FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
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とりあえず予告通りブラザーモーツァルトについての三部作という事で魔笛とブラザースタンダールのブラザーモーツァルト伝についてと今年のブラザーモーツァルトバースデーコンサートという事で、2013年1月25日に東京タワーの下にあるTokyo Masonic Center Golden Hallで行われたブラザーモーツァルトバースデーコンサートの様子について御報告いたします。一応撮って来た写真を全て出すつもりなのですが、かなりの内容でまあ色々支障はないのかと思ってしまったりしていたのですが、まあ恐らく特に支障はないからこうして記事になるのだと思います。
場所の紹介とかは最近は有名だと思うので良いのかと思いますが、一応念の為親切に紹介する事とします。

まあ東京タワーの下と言ってもなかなか辿りつけない人もたくさんいるかと思いますので、大体地下鉄の駅で言うと神谷町という駅になるのだと思いますが、もしくは車で来るとなると近くのコインパーキングで止めるか直接横のコインパーキングに止めるかになるかと思います。六本木方面から来るとロシア大使館の警備などが目について斜め十字のシンボルのある交差点の先になります。

ストリートビューの画像ですが、ヨークライトの斜め十字のシンボルマークになるのでしょうかね。米国商工会議所が入っているそうですが、基本的に森ビルなんかと提携している貸しビルだそうです。所有権もなんかスコティッシュライトが持っていて、グランドロッジに貸している形態になっているとか細かいことが色々あるそうですが、建物のデザインなんかも含めてそういう色々な歴史が包含されているようです。横須賀なんかでは市内の各所でこのグランドロッジと似た建物の形が認められたりしますが、そういう色々な経緯で模倣しているようなところもあるみたいです。
さてまあ一応不審者よけに入り口にはインターホンがあって暗号じゃないですが、前もって連絡していないと大概入れないわけですが、イベントなので開いていて大勢入場していきます。

で有名なシンボルがあるわけですが、また撮ってしまっています。このシンボルもGravestone symbolismなんかでは時が全てを解決するなんて説明が載っていて、それを訳してこのブログに書いたりしましたが、有澤玲氏の真説フリーメイソン大百科ではヒラム・アビフの骨壷みたいな話で、新しくイングランドグランドロッジが検討して作成したシンボルなんて解説が載っていて、なかなか謎な感じですが、基本的にはフリーメイスンリー固有の夭折をテーマとした大天使と乙女というまああまり一般人には馴染みが薄い感じの教訓的なシンボルの像という事になるのだと思います。記念碑monumentという名で呼ばれるそうです。Phoenixmasonryに英語で解説したページがありましたのでリンクを置きます。基本的にはGravestone symbolismにある内容で問題ないようです。その他さらにカバラの3本の柱と関連して深い意味を追求したフリーメイスンの論文がありましたのでリンクしておきます。

何かの記念で作った漆塗りのお皿の組み合わせがあります。

以前のスコティッシュライトのグランドコマンダーのブラザーロナルド・シール寄贈の33階級の帽子のようです。基本的に大きなホールがスコティッシュライトのホールなのですが、どうもまあブルーロッジとの権利関係はそういう設定があるようで、展示もなかなか毎回微妙に異なり、意味が込められていて、その意味をくみ取らないといけないようで難しいです。
























こちらが今回の目玉の秘密になるのだと思いますが、まあスコティッシュライトの日本支部jurisdictionの過去の32階級と33階級授与者の一部になるのだと思うのですが、表彰されるという事は特別なわけで、全員が載っている訳ではないと思います。わかる人はブラザーマッカーサー位だと思いますが、その他は基本的に純日本人はほとんどいないようで、日米ハーフのブラザーかアメリカ人のブラザーなのだと思われます。まあそこ写真撮っていいのという雰囲気ではありましたが、せっかくのコンサートなのでブログのネタになると撮りまくってます。




