2013-01-01 11:19 | カテゴリ:スコットランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
明けましておめでとうございます。
YouTubeの音楽をいじっていたんですが、どうもやはりフリーメイスンリーの新年としてはAuld Lang Syneが好ましいという事でそうなりました。
ウィキペディアの項目をコピペします。

オールド・ラング・サイン Auld Lang Syne はスコットランド語で、英訳すると逐語訳ではold long since、意訳ではtimes gone byとなる。

日本では「久しき昔」などと訳す。

「オールド・ラング・サイン」(もしくは「オールド・ラング・ザイン」、Auld Lang Syne)はスコットランド民謡、非公式な準国歌である。日本では「蛍の光」の原曲として知られる。

古くからスコットランドに伝わっていた歌で、現在に至るまで、特に年始、披露宴、誕生日 などで歌われる。

歌詞を現在伝わる形にしたのは、スコットランドの詩人のロバート・バーンズである。

従来からの歌詞を下敷きにしつつ、事実上彼が一から書き直している。この歌詞は、旧友と再会し、思い出話をしつつ酒を酌み交わすといった内容である。

こうして採譜された「オールド・ラング・サイン」には、ハイドンやベートーヴェン、シューマンといった著名な作曲家たちも伴奏を付けたり編曲したりしている。

1
Should auld acquaintance be forgot,   
and never brought to mind ?       旧友は忘れていくものなのだろうか、
Should auld acquaintance be forgot,   古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。
and auld lang syne ?

Chorus
For auld lang syne, my dear,
for auld lang syne,                 友よ、古き昔のために、
we'll tak a cup o' kindness yet,        親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。
for auld lang syne.

2
And surely ye'll be your pint-stoup !
And surely I'll be mine !                       我らは互いに杯を手にし、いままさに、
And we'll tak a cup o' kindness yet,     古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている。
for auld lang syne.

Chorus

3
We twa hae run about the braes,
and pou'd the gowans fine ;                   我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を折ったものだ。
But we've wander'd mony a weary fit,     だが古き昔より時は去り、
sin' auld lang syne.              我らはよろめくばかりの距離を隔て彷徨っていた

Chorus

4
We twa hae paidl'd in the burn,
frae morning sun till dine ;                        我ら二人は日がら瀬に遊んだものだ。
But seas between us braid hae roar'd      だが古き昔より二人を隔てた荒海は広かった。
sin' auld lang syne.

Chorus

5
And there's a hand my trusty fiere !        いまここに、我が親友の手がある。
And gies a hand o' thine !                       いまここに、我らは手をとる。
And we'll tak a right gude-willie waught,   いま我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ。
for auld lang syne.                                   古き昔のために。

Chorus

日本では、独自性の高い訳詞が付けられ、「蛍の光」として卒業式などで歌われる。

「オールド・ラング・サイン」のメロディーのみの使用例には以下のようなものがある。

大日本帝国海軍では「告別行進曲」もしくは「ロングサイン」という題で海軍兵学校の卒業式典曲として使われた。現在でも日本全国で卒業式の定番唱歌であるなど、別れの曲としてよく知られている。他にも各種の式典や商店の閉店時に古関裕而が編曲した「別れのワルツ」を使用するケースが多いが、多くの人は別れのワルツであるとの認識を持っていない。
図書館・博物館などの公共施設や、商業施設で、閉館・閉店時間直前のBGMとして鳴らす。暗黙に客の退出を促している。また、自衛隊の駐屯地祭や航空祭などでも終了時間に同様の理由でBGMとして流されることが多い。
東京ディズニーランドのカウントダウン・パーティにおいて、カウントダウンセレモニーの一環として3分前から2分から2分半の時間演奏される。
NHKのNHK紅白歌合戦において、優勝チームが決まると「○組 優勝!!」の字幕スーパーが画面いっぱいに出る。また天井から大量の紙吹雪がステージいっぱいに降る(風船、紙テープは入っていない。優勝チームの司会者(つまり、キャプテン)に優勝旗が手渡される。紙吹雪は放送終了(『蛍の光』の場面)「蛍の光」まで降り続く。
プロ野球においてはその年限りで現役を引退する選手の引退セレモニーの際などに演奏される場合がある。
長嶋茂雄(巨人、1974年10月14日後楽園球場での対中日戦)
原辰徳(巨人、1995年10月8日東京ドームでの対広島戦)。「巨人の星」(作曲:渡辺岳夫)に 「オールド・ラング・サイン」をコラージュした演奏曲に編曲されていた。
阪神タイガースの私設応援団では相手投手の降板時に嘲弄の意を込めて演奏され、その直後に「六甲おろし」の大合唱となるのが恒例の応援スタイルである。
鉄道路線の廃線の際、最終列車出発時に演奏される(しかし、近年では鳴らされない場合もあったり、最終列車始発駅ではなく途中駅で演奏されることも多い。例:三木鉄道三木線石野駅)。また、1996年(平成8年)までは阪急梅田駅の終電の合図として使われていた。青函連絡船では、出港の際に放送された。
離島航路においては、異動する教員や公務員が乗船する便が出港するときに流される場合がある。

日本では年始に蛍の光はパチンコ屋で聞くくらいかもしれませんが、スコットランド、イングランドでは年始の曲のようです。なかなか定着しづらい習慣かもしれませんがどうでしょう。個人的には日本のフリーメイスンリーのロッジではあまりなじみがないかと思いますが、特にスコットランド系ロッジでは普遍的なのだと思います。横浜ロッジもスコットランド系ロッジLodge Star in the East No.640と同じ場所ですので関連があるかと思います。

ブラザーロバート・バーンズについてはいずれまとまってから書く事があるかと思います。

今年もよろしくお願いします。
関連記事
秘密

トラックバックURL
→http://freemasonry.jp/tb.php/342-84b34669