2013-01-08 11:43 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さて無謀にも新企画を始めてしまいます。
日本の市章シリーズでなんとかシンボリズムについて基本的な理解を深めてもらおうとかなり重点的に行ったわけですが、あれは何と言ってもフリーメイスンリーというよりもロータリークラブやライオンズクラブを基本とした比較的緩やかな自発的と言っても首相経験者の出身地や工業や商業との関わりが示唆されるような、極めて偏ったシンボリズムの実際の話でした。
結局それよりもフリーメイスンリーとしては、世界最大のフリーメイスンリーの国と言えるアメリカで個別にグランドロッジが存在するアメリカ50州の州章(State Seal)は、それを紹介する事でそれぞれ個別のグランドロッジについてインターネットでわかる限り学習して紹介したり、コメントする事でよりフリーメイスンリーとして正しいシンボリズムやその具体的な事例、またアメリカを構成する個別の州のフリーメイスンリーについて具体的に興味を持つきっかけになるのではないかと思われます。
まあアメリカ建国当初にやはりアメリカ全体を統括するグランドロッジの結成が検討されたそうですが、それがやはり建国当初の州の代表らの経緯があって成らなかったそうで、それが結局現在まで続くアメリカの国としてのUnited States of Americaというよく言われる表現や、日本などからは想像しがたい連邦と州と言う政治制度の基本となっているようです。
そういう複雑なアメリカの実情を、ほとんど行った事も無い州ばかりでありながらも主にウィキペディアの情報のみに頼って州章と絡めて紹介していくというのは非常に無謀で危険な行為であるとはわかっていながらも、まあアメリカという国についてフリーメイスンリーと絡めて少しでも机上の空論であっても理解を勧めていくにはシンボリズムを利用するのがもっとも好ましいのではないかという理論で、手っ取り早い受験勉強で覚えるアメリカ50州みたいなもんで、学習を進めていこうかと思います。

しかも州章の順番はABC順でも古い順でもなく、ほぼランダムになるようなアイウエオ順と言う事になります。もちろん行った事も意識して関わった事も無い州についてネットの情報のみから想像して書くような内容になりますので、市章の項目のところと同じように各方面にはご容赦願いたいところであるかと思われます。また以前にも触れた日本の町村章で注目されるものについてもいずれ触れていきたいと思っています。

また英語版のウィキペディアの州章の項目を読んでいると、州旗も出てきますので、こちらもシンボリズムで面白そうなので同時に載せていくこととします。

では最初は表題のとおりアーカンソー州です。
場所はこちらです。
アーカンソー州場所
テキサス州はわかると思いますが、その北東ですね。南部に入る州です。やはり日本人に有名なのはクリントン元大統領が州知事をしていたというところでしょうか。クリントン元大統領はデモレー出身だそうです。リトルロックという州都の名前も有名かもしれません。やはりフリーメイスンリーが盛んなようです。
フランス語でインディアンのカンザ族の名前を表現した一つがアーカンソーだそうで、カンザス州と語源は一緒だそうです。アメリカ合衆国がフランスのブラザーナポレオン・ボナパルトから買収したルイジアナ諸州の一つであったそうです。南北戦争では南軍としてアメリカ連合国を形成し、その後はクークラックスクランなどの人種差別活動も盛んであったようです。現在はArkansas Grand Lodgeで検索するとPrince Hall Grand Lodgeが最初に検索されてきますので、黒人ロッジが盛んなようです。人口は290万人だそうで、人口密度でいくと日本全体の10分の1以下、東京都の300分の1といったところでしょうか。横浜市の人口が現在370万人だそうで、アーカンソー州の広さはほぼ日本の3分の1位で全てつながった陸地ですが、高地と低地と様々あるようです。まあ大体ほぼ緑の中に都市があるといった感じでしょうか。Arkansas Grand Lodgeで検索して出てくるフリーメイスンリーのロッジは先ほどのPrince Hall Grand LodgeのサイトとFacebookのGrand Lodgeがあり、その他サイトを持っているロッジが16ほどあって、そのナンバーを見てみるとPrince Hallでないロッジで750はあるようです。ウィキペディアのList of Masonic Grand Lodgeという項目ではいわゆるグランドロッジという名称だけでアーカンソー州に8個のグランドロッジがあるようです。いわゆるGrand Lodge of Arkansasで17699人のメンバーがいるとあり、ブラザーアルバート・パイクの出身地であるようで非常にフリーメイスンリーは盛んなようです。(訂正1/9:ブラザーアルバート・パイクの出生地はマサチューセッツ州ボストンだそうです。アーカンソー州で教師をしていて、スコティッシュライトに加入したそうです。)単純に計算して150人に一人はフリーメイスンのようです。
州都リトルロックの主要な建築としては州議会と橋とユニオンステーションとセントラル高校があるようで、写真を見る限りこの高校の建築は非常に立派なようです。人種差別撤廃運動でも先進的な活動があるようです。
little-rock.jpg1255722575.jpgUnion_Station_Little_Rock.jpgHigh School exterior
ホットスプリング国立公園があるようですが、どうもこれは検索してきたブログによると日本の盛んな温泉街とはだいぶ趣が異なるようです。ウォルマートの本社があるそうで、その雇用が多いようです。ブラザーマッカーサーもアーカンソー州の出身のようです。その他有名人では元シカゴブルズのスコッティ・ピッペンも出身のようです。フリーメイスンかどうかはわかりません。

