I humbly dedicate this Book of the Constitutions of our ancient Fraternity to your Grace, in Testimony of your honourable, prudent, and vigilant Discharge of the Office of our GRAND-MASTER last Year.
神よ、
現在のフリーメイスンリーの真に尊崇すべきグランドマスターであるワートン公爵閣下の命のもと、閣下の代理として謙虚に我々古代からの友愛団体の憲章であるこの本をモンタギュー公爵閣下の元に、昨年の我々のグランドマスターの役職からの尊敬すべき慎重で用心深い離任の証言のなか、献呈します。
I need not tell your Grace what Pains our learned Author has taken in compiling and digesting this Book from the old Records, and How accurately he has compar'd and made every thing agreeable to History and Chronology, so as to render these NEW CONSTITUTIONS a just and exact Account of Masonry from the Beginning of the World to your Grace's Mastership, still preserving all that was truly ancient and authentick in the old ones : For every Brother will be pleas'd with the Performance, that knows it had your Grace's Perusal and Approbation, and that it is now printed for the Use of the Lodges, after it was approv'd by the Grand Lodge, when your Grace was GRAND-MASTER. All the Brother-hood will ever remember the Honour your Grace has done them, and your Care for their Peace, Harmony, and lasting Friendship: Which none is more duly sensible of than,
過去の記録からこの本を編纂し整理する際に我々の博識な著者がどれほどの労苦を味わったか、またどれほどの正確さをもって著者が全ての内容を歴史と年代学に照合したかについて私はあえて閣下にお伝えする必要はないかと思います。そのためこれら新しい憲章がフリーメイスンリーの世界の最初から閣下のマスターの時代までの、これまでの古書の中で真に古代の信ずべき真正な内容となっています。閣下が熟読されて推奨され、閣下がグランドマスターであった時のグランドロッジによって承認された後に、現在ではロッジの使用のために印刷されているので、全てのブラザーはその出来栄えに満足する事でしょう。全てのブラザーは閣下がそれらをなした事の栄誉と、閣下がブラザー達の平和、協調、継続した友愛に対して行った慈愛の、どちらもが等しく十分に感じられ、記憶され続けることでしょう。
My LORD,
Your GRACE's
most oblig'd, and
most obedient Servant,
and Faithful Brother,
神よ、
閣下に最も感謝している
最も従順な配下であり
誠実なブラザー
J.T. DESAGULIERS,
Deputy Grand-Master.
ジョン・テオフィルス・デサグリエ
グランドマスター代理
どうでしょうか。なかなか形容詞だけでも何重にもあったり大変ですが、ブラザーデサグリエは第三代グランドマスターであり、ブラザーモンタギュー公爵が第四代グランドマスターであり、第五代グランドマスターがブラザーワートン公爵であるわけですが、もちろん第三代グランドマスターである時代にブラザーデザグリエが始めたのがこの憲章の作成であったわけで、完成したのが第四代グランドマスターの時代で1721-1723年、出版されたのが1723年であり、その交代の際に第五代グランドマスターの就任に際して献呈されたわけですね。いずれこの初期のイングランドグランドマスター達の人となりについてもウィキペディアなどでわかる範囲で取り上げたいかと思いますが、なかなか翻訳も難しそうですが、その周辺の話も色々ありそうで、まあこんなペースで進めて行きたいかと思っています。
BY Order of his Grace the DUKE of WHARTON, the present Right Worshipful GRAND-MASTER of the Free-Masons; and, as his Deputy, I humbly dedicate this Book of the Constitutions of our ancient Fraternity to your Grace, in Testimony of your honourable, prudent, and vigilant Discharge of the Office of our GRAND-MASTER last Year.
神よ、
現在のフリーメイスンリーの真に尊崇すべきグランドマスターであるワートン公爵閣下の命のもと、閣下の代理として謙虚に我々古代からの友愛団体の憲章であるこの本をモンタギュー公爵閣下の元に、昨年の我々のグランドマスターの役職からの尊敬すべき慎重で用心深い離任の証言のなか、献呈します。
I need not tell your Grace what Pains our learned Author has taken in compiling and digesting this Book from the old Records, and How accurately he has compar'd and made every thing agreeable to History and Chronology, so as to render these NEW CONSTITUTIONS a just and exact Account of Masonry from the Beginning of the World to your Grace's Mastership, still preserving all that was truly ancient and authentick in the old ones : For every Brother will be pleas'd with the Performance, that knows it had your Grace's Perusal and Approbation, and that it is now printed for the Use of the Lodges, after it was approv'd by the Grand Lodge, when your Grace was GRAND-MASTER. All the Brother-hood will ever remember the Honour your Grace has done them, and your Care for their Peace, Harmony, and lasting Friendship: Which none is more duly sensible of than,
過去の記録からこの本を編纂し整理する際に我々の博識な著者がどれほどの労苦を味わったか、またどれほどの正確さをもって著者が全ての内容を歴史と年代学に照合したかについて私はあえて閣下にお伝えする必要はないかと思います。そのためこれら新しい憲章がフリーメイスンリーの世界の最初から閣下のマスターの時代までの、これまでの古書の中で真に古代の信ずべき真正な内容となっています。閣下が熟読されて推奨され、閣下がグランドマスターであった時のグランドロッジによって承認された後に、現在ではロッジの使用のために印刷されているので、全てのブラザーはその出来栄えに満足する事でしょう。全てのブラザーは閣下がそれらをなした事の栄誉と、閣下がブラザー達の平和、協調、継続した友愛に対して行った慈愛の、どちらもが等しく十分に感じられ、記憶され続けることでしょう。
My LORD,
Your GRACE's
most oblig'd, and
most obedient Servant,
and Faithful Brother,
神よ、
閣下に最も感謝している
最も従順な配下であり
誠実なブラザー
J.T. DESAGULIERS,
Deputy Grand-Master.
ジョン・テオフィルス・デサグリエ
グランドマスター代理
どうでしょうか。なかなか形容詞だけでも何重にもあったり大変ですが、ブラザーデサグリエは第三代グランドマスターであり、ブラザーモンタギュー公爵が第四代グランドマスターであり、第五代グランドマスターがブラザーワートン公爵であるわけですが、もちろん第三代グランドマスターである時代にブラザーデザグリエが始めたのがこの憲章の作成であったわけで、完成したのが第四代グランドマスターの時代で1721-1723年、出版されたのが1723年であり、その交代の際に第五代グランドマスターの就任に際して献呈されたわけですね。いずれこの初期のイングランドグランドマスター達の人となりについてもウィキペディアなどでわかる範囲で取り上げたいかと思いますが、なかなか翻訳も難しそうですが、その周辺の話も色々ありそうで、まあこんなペースで進めて行きたいかと思っています。
本編は終わりで長かった旅の余韻という事です。実際には約1週間で駆け足でロンドン・パリを巡った旅でした。反省点は天気が悪かったことでしょうか。

