2012-11-01 20:18 | カテゴリ:イングランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてさて昨日も来たところですから直ぐです。入口は近い面の側すぐで、正面の門は閉めていました。
入口付近にSPの腕章を付けた私服警官?がいました。(拳銃を持っていたかもしれません。)ちょっとしたジョークでしょうか。
まあ中で見学したい旨を言うと上に登って二回右に曲がったところ(図書館、博物館)で待っていろとの事でした。見学者入館章をもらってとりあえず半地下の正面のお土産屋さん(Letchworth's)で物色します。まあ実はこの旅の主な目的がこのFreemasons' Hallのお土産屋さんでチョコレートを買う事であったりします。その他のめぼしいお土産品はUGLEのホームページから入れるお土産屋さんで購入していたりします。
UGLE以外でもGrand Lodge of Scotlandのホームページでもインターネット通販でお土産が購入できたりします。もちろん基本的にフリーメイスン向けの品々でありそうじゃなければ購入を拒否される事はないと思いますがあまりお勧めはしません。その他にもヨーロッパの恐らくスイスだと思いますが、お勧めのフリーメイスン向けグッズのインターネットショップがあります。いずれも登録すればクレジットカードで支払って航空便で送ってくれますが、あまり興味本位だけの取引は控えた方が良さそうです。
まあそんな動機で来る人もいるという事で、実際フリーメイスンリーのグッズというのは日本ではなかなか手に入りませんのでこういうところで探すのが最も手っ取り早いという事になるかと思います。実際問題フリーメイスンの笑い話か何かでしたが、フリーメイスンがフリーメイスンである事を証明するものはこうした小さなシンボルの飾りでしかないというものがありました。アメリカにスコティッシュライトをもたらした有名なフリーメイスンであり、独立戦争において「真夜中の騎行」でも有名なアメリカボストンの愛国者であるブラザーポール・リビアの職業は銀細工師でありました。アメリカ系のシンボルにGの文字が加わっているのはシンボルとして部分が増えるという動機もあり、これら貴金属の加工業者がデザインとして取り入れたという話もあるほどです。その他にもフランスのフリーメイスンでも有名な銀細工師がいたかと思います。eBayやヨーロッパやアメリカ国内でのオークションでも様々なアンティーク類が様々に取引されています。日本では流通量は極端に少ないようですが定期的に業者が異常な高値で販売しているものもあるようです。まあ単なる好奇心から商売目的と色々あるでしょうが、フリーメイスンが単純にそれらシンボルの入った小道具を身近に置きたいとか、自分で作ってみたいと思うのは自然なようで、大概各国のフリーメイスンリーのグランドロッジはそういった各年代の品々であふれています。
そういうわけで純粋に個人の使用目的や興味で購入したい人に向けてアピールする目的で紹介します。
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半地下の店の前の廊下ですね。
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店の様子です。
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まあ大学生協みたいな感じでしょうか。
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販売しているブラザーです。名前は聴き損ないましたが、「笑ったほうがいいか」とか気を使ってくれました。手前にあるベルギーチョコレートを購入しました。以前はミントチョコレートがあったのですが、この時はミントとチョコレートが別々に売っていました。チョコレートは非常においしかったです。もちろんミントも特別な味がしました。奥にあるのがワインですが、これもなかなかです。
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ロッジで使うエプロンやネクタイが売っています。あんまりアンティーク以外でロッジで共同購入する以外に買う用途がわかりません。興味がある人は購入しても問題ないと思います。
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この辺のいかにもお土産グッズというものはインターネット通販でも購入できます。
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ロッジで使うためのツールが売っています。それ以外に使い道はないと思われます。
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ここで道具を買えばそれなりにロッジが開設できるという事かもしれません。もちろん各国のグランドロッジと最終的にはUGLEの認証ときちんとレギュレーションやフリーメイスンリー憲章を守る事も必要ですし、何より複数のフリーメイスンと既存のロッジに認めてもらわないと新しいロッジを開設するなど出来ません。
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結構グッズは充実しています。ほとんど通販で買えます。それほど高くはないので興味のある人にはお勧めです。