で、コンサートの方ですが、去年とホールの場所は一緒なんですが向きが異なっていて後ろの壁が恐らく反響するのだと思いますが、ピアノがあったせいもあるかもしれませんが、音が良くなっていた分色々特にピアノ演奏で気になる事を強く感じました。天井のCharityやImmortalityの標語が印象的ですね。House of the Templeに倣った形かもしれません。音楽はフィリピンの大学の音楽学部の学部長をされているブラザーラウル・スニコのピアノなのですが、どうも私自身の下手なピアノの薬指が弱い感じを模倣されているようでとても気になってしまって納得できませんでした。まあ練習とか直前のセッションとか色々あったようでした。フィリピンは日本のグランドロッジを直接認証した関係でフリーメイスンリーの友好関係上非常に重要な国で良くグランドロッジの代表が交流を兼ねてフィリピンを訪問しています。ブラザーマッカーサーのフリーメイスンリーへの加入もフィリピンでなされたそうで、スペインとの関係やアメリカとの独立戦争や日本との関係、キリスト教やイスラム教や地方政治の問題などフィリピンの歴史や文化、現在の状況など密接にフリーメイスンリーと絡めて日本と関係しているようです。演奏前に英語であいさつしていたのが一人は横須賀ロッジの写真でよく見かけるブラザーだと思いますが100歳を超えているとからしいですが名前はちょっと良くわかりません。ブラザージョージ・パーディーに似ているのですが違うようです。とりあえず握手だけしてきました。もう一人は過去のインタビューなどにも答えていましたが、パストグランドマスターのブラザーリチャード・クライプです。JAXAで働いていたそうです。まあ音楽的には色々腑に落ちない感じでしたが、二度目というところでまあ色々あるなあと。しかし日本人参加者が大盛況でこのイベントもなかなか認知されている感じでした。


再び展示棚の中ですが、グーテンベルクの聖書が寄贈されていたりします。こういうのを見ると私のアンダーソン憲章の初版本も寄贈したほうが良いのかなとか思いますが、まあとりあえず翻訳してからで良いのでしょうね。この建物自体は東京タワーの完成前に出来上がったようです。清水建設の建築なのですね。





ヴェルニー公園にもある光る恐らく星をイメージした光るライトがありますが、グランドロッジのブルーロッジの部屋の天井もなかなか印象的で、配置に意味があるのかもしれないと思って写真を撮ったりしました。どうも完全に不規則に並んでいて星のシンボリズム以上の意味を持たせていないようです。北斗七星みたいなのはあまりフリーメイスンリー的には正統ではないようです。

各国のグランドロッジから贈られた記念品だと思われます。マサチューセッツグランドロッジのものが見えます。

盲導犬の募金箱があったりします。

壁紙も特注のシンボルが入ったものでありました。

シンボルが描かれた絵ですね。Certificate資格証明書があるのが特徴的かもしれません。

かなり大きな置時計がありました。なかなかこれは貴重な感じでした。





ヨークライト中の4団体であるテンプル騎士団やロイヤルアーチメイスンリーの許認可状があります。あまり日本ではメジャーではありませんが、アメリカ本土と同じレベルで付随団体の構成体も日本にはきちんと存在するという事です。もちろん日本人のメンバーなどは数えるほどであるかと思います。



ブラザーマッカーサーとシュライナーズの写真ですね。シュライナーズは日本では有名ではありませんが、アメリカではシュライナーズホスピタルなどでボランティア団体として有名です。赤いフェズ帽がトレードマークですが、American songsにも入れてあるシュライナーズのフェズ帽を解説した動画によると、イスラム教とキリスト教の対立の中で凄惨に殺されたキリスト教徒の血で染まった意味があるようです。なかなか金持ち団体といっても教訓は凄まじいようです。

こちらも許認可状でしょうかね。



暗い感じの富士山や鳥居を描いた風景画があります。誰か日本人のブラザーが調和を保つために置いたのでしょうね。

再び展示棚の中を見ていきます。歴代大統領のフリーメイスンが刻まれた記念の皿があります。後ろにスコティッシュライトの階級ごとの証明書があるので、恐らくスコティッシュライトの集会のときに記念して作られたものかと思われます。