ユーロスターから帰って来たところのラッセルスクエア駅のエレベーターにあった広告です。なかなか神なき街から帰って来た感じがすごいする感じでしょうか。まあフランスのカトリックも言うほど破戒的ではないようです。

翌日のヒースロー空港です。

えらい快晴です。全くお天気次第ですね。イギリス、ヨーロッパ上空の写真はちょっと遠慮して撮っていません。

飛行機から見る月です。












東京湾上空です。まあ朝から大忙しのようです。やっぱり空気が濁ってるんですね。そこが一番気になったところでしょうか。ワシントンD.C.とロンドンともに大気汚染には相当気を使っているようでした。日本はアジアの一環でシンガポールなんかの方が進んでそうです。
さていかがなものでしょうか。日本人のヨーロッパ訪問といえば天正・慶長使節団や万延元年遣米使節団、文久遣欧使節団、岩倉使節団などが歴史的には有名ですが、その後は官費留学生や外交官らが多くあり、第二次世界大戦後はハワイを始めとして海外旅行や留学は一般人にも普通のものとなりました。世界が一体化する中で日本人がフリーメイスンリーと接する機会も増えてきているのではないかと思います。有名な観光地や多くの人が集まる場所は必然的にフリーメイスンリーとの関わりがあるかと思いますので、より深い知識や学習を求める方は出発前に現地のフリーメイスンリーについてネットなどで下調べをして行かれると良いかもしれません。

ユーロスターから帰って来たところのラッセルスクエア駅のエレベーターにあった広告です。なかなか神なき街から帰って来た感じがすごいする感じでしょうか。まあフランスのカトリックも言うほど破戒的ではないようです。

