2012-02-04 10:37 | カテゴリ:本について
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
アマゾンのアフィリエイトの本の宣伝も置いているので、少しフリーメイスンリーについて書いている本で読んでいるものについて分かりやすいように紹介と個人的な感想を書かせていただきます。

まず最初は宣伝でも最初に置いているブラザーPGM 片桐三郎による入門フリーメイスン全史―偏見と真実でしょうか。
入門フリーメイスン全史―偏見と真実/片桐 三郎
¥2,310
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実はこれにはDVDバージョンも存在します。FREEMASONRY フリーメイスン -開かれる扉- [DVD]
FREEMASONRY フリーメイスン -開かれる扉- [DVD]/フリー・メイスン
¥3,800
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わたしがこの本に出会ったのは横浜のFar East Lodge No.1で広報担当のブラザー渡邊から紹介されてです。それまでそれなりにアマゾンで検索して出てくるものは手に入れていたので、内容的にそれほど目新しいわけではありませんでしたが、日本人メンバーが自らの言葉で書いているということと、その出来るだけ客観的に記述の残っているものについてだけ取り上げるという本の姿勢がそれまで読んでいたものの内容とは異なり、極めて好印象を持ちました。ブラザー片桐三郎は直接お見かけした事はありませんが、DVDでは普通に出演されていますので内容が気に入られた方はDVDも購入する事をお勧めします。
その他英語の本やDVDについてはブログfreemasonry FAQ
http://freemasonry.blog.shinobi.jp/が詳しいと思いますのでそちらで見ていただくと良いかと思います。

入門フリーメイスン全史―偏見と真実 についてはフリーメイスンリーの源流が実務的メイスンリーにあり、それらがヨーロッパの石材加工と建築の職人たちであった事、貴族階級や科学的知識と結びついて思索的メイスンリーとなり、清教徒革命や名誉革命を経たイングランドで合同ロッジとして今日の形に成立し、その後フランス革命やアメリカ独立戦争を通してヨーロッパやアメリカに広がり、様々な変遷を経て今日の組織の形に整った事が書かれていて、中でも注目はやはり現役のメンバーとして現在の日本での活動につながる部分になるわけですが、これについてはあまり書いていない、書けないのだと思いますがそういう形で終わっているという所でしょうか。

具体的にどんな活動を行っているかという所は結局のところ、個人が自発的にフリーメイスンリーに参加して自ら体験し、お互いに向上させる過程で経験するものであって、他人に説明されるものではないという事になるのだと思います。興味のある方はブラザー・モーツァルトや、ブラザー・ワシントンなど有名どころのメンバーの一生をつぶさに研究していかれるのが最もフリーメイスンリーの具体的な活動として参考になるのではないかと思います。ブラザーの周囲には当然フリーメイスンリーを通してブラザーのつながりがあるわけで、それらをわかる限り調べていけば自然とフリーメイスンリーとは具体的にどういうものであるかという事が理解されていくのではないかと思います。

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