これは以前も触れた33階級の帽子ですね。50というのは50年を意味するのかわかりませんが、恐らく33階級になってから50年とかそういう意味かと思われます。いわゆる普通の33階級のものとグランドコマンダーのものと、33階級候補のKCCHのものになるのだと思われます。

スコティッシュライト18階級のRose Croixのエプロンですね。勲章のような頸飾はそれぞれ33階級のもの、コンスタンティヌスの十字、KCCH、マルタ十字、スコティッシュライト14階級のリングなどです。奥にある本がブラザージョージ・アイ・パーディによる終わりのない夏という自叙伝で、石原慎太郎氏による推薦がありました。

33階級の頸飾やKCCHのもの、セクレタリーのもの、マルタ十字、ロイヤルアーチメイスンリーのキーストーンのものがあります。右の方にあるのが32階級か33階級の証明書でしょうか。

フランスのレジオンドヌール勲章の証書でしょうか。

この時はブラザーワシントンのこの絵がかかっていましたが、以前はブラザーワシントンが礎石を置く儀式の様子があったかと思います。まあアンダーソン憲章の翻訳を進めなさいというメッセージかもしれません。

ノックにこだわるのもフリーメイスンリー流ですね。

デモレーのポスターがありました。日本のデモレーは非常に数が少ないそうです。デモレーは直接フリーメイスンリーに参加するようになる教育システムだと思われます。クリントン元大統領やブラザーディズニーがメンバーであったそうです。


ロッジの利用の予定表ですね。主要なロッジの規則的な利用が現れていますね。ロッジの集会の様子やグランドマスターの名前なども見えますね。

メイソニックホールの建設に貢献したブラザー達への顕彰碑でしょうかね。

これは一般的には貴重な写真かもしれません。過去のグランドマスター達の名前です。基本的に全員のっているので日本のフリーメイスンリーを知るための基本的な資料となるかと思います。

これはこの東京シンフォニアのコンサートに特有の名刺入れです。無料のチケットが抽選でもらえるそうですが、なかなか入れる人はいないようです。





ブラザー林董の回でも触れた日本グランドロッジの顕彰碑とパストグランドマスターの記念碑です。ブラザージョージ・アイ・パーディーやブラザーデッカーの名前が新しく加えられているのが印象的です。ブラザー西周、ブラザー津田真道、ブラザー林董、ブラザーマッカーサー、ブラザー村山有、ブラザー東久邇宮、ブラザー鳩山一郎、ブラザー山田ツネらの名前が認められます。












毎度お決まりの東京タワーと月です。この日の東京タワーは紫と黄色でした。グランドロッジに反射する東京タワーがなかなか綺麗でした。
月とタワーとグランドロッジ、かつては満月の日に集まるロッジの習慣もあったそうです。基本的にユダヤ暦も月齢をもとにしており、現在でもフリーメイスンリーで月齢に基づく活動はあるようです。
月光を浴びて染めにし友愛の塔
(追記:1年前のコンサートの時の東京タワーの色と全く同じようです。どうもなかなかきゃりーぱみゅぱみゅのようでしょうか。)