翌日のヒースロー空港です。

えらい快晴です。全くお天気次第ですね。イギリス、ヨーロッパ上空の写真はちょっと遠慮して撮っていません。

飛行機から見る月です。












東京湾上空です。まあ朝から大忙しのようです。やっぱり空気が濁ってるんですね。そこが一番気になったところでしょうか。ワシントンD.C.とロンドンともに大気汚染には相当気を使っているようでした。日本はアジアの一環でシンガポールなんかの方が進んでそうです。
さていかがなものでしょうか。日本人のヨーロッパ訪問といえば天正・慶長使節団や万延元年遣米使節団、文久遣欧使節団、岩倉使節団などが歴史的には有名ですが、その後は官費留学生や外交官らが多くあり、第二次世界大戦後はハワイを始めとして海外旅行や留学は一般人にも普通のものとなりました。世界が一体化する中で日本人がフリーメイスンリーと接する機会も増えてきているのではないかと思います。有名な観光地や多くの人が集まる場所は必然的にフリーメイスンリーとの関わりがあるかと思いますので、より深い知識や学習を求める方は出発前に現地のフリーメイスンリーについてネットなどで下調べをして行かれると良いかもしれません。
まあ単独のテーマでブログを書いてしまうほど書き易いネタが無くなったという事な訳ですが、英語の翻訳や読書ばかりというのもあれなので、テレビ関連の簡単なネタという事で頑張っているきゃりーぱみゅぱみゅ、プロデューサーの中田ヤスタカ氏とその周辺が特に頑張っているのでしょうが、どうも聞くところによるときゃりーぱみゅぱみゅさんのご両親が創価学会とかそういう話もあるらしいですが、まあ友愛ロッジのメンバーなんかも芸能関係者も多数認められるようですし、その新しいプロモーションビデオがなかなかまたシンボルが認められていたので書きます。
パーフェクトアシュラーな訳ですがまあシンボル一つ一つでPV一つ一つ作っていけば何とかブログじゃないですがネタがもつ感じでしょうかね。
YouTubeといえばテレビCMもやったりしていましたが、このブログでもモーツァルト作品を始めとして多数リンクをさせてもらっているわけですが、どうもオペラ関連は著作権関連でこのブログに載せると消去される傾向があるようです。英語字幕であった皇帝ティトの慈悲が消えてしまったのはなかなか悲しい感じでしょうか。
その他テレビCMではモード学園のCMが螺旋階段と白黒の床でアピールしていましたがどうなんでしょう。
フリーメイスンリーのシンボリズムが日本のマスメディアに増えることは良いことだと思われます。商業主義ではなくシンボリズムの考証が最も大事になるわけですが、シンボリズムを実践する事がまた直接的にそれらを考証する事にも繋がるかと思われます。主にヨーロッパでは19世紀から20世紀初頭にかけてのムーブメントであったいわゆる象徴主義とも言われるシンボリズムを積極的に導入したメディア(実際の象徴主義とは若干異なります。)表現が日本で一つのムーブメントとなって行くのは流行の循環とも取れますし単純な進歩とも取れますし様々な健全な取り組みの一つといえるのではないでしょうか。
パーフェクトアシュラーな訳ですがまあシンボル一つ一つでPV一つ一つ作っていけば何とかブログじゃないですがネタがもつ感じでしょうかね。
YouTubeといえばテレビCMもやったりしていましたが、このブログでもモーツァルト作品を始めとして多数リンクをさせてもらっているわけですが、どうもオペラ関連は著作権関連でこのブログに載せると消去される傾向があるようです。英語字幕であった皇帝ティトの慈悲が消えてしまったのはなかなか悲しい感じでしょうか。
その他テレビCMではモード学園のCMが螺旋階段と白黒の床でアピールしていましたがどうなんでしょう。
フリーメイスンリーのシンボリズムが日本のマスメディアに増えることは良いことだと思われます。商業主義ではなくシンボリズムの考証が最も大事になるわけですが、シンボリズムを実践する事がまた直接的にそれらを考証する事にも繋がるかと思われます。主にヨーロッパでは19世紀から20世紀初頭にかけてのムーブメントであったいわゆる象徴主義とも言われるシンボリズムを積極的に導入したメディア(実際の象徴主義とは若干異なります。)表現が日本で一つのムーブメントとなって行くのは流行の循環とも取れますし単純な進歩とも取れますし様々な健全な取り組みの一つといえるのではないでしょうか。
きゃりーぱみゅぱみゅからPSYと何か身近な話題に下り過ぎている感も否めないですが、まあ何かとわかりやすく新しいものであるほど影響力も大きく印象にも残りやすいかと思いますので記事としました。
PSYという韓国の歌手について知らない方も多いかもしれないのでまたまたウィキペディアをコピペします。
PSY(サイ、1977年12月31日 - )は、大韓民国の歌手、ダンサー、作詞家、音楽プロデューサーである。本名はパク・ジェサン(박재상,朴載相)。
韓国ソウル特別市江南区の出身。地元のバンポ小学校、バンポ中学校、セファ高校で学び、1996年にアメリカのボストン大学に入学し、経営学を専攻。その後バークリー音楽大学に編入し、音楽を学んだ。2001年1月、デビューアルバムを発表。同年11月15日大麻問題で警察に検挙され活動を自粛する。2003年から2005年までの徴兵期間、ソフトウェア開発会社に勤務し、兵役を逃れた。2007年3月、韓国観光広報大使として確実な復帰を果たしたが、2007年5月に、兵役に代わる産業機能要員としての勤務が問題となり、同年12月、兵務庁から入隊通知を受けて、現役として再入隊する。
