2012-10-14 22:06 | カテゴリ:イングランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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二日目の朝です。砂時計の形のTempusというレストランの様子です。いわゆるイングリッシュブレックファーストのビュッフェ形式のものです。今は世界中同じ形式のようです。ここは20年前はお粥とクロワッサンの二択だったのですが、現在は最初にコーヒーと紅茶を聞かれるだけで、後は何でもおいしかったです。コーヒーか紅茶かの選択はしつこく聞かれましたがどっちでも良いと言って、お茶かと思ってアップルジュースを入れてしまったら結構それがおいしかったりしました。ベーコンもソーセージも全然塩辛くなく、紅茶は全然ニシンの臭いがしなくて残念なような当然のような気持ちでした。紅茶に関しては相当意識改革があるようです。以前はアールグレイの臭いで一日終わってしまうような感じでしたが、現在は日本で高級なアールグレイを買う方が匂いがきついのではないでしょうか。グリーンティーも売っていたりします。フルーツはあるのですが、サラダは無く、その辺はまだやっぱりそうかという感じではありましたが、目玉焼きが普通においしい卵であったり、見た目がおぞましい感じの真っ黒の血詰めの大きなソーセージの輪切りのスコットランドのハギスが一番おいしかったりしました。(追記:ハギスではなくブラッドソーセージのブラックプディングというもののようです。ハギスはソーセージというよりは中身だけのようです。)フレークも普通においしかったし、牛乳も日本のものと変わらなかったです。本当に難点はサラダが無いというところだけでしたが、焼きトマトは非常においしかったです。フルーツはやっぱりアメリカや東南アジアの方が良いと思います。
まあホテルの朝食にそれほど細かく難癖を付けてもいい事はありません。
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さてとにかく一日歩き回るために腹いっぱい食べてとりあえず半日潰してしまった分を取り戻さないといけないという事で、歩いて20分くらいでいけそうなFreemasons' Hallに行きます。到着したのが土曜だったので、予約したりついてすぐに行けば見学できたのですが、そうはしなかったので、日曜は休みであり外から眺めるだけですが、とりあえず場所を知っておかないといけません。
出るといきなり物乞いが近寄ってきますが、町のご挨拶みたいなもので適当にあしらいますが、それ以外はほとんど何もありません。その後パリから再びロンドンに来た時も物乞いが寄ってきましたが、町の挨拶の役割は同様のようです。
ラッセルホテルからテムズ川に向けて南下すると10分も歩くとホルボーン駅の交差点になります。
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これはホメオパシーの病院が表示されていたのでさすがと思い撮りました。ホメオパシーは日本では疑似科学の代表のようなものですが、確か創始者がフリーメイスンだそうで、それでヨーロッパでは生き残っているようです。その他には磁気ネックレスのような磁気の血行効果の理論やトルマリンの血行促進効果のようなものもフリーメイスンが関わるようです。なかなかフリーメイスンリーの歴史を知らないと混乱のもとです。
さてこの辺で右かなと西側に入っていくとニュートンストリートといういかにもな名前の通りがあります。
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基本的に日曜の朝なので歩いている人はほとんどいません。平日の昼はすごい人でしたが、最初はわかりません。
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Freemasons' Hallの裏の通りに出るのですが、そこにもホテルがあります。直接このホテルに宿泊するのも良いかもしれませんね。宿泊料はけっこうするのだと思います。
さてこの横が目的のFreemasons' Hallです。すでにホームページの通販などでDVDも買ったりしていて一応一通り目を通しているので、130以上のロッジが共同で利用している事や、地下に空調などの設備がある事など、戦前からあって何度も改築している事などは説明で一応理解していました。
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画像の解像度を落としてしまっているので彫刻のシンボルが見づらいと思いますが、そのホールの紹介のDVDなどで詳しく見てください。やはりイングランドのグランドロッジは見ると紋章、三つの塔とコンパスとシェブロン、ライオンと王様と牛と鷲と八頭のライオン、AUDI VIDE TACEのモットーが大事なようです。
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実は写真は撮っていませんが、裏手の方は自転車の車輪だけ鍵のついた鎖とともに残っていたり、結構以前はもっと荒れていた様子が感じられます。ロンドンは主要なところは大体CCTV activeとの表示があり、ステンドグラスの外側から金網が保護してあったりとまあそれはそれは色々あった感じがわかります。ただ現在は監視カメラの影響もあってか何かあったような後は見られませんでした。
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Freemasons' Hallの周辺の様子です。日曜に写真をパチパチ撮っていたら犬の散歩などしている人や恐らくフリーメイスンなんだと思いますが、やってるやってるという感じで見ていきました。その他の人はいかにも見ないように歩いて行っていました。周辺のパブもほとんどフリーメイスンが常連か店主なんだと思います。店の名前がそのままロッジの名前なのも伝統的にあるようです。
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ロンドンはスターバックスよりもこのネロというカフェが多いです。私は利用しませんでしたが、内容はスターバックスと同じようです。恐らくヨーロッパ資本なのでしょう。ローマ大火のネロと1666年のロンドン大火に対するこだわりは、そういえばワシントンD.C.でもHouse of the Templeの近くで1666という住所の番号を強調したいかにもな黒を強調した建物があり、あの辺が米英の協調であったようです。まあ実際1666年を境にして石の建造物を増やし、それと一致してイギリスが大英帝国となったという歴史もその通りであるようで、またそれが21世紀の現代に伝統としての保持と、近代化の足枷となっている部分での緩やかな革新との調和がまさに現在のテーマのようで、それがそのままロンドンオリンピックやロンドンの観光のアピールとなっているようです。フリーメイスンズアームズのパブは非常に親切な感じでしたが、あまり普通の人は使っていない様子でした。中にあのどの分野でも有名なフリーメイスンの店みたいな反語的なジョークが書いてありました。Freemasons' Hallの中の見学後に昼食を食べました。この時はまだやっていません。
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