おまけはパンフレットです。面白いのが広告のところで、かつて上海で活動していたマサチューセッツグランドロッジ管轄のシニムロッジが現在はこの場所で活動していて、載っていました。陰謀論ではジャーディン・マセソン商会などや洪門会などとの関係がよく言われるいわゆる上海ロッジだと思います。古くは太平天国の乱やブラザー孫文の中華民国の辛亥革命など、いわゆる上海租界、居留地で活動した中心かと思われます。現在は上海もシンボリックなタワーが建ち、改革開放経済の中国の中心的な土地であり、政治的にも上海閥が中心を占めているなどまさにアジアのフリーメイスンリーの中でも様々な注目を集める拠点がこの東京のグランドロッジ周辺で活動しているというアピールではないでしょうか。(2013/7/21追記:Sinim Lodgeは現在は検索でホームページが出てきませんが、少し前は紹介したページがあったような気がします。Sinimという名前は聖書に認められ、イザヤ書49章12節に認められる「見よ、遠くから来る 見よ、人々が北から、西から また、シニムの地から来る。」から引用されています。ウィキペディアによれば恐らくフェニキアかアスワンの古い名前かシナイ半島の砂漠かであるとされるようですが、一部の人がSinimの発音とChinaの語源であるQin秦を結びつけて、中国を意味するとしているそうです。まあいわゆる日猶同祖論というのと同じものかと思いますが、まあそういう聖書のファンタジーはいくらでもある話であるかと思われます。それがまたフリーメイスンリーの世界でもあります。)
いかがでしょうか。なかなかいつになく濃密な内容になった気がします。
コンサートに参加された方も今後参加する予定の方、グランドロッジに訪問したり、今後訪問する方も色々細かいところで参考になる事があるかもしれません。
是非色々興味を持った点についてはブラザーに聞いてみてください。知らないことについては知るための機会になりますし、様々なきっかけになることがあるかと思います。
さて日本は今週末からいわゆるゴールデンウィークと呼ばれる大型休暇期間に入ります。
5月1日を中心とした4月29日のかつての昭和天皇誕生日と5月5日の子供の日を繋ぐ休暇ですが、もちろんこのゴールデンウィークの黄金週間の意味はわかる事かと思います。5月1日がもともとローマ帝国時代の五月祭の日であり、夏の到来を祝う祭りとして前夜祭をヴァルプルギスの夜と言い、ブラザーゲーテのファウストや、シェイクスピアの真夏の夜の夢の題材となったりしているそうです。5月1日に生まれた人はブラザーサンティアゴ・ラモン・イ・カハール、ファン・ゴッホの弟テオ、ニコライ・エジョフ、北杜夫、ジョン・ウー、副島隆彦などがいます。忌日としてはデイヴィッド・リヴィングストン、ブラザーアントニン・ドヴォルザーク、ヨーゼフ・ゲッペルス、ブラザー李垠、アラム・ハチャトゥリアン、アイルトン・セナがいます。
まあ出来事としてはとにかく最もフリーメイスンリー的に大きいのが1776年のブラザーアダム・ヴァイスハウプトによるイルミナティの結成であるわけで、それに関連してか1707年のグレートブリテン連合王国の成立や、1786年のフィガロの結婚の初演、1851年の第一回万博開幕、1861年のグラバー商会設立、1862年のロンドン万博開幕、1873年のウィーン万博開幕、1886年のシカゴのストライキ(メーデーの起源)、1893年のシカゴ万博開幕、1931年のエンパイアステートビルの完成、1945年のベルリン陥落(5月2日)の前後のヒトラー自殺(4月30日)ゲッペルス自殺(5月1日)、1954年の世界基督教統一神霊協会の成立、1960年のU2墜落事件、1961年のキューバのカストロ首相が社会主義共和国を宣言、1963年の狭山事件、1994年のアイルトン・セナの追突死、2005年の北朝鮮がミサイル発射、2010年の上海国際博覧会開幕、2011年のウサーマ・ビン・ラーディンが死亡まで、ありとあらゆる事がこの日に関連して起きているようです。今年の予定としてオランダ国王の就任式が決まっているそうです。5月1日は1月1日から121日目という事もあるようで、11×11の日のようです。
このブログでも5月1日に合わせて、上記のブラザーモーツァルトコンサートの内容を出そうかと考えていたのですが、実は上述のいわゆる陰謀関連作家の副島隆彦氏解説の「秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>」という本が2013年1月に出版されて、これがブラザーアダム・ヴァイスハウプトの原著の邦訳で非常に面白いのでこれを読み切って内容について触れようかと思っています。要するに現在のフリーメイスンリーのスコティッシュライトの内容に極めて近いもののようであり、日本語で出版されたもので最もイルミナティについて正確なものではないかと思われ、5月1日のブログの内容として最も適切ではないかと思いました。
その他それ以前にでも現在開業10周年でゴールデンウィーク中も多数の人出が予想される六本木ヒルズで開催されているミュシャ展についても感想など書ければと思っています。
良い休日を。
場所の紹介とかは最近は有名だと思うので良いのかと思いますが、一応念の為親切に紹介する事とします。