2012年7月にリリースした正規アルバム6甲のタイトル曲江南スタイルのPVは、YouTubeで最も閲覧された動画のひとつである。YouTube再生ランキング1位をずっと記録していたが、YouTubeの仕様が単純な再生数から再生時間を基準に変更された途端にランキング圏外(100位下)となった。この曲はT-ペインやケイティ・ペリーらによってネット上で話題にされ、ネリー・ファータドにカヴァーされ、マルーン5 のライブでの特殊効果音に使われた。その後10月2日現在、アメリカのBillboard Hot 100の2位、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、英国の10カ国の公式チャートで1位となった。
2013年4月に江南スタイル以来約9カ月ぶりとなる新曲「ジェントルマン」のミュージックビデオ(MV)をyoutube上に公開し、公式動画の再生回数の増加ペースは1時間で100万アクセス以上となり、わずか1日で2000万アクセス以上に達した。その後、24時間で3840万件という最多再生回数を記録したためギネスに登録された。
まあ要するにYouTubeで江南スタイルという腰を振るダンスのPVが人気となった韓国が国を挙げて応援した歌手という事です。再生回数や売れ方が色々と話題になったようですが、その後の曲のPVではギネス記録となっているそうです。で、その二曲目の「ジェントルマン」が本日のお題です。
もう気付いていた人も多いかもしれませんが、白黒の床やGのシンボルの強調、ロータリークラブの会員のような高齢者などフリーメイスンリー関連のシンボルを強調しています。股下が伸びたスラックスはエプロンを思わせるデザインなのかもしれません。PSY自身がボストン大学に留学しており、IT関連企業で働いていたなどいかにもな経歴であるようです。独裁者であった朴正煕大統領の長女が初の女性大統領として訪米をしていたり、経済政治ともに躍進が著しい我が国日本のお隣で非常に関係の深い自由主義国韓国は、台湾などとともに今後フリーメイスンリー関連でも様々な話題があるかと思われます。
PVもなかなか韓国の現代の様子が分かって面白い感じでしょうか。非常に日本に似ていますね。
朴槿恵大統領も誕生日が1952年2月2日であり、父親の朴正煕大統領も誕生日が1917年11月14日とそれぞれシンボリズムが成り立つ感じでしょうか。
(追記:PSYはロータリークラブを通してポリオワクチンの普及に貢献をしているそうです。
)
PSYという韓国の歌手について知らない方も多いかもしれないのでまたまたウィキペディアをコピペします。
PSY(サイ、1977年12月31日 - )は、大韓民国の歌手、ダンサー、作詞家、音楽プロデューサーである。本名はパク・ジェサン(박재상,朴載相)。
韓国ソウル特別市江南区の出身。地元のバンポ小学校、バンポ中学校、セファ高校で学び、1996年にアメリカのボストン大学に入学し、経営学を専攻。その後バークリー音楽大学に編入し、音楽を学んだ。2001年1月、デビューアルバムを発表。同年11月15日大麻問題で警察に検挙され活動を自粛する。2003年から2005年までの徴兵期間、ソフトウェア開発会社に勤務し、兵役を逃れた。2007年3月、韓国観光広報大使として確実な復帰を果たしたが、2007年5月に、兵役に代わる産業機能要員としての勤務が問題となり、同年12月、兵務庁から入隊通知を受けて、現役として再入隊する。
2012年7月にリリースした正規アルバム6甲のタイトル曲江南スタイルのPVは、YouTubeで最も閲覧された動画のひとつである。YouTube再生ランキング1位をずっと記録していたが、YouTubeの仕様が単純な再生数から再生時間を基準に変更された途端にランキング圏外(100位下)となった。この曲はT-ペインやケイティ・ペリーらによってネット上で話題にされ、ネリー・ファータドにカヴァーされ、マルーン5 のライブでの特殊効果音に使われた。その後10月2日現在、アメリカのBillboard Hot 100の2位、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、英国の10カ国の公式チャートで1位となった。
2013年4月に江南スタイル以来約9カ月ぶりとなる新曲「ジェントルマン」のミュージックビデオ(MV)をyoutube上に公開し、公式動画の再生回数の増加ペースは1時間で100万アクセス以上となり、わずか1日で2000万アクセス以上に達した。その後、24時間で3840万件という最多再生回数を記録したためギネスに登録された。
まあ要するにYouTubeで江南スタイルという腰を振るダンスのPVが人気となった韓国が国を挙げて応援した歌手という事です。再生回数や売れ方が色々と話題になったようですが、その後の曲のPVではギネス記録となっているそうです。で、その二曲目の「ジェントルマン」が本日のお題です。
もう気付いていた人も多いかもしれませんが、白黒の床やGのシンボルの強調、ロータリークラブの会員のような高齢者などフリーメイスンリー関連のシンボルを強調しています。股下が伸びたスラックスはエプロンを思わせるデザインなのかもしれません。PSY自身がボストン大学に留学しており、IT関連企業で働いていたなどいかにもな経歴であるようです。独裁者であった朴正煕大統領の長女が初の女性大統領として訪米をしていたり、経済政治ともに躍進が著しい我が国日本のお隣で非常に関係の深い自由主義国韓国は、台湾などとともに今後フリーメイスンリー関連でも様々な話題があるかと思われます。
PVもなかなか韓国の現代の様子が分かって面白い感じでしょうか。非常に日本に似ていますね。
朴槿恵大統領も誕生日が1952年2月2日であり、父親の朴正煕大統領も誕生日が1917年11月14日とそれぞれシンボリズムが成り立つ感じでしょうか。
(追記:PSYはロータリークラブを通してポリオワクチンの普及に貢献をしているそうです。

