2013-04-28 18:31 | カテゴリ:ドイツ・オーストリア
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
唐突な感じですが、5月1日に向けた前座のような感じです。
ルーヴル美術館の続きのブログを作成していたのですが、途中でインターネットの接続が止まってしまい、もう少し格調高い内容で創造することとしました。

さて1776年は何の年かと言われてすぐに答えられる人はかなり予習のできている人ですね。
まあ何度も何度もこのブログで触れているので真剣に読んでいる人はまたかみたいな感じかもしれません。
いわゆるアメリカの独立の年です。7月4日に独立宣言発布ですね。やはりこのブログの最大の特色かもしれませんが、ウィキペディアのコピペをおきましょう。

1月10日 - トマス・ペインが『コモンセンス』を刊行。
3月9日 - アダム・スミスが『国富論(諸国民の富の性質と原因の研究)』を刊行。
3月25日 - アメリカ独立戦争: サンピエールの戦い
7月4日 - アメリカ独立宣言発布。
ネッケル、フランス財務総監就任(-1781年)。
清にて和珅、軍機大臣就任。
李氏朝鮮にて奎章閣設置。
クックの第3次太平洋探検(-1779年)。

ブラザートマス・ペインの「コモンセンス」は非常に重要ですね。日本語訳を読みましたが、英文の原文のもの、またThe Age of Reasonを読んでいませんのでいずれ読んだらこのブログで取り上げたいかと思います。これはかつて横浜ロッジのブラザーに勧められたのでした。

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もちろんゴールデンウィークでこの話な訳でくどいようですが5月1日にブラザーアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティを結成です。副島隆彦氏の解説の訳本も半分ほど読みましたが、やはり理性に対する絶対的な信仰というところで、24年前に生まれたカントの「純粋理性批判」などの影響が著明に認められる、いわば啓蒙思想の行動論、実践論という指導書のようなところのようです。共産主義における行動の理論としてのマルクス、エンゲルスのような存在が啓蒙主義におけるブラザーアダム・ヴァイスハウプトなのかもしれません。(ブラザーアダム・ヴァイスハウプト自身は1777年にフリーメイスンとなったようです。1666年驚異の年に匹敵するゾロ目の年であったのかもしれません。)
weishaupt.jpgMinerval_insignia.png
(英語版ウィキペディアにはイルミナティの原著の挿絵としてミネルヴァのフクロウの図が用いられていたとありました。ここから知恵の象徴としてのフクロウとイルミナティがシンボルとして繋がるようです。フェニックスメイスンリーで教わりましたが、ボヘミアンクラブというサンフランシスコにある会員制クラブの象徴もこのフクロウのようです。ボヘミアはチェコの地方であり、この辺りがブラザーミュシャの話とも繋がるようです。なかなかヨーロッパは深いです。ジャコバンクラブとブルターニュ地方との関係などもあり、まさにGeopolitics地政学というところでしょうか。)

まあ実際にはイルミナティのウィキペディアにあるようにilluminatiの反対にしたhttp://www.itanimulli.com/と入力するとアメリカ国家安全保障局NSAのホームページに当たるという事を考えると、イルミナティの思想は世界的に成功しつつあるのかもしれません。
NSA.pngCSS.png
NSAについては私は詳しくありませんが、実質的には有名なエシュロンを管轄するペンタゴン(米国国防総省)の情報組織のようです。日本のフリーメイスンでも三沢基地のメンバーはその仕事が多いようで、わたしのブログもその一端でもあるようです。ブラザーダン・ブラウンの処女作であるパズル・パレスという作品もNSAの活動についてのもののようです。まあCIAなどと絡めて情報戦略という中で聖書の時代より存在する人と人との接触によるメディアとしての文字情報というものが歴史を作り世の中を動かしていくというそういう話であり、まあそういう事を考えるには休みも必要だよというのがゴールデンウィークなんでしょうね。

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まあ全く読んでいない本をこのブログで薦めるのは初めてなんですが、NSAの基礎知識的な本のようで、ブラザーダン・ブラウンの「ロストシンボル」もやはりフリーメイスンリーについて適切なようなのでこちらも薦めておきます。

朝から憲法改正なんてのがテレビでやっていましたが、結局最も大事なのはアメリカ建国の話と一緒でそれら理念について議論する事、意見を公にする事、理論や理想を追求する事に労力を厭わない事、これらが非常に大事なのだと思いますし、そのために常に蓄えを持つ暮らしをしなければならないのだと思います。現在の日本に必要なのが本当に憲法改正であるとは思えませんが、国や組織という人間集団について常に理念をもってあたるというのは必要なことであり、それはブラザーアダム・ヴァイスハウプトが述べているように過去の積み上げたものをきちんと継承していくものであることは当然のものであるかと思います。日本の過去の歴史を冷静に緻密に振り返り今後に必要な事について正しく対処していく中であらゆる立法や司法、行政の仕組みを適切に構築していくのは常時必要とされている義務ですが、それらの遅滞によって多くの問題が生じうるのがまた変化の激しい今日の社会でもあります。
ブラザーマッカーサーが行った数々の業績の中の恐らく大きな主要なものがこの日本国憲法の成立であり、このブログでもパーフェクトアシュラーとして記念碑が残るものとして大日本帝国憲法の成立がありましたが、明治の開国以降の歴史を綿密に振り返り我が国の歴史の中で何が重要であり、何が間違いであり、今日求めらるものが本当に何なのかについて飽くことなく検証する事が必要なのかと思われました。

結局それらと5月1日のオランダ国王の即位式への日本の皇太子夫妻の出席などが現実として関係してくるのだと思われます。まあ親切すぎるブログでしょうか?

(2013/5/11追記:9.11テロで崩壊したツインタワーの代わりに完成した1ワールドトレードセンターが1776フィートの高さのようです。もちろんOne Worldというイルミナティの理想を表したものかと思われます。)
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