FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
| ホーム |
魔笛については以前も触れましたが、よこすか芸術劇場では過去二回ほど魔笛のオペラが公演されているようです。
ちょっと魔笛の公演が行われていないように三笠公園の回などを書き終えた後に書きましたがそんなことはないようで、2011年のフィガロの結婚が地震の直後ということと指揮者の方の体調不良で中止になった他はやはり魔笛はモーツァルトの最も有名なオペラという事で日本人のものとプラハ国立劇場のものと少なくとも二回は公演したそうです。その他にもフィガロの結婚も三回ほど公演しているようですし、コシ・ファン・トゥッテやマイナーな劇場支配人なども公演しているそうです。その他アイーダやトスカ、タンホイザーなども公演されたようです。そういうわけで2013年にフィガロの結婚の後に10月に魔笛を公演する予定となっても特によこすか芸術劇場としては何度目かの公演という事になるようです。
私自身もフリーメイスンリーを知って初めてオペラに興味を持ち、オペラの主題というものが有名な魔笛に限らず多くのものでフリーメイスンリーの理念を象徴したものであり、有名な作品であればあるほどフリーメイスンリーの理念そのものであるという事を確認しています。横浜ロッジのある横浜ではやはり盛んにオペラが公演されているようですが、横須賀ではロッジが全て基地の中という事もあってか、かつては横須賀市文化会館で時々あったようですが、本格的にオペラの公演が定期的に始まったのはよこすか芸術劇場が出来てからという事になるのだと思います。
さてまあ横須賀のオペラ事情はともかくとして、オペラとフリーメイスンリーとの関わりはブラザーマンリー・P・ホールがコメントする動画もありましたが、一般に魔笛とフリーメイスンリーの関わりは代表的なものかと思います。
それで魔笛についてコメントするのは恐れ多いわけですが、本日1月27日はブラザーモーツァルトの誕生日という事もありまして、またこのブログをご覧の皆さまは先日の1月25日に行われた東京タワーの下で行われたモーツァルトバースデーコンサートの様子についても興味があるかと思われますので、それらについてまた3回程度に分けて記事にしようかと思います。ただいつものその1~その3という分け方ではなく、それぞれ魔笛についてとコンサートについてとブラザースタンダールの処女作モーツァルト評伝について書こうと思います。
オペラ「魔笛」の一般的な解説については毎度のことながらウィキペディアを参照していただきたいかと思います。私自身もDVDやCDをいくつか持っており、またこのブログでもYouTubeでも取り上げており、また何度も言いますが私も最初に見たオペラが山下公園横の神奈川県民ホールでのプラハ国立歌劇場の「魔笛」の公演でした。2010年であったかと思います。まあ一般に最もよく知られたオペラが魔笛であり、最もブラザーモーツァルトのオペラで好まれているのが魔笛であり、最も公演されているオペラが魔笛であるようなので、皆さまも最初に見たオペラが魔笛である方は最も多いのかもしれません。まあそれが実はブラザーモーツァルトの偉大さ、功績を最も象徴しているのかと思われますが、その魔笛が作成されたのが有名なブラザーモーツァルトが死ぬ直前の1791年であり、それはヨーロッパ大陸で1789年のフランス革命勃発後の国王一家の国外逃亡と国民に認識されたヴァレンヌ事件の1791年6月の間に書きあげられたものであり、ブラザーモーツァルトは2歳年上のルイ16世とはモーツァルト一家の演奏旅行で旧知の仲であり幼馴染とも言える関係かと思います。ブラザーフランツ一世(ブラザーデサグリエが入会に立ち会ったそうです。)とマリア・テレジアの長男である15歳年上のブラザーヨーゼフ二世が前年の1790年のフィガロの結婚の完成後に亡くなっており死因は結核であったようですが、有力なパトロンを失ったブラザーモーツァルトは妻との関係や初恋の義理の姉との関係やその他に他のフリーメイスンのメンバーとの関係や金銭問題など様々な困難を抱えていて、もともと幼少期からの天才的な音楽的才能と共にある父の音楽教育と特異な演奏旅行の経歴から肉体的には弱く、一般的な世知も無い天才の必然として名声とともに訪れる嫉妬と世の中の急激な変化の中で、自らの運命を確信し魔笛のほかに自らのためにレクイエムを作成し未完のまま12月5日に恐らくリウマチ熱(奇しくもブラザーロバート・バーンズも同じ病気のようです。)のために亡くなり、共同墓地に葬られます。