横須賀は昨日、今日と毎年恒例のカレーフェスティバルですが、昨日はかなりの雨で屋台は大変な状況であったかと思いますが、本日は良い天気となっており多くの人出が見込まれるかと思います。
さて色々難しい内容の間を埋めるように継続しているアメリカの州章シリーズですが、実際は結構注目や反響は大きいようです。なぜならアメリカはフリーメイスンリーが非常に盛んな国ですから、日本のロータリークラブやライオンズクラブの比ではないからだと思われます。というわけでまあ内容的には変わらないのですが、反響が大きいぞという事で、基本的にはシンボリズムを中心とした内容な訳ですが、まあこういう内容を見て当地に行ってみようとか色々な事を思いつかれる方もたくさんいるかと思いますので、慎重にPrudenceに着実に進行していこうかと思います。
さて50州+1の7番目はイリノイ州ですが、場所はシカゴのある場所です。

五大湖のミシガン湖の南西岸に接する位置にあるのがオバマ大統領の出身地であり、バスケットのシカゴブルズ、野球のシカゴカブスの本拠地であるシカゴであり、鉄道のアムトラックの主要な中継地であり、航空のアメリカ国内便、国際便の発着の非常に盛んな空港があるようです。主に工業地帯でありボーイングやキャタピラー、アーマライトなどの軍事産業の本社やマクドナルド、モトローラ、ユナイテッド航空といった世界企業の本社、製薬会社ではアボット・ラボラトリーズの本社があるようです。農業でも大豆、トウモロコシの生産量は全米1、2位であるそうで、いろいろ重要なものが集まっているという印象でしょうか。原子力発電も最初の原子炉があったそうで、現在でも電力の半分が原子力発電であるそうです。
州都はスプリングフィールドという都市だそうで、同じ名前の都市がマサチューセッツ州にもありますが、ウィキペディアには州都にある州議会議事堂のドームが連邦議会のドームより高いと書いてあります。

歴史や政治的にはイリノイ州はエイブラハム・リンカーンと南北戦争で活躍しその後大統領となったユリシーズ・グラント将軍が生活した場であり、初期にはモルモン教徒であるブラザージョセフ・スミス・ジュニアが拠点を構え殺された場でもあるようです。出身者としては建築家のフランク・ロイド・ライトやノーベル賞受賞者のブラザーエンリコ・フェルミ、元大統領のロナルド・レーガンなどがいるようです。
アメリカの州の中ではカトリック教徒が多いほうで3割ほどいて州内では最も多いようです。
ウィキペディアにはロックフェラー礼拝堂というシカゴ大学内にある寄付された教会の写真が載っていましたが、カトリックかプロテスタントかは特に決まっていないようです。ブラザージョン・ロックフェラー自身はバプテスト教徒であったそうで、プロテスタントの一派になるようです。

ブラザージョン・ロックフェラーの墓ですが、オハイオ州クリーブランドにあるそうです。

フリーメイスンリーのグランドロッジは12あるそうで、いわゆるイリノイグランドロッジには73000人ほど所属しているそうで、州の人口が1300万人ほどであるそうなので、恐らくプリンスホールフリーメイスンリーなど他のグランドロッジに所属するフリーメイスンが相当数いるので割合はこれまでの州のように100人~200人に一人程度なのではないでしょうか。まあ歴史的に言っても、今日のアメリカにおける都市の機能として観てもフリーメイスンリーが盛んであるかどうかと評価するような都市ではないということなのだと思われます。グランドロッジのホームページを見るとその例会の写真はヒルトンホテルで行われたようですがなかなか豪華なようです。シカゴは国際ロータリーの発祥地として重要なのだと思われます。
では州章についてです。


