2012-11-13 20:48 | カテゴリ:イングランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
奇跡と一概に言っても、人間が起こしえない神の奇跡から、一般に自然現象を例えて奇跡という場合まで様々ですが、今回の奇跡は主に後者の方です。そもそも聖書に現れる奇跡というのも様々で私が面白いなと思ったのは士師記6章37節~40節の湿った羊の毛を一晩おいてその下の土が乾いているという奇跡ですが、なんでそれが奇跡なのかなと思ったりもしましたが、三笠公園の回にも取り上げましたが、旧約新約聖書を通じて神の存在を証明する物事として奇跡、しるしは様々に描かれ、それらは神を信じる人々にとっての福音とされ同時にそれはそれを目撃する人々にとって理解しえない自然現象でもあったであろうという事なのだと思います。

とここまで言うとヘッダーの写真にも出している通り虹を見たという事になるのがわかってしまうわけですが、まあ虹も最近の大気汚染が進行した状況では水滴が空中にとどまっている事も少ないせいかほとんど見る機会も無いかと思いますが、空気がきれいであったかつては良く雨が降った後は虹が出たものでした。それが大洪水の後に出たものが特別なものであったかどうかはさておき、大体において雨が降ってそれが晴れた後の虹は自然現象としてほとんどの人の心に安堵感、活動への意欲を与えるのではないかと思われます。それはすなわち生命に必須の水分が補給され、その後に日照があって気温が上昇し生物の活動に最も適した環境が生じた事を意味するシンボル、まさに科学的なシンボル、ナイル川の氾濫が終息する事を告げる青鷺のシンボルのごとき、生命の波動の転換期を象徴するシンボルなのだと思います。
かつては光の波長が虹を作るなどわからない時代には、自然現象はそのまますなわち神の行いそのものであり、自然現象の中そのものに神の存在を感じる事が出来たわけですが、自然現象を解明しそれをコントロールする時代においてもなおそれらがシンボルとして我々自身に変わらぬ作用をもたらす事、神の存在霊的な事象について自身が究極的には不可知である存在、全知全能とは成りえない限られた自身を深く自覚し、神の存在、自然現象のありのままの中で日々生き続ける他ないというところになるのかと思われます。
とまあ無理やり高尚な内容に持っていこうとしていますが、要するに恐らく色々相当複雑なバックグラウンドがあって奇跡は起こるわけですが、それを目にする人はそれ自体の複雑な背景は理解しえなくとも、それが起きたという事で何かしら生活態度を改めるなり行動を変えるなりそういう事をするようになるという事なのではないでしょうか。まあ虹を見て感激して生活態度を変えるってのもおかしな話ですが、シンボルというものが表す教訓、フリーメイスンリーでの儀式の教訓、そうしたものは結局それを自分にどう生かしていくかというところになるのかと思いますし、それの目的はすなわちそうしたより良い人間を作るための道具という事につきるのだと思います。

とまあ訳の分からない前置きが相当長くなりましたが、結局その虹を見る事になるセントポール大聖堂を再び巡る事とします。
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モニュメントからセントポール大聖堂に歩いて移動する途中にイングランド銀行があります。ウェリントン卿の馬上の銅像とジェームズ・ヘンリー・グレートヘッドの銅像があります。ウェリントン卿はワーテルローの戦いの立役者ですが、ロスチャイルドのナポレオン勝利の誤報での株買い占めは有名な話かと思います。またジェームズ・ヘンリー・グレートヘッドはロンドン地下鉄を建設した技術者だそうです。フリーメイスンだと思われます。イングランド銀行の博物館もあるそうです。
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セントマリー・ル・ボウという英国国教会の古い教会のようです。なにやら鐘が有名のようです。
この辺りの北側にすぐギルドホールがあったのですが、この時は全く寄っていません。
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ワンニューチェンジという高級ショッピングモールがあります。時計など売っていますがどうも売れるのでしょうか。
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そのショッピングモールからのセントポール大聖堂です。明らかにロンドンのイメージを変えるための観光地っぽい高級雑貨売り場のモールですがなかなか昨今の状況では難しそうです。シンボルとなる巨大な釘がありますが、もちろん私には釘ではなく鑿に見えました。鑿は英語でChiselと言い、特に英国の実務的メイスンリーの歴史を引き継いだグランドロッジでの象徴的なシンボルになります。UGLEではEntered Apprenticeのシンボルとなり、アメリカ系ではMark Masterのシンボルとなり、York Rite、Royal Arch Masonryのシンボルとなります。PhoenixmasonryでChiselについて説明がありました。どうも説明にダイアモンドの輝きが内面の光とも重ねて説明されるようで、それでダイヤモンドジュビリーで盛んにダイヤモンドを展示している可能性があることがわかりました。あまりダイヤモンド批判するのはよろしくないわけですね。
まあそれだけ鑿は実務的メイスンリーの象徴でもあるセントポール大聖堂とも密接に関連したイギリスらしいシンボルなのです。もちろんこれらを知らないと釘に見えるでしょうが、石の建材にあまり釘は普遍的ではありません。
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天気が良いと写真も映えますね。
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隣の広場に通じる門とグランドロッジ結成を記念する表札です。
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ブログのヘッダーに利用しています。
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こちらも南面のフェニックスです。ブログのヘッダーに利用しています。
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この後はセントポール大聖堂に入場して中を上がります。
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