2012-11-11 23:24 | カテゴリ:イングランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてさてウィンザー城につきました。どうもウィンザー城は枯れた観光地のようでオイスターのタッチ式のキップの確認も無ければ駅員が確認する事もありません。監視カメラがあるから良いようです。確か帰りには車掌がいちいち確認したんじゃないでしょうか。とりあえず移動する前にペットボトルの水を買っておきます。駅でチケットが買えるかと思って聞くとウィンザー城はすぐそこだ歩けと。イートンに行く人はバスに乗るのでしょうか。良くわかりませんが非常に枯れた観光地の印象です。
駅の横に噴水があり、Christian Victorという王族の方の銅像を横にして永田町の坂のような坂を石垣を左手にして登っていきます。銅像があるから恐らくフリーメイスンなのでしょうね。ウィンザー城周辺にも検索するとオベリスクがいくつかあるようです。
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銅像はグーグルアースにあったものです。石垣は仕事が非常に丁寧ですね。福岡城や皇居のものとは比べ物になりません。実際に戦闘で使われた事が無いとかいう事も重要であるかもしれません。威圧感はほとんどありません。Age Of Empireそのままの世界でしょうか。私個人としては福岡城の石積みが好きなのですが、やはり戦闘のない時代の石積みというのはたとえ戦争に向けた形であっても優美さというか美しさを意識したものが強く住居として魅力的ですね。
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ヴィクトリア女王の銅像の後ろ姿です。天気が良いと写真も映えますが、だからどうという事もありません。ウィンザー城周辺は非常に観光都市という雰囲気が強くお祭りみたいな状況です。なぜかウィンザー城へとつながる登り坂のベンチに高齢者が異常に多数座っています。銭湯に入る前のベンチみたいな感じでしょうか。
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入り口にあるウィンザー城の全景の写真です。どの部分が増築部分とか色々あるようです。英語版のウィンザー城の項目を見ると非常に多く書いてあります。気になるのは中国語版が英国の観光名所に関しては必ずと言って程英語版の逐語訳のようで大量の情報があるのですが、日本語版は明らかに五分の一から十分の一の内容となっています。ブラザーペリーの写真じゃないですが、日本の情報産業はまだこういうので稼いでいるのが多いのでしょうか。ウィンザー城は中国人はそれほど多くなかった気がします。(多かったかもしれません。)
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入り口で2000円位でしょうか。入場料を払って防犯ゲートを抜けて、ここはオーディオシステムを使って、中に入ります。常連さんもいるのでしょうかね。公式動画がありましたのでリンクします。BBCの動画もありました。
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良くわかりませんが色々計算されているのかもしれませんが、とにかく周辺に高い建物が一切ありませんので、それほど高くないこの城の塔が映える形になっています。威圧感無くそれでいて厳重な防備の印象と石の調和が非常に計算されているのかもしれませんが、姫路城や大阪城、皇居で慣らされている日本人にはあまり感慨をもたらさないかもしれません。かといってそれほど具体的に防備に厳重なイメージもありません。実際見た事はありませんが、万里の長城などと似た感じであるかもしれません。実際攻められたら逃げる他ないが、時間を稼ぐにはちょうどいい感じで籠城戦なんてありえないという戦闘スタイルを反映しているものかと思われます。まあ結局実際には戦闘ではなく交渉で物事を決める時代のそういう石工の技術を見せるモデルキャッスルというところなのだと思います。
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セントジョージ門でしょうか。そのまま聖ゲオルギオスが龍退治をしている様子が描かれています。まあ蒙古襲来の伝説なんでしょうがすごかったのでしょうね。
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銃眼が非常に姫路城などと同じ作りで面白いですね。ロングボウではなくてクロスボウなのでしょうが、実際に矢が放たれたら攻城器が無いと攻められませんね。まあでも実際に戦闘を意識させる構造はこの銃眼だけくらいじゃないでしょうか。
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この円塔が最も古いものであるようです。石工が集まったというのもこの塔なのだと思います。恐らく当時のイングランドで最も美しい建築であったのではないでしょうか。要は丘の上の塔であり、遠方の兵隊の動きを監視する監視小屋であったのではないでしょうか。まあ規模なんか見てもどう見てもフリーメイスンリーの原点という表現は言い過ぎなんだと思います。女王お気に入りの王室の城という事と、観光資源という事でフリーメイスンリーの起源説はあるのではないでしょうか。まあ塔だけだとグリニッジの天文台みたいに観測所として無駄のない美しい形をしています。この円塔に昇るツアーもあり、入口でオプションで1000円位追加すると1時間に一回くらい主塔の麓に集合して登れる事が出来るようです。