日本版ウィキペディアのものと英語版のものを並べました。一見してアメリカの国璽と同じデザインだなというところだと思われます。ハクトウワシがモットーの書かれた布をくわえており、目立つ形で三色の13の星と縞を示した盾がオリーブの前に立てられています。独立13州の系譜を継ぐ鉄道を始めとして交通の要所として建国当初に開発されアメリカの国力の原動力となった事を象徴するのだと思われます。明らかにフリーメイスンリーを象徴するのは背景のgloryを伴った太陽位でしょうか。ハクトウワシが載っている岩は明らかにラフアシュラーであり、ラフアシュラーに最初に州章が作られた年から州章のモットーの並び方が変更された年までの年数が書かれており、モットーの並びの変更までの間ラフアシュラーであったという意味なのではないでしょうか。さてそのモットーの並びなのですが南北戦争終了後にState Sovereignty(州の権利)のSovereigntyが反転され、Stateが一番下にされたそうです。National Union(合衆国)のために北軍として戦ったからという事だそうです。解説を読むと州の権利、合衆国の並びを逆にしようとしたのですが、結局並びはそのままに州章の中でのデザインの変更になったという事だそうです。州章を変更した当時の州知事のシャロン・タインデールは退職後に何者かに暗殺されたそうです。南北戦争(American Civil War, 1861年 - 1865年)の秘密になるのだと思われます。ブラザーリンカーンに関する映画がオバマ大統領の時代に数多く作られているのがそれらの関連かもしれません。その他のフリーメイスンリーのシンボルは五芒星位でしょうか。

州旗は白字にほぼ州章と同じデザインです。
ブラザーアルバート・パイクの言葉The sovereignty of one's self over one's self is called Liberty.自由とは自身の主権が自身に及ぶ事である。(以前に挙げたときには誤訳していました。全く意味が違ってきてしまうので大きな間違いです。申し訳ありません。修正しています。)を想起する州章であったかと思います。奴隷解放という偉大な業績を成したブラザーリンカーンですが、ブラザーエドマンド・バーグの唱えるような真正の保守主義とはまた異なるアメリカの歴史なのだと思われます。
さて色々難しい内容の間を埋めるように継続しているアメリカの州章シリーズですが、実際は結構注目や反響は大きいようです。なぜならアメリカはフリーメイスンリーが非常に盛んな国ですから、日本のロータリークラブやライオンズクラブの比ではないからだと思われます。というわけでまあ内容的には変わらないのですが、反響が大きいぞという事で、基本的にはシンボリズムを中心とした内容な訳ですが、まあこういう内容を見て当地に行ってみようとか色々な事を思いつかれる方もたくさんいるかと思いますので、慎重にPrudenceに着実に進行していこうかと思います。
さて50州+1の7番目はイリノイ州ですが、場所はシカゴのある場所です。

五大湖のミシガン湖の南西岸に接する位置にあるのがオバマ大統領の出身地であり、バスケットのシカゴブルズ、野球のシカゴカブスの本拠地であるシカゴであり、鉄道のアムトラックの主要な中継地であり、航空のアメリカ国内便、国際便の発着の非常に盛んな空港があるようです。主に工業地帯でありボーイングやキャタピラー、アーマライトなどの軍事産業の本社やマクドナルド、モトローラ、ユナイテッド航空といった世界企業の本社、製薬会社ではアボット・ラボラトリーズの本社があるようです。農業でも大豆、トウモロコシの生産量は全米1、2位であるそうで、いろいろ重要なものが集まっているという印象でしょうか。原子力発電も最初の原子炉があったそうで、現在でも電力の半分が原子力発電であるそうです。
州都はスプリングフィールドという都市だそうで、同じ名前の都市がマサチューセッツ州にもありますが、ウィキペディアには州都にある州議会議事堂のドームが連邦議会のドームより高いと書いてあります。

歴史や政治的にはイリノイ州はエイブラハム・リンカーンと南北戦争で活躍しその後大統領となったユリシーズ・グラント将軍が生活した場であり、初期にはモルモン教徒であるブラザージョセフ・スミス・ジュニアが拠点を構え殺された場でもあるようです。出身者としては建築家のフランク・ロイド・ライトやノーベル賞受賞者のブラザーエンリコ・フェルミ、元大統領のロナルド・レーガンなどがいるようです。
アメリカの州の中ではカトリック教徒が多いほうで3割ほどいて州内では最も多いようです。
ウィキペディアにはロックフェラー礼拝堂というシカゴ大学内にある寄付された教会の写真が載っていましたが、カトリックかプロテスタントかは特に決まっていないようです。ブラザージョン・ロックフェラー自身はバプテスト教徒であったそうで、プロテスタントの一派になるようです。

