FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
| ホーム |
オウム真理教とフリーメイスンリーとの直接の関係については私は知りませんが、東京の古参会員などに聞けば何か知っているかもしれません。
とりあえず話題になっているのでオウム真理教の名前について触れます。
オウム真理教のオウムはウィキペディアの項目ではオーム (聖音)となっています。以下引用です。

オーム(ओम् [om] 、またはॐ [oM] 、Aum)は、バラモン教をはじめとするインドの諸宗教において神聖視される呪文。
なお、日本ではスペル通りに「オーム」と表記する事が多いが、実際にはoとmが同化して鼻母音化し、「オーン」[õ:]のように発音される事が多い。
バラモン教
ヴェーダを誦読する前後、また祈りの文句の前に唱えられる。 ウパニシャッドにおいては、この聖音は宇宙の根本原理であるブラフマンを象徴するものとされ、特に瞑想の手段として用いられた。
また、この聖音 は「a」、「u」、「m」の3音に分解して神秘的に解釈される。これは、サンスクリット語ではaとuが隣り合うと同化して長母音oになるという音韻法則があるからである。
例えば『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』では「a」は『リグ・ヴェーダ』、「u」 は『サーマ・ヴェーダ』、「m」 は『ヤジュル・ヴェーダ』の三ヴェーダを表し、「オーム」全体でブラフマンを表すと解釈された。
ヒンドゥー教
さらに後世のヒンドゥー教になると「a」は維持神ヴィシュヌ、「u」は破壊神シヴァ、「m」は創造神ブラフマーを表し、全体として三神一体(トリムールティ)の真理を表すものとされた。
仏教
この聖音は後に仏教にも取り入れられ、密教では真言の冒頭の決まり文句(オン)として、末尾のスヴァーハー(ソワカ・ソバカ)と共に多用された(例えば「オン アビラウンケン ソワカ」で大日如来の真言)。 また、仏教の経典『守護国界主陀羅尼経』では「a」は法身、「u」は報身、「m」は応身の三身を象徴し、すべての仏たちはこの聖音を観想する事によって成仏すると説かれる。
要するに阿吽の呼吸の阿吽や、キリスト教のΧΡと一緒にシンボルとして示されるΑΩのように、表現されるものとして全て、神、真理を表現しているという意味なのですね。

危険な個人崇拝と反社会的教義を引き継いだ信者達の団体が「アレフ」「ひかりの輪」というそうですが、それらもヘブライ語の最初の文字と光、創世記第一章に出てくる言葉の引用と思われますが、それらを使っていて、このブログで言うとYRP野比の感じに非常に似ているものと思われます。ナチスドイツの例などとよく似た、フリーメイスンリーに近づこうと憧憬を持ちながら結果として反対の行動になっているバブル崩壊後の日本社会の一つの象徴的な負の存在であるかと思われます。関連したこのブログのコメントで紹介された「赤間剛」氏の文章もいくつか読みましたが、共通するのは非常に情報が表層的で、刺激的なものに飛びつき、聖書の通読のような極めて長く労力のいる作業を拒否しているところではないでしょうか。シンボルは大事だとしても、他人のシンボルを借りてきて自らは労力を払わずしてシンボルの意味だけを全面的に利用するなどという事はシンボルの価値そのものを貶める行為であり、いわゆる反社会的行為そのものであるかと思われます。
まあそうはいってもこれだけの大きな事件になった団体ですから様々な背景が存在し、恐らく東と西の邂逅ならぬ、衝突、いわゆるキリスト教と仏教の対立という問題も含んでいるものかと思われます。
とりあえず話題になっているのでオウム真理教の名前について触れます。
オウム真理教のオウムはウィキペディアの項目ではオーム (聖音)となっています。以下引用です。

オーム(ओम् [om] 、またはॐ [oM] 、Aum)は、バラモン教をはじめとするインドの諸宗教において神聖視される呪文。
なお、日本ではスペル通りに「オーム」と表記する事が多いが、実際にはoとmが同化して鼻母音化し、「オーン」[õ:]のように発音される事が多い。
バラモン教
ヴェーダを誦読する前後、また祈りの文句の前に唱えられる。 ウパニシャッドにおいては、この聖音は宇宙の根本原理であるブラフマンを象徴するものとされ、特に瞑想の手段として用いられた。
また、この聖音 は「a」、「u」、「m」の3音に分解して神秘的に解釈される。これは、サンスクリット語ではaとuが隣り合うと同化して長母音oになるという音韻法則があるからである。
例えば『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』では「a」は『リグ・ヴェーダ』、「u」 は『サーマ・ヴェーダ』、「m」 は『ヤジュル・ヴェーダ』の三ヴェーダを表し、「オーム」全体でブラフマンを表すと解釈された。
ヒンドゥー教
さらに後世のヒンドゥー教になると「a」は維持神ヴィシュヌ、「u」は破壊神シヴァ、「m」は創造神ブラフマーを表し、全体として三神一体(トリムールティ)の真理を表すものとされた。
仏教
この聖音は後に仏教にも取り入れられ、密教では真言の冒頭の決まり文句(オン)として、末尾のスヴァーハー(ソワカ・ソバカ)と共に多用された(例えば「オン アビラウンケン ソワカ」で大日如来の真言)。 また、仏教の経典『守護国界主陀羅尼経』では「a」は法身、「u」は報身、「m」は応身の三身を象徴し、すべての仏たちはこの聖音を観想する事によって成仏すると説かれる。
要するに阿吽の呼吸の阿吽や、キリスト教のΧΡと一緒にシンボルとして示されるΑΩのように、表現されるものとして全て、神、真理を表現しているという意味なのですね。

危険な個人崇拝と反社会的教義を引き継いだ信者達の団体が「アレフ」「ひかりの輪」というそうですが、それらもヘブライ語の最初の文字と光、創世記第一章に出てくる言葉の引用と思われますが、それらを使っていて、このブログで言うとYRP野比の感じに非常に似ているものと思われます。ナチスドイツの例などとよく似た、フリーメイスンリーに近づこうと憧憬を持ちながら結果として反対の行動になっているバブル崩壊後の日本社会の一つの象徴的な負の存在であるかと思われます。関連したこのブログのコメントで紹介された「赤間剛」氏の文章もいくつか読みましたが、共通するのは非常に情報が表層的で、刺激的なものに飛びつき、聖書の通読のような極めて長く労力のいる作業を拒否しているところではないでしょうか。シンボルは大事だとしても、他人のシンボルを借りてきて自らは労力を払わずしてシンボルの意味だけを全面的に利用するなどという事はシンボルの価値そのものを貶める行為であり、いわゆる反社会的行為そのものであるかと思われます。
まあそうはいってもこれだけの大きな事件になった団体ですから様々な背景が存在し、恐らく東と西の邂逅ならぬ、衝突、いわゆるキリスト教と仏教の対立という問題も含んでいるものかと思われます。
| ホーム |