2013-01-12 19:11 | カテゴリ:ドイツ・オーストリア
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
YouTubeの動画をヨハン・シュトラウス一世、二世、ヨーゼフ・シュトラウスのものとしました。
非常に耳になじんだワルツばかりだと思いますが、末弟のエドゥアルト・シュトラウスも含めてフリーメイスンの一家であったようです。
今年のニューイヤーコンサートでもやはりヨーゼフ・シュトラウスのものを中心として構成し、ヨハン・シュトラウス一世、二世のそれぞれラデツキー行進曲、美しき青きドナウで締めるという一つの形のようなものがありました。
それぞれ生誕200周年という事でヴェルディとワーグナーという二人のオペラの大作曲家の曲が初めて演奏されました。ワーグナーについては以前にも触れましたが、ブラザーリストの娘と結婚しながらも正式なフリーメイスンとは認められなかったようですが、ヴェルディについてもアイーダやその他のオペラの作品群を見ても明らかにフリーメイスンと関係がある事は間違いないようです。イタリア統一運動やドイツ統一運動など時代と作品群の共通性があるようです。

さてまあクラシック音楽の有名な作曲家のほとんどがフリーメイスンリーと関係している、有名であればある程フリーメイスンであるという事はもう十分納得されていると思うのですが、シュトラウス一家については英語でネット検索してもドイツ語などで試みても明らかに認めるようなものが一切出てきません。またこれまで挙げた「フリーメイソンと大音楽家たち」やその他の巻末のフリーメイスンの名前を羅列する中にもシュトラウス一家の名前は出ていませんでした。唯一ブラザーなかにし礼の「三拍子の魔力」で小沢征爾さんが指揮したウィーンでのニューイヤーコンサートの様子が描かれていましたが、シュトラウス一家がフリーメイスンであるかどうかには触れていませんでした。シュトラウス一家はユダヤ系で、父親の一世のミドルネームがBaptist洗礼者というそうで、長男が同名のヨハン、もちろん洗礼者ヨハネ・福音記者ヨハネと同名であり、次男がヨーゼフ、ヨセフ物語のヨセフであるという事もフリーメイスンの典型的な名前であると考えられますが以前も触れたとおり、特にヨハン・シュトラウス一世の墓が彼の一家がフリーメイスンであった事を象徴しているかと思われます。彼ら一家の墓地は全てウィーン中央墓地に集められているようです。
ヨハン・シュトラウス1世墓所(ウィーン中央墓地)
まあみると明らかにウェストミンスター寺院でもあんまりないほどの正三角形のお墓でフリーメイスンだと思うわけですが、まあベートーヴェンやブラザーモーツァルトと同じ墓所であり、ベートーヴェンのオベリスクの墓と同じく明らかに最近新しく設置されたという事もわかるわけで、生前に積極的にフリーメイスンとして活動したわけではなさそうな事がうすうすわかります。恐らくオーストリアの当時の情勢から言ってもユダヤ人であるという事はあまり積極的にアピールする事は無かったのではないかと思われます。ただまあその業績、血筋や認められる考え方などからフリーメイスンとして認められるのに異論はないのだと思われます。
同じところに並んでいる子供たちの墓を見てみます。
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最も有名なヨハン・シュトラウス二世の墓はほぼオベリスク状となっていますが、ラフアシュラーを模したような装飾が様々に加えられ、印象的な女性の像が正面を彩っています。彼のもっとも有名なオペレッタ「こうもり」や「ウィーンのカリオストロ」の内容を見ても、明らかに彼がフリーメイスンリーの繋がりを題材としていて、その関係で様々な作品のアイディアを啓発されていた事が想像されるのですが、シュトラウス一家の特に父と長男の二人のヨハン・シュトラウスは女性関係が激しかったようで、父親は愛人と蒸発したり、長男は3度の結婚をしたりとしています。まあそれが人間的な評価を下げるほどにはならないほど彼らの作品群が素晴らしかったという事であるのだと思われます。ブラザーモーツァルトと共通する明るく華やかで万人受けするまさに新年にふさわしい楽曲をこれだけ後世に残した一家の存在はまさにフリーメイスンとして公式には秘匿されうるウィーンの至宝であるのだと思われます。
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次男のヨーゼフ・シュトラウスと母親の墓であるそうです。もともと建築家で途中から作曲家となったようです。オベリスク状の墓に頂点に十字を設置したバチカンのオベリスクに似ているカトリックを象徴する形であると思われます。恐らく前面の考え込んでいる女性の形は愛人と蒸発してしまった父親について悩む母親を象徴しているのかもしれません。
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実質三男のエドゥアルト・シュトラウスの墓ですが、これもやはりかなり鋭角の三角形の頂点に十字を伴った形となっています。左右の二本の柱がヤキンとボアズの柱を象徴しているものと思われます。