まあそういう魔笛の作成の状況な訳ですが、ストーリーについてはほとんどの人がなんじゃこりゃという感じだと思われます。フリーメイスンリーの入会の儀式とか理念とか秘密とか様々に説明されていると思いますが、まあストーリーは良くわからないけどすごい音楽だったというところなのではないかと思います。台本の作者はブラザーモーツァルトのフリーメイスンリーの同じロッジの会員であるブラザーシカネーダーという事になっていますが、これにもいろいろ説があり、公演の代表者として劇場支配人として、また初演のパパゲーノ役という事で挙げられるようで、実際には当時のオーストリアフリーメイスンリーが総力を結集して作り上げたというのが正しいようです。ブラザーモーツァルトのフリーメイスンリーとの関係については英語版ウィキペディアのMozart and Freemasonryにまとまっているので参照してください。
まあ要するに魔笛を私的に解釈するとどうかという事になるわけですが、まあ3を強調しているという事は良いのだと思います。そして当時のエジプト学の進展の結果のイシス、オシリス信仰の強調、キリスト教、ユダヤ教の源流としてのエジプト神話、文化の存在を強調しているところだと思います。またフリーメイスンリーの存在を教団や兄弟、マスターといった事でアピールしている事になるかと思います。また入会には様々な試練があり、その結果としてこの場合には結婚して大団円というストーリーとして描かれています。黒人のモノスタトスが絶対悪のように描かれるのは当時のフリーメイスンリーの人種差別的傾向を反映しているものかと思われますがおそらく黒人の登場人物を主要な役とする事自体が画期的なのだと思われます。その後のフランス革命とアメリカ建国の中でプリンス・ホールロッジが生まれていくのが象徴的かと思われます。また良く言われる夜の女王とザラストロの善悪が話の途中で転換するとかそういった内容はまさにフリーメイスンリーの教えの重要な相対論であるヤキンとボアズの二元論で象徴される教えを表していて、これを様々に置き替えたり理解されないというのはまさにそれはフリーメイスンで無いからという事になるのだと思われます。要するにストーリーなんてともかく教えと象徴が大事なのであって、それはその後まだまだ変動する時代であり、それはまさにその時代そのものでもあったという事なのだと思います。ドイツ・オーストリアでキリスト教は神聖ローマ帝国でありまだまだ教会が強力であった時代であり、ブラザーモーツァルトがフリーメイスンとして亡くなった結果葬儀は行われず共同墓地に人知れず葬られたのがその作品とその時代とその人を象徴していると思われます。
まあ魔笛に限らず全てのオペラがほぼフリーメイスンリーの理念を象徴しているというのは間違いないのではないかと思います。オペラについては今後も映像や実際の公演など見たものについて感想が書けそうなものは書いていこうかと思います。
魔笛については是非多くの方がオペラという体験として観られる事をお勧めします。そういうわけで今年10月によこすか芸術劇場では魔笛の公演があるようです。
まあ余計な事ですが魔笛の動画もいくつか置いておきます。やはり実物が良いかと思いますし、公演というのはその度ごとの体験であり何度見ても新しい体験という事なのだと思います。
コヴェント・ガーデンの公演です。もちろんザルツブルグ、プラハ、ロンドンで魔笛の公演は格別だと思われます。
メトロポリタンオペラでの公演です。ニューヨークですね。
パリのオペラ座の公演です。分割したものですがオーソドックスな演出かと思われます。
その他ザルツブルグ音楽祭のものなどあったのですが大分YouTubeでの魔笛は減ったようです。実物の公演の機会があった際には実物を見てください。またDVDも多数あるかと思います。