まあ東京タワーの下と言ってもなかなか辿りつけない人もたくさんいるかと思いますので、大体地下鉄の駅で言うと神谷町という駅になるのだと思いますが、もしくは車で来るとなると近くのコインパーキングで止めるか直接横のコインパーキングに止めるかになるかと思います。六本木方面から来るとロシア大使館の警備などが目について斜め十字のシンボルのある交差点の先になります。

ストリートビューの画像ですが、ヨークライトの斜め十字のシンボルマークになるのでしょうかね。米国商工会議所が入っているそうですが、基本的に森ビルなんかと提携している貸しビルだそうです。所有権もなんかスコティッシュライトが持っていて、グランドロッジに貸している形態になっているとか細かいことが色々あるそうですが、建物のデザインなんかも含めてそういう色々な歴史が包含されているようです。横須賀なんかでは市内の各所でこのグランドロッジと似た建物の形が認められたりしますが、そういう色々な経緯で模倣しているようなところもあるみたいです。
さてまあ一応不審者よけに入り口にはインターホンがあって暗号じゃないですが、前もって連絡していないと大概入れないわけですが、イベントなので開いていて大勢入場していきます。

で有名なシンボルがあるわけですが、また撮ってしまっています。このシンボルもGravestone symbolismなんかでは時が全てを解決するなんて説明が載っていて、それを訳してこのブログに書いたりしましたが、有澤玲氏の真説フリーメイソン大百科ではヒラム・アビフの骨壷みたいな話で、新しくイングランドグランドロッジが検討して作成したシンボルなんて解説が載っていて、なかなか謎な感じですが、基本的にはフリーメイスンリー固有の夭折をテーマとした大天使と乙女というまああまり一般人には馴染みが薄い感じの教訓的なシンボルの像という事になるのだと思います。記念碑monumentという名で呼ばれるそうです。Phoenixmasonryに英語で解説したページがありましたのでリンクを置きます。基本的にはGravestone symbolismにある内容で問題ないようです。その他さらにカバラの3本の柱と関連して深い意味を追求したフリーメイスンの論文がありましたのでリンクしておきます。

何かの記念で作った漆塗りのお皿の組み合わせがあります。

以前のスコティッシュライトのグランドコマンダーのブラザーロナルド・シール寄贈の33階級の帽子のようです。基本的に大きなホールがスコティッシュライトのホールなのですが、どうもまあブルーロッジとの権利関係はそういう設定があるようで、展示もなかなか毎回微妙に異なり、意味が込められていて、その意味をくみ取らないといけないようで難しいです。
























こちらが今回の目玉の秘密になるのだと思いますが、まあスコティッシュライトの日本支部jurisdictionの過去の32階級と33階級授与者の一部になるのだと思うのですが、表彰されるという事は特別なわけで、全員が載っている訳ではないと思います。わかる人はブラザーマッカーサー位だと思いますが、その他は基本的に純日本人はほとんどいないようで、日米ハーフのブラザーかアメリカ人のブラザーなのだと思われます。まあそこ写真撮っていいのという雰囲気ではありましたが、せっかくのコンサートなのでブログのネタになると撮りまくってます。




