FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
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走水にある走水神社です。
横須賀にある神社では最も古い由来のようです。ただ実際にはよくわからないので、伝承のようです。日本武尊などと関係するので、皇国史観の中で大事にされたようです。


諏訪神社と須賀神社と神明神社と稲荷神社と水神社があるそうです。
ようするに諏訪と出雲と伊勢とアイヌとカッパのようです。つまり全部ですね。
地元の企業が鳥居を作っているようで何とも平成時代な感じです。江戸時代の狛犬が一番豪華なようでした。
須賀神社というのが横須賀の地名の起源のように思われましたが、一般には異なるようです。
横須賀は須賀神社とか諏訪神社があって、武蔵と相模の国の国境で、要するに奈良とか平安時代の弥生系と縄文系の国の国境であったのだと思われます。それは鎌倉時代の源氏と北条氏や三浦氏、その他の御家人達と天皇家や寺社との関係を見ても、そういう東と西の邂逅がここ関東の近世の歴史のテーマであったことを感じさせます。またそれはそのまま近代の大東亜戦争に至るまで、また最近では東日本大震災に繋がるものでもあるかと思われます。
まあテーマとしては広く浅くですが、実際には乾いた関東の雰囲気を強く反映した、鎌倉などとは異なる何でもありの横須賀という雰囲気を代表した感じでしょうか。
なんというかまあ日本人は信仰心は広く浅く普遍的にあるという感じではないでしょうか。出雲とか伊勢とか諏訪とか言っても、当時の日本人には現在のエジプトやパリやロンドン、ニューヨークのような雰囲気であったかと思われます。横須賀にはこの他にも様々な宗派の寺が一緒に合同していたり、共同体として多くの信仰をまとめている形態がよく認められます。一種の宗教の合理化、実務的メイスンリーというとかなり語弊がありますが、地形的にも古くから海の街道の要所として様々な人が行き交った歴史が、結果的にそういう文化を生んだのかもしれません。
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