ブラザージョン・ロックフェラーの墓ですが、オハイオ州クリーブランドにあるそうです。

フリーメイスンリーのグランドロッジは12あるそうで、いわゆるイリノイグランドロッジには73000人ほど所属しているそうで、州の人口が1300万人ほどであるそうなので、恐らくプリンスホールフリーメイスンリーなど他のグランドロッジに所属するフリーメイスンが相当数いるので割合はこれまでの州のように100人~200人に一人程度なのではないでしょうか。まあ歴史的に言っても、今日のアメリカにおける都市の機能として観てもフリーメイスンリーが盛んであるかどうかと評価するような都市ではないということなのだと思われます。グランドロッジのホームページを見るとその例会の写真はヒルトンホテルで行われたようですがなかなか豪華なようです。シカゴは国際ロータリーの発祥地として重要なのだと思われます。
では州章についてです。


日本版ウィキペディアのものと英語版のものを並べました。一見してアメリカの国璽と同じデザインだなというところだと思われます。ハクトウワシがモットーの書かれた布をくわえており、目立つ形で三色の13の星と縞を示した盾がオリーブの前に立てられています。独立13州の系譜を継ぐ鉄道を始めとして交通の要所として建国当初に開発されアメリカの国力の原動力となった事を象徴するのだと思われます。明らかにフリーメイスンリーを象徴するのは背景のgloryを伴った太陽位でしょうか。ハクトウワシが載っている岩は明らかにラフアシュラーであり、ラフアシュラーに最初に州章が作られた年から州章のモットーの並び方が変更された年までの年数が書かれており、モットーの並びの変更までの間ラフアシュラーであったという意味なのではないでしょうか。さてそのモットーの並びなのですが南北戦争終了後にState Sovereignty(州の権利)のSovereigntyが反転され、Stateが一番下にされたそうです。National Union(合衆国)のために北軍として戦ったからという事だそうです。解説を読むと州の権利、合衆国の並びを逆にしようとしたのですが、結局並びはそのままに州章の中でのデザインの変更になったという事だそうです。州章を変更した当時の州知事のシャロン・タインデールは退職後に何者かに暗殺されたそうです。南北戦争(American Civil War, 1861年 - 1865年)の秘密になるのだと思われます。ブラザーリンカーンに関する映画がオバマ大統領の時代に数多く作られているのがそれらの関連かもしれません。その他のフリーメイスンリーのシンボルは五芒星位でしょうか。