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エドワード三世塔になるのでしょうか。プランタジネット朝の1350年頃の王でガーター勲章を始めたり、百年戦争を始めたりしたようです。フランスの領地を失いますが同時に王家の紋章にフランス王の象徴であるユリの花を入れたそうです。英仏の長い長い関係を象徴する出来事なのでしょうね。
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右手がガーター騎士団の総本山でもあるセントジョージ教会です。ちょいちょい車が写っていますが、住居であることからも住人が多数いてその人たちの駐車スペースがあるようです。どうも高級マンションか駐車場を拡張した老舗の温泉旅館のようでもあります。馬車であればカッコイイのですが、どうも普通の車が置いてあると興ざめします。かといって地下駐車場がすぐに作れるような状況ではなさそうな事は同時に遺跡や現実の城であり抜け道や地下室がたくさんありそうな事を考えても容易に想像されます。
ガーター騎士団の関連でか、日本の天皇陛下が訪英してエリザベス女王の即位60周年で晩さん会が行われたのもこのウィンザー城であったそうです。
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またこのセントジョージ教会にはガーター騎士団の紋章を示す旗があるのですが、訪問時には全く吊るしていなかったと思いますが、吊るしている時は菊の御紋があるそうです。色々あるのだと思いますが、オリンピック期間中は吊るしている事もあったようです。
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これは菊の御紋ですね。
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オランダ王家のようです。
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スウェーデン王家のようです。
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ルクセンブルク王家のようです。
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ノルウェー王家のようです。
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スペイン王家のようです。
ほぼフリーメイスンリーと重なるのでしょうが、日本とヨーロッパとは異なるかと思われます。
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英国名物衛兵の交代ですね。実際多人数のものの本物を見たのはここが初めてだったと思いますが、衛兵の交代で一番感心したのは台湾のものであった気がします。緊張感があったせいでしょうか。ここのものはなかなか豪華で音も華やかで皆さんビデオを回していましたが、テレビでマン島のものなど見たことなどもありますが、未だに直に見ても意味が全くわかりません。観光用という事はわかるのですが、それにしては本物のライフル銃を持っていてあの動きで感心するほどの緊張感でも無くなんだかよくわかりません。一種の儀式なのでしょうが、観光資源という位置づけなのだと思います。観光客も結構長い事見ていて飽きてしまって途中でツアー客が多数動き出すといった反応で、池の鯉か水鳥に反応でもするような感じです。スタンリー・キューブリック監督のバリー・リンドンを思い出すのですが、果たしてあんな動きが戦闘で実際あったとは考えられません。まあ敵を油断させるためのお遊戯というと一番しっくりくるところでしょうか。
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ウィンザー城のお土産屋もバッキンガム宮殿と同様に充実しています。売っているものはほぼ同じですが、テディーベアとライオンのぬいぐるみが売っていて、一番シンボルのようで感心して撮りました。後で解説しますが、ここウィンザー城での火事が原因で、これらの城や宮殿を開放して修復費を稼がなくてはならなくなったそうで、まさにそういう象徴のお土産なのだと思われます。
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チャールズ2世の銅像と中庭です。この手前の円塔のふもとに待合場所があり、円塔に上るツアーが待っていました。また動画がありました。中庭については確かオーディオシステムでは空堀の形態とかなんかそういう説明があった気がします。空堀はないだろと思いますが、多分適当な説明であったかもしくは私の記憶違いでしょうか。実際にはポロでもやるための広場じゃないかと想像します。
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こちらの建物がミニチュアのドールハウスのコレクションや内部の住居のツアーの部分です。
入り口は北側のテラス部分にありました。写真部分は出口になるでしょうか。
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入り口の写真です。ここ以降はほぼネットで検索した写真です。