ブラザーモーツァルトの時代には著作権の法律が無くブラザーモーツァルトの作品も楽譜屋が勝手に売って勝手に様々な演奏がされていたようです。
ちょっと魔笛の公演が行われていないように三笠公園の回などを書き終えた後に書きましたがそんなことはないようで、2011年のフィガロの結婚が地震の直後ということと指揮者の方の体調不良で中止になった他はやはり魔笛はモーツァルトの最も有名なオペラという事で日本人のものとプラハ国立劇場のものと少なくとも二回は公演したそうです。その他にもフィガロの結婚も三回ほど公演しているようですし、コシ・ファン・トゥッテやマイナーな劇場支配人なども公演しているそうです。その他アイーダやトスカ、タンホイザーなども公演されたようです。そういうわけで2013年にフィガロの結婚の後に10月に魔笛を公演する予定となっても特によこすか芸術劇場としては何度目かの公演という事になるようです。
私自身もフリーメイスンリーを知って初めてオペラに興味を持ち、オペラの主題というものが有名な魔笛に限らず多くのものでフリーメイスンリーの理念を象徴したものであり、有名な作品であればあるほどフリーメイスンリーの理念そのものであるという事を確認しています。横浜ロッジのある横浜ではやはり盛んにオペラが公演されているようですが、横須賀ではロッジが全て基地の中という事もあってか、かつては横須賀市文化会館で時々あったようですが、本格的にオペラの公演が定期的に始まったのはよこすか芸術劇場が出来てからという事になるのだと思います。
さてまあ横須賀のオペラ事情はともかくとして、オペラとフリーメイスンリーとの関わりはブラザーマンリー・P・ホールがコメントする動画もありましたが、一般に魔笛とフリーメイスンリーの関わりは代表的なものかと思います。
それで魔笛についてコメントするのは恐れ多いわけですが、本日1月27日はブラザーモーツァルトの誕生日という事もありまして、またこのブログをご覧の皆さまは先日の1月25日に行われた東京タワーの下で行われたモーツァルトバースデーコンサートの様子についても興味があるかと思われますので、それらについてまた3回程度に分けて記事にしようかと思います。ただいつものその1~その3という分け方ではなく、それぞれ魔笛についてとコンサートについてとブラザースタンダールの処女作モーツァルト評伝について書こうと思います。
オペラ「魔笛」の一般的な解説については毎度のことながらウィキペディアを参照していただきたいかと思います。私自身もDVDやCDをいくつか持っており、またこのブログでもYouTubeでも取り上げており、また何度も言いますが私も最初に見たオペラが山下公園横の神奈川県民ホールでのプラハ国立歌劇場の「魔笛」の公演でした。2010年であったかと思います。まあ一般に最もよく知られたオペラが魔笛であり、最もブラザーモーツァルトのオペラで好まれているのが魔笛であり、最も公演されているオペラが魔笛であるようなので、皆さまも最初に見たオペラが魔笛である方は最も多いのかもしれません。まあそれが実はブラザーモーツァルトの偉大さ、功績を最も象徴しているのかと思われますが、その魔笛が作成されたのが有名なブラザーモーツァルトが死ぬ直前の1791年であり、それはヨーロッパ大陸で1789年のフランス革命勃発後の国王一家の国外逃亡と国民に認識されたヴァレンヌ事件の1791年6月の間に書きあげられたものであり、ブラザーモーツァルトは2歳年上のルイ16世とはモーツァルト一家の演奏旅行で旧知の仲であり幼馴染とも言える関係かと思います。ブラザーフランツ一世(ブラザーデサグリエが入会に立ち会ったそうです。)とマリア・テレジアの長男である15歳年上のブラザーヨーゼフ二世が前年の1790年のフィガロの結婚の完成後に亡くなっており死因は結核であったようですが、有力なパトロンを失ったブラザーモーツァルトは妻との関係や初恋の義理の姉との関係やその他に他のフリーメイスンのメンバーとの関係や金銭問題など様々な困難を抱えていて、もともと幼少期からの天才的な音楽的才能と共にある父の音楽教育と特異な演奏旅行の経歴から肉体的には弱く、一般的な世知も無い天才の必然として名声とともに訪れる嫉妬と世の中の急激な変化の中で、自らの運命を確信し魔笛のほかに自らのためにレクイエムを作成し未完のまま12月5日に恐らくリウマチ熱(奇しくもブラザーロバート・バーンズも同じ病気のようです。)のために亡くなり、共同墓地に葬られます。