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レガリアは基本的にはロッジで共同購入するものなのでしょうね。
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寄付などの宣伝でしょうか。
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ネクタイや靴下もあります。様々なネット上のショップがあるのでこれは特にここしか売っていないというものではないかと思います。
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レガリアやエプロンもなかなか古いものになると貴重で値段が高くなったりします。
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まさにロッジで使うためのグッズです。写真では良く写りませんでしたがバロットボールの白と黒の表示が反対になっていてこれまた面白かったです。
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書籍が非常に充実しています。ほとんどネットで買えるかと思います。私もいくつかこことeBayで購入しましたがやはり英文の本は買ってもなかなか進みません。いずれアンダーソン憲章の和訳から初めて読み進めていこうと思っております。日本で秘密とされるような事もほとんど世界で出版されている書籍に書かれている事ばかりかと思います。
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この後訪問するフランス大東社の近くの本屋もこれ以上に大量の関連書籍があり、それらの出版書籍の数はそのままそれぞれの国のフリーメイスンリーの深さや歴史そのものを反映しているものかと思いました。アメリカはアメリカで関連の本や雑誌がこれまたたくさんあります。これらはまた下手に翻訳するとニュアンスも本当の意味も失われてしまうような専門用語や言葉の歴史がたくさんありますので理解するのが非常に難しいかと思います。私もブラザーマンリー・P・ホールのThe Secret Teachings of ALL AGESの吉村正和氏の翻訳を中古で購入しましたが一見してそれらのニュアンスの変容を感じました。ロストシンボルでもやはり原文で読まないといけないと思いました。まあ実際翻訳があるとそちらを読んでしまうのが常です。聖書であってもフリーメイスンリーの標準の翻訳は欽定訳と決まっています。シェイクスピアが翻訳に参加したとかいう話もあるそうです。聖書の解釈についてはそれこそヘブライ語かギリシア語で読む事が勧められるようです。それについても有名なモーゼの角についての誤訳の話がロストシンボルにはありました。
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フリーメイスンリー関連のCDやDVD、フリーメイスンホール紹介のDVDやクリスマスツリーの飾りなどの置物、テディベアは王室関連の土産物屋にも必ずある定番のお土産物となっています。変わった所では左下には折りたたみ傘もあります。期待した白黒のものではなくごく普通の黒いものでシンボルはほとんど目立ちません。シンボルの刻印が入ったペンがお勧めかもしれません。

まあここでチョコレートなどを現金で購入し、見学の間預けるかと言われましたが持ったまま二階の博物館、図書館に移動します。

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これは半地下のお店の反対側の奥の廊下でしょうか。何もなかったか会議室みたいな部屋がたくさんあったのでしょうか。やたら色々写真を撮ろうとしたのでしょうかね。
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これは二階に上がる途中のステンドグラスですね。
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ジョージ五世の肖像画でしょうか。はっきりとはわかりません。見学の際もこれと同様の王族や貴族のブラザーの肖像画が大量にありました。当時はその場ではほとんど誰だかわかりませんでした。
この絵が二階に上がった所の正面にあり、このつきあたりを右に曲がってさらにつきあたりを右に曲がるとコート掛けと傘立てとコインロッカーがあって奥が図書館、博物館となっています。一応その辺から撮影禁止です。図書館の手前には豪華なトイレもあります。図書館では何人もの若い人が本を読んだりしていました。無料のパンフレットなども置いてありました。名前と所属ロッジを記入する紙が置いてあり、一緒に来た人たちのロッジを見るとスイスとアメリカであったようでした。合計10人程度で11時から解説する70代位のブラザーに解説されて博物館の右手の方の扉から入って周ります。英語もジョークを交えたりしながらなんですがなんとも全然わかりません。一応なんとか聞き取れた、というか多分そういうところだけは私にわかるように話しているのかと思いますが、そういうところ、私が受け取ったニュアンスや内容を次回お伝えします。基本的に見学中は撮影禁止でYouTubeの動画や紹介DVDが非常に参考になるかと思います。というかそこでほとんど全て出しているようです。
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