2012-04-25 06:27 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてではアレクサンドリアを離れてブラザーワシントンの邸宅があったマウントバーノンです。
こちらもガイドブックには必ず書かれていますが、レンタカーやアメリカ人が車で訪問するのはよくあるみたいですが、地下鉄イエローラインのハンチントン駅からバスで行く形で、ちょっと不便です。
アメリカでバスに乗る事はなかったんですが、先払いのシステムですかね。ほとんどバス利用者はいません。この時は途中の病院から太った黒人女性の方が乗り込んだだけでした。顔見知りみたいでバスの運転手とずーっと話していました。本数は1時間に3本くらいで、30分くらいはかかったかと思います。あまりお勧めではないですが、レンタカーやツアーよりは全然安いです。タクシーはほぼ見かけなかったかと思います。旅行会社の半日ツアーも一応あるみたいですが、恐らくマウントバーノンはあまり来られる方は多くないのではないかと思います。

入り口でブラザーワシントン夫妻と子供たちの銅像が待っています。入場料は13ドルだそうです。印象としてはプロテスタント的な大農場主の生活という感じでしょうか。


とにかく無茶苦茶広いです。日本とは違います。





ポトマック川とその先の原野がそのまま保存されています。現代風の建物はひとつも見当たりません。時代劇みたいな光景です。
内部は部屋数が多いですが、作りは非常に簡素で日本の流行らないペンションの広いバージョンみたいな感じです。各部屋ごとに国立公園の係員がいて、テープレコーダーみたいに見学客が来るたびに同じ内容を繰り返します。基本写真撮影は止められます。大富豪というよりは田舎の大農場主という感じで、プロテスタント、ピューリタンの精神を感じます。ただ外にはやはり奴隷小屋があります。装飾などでフリーメイスンリーを強調したものは全くありません。日常生活でフリーメイスンリーを強く意識したものは無かった雰囲気でした。またキリスト教を強調したものも無い様子でした。漠然とした成功したピューリタンの生活というものを感じました。納屋みたいなところに実際に使う感じの金属製のコンパスはありました。風見鶏も鶏の形ではなく飛翔する鳥の形です。シンボルは取り除かれたのかもしれません。


ブラザーワシントンと妻マーサの棺。オベリスクはブラザーワシントンの墓。
ブラザーワシントンは大統領辞任後このマウントバーノンでウイスキーやブランデーを作ったそうです。冬に寒さの中で扁桃炎からの肺炎をこじらせ、発症して3日で亡くなりました。瀉血のために亡くなった可能性もあるそうです。67歳で死ぬ時は医師と秘書の3人であったそうです。妻は手紙を死後にほとんど焼いてしまったそうです。彼が独立戦争で大陸軍将軍として活躍した際は、厳しい冬を乗り越え、その後にドイツ軍将校(恐らくフリーメイスン)の下で訓練し鍛えられ後にイギリス軍を破るという功績がありますが、その事と死に際した逸話が関係しているようにも思われます。それら彼の人生を辿る過程が非常に豪華な隣接した展示館で説明されています。その中に唯一フリーメイスンリーを示す展示がありました。

彼が使用した道具だそうです。
彼が大統領、大農場主として成功した理由として20代で若くしてフリーメイスンとなった事も挙げていました。また彼は彼の実の母親と手紙で数多くやり取りしていますが、色々行き違いや衝突もあったようです。彼の母親は彼が死ぬ8年前に81歳で亡くなりました。

マウントバーノンは農場が引き継がれていて、ワインやレストランもあり、宿泊もできるようです。
時間に余裕があり、金銭的にも余裕がある日本の中高齢者においては、アメリカ合衆国の草創期の学習と共に優雅でありながらなおかつシンプルな初代大統領の生活を是非疑似体験してみてはいかがでしょうか。


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