2012-02-02 10:03 | カテゴリ:横須賀
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
自由の女神像

実はこれに関してはフリーメイスンリーにおいてフランス革命における歴史があり非常に複雑です。
いわゆる右手に松明をもち、左手に聖書にあたる銘板をもっているニューヨーク、パリ、最近ではお台場にあるものが有名かと思います。ウィキペディアでは青森にもあるそうです。聖書を持ってるとなるとやはりユダヤ教かキリスト教と言う事になり宗教性が問題になるのだと思います。鶴見のホテルの上にもあったと思います。
作者はブラザー・バルトルディとブラザー・エッフェルになるのかと思います。


パリの自由の女神像 エッフェル塔と共に


ニューヨーク リバティー島の自由の女神像 かつては周囲に星の形や月の形のシンボルが描かれていました。


お台場にある自由の女神像 レインボーブリッジと共に 東京タワー、東京スカイツリー、六本木ヒルズなどが見られるフジテレビお台場社屋のふもと シンボルとしての碇やグランドロッジを模した自動販売機などがあります。


ラスベガスの自由の女神像


青森にある自由の女神像


札幌にある自由の女神像


鶴見にある自由の女神像(追記:その他にも赤羽、茨城、グアム、大阪などにもあるようです。その他多数あるかと思われます。)

コロンビアピクチャーズ オープニングの自由の女神


もともとフランスのジャンヌ=ダルクの逸話からフランスの象徴となり、フランス革命期には女神としてミスコンテストみたいに女性を選んでお祭りみたいな事をしたそうです。ドラクロワの絵が有名かと思います。


ドミニク・アングルによるジャンヌ・ダルク(ルーブル美術館)


ワシントンD.C. Scottish Rite House of the Templeの北にあるメリディアンヒルパークにあるジャンヌ・ダルク像 剣が折れてます。


ドラクロワ 民衆を導く自由の女神 (ルーブル美術館)


フランス革命期に行われた自由の女神、理性の祭典 左手にアカシアの枝を持っているのでしょうか。


ジャコバン派ブラザーロベスピエール絶頂期の象徴的な祭典だったようです。自然の象徴としての樹木でしょうか。最後が200人のギロチンだったそうで、このギロチンを考えたのが当時のフランスフリーメイスンリーのグランドマスターであったそうです。(10/27追記:フランス大東社の創設メンバーであるブラザーギヨタンです。最初のグランドマスターはブラザーオルレアン公です。後述しますが、ブラザーギヨタンはギロチンを考えたわけではなく、理性的な死刑執行装置として提案しただけだそうです。)ジャコバン派の起源はブルターニュ地方だそうで、ブルターニュ地方自体がブルトン人、イングランドのケルト人と先祖が一緒でフランスの中でも特徴があるようです。英仏関係はまさに親戚か兄弟です。


フランス大東社のマリアンヌ像


マリアンヌ像 いわゆるフリーメイスンリーのマリアンヌ像というとこれが出てきます。フランス大東社の博物館のサイトによるとJacques Franceの作とあります。検索してもJacques Franceは人名では出てきません。何やら意味がありそうです。フランス大東社のおみやげで売っているようです。小さな帽子をかぶっているのが最大の特徴でしょうか。

パリ ナシオン広場にあるマリアンヌ像


パリ レピュブリック広場にあるマリアンヌ像


フランス政府のシンボルとしてのマリアンヌ


さてこういった歴史のある自由の女神像ですが、横須賀にも実は二つの自由の女神像があります。一つはベースの前にあるホテルゴッデスの上にある自由の女神ですね。


市民の人は皆知っていると思いますがもう一つは中央公園にあります。

中央公園にある自由の女神像 有名な「長崎平和記念像」の制作者でもある北村西望先生の作品だそうです。

どうなんでしょうか。


恐らく名作なんでしょうが、フリーメイスンリーとは関係なさそうです。

小栗上野介像と栗本鋤雲像とラフアシュラー YRP野比にあるラフアシュラーのベンチと一緒の形ですね。業者が一緒なんでしょうか。その他にもホームページを見るとシオンなんて女性の像もあるようです。なんかもう混乱してきますね。

中央公園には博物館もあったりします。


いきなりこんなものがあったりします。
どうなんでしょうか。


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