州旗は白字にほぼ州章と同じデザインです。
ブラザーアルバート・パイクの言葉The sovereignty of one's self over one's self is called Liberty.自由とは自身の主権が自身に及ぶ事である。(以前に挙げたときには誤訳していました。全く意味が違ってきてしまうので大きな間違いです。申し訳ありません。修正しています。)を想起する州章であったかと思います。奴隷解放という偉大な業績を成したブラザーリンカーンですが、ブラザーエドマンド・バーグの唱えるような真正の保守主義とはまた異なるアメリカの歴史なのだと思われます。
なにかご希望やご質問があれば対応いたします。
内容も複雑となり量も膨大となってきたので個別に対応した方が色々と分かりやすいかと思いました。
内容も複雑となり量も膨大となってきたので個別に対応した方が色々と分かりやすいかと思いました。
論語 学而第一 1
01-01 子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。
論語 為政第二 11
02-11 子曰。温故而知新。可以爲師矣。
論語 八佾第三 3
03-03 子曰。人而不仁。如禮何。人而不仁。如樂何。
論語 泰伯第八 8
08-08 子曰。興於詩。立於禮。成於樂。
論語 子罕第九 27
09-27 子曰。歳寒。然後知松栢之後彫也。
論語 先進第十一 1
11-01 子曰。先進於禮樂。野人也。後進於禮樂。君子也。如用之。則吾從先進。
論語 先進第十一 3
11-03 子曰。回也。非助我者也。於吾言無所不説。
論語 先進第十一 11
11-11 季路問事鬼神。子曰。未能事人。焉能事鬼。曰。敢問死。曰。未知生。焉知死。
論語 先進第十一 22
11-22 子畏於匡。顏淵後。子曰。吾以女爲死矣。曰。子在。回何敢死。
01-01 子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。
論語 為政第二 11
02-11 子曰。温故而知新。可以爲師矣。
論語 八佾第三 3
03-03 子曰。人而不仁。如禮何。人而不仁。如樂何。
論語 泰伯第八 8
08-08 子曰。興於詩。立於禮。成於樂。
論語 子罕第九 27
09-27 子曰。歳寒。然後知松栢之後彫也。
論語 先進第十一 1
11-01 子曰。先進於禮樂。野人也。後進於禮樂。君子也。如用之。則吾從先進。
論語 先進第十一 3
11-03 子曰。回也。非助我者也。於吾言無所不説。
論語 先進第十一 11
11-11 季路問事鬼神。子曰。未能事人。焉能事鬼。曰。敢問死。曰。未知生。焉知死。
論語 先進第十一 22
11-22 子畏於匡。顏淵後。子曰。吾以女爲死矣。曰。子在。回何敢死。
さてエディンバラの国際フリーメイスンリー歴史学会、実質的なフリーメイスンリー国際会議であったようですが、それに参加してきて帰国し現在記事の構想を練っているところです。ちょうどブラザーデッカー司令長官の回想録も読み終えそうなのでそちらも記事にしつつ様々に織り交ぜながら構成していく予定です。高尾にある多摩森林科学園の八重桜の映像を楽しんでいただきつつしばしお待ちください。
INTERNATIONAL CONFERENCE ON THE HISTORY OF FREEMASONRY
ORGAN & PIPES RECITAL BY SIMON NIEMINSKI AND DAVID OGILVIE
THURSDAY, 23RD MAY, 2013 18:45
THE GRAND LODGE OF SCOTLAND FREEMASONS' HALL 96 GEORGE STREET EDINBURGH
BAGPIPES AND ORGAN:
I vow to thee my country (from Jupiter - The Planets) Gustav Holst(1874-1934)
Amazing Grace Trad.
BAGPIPE SET:
Slow Airs:
The Cliffs of Doneen Trad. Irish
Stonny's Mazurka Trad. Bulgarian
Hornpipes:
Hazel Thompson George McIntyre
Una MacIntyre George McIntyre
6/8 Marches:
The Glendaroul Highlanders Trad.
The Cock o' the North Trad.
ORGAN SOLO:
Scotch Fantasia: on National Airs and Folk-Songs Will Macfarlane(1870-1945)
BAGPIPES AND ORGAN:
Slow Air - Highland Cathedral Michael Korb/ Ulrich Roever
BAGPIPE SET:
Jigs:
Gerry Tuphugh David Ogilvie
Mrs Murphy David Ogilvie
The Spanish Piper David Ogilvie
The Celtic Matador David Ogilvie
Hornpipes:
The Kopper Kettle David Ogilvie
The Big Birl Robert Mathieson
Marches:
Scotland the Brave Trad.
Green Hills of Tyrol Trad.
The Highland Laddie Trad.
Bonnie Dundee Trad.
BAGPIPES AND ORGAN:
Grand March: The Garb of old Gaul Gen. John Reid
pre conference concert program
pre conference concert Scotland Grand Lodge Pipe Organ
4th International Conference on the History of Freemasonry Pre Conference Concert
ORGAN & PIPES RECITAL BY SIMON NIEMINSKI AND DAVID OGILVIE
THURSDAY, 23RD MAY, 2013 18:45
THE GRAND LODGE OF SCOTLAND FREEMASONS' HALL 96 GEORGE STREET EDINBURGH
BAGPIPES AND ORGAN:
I vow to thee my country (from Jupiter - The Planets) Gustav Holst(1874-1934)
Amazing Grace Trad.
BAGPIPE SET:
Slow Airs:
The Cliffs of Doneen Trad. Irish
Stonny's Mazurka Trad. Bulgarian
Hornpipes:
Hazel Thompson George McIntyre
Una MacIntyre George McIntyre
6/8 Marches:
The Glendaroul Highlanders Trad.
The Cock o' the North Trad.
ORGAN SOLO:
Scotch Fantasia: on National Airs and Folk-Songs Will Macfarlane(1870-1945)
BAGPIPES AND ORGAN:
Slow Air - Highland Cathedral Michael Korb/ Ulrich Roever
BAGPIPE SET:
Jigs:
Gerry Tuphugh David Ogilvie
Mrs Murphy David Ogilvie
The Spanish Piper David Ogilvie
The Celtic Matador David Ogilvie
Hornpipes:
The Kopper Kettle David Ogilvie
The Big Birl Robert Mathieson
Marches:
Scotland the Brave Trad.
Green Hills of Tyrol Trad.
The Highland Laddie Trad.
Bonnie Dundee Trad.
BAGPIPES AND ORGAN:
Grand March: The Garb of old Gaul Gen. John Reid
pre conference concert program
pre conference concert Scotland Grand Lodge Pipe Organ
4th International Conference on the History of Freemasonry Pre Conference Concert
| ホーム |