で、コンサートの方ですが、去年とホールの場所は一緒なんですが向きが異なっていて後ろの壁が恐らく反響するのだと思いますが、ピアノがあったせいもあるかもしれませんが、音が良くなっていた分色々特にピアノ演奏で気になる事を強く感じました。天井のCharityやImmortalityの標語が印象的ですね。House of the Templeに倣った形かもしれません。音楽はフィリピンの大学の音楽学部の学部長をされているブラザーラウル・スニコのピアノなのですが、どうも私自身の下手なピアノの薬指が弱い感じを模倣されているようでとても気になってしまって納得できませんでした。まあ練習とか直前のセッションとか色々あったようでした。フィリピンは日本のグランドロッジを直接認証した関係でフリーメイスンリーの友好関係上非常に重要な国で良くグランドロッジの代表が交流を兼ねてフィリピンを訪問しています。ブラザーマッカーサーのフリーメイスンリーへの加入もフィリピンでなされたそうで、スペインとの関係やアメリカとの独立戦争や日本との関係、キリスト教やイスラム教や地方政治の問題などフィリピンの歴史や文化、現在の状況など密接にフリーメイスンリーと絡めて日本と関係しているようです。演奏前に英語であいさつしていたのが一人は横須賀ロッジの写真でよく見かけるブラザーだと思いますが100歳を超えているとからしいですが名前はちょっと良くわかりません。ブラザージョージ・パーディーに似ているのですが違うようです。とりあえず握手だけしてきました。もう一人は過去のインタビューなどにも答えていましたが、パストグランドマスターのブラザーリチャード・クライプです。JAXAで働いていたそうです。まあ音楽的には色々腑に落ちない感じでしたが、二度目というところでまあ色々あるなあと。しかし日本人参加者が大盛況でこのイベントもなかなか認知されている感じでした。


再び展示棚の中ですが、グーテンベルクの聖書が寄贈されていたりします。こういうのを見ると私のアンダーソン憲章の初版本も寄贈したほうが良いのかなとか思いますが、まあとりあえず翻訳してからで良いのでしょうね。この建物自体は東京タワーの完成前に出来上がったようです。清水建設の建築なのですね。





ヴェルニー公園にもある光る恐らく星をイメージした光るライトがありますが、グランドロッジのブルーロッジの部屋の天井もなかなか印象的で、配置に意味があるのかもしれないと思って写真を撮ったりしました。どうも完全に不規則に並んでいて星のシンボリズム以上の意味を持たせていないようです。北斗七星みたいなのはあまりフリーメイスンリー的には正統ではないようです。

各国のグランドロッジから贈られた記念品だと思われます。マサチューセッツグランドロッジのものが見えます。

盲導犬の募金箱があったりします。

壁紙も特注のシンボルが入ったものでありました。

シンボルが描かれた絵ですね。Certificate資格証明書があるのが特徴的かもしれません。

かなり大きな置時計がありました。なかなかこれは貴重な感じでした。





ヨークライト中の4団体であるテンプル騎士団やロイヤルアーチメイスンリーの許認可状があります。あまり日本ではメジャーではありませんが、アメリカ本土と同じレベルで付随団体の構成体も日本にはきちんと存在するという事です。もちろん日本人のメンバーなどは数えるほどであるかと思います。



ブラザーマッカーサーとシュライナーズの写真ですね。シュライナーズは日本では有名ではありませんが、アメリカではシュライナーズホスピタルなどでボランティア団体として有名です。赤いフェズ帽がトレードマークですが、American songsにも入れてあるシュライナーズのフェズ帽を解説した動画によると、イスラム教とキリスト教の対立の中で凄惨に殺されたキリスト教徒の血で染まった意味があるようです。なかなか金持ち団体といっても教訓は凄まじいようです。

こちらも許認可状でしょうかね。



暗い感じの富士山や鳥居を描いた風景画があります。誰か日本人のブラザーが調和を保つために置いたのでしょうね。

再び展示棚の中を見ていきます。歴代大統領のフリーメイスンが刻まれた記念の皿があります。後ろにスコティッシュライトの階級ごとの証明書があるので、恐らくスコティッシュライトの集会のときに記念して作られたものかと思われます。

これは以前も触れた33階級の帽子ですね。50というのは50年を意味するのかわかりませんが、恐らく33階級になってから50年とかそういう意味かと思われます。いわゆる普通の33階級のものとグランドコマンダーのものと、33階級候補のKCCHのものになるのだと思われます。