さてこの他にもヨハン・シュトラウスにはニューイヤーコンサートでも必ず出てくる象徴的な像があります。
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ウィーン市立公園にあるそうです。ライブカメラなんかもあるそうです。彼の華やかな交流関係を示すように裸の女性の像が周辺を囲んでいますが、ウィーンなどドイツ・オーストリア系のフリーメイスンリーについて少し知っているとすぐわかる謎がこの像には示されています。まあ階段が3段あるところも象徴である事はそうかと思われます。

わかるでしょうか?

なかなかわかりづらいかと思います。上部の男性と女性がキスをして腕をかけている部分がGの象徴がないヨーロッパ大陸のフリーメイスンリーFreimaurereiの象徴であるコンパスと直角定規のシンボルの形を示しているのですね。

芸術の都ウィーンを象徴するフリーメイスンリーのシンボルでした。

(追記:YouTubeでブラザーヨハン・シュトラウス二世の作曲した曲を網羅したアップロードがありました。リンクを置いておきます。ブラザーヨーゼフ・シュトラウス、ブラザーエドゥアルト・シュトラウスのものが多数あるアップロードもリンクを置きます。ブラザーヨハン・シュトラウス一世のものを含むものもリンクを置きます。)

(追記:実は横浜桜木町のみなとみらいホールでヨハン・シュトラウス管弦楽団のニューイヤーコンサートを聴いてきて書いたのでした。なかなか立派なホールで今後もロンドン交響楽団など充実した公演が予定されていました。ヨハン・シュトラウス管弦楽団の指揮者もやはりフリーメイスンのようでした。みなとみらい地区の開発もドコモの鉄塔やAOKIの結婚式場や三菱地所のマンションなど様々なシンボリックな建物が現在進行中ですが、その中心にあるのが横浜美術館とランドマークタワー、パシフィコ横浜、日本丸、ドック、観覧車とこのみなとみらいホールになるのだと思われます。周辺に逆ピラミッドの照明やインターコンチネンタルホテルのキリスト教のシンボルなど様々なシンボルがある地域です。今後どうなるかまだまだわかりませんが、私個人としては是非フィラデルフィアやニューヨークのグランドロッジのような、ロンドンのエジプシャンホールのような世界に誇れるゴシック建築のバンケットホールがこのみなとみらい地区にMasonic Hallとして建築されればと希望します。日本大通りや港の見える丘公園の側にも様々な歴史を伴った場所や建築があり、今後機会があれば色々勉強していこうと思っています。後は東京湾臨海地区共通の問題ですが、東京オリンピック誘致などとも関連してやはり大気汚染がロンドンやパリ、ワシントンD.C.やニューヨークなどとも比較して顕著すぎると思います。東京湾の海洋汚染ともあわせてぜひ急速な改善をお願いしたいところです。)(追記:ランドマークタワーを建設した三菱地所のテレビCMもセントポール大聖堂を映していて、なかなか奇跡シリーズで取り上げた近代フリーメイスンリーの発祥の地であり感慨深いものがあります。)
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