まあそういう魔笛の作成の状況な訳ですが、ストーリーについてはほとんどの人がなんじゃこりゃという感じだと思われます。フリーメイスンリーの入会の儀式とか理念とか秘密とか様々に説明されていると思いますが、まあストーリーは良くわからないけどすごい音楽だったというところなのではないかと思います。台本の作者はブラザーモーツァルトのフリーメイスンリーの同じロッジの会員であるブラザーシカネーダーという事になっていますが、これにもいろいろ説があり、公演の代表者として劇場支配人として、また初演のパパゲーノ役という事で挙げられるようで、実際には当時のオーストリアフリーメイスンリーが総力を結集して作り上げたというのが正しいようです。ブラザーモーツァルトのフリーメイスンリーとの関係については英語版ウィキペディアのMozart and Freemasonryにまとまっているので参照してください。
まあ要するに魔笛を私的に解釈するとどうかという事になるわけですが、まあ3を強調しているという事は良いのだと思います。そして当時のエジプト学の進展の結果のイシス、オシリス信仰の強調、キリスト教、ユダヤ教の源流としてのエジプト神話、文化の存在を強調しているところだと思います。またフリーメイスンリーの存在を教団や兄弟、マスターといった事でアピールしている事になるかと思います。また入会には様々な試練があり、その結果としてこの場合には結婚して大団円というストーリーとして描かれています。黒人のモノスタトスが絶対悪のように描かれるのは当時のフリーメイスンリーの人種差別的傾向を反映しているものかと思われますがおそらく黒人の登場人物を主要な役とする事自体が画期的なのだと思われます。その後のフランス革命とアメリカ建国の中でプリンス・ホールロッジが生まれていくのが象徴的かと思われます。また良く言われる夜の女王とザラストロの善悪が話の途中で転換するとかそういった内容はまさにフリーメイスンリーの教えの重要な相対論であるヤキンとボアズの二元論で象徴される教えを表していて、これを様々に置き替えたり理解されないというのはまさにそれはフリーメイスンで無いからという事になるのだと思われます。要するにストーリーなんてともかく教えと象徴が大事なのであって、それはその後まだまだ変動する時代であり、それはまさにその時代そのものでもあったという事なのだと思います。ドイツ・オーストリアでキリスト教は神聖ローマ帝国でありまだまだ教会が強力であった時代であり、ブラザーモーツァルトがフリーメイスンとして亡くなった結果葬儀は行われず共同墓地に人知れず葬られたのがその作品とその時代とその人を象徴していると思われます。
まあ魔笛に限らず全てのオペラがほぼフリーメイスンリーの理念を象徴しているというのは間違いないのではないかと思います。オペラについては今後も映像や実際の公演など見たものについて感想が書けそうなものは書いていこうかと思います。
魔笛については是非多くの方がオペラという体験として観られる事をお勧めします。そういうわけで今年10月によこすか芸術劇場では魔笛の公演があるようです。
まあ余計な事ですが魔笛の動画もいくつか置いておきます。やはり実物が良いかと思いますし、公演というのはその度ごとの体験であり何度見ても新しい体験という事なのだと思います。
コヴェント・ガーデンの公演です。もちろんザルツブルグ、プラハ、ロンドンで魔笛の公演は格別だと思われます。
メトロポリタンオペラでの公演です。ニューヨークですね。
パリのオペラ座の公演です。分割したものですがオーソドックスな演出かと思われます。
その他ザルツブルグ音楽祭のものなどあったのですが大分YouTubeでの魔笛は減ったようです。実物の公演の機会があった際には実物を見てください。またDVDも多数あるかと思います。
ブラザーモーツァルトの時代には著作権の法律が無くブラザーモーツァルトの作品も楽譜屋が勝手に売って勝手に様々な演奏がされていたようです。
| ホーム |