2013-05-12 09:58 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
横須賀は昨日、今日と毎年恒例のカレーフェスティバルですが、昨日はかなりの雨で屋台は大変な状況であったかと思いますが、本日は良い天気となっており多くの人出が見込まれるかと思います。

さて色々難しい内容の間を埋めるように継続しているアメリカの州章シリーズですが、実際は結構注目や反響は大きいようです。なぜならアメリカはフリーメイスンリーが非常に盛んな国ですから、日本のロータリークラブやライオンズクラブの比ではないからだと思われます。というわけでまあ内容的には変わらないのですが、反響が大きいぞという事で、基本的にはシンボリズムを中心とした内容な訳ですが、まあこういう内容を見て当地に行ってみようとか色々な事を思いつかれる方もたくさんいるかと思いますので、慎重にPrudenceに着実に進行していこうかと思います。

さて50州+1の7番目はイリノイ州ですが、場所はシカゴのある場所です。
イリノイ州場所
五大湖のミシガン湖の南西岸に接する位置にあるのがオバマ大統領の出身地であり、バスケットのシカゴブルズ、野球のシカゴカブスの本拠地であるシカゴであり、鉄道のアムトラックの主要な中継地であり、航空のアメリカ国内便、国際便の発着の非常に盛んな空港があるようです。主に工業地帯でありボーイングやキャタピラー、アーマライトなどの軍事産業の本社やマクドナルド、モトローラ、ユナイテッド航空といった世界企業の本社、製薬会社ではアボット・ラボラトリーズの本社があるようです。農業でも大豆、トウモロコシの生産量は全米1、2位であるそうで、いろいろ重要なものが集まっているという印象でしょうか。原子力発電も最初の原子炉があったそうで、現在でも電力の半分が原子力発電であるそうです。
州都はスプリングフィールドという都市だそうで、同じ名前の都市がマサチューセッツ州にもありますが、ウィキペディアには州都にある州議会議事堂のドームが連邦議会のドームより高いと書いてあります。
Illinoiscapitol.jpg
歴史や政治的にはイリノイ州はエイブラハム・リンカーンと南北戦争で活躍しその後大統領となったユリシーズ・グラント将軍が生活した場であり、初期にはモルモン教徒であるブラザージョセフ・スミス・ジュニアが拠点を構え殺された場でもあるようです。出身者としては建築家のフランク・ロイド・ライトやノーベル賞受賞者のブラザーエンリコ・フェルミ、元大統領のロナルド・レーガンなどがいるようです。
アメリカの州の中ではカトリック教徒が多いほうで3割ほどいて州内では最も多いようです。
ウィキペディアにはロックフェラー礼拝堂というシカゴ大学内にある寄付された教会の写真が載っていましたが、カトリックかプロテスタントかは特に決まっていないようです。ブラザージョン・ロックフェラー自身はバプテスト教徒であったそうで、プロテスタントの一派になるようです。
768px-Rockefeller_grave_2.jpg
ブラザージョン・ロックフェラーの墓ですが、オハイオ州クリーブランドにあるそうです。
800px-Rockefeller_Chapel_UofChicago.jpg
フリーメイスンリーのグランドロッジは12あるそうで、いわゆるイリノイグランドロッジには73000人ほど所属しているそうで、州の人口が1300万人ほどであるそうなので、恐らくプリンスホールフリーメイスンリーなど他のグランドロッジに所属するフリーメイスンが相当数いるので割合はこれまでの州のように100人~200人に一人程度なのではないでしょうか。まあ歴史的に言っても、今日のアメリカにおける都市の機能として観てもフリーメイスンリーが盛んであるかどうかと評価するような都市ではないということなのだと思われます。グランドロッジのホームページを見るとその例会の写真はヒルトンホテルで行われたようですがなかなか豪華なようです。シカゴは国際ロータリーの発祥地として重要なのだと思われます。

では州章についてです。
Illinois_state_seal.pngllinois500.png
日本版ウィキペディアのものと英語版のものを並べました。一見してアメリカの国璽と同じデザインだなというところだと思われます。ハクトウワシがモットーの書かれた布をくわえており、目立つ形で三色の13の星と縞を示した盾がオリーブの前に立てられています。独立13州の系譜を継ぐ鉄道を始めとして交通の要所として建国当初に開発されアメリカの国力の原動力となった事を象徴するのだと思われます。明らかにフリーメイスンリーを象徴するのは背景のgloryを伴った太陽位でしょうか。ハクトウワシが載っている岩は明らかにラフアシュラーであり、ラフアシュラーに最初に州章が作られた年から州章のモットーの並び方が変更された年までの年数が書かれており、モットーの並びの変更までの間ラフアシュラーであったという意味なのではないでしょうか。さてそのモットーの並びなのですが南北戦争終了後にState Sovereignty(州の権利)のSovereigntyが反転され、Stateが一番下にされたそうです。National Union(合衆国)のために北軍として戦ったからという事だそうです。解説を読むと州の権利、合衆国の並びを逆にしようとしたのですが、結局並びはそのままに州章の中でのデザインの変更になったという事だそうです。州章を変更した当時の州知事のシャロン・タインデールは退職後に何者かに暗殺されたそうです。南北戦争(American Civil War, 1861年 - 1865年)の秘密になるのだと思われます。ブラザーリンカーンに関する映画がオバマ大統領の時代に数多く作られているのがそれらの関連かもしれません。その他のフリーメイスンリーのシンボルは五芒星位でしょうか。
イリノイ州旗
州旗は白字にほぼ州章と同じデザインです。

ブラザーアルバート・パイクの言葉The sovereignty of one's self over one's self is called Liberty.自由とは自身の主権が自身に及ぶ事である。(以前に挙げたときには誤訳していました。全く意味が違ってきてしまうので大きな間違いです。申し訳ありません。修正しています。)を想起する州章であったかと思います。奴隷解放という偉大な業績を成したブラザーリンカーンですが、ブラザーエドマンド・バーグの唱えるような真正の保守主義とはまた異なるアメリカの歴史なのだと思われます。
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