さてではまあウィキペディアのコピペを並べた州の紹介はさておき、州章と州旗のシンボリズムの解説に移りましょう。
アーカンソー州
まずは州章についてです。英語版ウィキペディアの解説を訳していきます。左の翼をもった天使がAngel of Mercy慈悲の天使とされ、いわゆる大天使ミカエルだそうです。青いたすきにMERCY慈悲と書いてあります。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などアブラハムの宗教を意味するものと思われます。右が正義の剣です。剣もフリーメイスンリーのシンボルです。正義を執行する権力を意味するものと思われます。後ろに自由の女神があって右手にオリーブの冠、左手に槍にフリジア帽が載っていて、周りの13個の星で独立13州を意味するようです。光明Gloryも入れてあるものと思われます。中央にアメリカ合衆国の象徴であるハクトウワシが大天使に繋がる青いたすきをくわえていて、モットーとしてラテン語でRegnat Populus、The People Rule人民の支配と書かれています。ハクトウワシはそもそもアメリカインディアンの神としてのシンボルであったようです。もちろん青いたすきもフリーメイスンリーを象徴しているものと思われます。たすきの形も何らかの意味がありそうです。鷲が両足につかむ右足のオリーブは平和を、左足の三本の矢は下記の州旗の三つの星の説明とも被りますが、恐らく3を強調したかったところに行き着くのだと思われます。力の結束を示すのだと思われます。手前の盾は三段に分かれていて、一番上部に海運を意味する外輪船、二段目に農業を意味する鋤と工業を意味する蜂の巣、三段目にこれもやはり農業の富を意味する小麦の束が立っています。これもその他の州旗でも何度も出てくるシンボルですが、船はやはりノアの箱舟の象徴としてのシンボルであり、蜂の巣ももちろんフリーメイスンリーのシンボルであり、立った小麦の束もヨセフの夢で出てくるユダヤ教を象徴するシンボルでもあります。鋤は州章で良く認められるシンボルですが、フリーメイスンリーでは特に指定はされておらず、シンボリズムで農業を象徴するシンボルであり、農業を中心としたアメリカの数多くある友愛団体をも示しているのかもしれません。いずれにしても農業が盛んな州を示しているものかと思われます。細かいところでは自由の女神の両手の形、左足が隠れている事の意味、大天使の両手の形、光明の線の本数、ハクトウワシの左右の足の形の違いなどそれぞれ意味が込められているものかと想像されます。まあ前述の通り相当フリーメイスンリーが盛んな土地であり、相当意味が込められたシンボリズムなのだと考えられます。ロストシンボルにもあった二重の輪で始まるデザインもそういう意味なのだと思われます。ハクトウワシを取り囲む三つのシンボルの配置もそれぞれ意味をなしていてなかなか興味深いです。
アーカンソー州旗
州旗はそもそもデザインが南北戦争時の南部のアメリカ連合国の有名な二つ目の国旗である赤地に青い聖アンドリューの斜め十字に13個の白抜きの五芒星のデザインによく似て、そのひし形で中央に白字にARKANSASの青字で下に三ツ星で上に一つ星の形で繋ぐと十字になるのだと思いますがそういう形となっています。解説を読むとそもそも三ツ星であったのがそれぞれ歴史的に所属したスペイン、フランス、アメリカや、1803年にルイジアナ諸州の三つ目の州として購入されたなど3にまつわる解説が載っています。最後の一つ星が南部のアメリカ連合国を意味するなどだそうで、最終的に南十字星を意識した十字になるのだと思われます。周囲の25個の星は25番目にアメリカ合衆国に加わった事を意味するようです。いずれにしても外枠の菱形から始まって五芒星自体もフリーメイスンリーのシンボリズムという事になるのだと思われます。しかし南軍の二番目の旗はスコットランドの聖アンドリューの十字の裏地のデザインだったのですね。そのあたりとスコティッシュライトと深く関係するようです。

しかしまあアメリカは広いです。
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