スコティッシュライト18階級のRose Croixのエプロンですね。勲章のような頸飾はそれぞれ33階級のもの、コンスタンティヌスの十字、KCCH、マルタ十字、スコティッシュライト14階級のリングなどです。奥にある本がブラザージョージ・アイ・パーディによる終わりのない夏という自叙伝で、石原慎太郎氏による推薦がありました。

33階級の頸飾やKCCHのもの、セクレタリーのもの、マルタ十字、ロイヤルアーチメイスンリーのキーストーンのものがあります。右の方にあるのが32階級か33階級の証明書でしょうか。

フランスのレジオンドヌール勲章の証書でしょうか。

この時はブラザーワシントンのこの絵がかかっていましたが、以前はブラザーワシントンが礎石を置く儀式の様子があったかと思います。まあアンダーソン憲章の翻訳を進めなさいというメッセージかもしれません。

ノックにこだわるのもフリーメイスンリー流ですね。

デモレーのポスターがありました。日本のデモレーは非常に数が少ないそうです。デモレーは直接フリーメイスンリーに参加するようになる教育システムだと思われます。クリントン元大統領やブラザーディズニーがメンバーであったそうです。


ロッジの利用の予定表ですね。主要なロッジの規則的な利用が現れていますね。ロッジの集会の様子やグランドマスターの名前なども見えますね。

メイソニックホールの建設に貢献したブラザー達への顕彰碑でしょうかね。

これは一般的には貴重な写真かもしれません。過去のグランドマスター達の名前です。基本的に全員のっているので日本のフリーメイスンリーを知るための基本的な資料となるかと思います。

これはこの東京シンフォニアのコンサートに特有の名刺入れです。無料のチケットが抽選でもらえるそうですが、なかなか入れる人はいないようです。





ブラザー林董の回でも触れた日本グランドロッジの顕彰碑とパストグランドマスターの記念碑です。ブラザージョージ・アイ・パーディーやブラザーデッカーの名前が新しく加えられているのが印象的です。ブラザー西周、ブラザー津田真道、ブラザー林董、ブラザーマッカーサー、ブラザー村山有、ブラザー東久邇宮、ブラザー鳩山一郎、ブラザー山田ツネらの名前が認められます。












毎度お決まりの東京タワーと月です。この日の東京タワーは紫と黄色でした。グランドロッジに反射する東京タワーがなかなか綺麗でした。
月とタワーとグランドロッジ、かつては満月の日に集まるロッジの習慣もあったそうです。基本的にユダヤ暦も月齢をもとにしており、現在でもフリーメイスンリーで月齢に基づく活動はあるようです。
月光を浴びて染めにし友愛の塔
(追記:1年前のコンサートの時の東京タワーの色と全く同じようです。どうもなかなかきゃりーぱみゅぱみゅのようでしょうか。)


