2012-01-21 09:54 | カテゴリ:全国の市章
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
一旦やめにした全国の市章ですがこの辺でもう一度再開してみましょう。

以前取り上げたのは横須賀市、横浜市、長崎市、佐世保市でした。共通項は港でしょうか。
長崎市と横須賀市で認められたのは星のマークがフリーメイスンリーのシンボリズムだという事でした。さらに横浜市、佐世保市で認められたのはΛ∨の組み合わせが接合のシンボリズムの一つの形だという事、菱自体は古くからの日本の固有のシンボルである事、またGの形を模したものはフリーメイスンリーのシンボリズムである事でした。

これらの事を踏まえると自然といくつもの市章とフリーメイスンリーとの関係が浮かび上がってくるものと思います。シンボリズムは一種の数学であり、法則を発見する事で、多くのシンボルやデザインの中に法則を見出し、その作者の意図や歴史、共通性を導く事が出来るという事なのです。これがいわゆるフリーメイスンリーの秘密や暗号と呼ばれるもので、それらのシンボルの意味や歴史を知る事で身の回りの物事の意味や歴史を捉えなおし、さらにそれを最終的には自分自身の存在に置き換えていく事で、自らの人生の意味や歴史を捉えなおして生き方に反映するという事になっていくのです。

さてそれでは市章についてですが、まずは星のマーク、五芒星、六芒星について見ていきましょう。
五芒星(ペンタグラム)五角形(ペンタゴン)の市章の市

旭川市釧路市田辺市

芦別市貝塚市江別市

札幌市帯広市室蘭市

多治見市大垣市北九州市

日光市大野市

さてここまで見ていって気づくことはあるでしょうか。
次に六芒星(ヘキサグラム)六角形(ヘキサゴン)の市章の市

稚内市大牟田市西宮市

鹿沼市旧 萩市水戸市

和歌山市彦根市新庄市

近江八幡市宇都宮市松本市

豊田市高知市須坂市
歌志内市夕張市美濃市

根室市
どうでしょうか。六角形だけでなく、六分割の円まで最後は加えました。
全体に五芒星、六芒星、五角形、六角形の市章が北海道に多い事に気づかれましたでしょうか。
五稜郭、雪の結晶、石炭黒ダイヤなど色々な表現があるかと思いますが、この傾向はあるかと思います。
あとは県庁所在地や、シンボルとなる国宝の城がある市や世界遺産のある市、工業地域や創価学会が選挙で強い市などでしょうか。一概には傾向は言えないと思いますが、それなりに個性がある市が多いかと思います。
萩市の市章は変更されていてこれも興味深いのですが、新しいものは


城下町の壁の模様の様ですが、中国の中と読めますね。
また豊田市の市章がコンパスと直角定規とよく似てるのは良く言われますが、それと似たものが他にもあります。


沼津市の市章です。松葉を表現しているようです。沼津市にはスルガ銀行があるようです。

さてこの次はかなり直接的で内容も政治的なので問題がありそうですが、市章にGのシンボルを模した市が横浜市の他にもあります。見れば誰でも気づくのですがなかなか市章を見ないので知らない人が多いと思います。

苫小牧市能美市
いずれも総理大臣を輩出した選挙区なのですね。
(追記1/29、御殿場市もGの形そのものでした。

御殿場は岸信介元首相の別邸があったようですね。)
(追記2/21、倉敷市、大野市、美濃市の市章もGの形を含んでいるようです。


倉敷市 しかしこれはまだまだありそうですね。倉敷市、大野市は街並みが江戸時代の風情を残した都市、美濃市には三菱日立ホームエレベーターがあるようですがこれはどうなんでしょう。)


最後に他の星型の市章をあげます。

防府市盛岡市米子市
半田市蓮田市岡山市(追記2/21:アンク、エジプト十字と碇が中にあるようですね。)
青森市呉市福島市

何となく市章のイメージは出来たでしょうか。

北海道に星の市章が多いという事は一体どうしてなのでしょう。
北海道自体が明治時代に開拓された歴史がある事、榎本武揚らの幕府軍が明治維新で最後に五稜郭にとどまった事、クラーク博士などの影響でキリスト教の伝道が行われたためでしょうか。クラーク博士はマサチューセッツ出身でネットにはグランドマスターであったとか見たことはありますが、特にフリーメイスンリーから彼をフリーメイスンと特定している内容の情報はありませんでした。ただし彼の行った業績やその影響を考えてもそう考えて差し支えないかもしれません。また榎本武揚はブラザー西周やブラザー津田真道とともにオランダに留学しており、また幕府軍には後に日英同盟に尽力したブラザー林董も参加しており、またラスト・サムライで有名になったフランス人武官達もいました。彼らは蝦夷共和国を建設し日本で初の選挙によって統領を選んで政府を作ったそうです。
その他北陸地方は浄土真宗系の影響が強いなどあるのでしょうか。

