2022-12-18 13:16 | カテゴリ:フランス
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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まあ特に記事でもないんですが、Facebookでフランスの歴史を挙げている記事に反応してたら日本では昨日が誕生日だったという事で女性物理学者のさきがけの人が挙げられていました。ブラザーヴォルテールにブラザーニュートンのプリンキピアを翻訳して提供したという人だそうです。赤外線の存在を予測したことになっているそうです。フランスのフリーメイスンの科学者というと質量保存の法則のラヴォアジエが浮かんだんですが、まあ貴族階級の人で、フランス革命中にブラザーマラーの嫉妬などでギロチンにあったとかあって、その弟子がデュポン社で名を残すデュポンとからしく、まああんまいわゆる平民階級中心だったフランス革命中のフリーメイスンではないが、いわゆる近代科学、化学の祖であるという事のようです。(追記:ラヴォアジエは1789年愛国クラブに参加しているそうで、のちのフイヤンクラブの元だそうで、ブルトンクラブの次だそうです。ブルトンクラブ→愛国クラブ→フイヤンクラブ→ジャコバンクラブなんでしょうかね。まあいわゆるフランス革命時のフリーメイスンリーとされるクラブなんでしょうか。フランス革命≒フランス大東社は現在はどうなのかちょっと詳しくはありません。)ラヴォアジエは非常に人気の無かった徴税人の仕事をしていて、そのうちタバコの関係で罪を擦り付けられたそうで、タバコに関連して、火薬の開発をデュポンがしたそうで、結局ノーベルのダイナマイトの開発につながるようです。ラヴォアジエの煙草に関するどうもフレーバーを付けて安売りしたという話が英語のウィキペディアには書いてありますが、どうも良いものを安く売ったようでそれが不人気の原因のようです。
なんというか有名人は皆ブラザーな展開がフランスの常ではありますが、またフランス革命も相まって、王政を保持した英国とフリーメイスンリーロッジと建国の父が一致したアメリカと、またちょっとニュアンスの異なるのがフランスフリーメイスンリーであり、いわゆるサロン、貴族と文化人のパーティーが大陸フリーメイスンリーの基本であったようで、カトリック教会の力が強いこともあるのだと思いますが、クリスマスが近い日本ですがいかがでしょうか。
(女性ロッジの起源は詳しくはわかりませんが、肖像画でコンパスですしそっちの方なんでしょうかね。あとブラザーエリューテール・イレネー・デュポンは姓は橋の意味で、生没年月日1771年6月24日–1834年10月31日でフランス革命期にアメリカに逃れたユグノーという事で、墓はシンプルな白い平板でしたが、明らかにフリーメイスンという事でしょう。ブラザーラヴォアジエはブラザーダヴィッドの肖像画が有名です。アメリカ建国の際に渡米したヨーロッパ人は、日本の明治維新時のお雇い外国人と非常によく似ているでしょうか。)
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ウィキペディアを読むとブラザーヴォルテールの愛人で誰の子かわからない子を出産する際に亡くなったという事でした。女性ロッジなどではなく純粋にブラザーヴォルテールの愛人でサロンを形成したパトロンという事のようです。
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去年グーグルのバナーで誕生日にキャンペーンをやっていたようです。ブラザーヴォルテールの話も相まって、フランスのジェンダー問題の公的機関の名前になっているようです。ブラザーベンジャミン・フランクリンのヘルファイアークラブでしたか、パリでの九姉妹ロッジの記事の関連でした。ブラザーヴォルテールもブラザーベンジャミン・フランクリンの勧めでフリーメイスンになって、直後に亡くなっていたんでしたね。
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ブラザーヴォルテールのパンテオンの墓。墓石はピラミッドやオベリスクではなく石の球体なんですね。ちなみにヴォルテールは筆名で本名はフランソワ=マリー・アルエだそうです。
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フランス大東社のキャンペーンの漫画です。ブラザーヴォルテールの名前は本名のアルエのラテン語変換のアナグラムだそうですが、いわゆるグラントリアンの入会の際の有名なVITRIOLにかかっているのですね。(追記:ブラザーラヴォアジエが闇タバコの検出に使ったのがいわゆるVitriol硫酸だそうです。いわゆる錬金術から化学へ転化する時代を象徴する物質でもあったのだと思います。当時の錬金術師、化学者が普遍的に用いた酸、もちろん現在もそうですがそういう物質という事でしょうか。)
(追記:電圧のVoltageの語源のボルタ電池などで有名なボルタはイタリア人でイタリア語で時間という意味だそうです。またボイルの法則のボイルはアイルランド人で、もちろん英語でボイルは煮る意味で沸騰の連想ではあります。)
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