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ドールハウスのコレクションの写真のようです。ジョージ5世の王妃であったメアリー妃が国民から贈られたりして集めたコレクションだそうで、子供の教育に使ったのでしょうか。何やら上下水道が使えるようになっているとか火も使えるとか、完全に生活できるようなミニチュアになっているそうで、本当に何に使ったのか意味がわかりませんが、王室は色々あるという事という代表的な事ではないでしょうか。ジョージ5世の王妃であるメアリー妃も結婚以前にジョージ5世の兄であり婚約者であったクラレンス公と婚約して6週後に肺炎で亡くし、その弟である即位前のジョージ5世と結婚したという方です。クラレンス公はイギリスのフリーメイスンリーというと必ず出てくる切り裂きジャックの逸話で出てくるバイセクシャルを噂される人物だそうで、バイセクシャルの噂のもみ消しのために切り裂きジャック事件が起きたという説もあるそうです。当時の特にイギリス、ドイツでは王室や貴族などでバイセクシャルのスキャンダルが盛んにあり、実際そうした逸話もありそれが戦争や政治のきっかけとなる事も多々あったようです。(2/8追記:吉村正和著図説フリーメイソンでは映画「フロムヘル」のストーリーとして皇太子であったクラレンス公の長男であるアルバート・ヴィクターが密かに平民と結婚し、さらに梅毒に罹患していて、この事をゆすりのネタにした売春婦への王室付きの医師の復讐という解説がされています。私は「フロムヘル」も観ましたがそこまでのストーリーではなかったと思いますが、この映画は良く切り裂きジャックの真相についての映画として紹介されますので、詳細を解説するとこちらの話なのだと思われます。結局関係者はみな死んでしまって当時の時代に醜聞として世の中には出ずにヴィクトリア女王は天寿を全うしたという事になるのだと思われます。)ドールハウスはそうした王室に対する精神安定作用をもたらす象徴であったのかもしれません。
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これはドールハウスの写真のようです。なんだか訳が分からなくなってきますね。
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夜会のシミュレーションなどする目的なんでしょうか。まあとにかく精密にできていますが遊び用ではなさそうです。
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こちらは本物のウィンザー城の部屋ですね。この部屋が開放されていたかどうかは記憶が定かではないですが、ウィンザー城はとにかく火事の事と修復の事を何度も解説で言っておりました。
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日本語のものはあまり出てきませんが、日本でも報道されたようですが、英語版ウィキペディアに詳しいようです。1992年11月20日金曜日午前11:33に照明の漏電で発火したそうですが、消防警報が切ってあって被害が拡大したそうです。見学した際には発火場所は八角形の行き止まりのホールの場所でヘンリー8世の鎧が置いてあったと思います。プライベートチャペルという事で礼拝所だったのでしょうか。
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被害の状況のようです。解説ではここまでの状況とは説明していませんでしたが、かなりの被害であった事がわかります。王室はちょうどダイアナ妃の不倫騒動で揉めていたころで、ちょうど火事の20日後の12月9日に別居したそうです。泣きっ面に蜂とはこういう状況だと思われます。もちろんその後1996年8月28日に離婚が成立し、皆さんご存じの通りダイアナ妃は1997年8月31日パリで不慮の事故で亡くなりました。ちょうど切り裂きジャックの最初の殺人が起きた日であるそうです。ロンドン大火の前日ですね。大正天皇の誕生日です。
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現在はこんな感じでした。床の焼け焦げた板を裏返して使ったので修繕費が倹約できたとの逸話が涙ぐましかったですが、まあ実際すごい費用なんだと思います。
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ありし日のヴィクトリア女王の様子です。ウィキペディアによるとフリーメイスンリーのシンボルの入った装飾などもあるようです。解説を参考に探してみてください。
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北側のテラスからのテムズ川、イートン校側の景色です。素晴らしい景色です。マウントバーノンのような感じでしょうか。あまり例えが良くないかもしれません。
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東側でしょうか。
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ウィンザー城の東の端です。美しい噴水のあるバラ園があります。
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