さてその他に特徴的な市章として次のものがあります。

京都市
京都市はもともと戦前は車輪は無かったそうですが、戦後に付け加えたようです。
いずれにしてもそもそも車輪の形から六芒星型に抜き出したようでした。これはまた他のシンボルと類似しています。

国際ロータリークラブのシンボル

仏教のシンボルとしての法輪
六本なのでよりロータリークラブのシンボルに近いのだと思います。これに関してと言ってはあれですが、三笠公園の内容とも絡めて後々芥川龍之介の絶筆「歯車」について考察したいと思います。八本になると横須賀市の市章とも似てきます。八が仏教で重要とされる数字という事が連想されます。

さて最後ですが、市章のみでなく都道府県章についても考察したいと思います。
まず概観するとやはり北海道が最初に目につくと思います。

北海道章
七芒星は青森市の市章とともに珍しいです。フリーメイスンリーのBlazing Starの定義からするとシンボリズムとして正しい形になるのだと思います。星のシンボルにこだわる北海道らしいものとなるのだと思います。

京都府章
六芒星ですね。市章と同じく京の形をモチーフとしているようです。日本のシンボルの都市なのでさまざまな歴史があったと考えられます。

千葉県章
六芒星の北極星ですね。チバの重ね合わせとされています。横須賀市章を見ると良く似ている事がわかると思います。千葉はブラザー林董の出身地でもあります。現在の総理の出身地でもあるようです。

岩手県章
六芒星ですね。岩手は石川啄木や宮沢賢治の出身地でしょうか。平泉が世界遺産に指定されたのも記憶に新しいところです。小沢一郎さんの地元でしょうか。今回の東北大震災の被災地でもあります。

さて実はここまで来て市章、都章でフリーメイスンリーに極めて関わりが深くありながら、まだ出てきていない市、都があります。

東京市章
亀の子マークの六芒星に目玉印ですね。良く言うようにフジサンケイグループのマークのデザインの原型になったような形だと思われます。All Seeing Eyeをモチーフとしていると思われます。

東京都章
現在の東京都章です。TokyoのTをモチーフとしているようです。実はこれと近いものが市章であります。

神戸市章
こちらはカタカナのカウベのカをモチーフとしているそうです。神戸は市章山に碇山といって夜になると市章と碇のマークが山に映し出されるシンボルマーク好きな都市です。
さてこの二つの共通点はこのブログを最初から読まれている方はすぐわかると思います。
十字の原型と言われるタウ十字のTの字です。この部分の旧約聖書の引用は後々行いたいと思います。Tの字に関しては前述の榎本武揚に関してもう一つのシンボルのエピソードがあります。

郵便マーク
逓信省のテの字にかかっているようです。当初逓信省のTの字をそのまま使おうと公示したそうですが、数日後に一本線を加えた形の現在のものに変更されたそうです。ウィキペディアによると初代逓信大臣の榎本武揚が一本線を加えたという逸話が書いてありますが、果たして真相はどうなのでしょうか。小泉さんの郵政民営化などとも絡めるとなかなか面白いエピソードだと思います。逓信省はNTTのもとでもあるのですね。横須賀には近代郵便の祖と言われる前島密の墓があります。前島密はブラザー西周やブラザー津田真道らが結成した明六社、現在の日本学士院の祖、に参加していたそうです。明治という時代の文明開化、啓蒙運動を感じられるものがありますね。

日本という若い国に印された数多くの文明開化、啓蒙のシンボリズムが市章の話から感じられたでしょうか。色々現実の利害関係、さまざまな歴史や経緯がある事とは思いますが、シンボリズムに込められた理想への願いが現実のものとなる事を祈念します。

[追記:今話題の大阪市ですがここの市章はなかなかいわくが深く、他の市章と比べても特徴的なものです。現在の動きも考え合わせて何かあるとは思うのですがわかりませんでした。


もともとは船の標識としての澪つくしから採用したそうです。
澪つくしは私はお醤油の銘柄として知っていましたが、百人一首にこうあります。
わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ

さてこのシンボルですが、実はタウ十字の確認をしていて、こんなものを見つけました。

XP.png
ラバルムという十字の一種で、キリスト教をローマ帝国で公認したコンスタンティヌス帝が戦闘の途中で啓示を受けてΧριστος(キリストのギリシア語表記)の最初の二文字である「キー・ロー」XPを重ねたものだそうです。XPと言うと有名なのはWindowsXPでしょうか。実はこの神OSは現在のクラウドやらすなわち全てのコンピューターのネットワーク化を達成したOSでもあります。
澪つくしの海運の標識としての意味からも方位磁針としてのコンパスともかかっているものと考えられます。
京都の六芒星の形と組み合わせてなかなか深いものがあります。]


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