おまけはパンフレットです。面白いのが広告のところで、かつて上海で活動していたマサチューセッツグランドロッジ管轄のシニムロッジが現在はこの場所で活動していて、載っていました。陰謀論ではジャーディン・マセソン商会などや洪門会などとの関係がよく言われるいわゆる上海ロッジだと思います。古くは太平天国の乱やブラザー孫文の中華民国の辛亥革命など、いわゆる上海租界、居留地で活動した中心かと思われます。現在は上海もシンボリックなタワーが建ち、改革開放経済の中国の中心的な土地であり、政治的にも上海閥が中心を占めているなどまさにアジアのフリーメイスンリーの中でも様々な注目を集める拠点がこの東京のグランドロッジ周辺で活動しているというアピールではないでしょうか。(2013/7/21追記:Sinim Lodgeは現在は検索でホームページが出てきませんが、少し前は紹介したページがあったような気がします。Sinimという名前は聖書に認められ、イザヤ書49章12節に認められる「見よ、遠くから来る 見よ、人々が北から、西から また、シニムの地から来る。」から引用されています。ウィキペディアによれば恐らくフェニキアかアスワンの古い名前かシナイ半島の砂漠かであるとされるようですが、一部の人がSinimの発音とChinaの語源であるQin秦を結びつけて、中国を意味するとしているそうです。まあいわゆる日猶同祖論というのと同じものかと思いますが、まあそういう聖書のファンタジーはいくらでもある話であるかと思われます。それがまたフリーメイスンリーの世界でもあります。)
いかがでしょうか。なかなかいつになく濃密な内容になった気がします。
コンサートに参加された方も今後参加する予定の方、グランドロッジに訪問したり、今後訪問する方も色々細かいところで参考になる事があるかもしれません。
是非色々興味を持った点についてはブラザーに聞いてみてください。知らないことについては知るための機会になりますし、様々なきっかけになることがあるかと思います。
さて日本は今週末からいわゆるゴールデンウィークと呼ばれる大型休暇期間に入ります。
5月1日を中心とした4月29日のかつての昭和天皇誕生日と5月5日の子供の日を繋ぐ休暇ですが、もちろんこのゴールデンウィークの黄金週間の意味はわかる事かと思います。5月1日がもともとローマ帝国時代の五月祭の日であり、夏の到来を祝う祭りとして前夜祭をヴァルプルギスの夜と言い、ブラザーゲーテのファウストや、シェイクスピアの真夏の夜の夢の題材となったりしているそうです。5月1日に生まれた人はブラザーサンティアゴ・ラモン・イ・カハール、ファン・ゴッホの弟テオ、ニコライ・エジョフ、北杜夫、ジョン・ウー、副島隆彦などがいます。忌日としてはデイヴィッド・リヴィングストン、ブラザーアントニン・ドヴォルザーク、ヨーゼフ・ゲッペルス、ブラザー李垠、アラム・ハチャトゥリアン、アイルトン・セナがいます。
まあ出来事としてはとにかく最もフリーメイスンリー的に大きいのが1776年のブラザーアダム・ヴァイスハウプトによるイルミナティの結成であるわけで、それに関連してか1707年のグレートブリテン連合王国の成立や、1786年のフィガロの結婚の初演、1851年の第一回万博開幕、1861年のグラバー商会設立、1862年のロンドン万博開幕、1873年のウィーン万博開幕、1886年のシカゴのストライキ(メーデーの起源)、1893年のシカゴ万博開幕、1931年のエンパイアステートビルの完成、1945年のベルリン陥落(5月2日)の前後のヒトラー自殺(4月30日)ゲッペルス自殺(5月1日)、1954年の世界基督教統一神霊協会の成立、1960年のU2墜落事件、1961年のキューバのカストロ首相が社会主義共和国を宣言、1963年の狭山事件、1994年のアイルトン・セナの追突死、2005年の北朝鮮がミサイル発射、2010年の上海国際博覧会開幕、2011年のウサーマ・ビン・ラーディンが死亡まで、ありとあらゆる事がこの日に関連して起きているようです。今年の予定としてオランダ国王の就任式が決まっているそうです。5月1日は1月1日から121日目という事もあるようで、11×11の日のようです。
このブログでも5月1日に合わせて、上記のブラザーモーツァルトコンサートの内容を出そうかと考えていたのですが、実は上述のいわゆる陰謀関連作家の副島隆彦氏解説の「秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>」という本が2013年1月に出版されて、これがブラザーアダム・ヴァイスハウプトの原著の邦訳で非常に面白いのでこれを読み切って内容について触れようかと思っています。要するに現在のフリーメイスンリーのスコティッシュライトの内容に極めて近いもののようであり、日本語で出版されたもので最もイルミナティについて正確なものではないかと思われ、5月1日のブログの内容として最も適切ではないかと思いました。
その他それ以前にでも現在開業10周年でゴールデンウィーク中も多数の人出が予想される六本木ヒルズで開催されているミュシャ展についても感想など書ければと思っています。
良い休日を。
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