2013-06-04 22:02 | カテゴリ:スコットランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
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ロイヤルマイルはエディンバラ城前広場から前の通りを下ったところの通り全体を言うようです。この建物がゴシック建築の一見教会のようですが、ハブというそうで、フェスティバルなどのインフォメーションセンターとなっています。かつては教会であったそうです。
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この右手も教会でしょうかね。聖コロンバスコットランド自由教会というそうです。ジョン・ノックスによってつくられたのが国教会からも独立した自由教会だそうで、日本にあるプロテスタントは主に自由教会によって伝えられたものだそうです。(追記訂正2013/6/23:これはウィキペディアの項目をそのまま写したのですが色々派閥があってその主張が入っていて、客観的には間違いのようです。ジョン・ノックスが作ったのがスコットランドの長老派教会であり、また1843年のスコットランドの教会分裂の後にスコットランド自由教会ができたようです。日本にプロテスタントを伝えたのは主にヘボンに代表されるような長老派教会のようです。)
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これはいかにもな金のフクロウがあったので撮りました。恐らくロッジの象徴なんかなんだと思われます。
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ブラザーディーコン・ブロディーはこのロイヤルマイルで最も目立つ看板や人形である歴史上の人物で、いわゆる「ジキル博士とハイド氏」という「宝島」の作者としても知られるブラザーロバート・ルイス・スティーブンスの作品としてして知られる、二重人格の代表例として知られる物語の元となった人物です。本名がブラザーウィリアム・ブロディーといい、ディーコンはエディンバラの商人組合の組合長を意味するそうです。昼は名士で通っていた人物が実は夜は窃盗団の頭であったという事で、1768年から1788年まで約20年間に渡ってそういう生活を続けていたそうで、フリーメイスンとしてはブラザーロバート・バーンズやブラザーサーヘンリー・レーバンとも知りあいであったそうです。まあ恐らくディーコンという役職から言って、エディンバラの顔役みたいなフリーメイスンリーで言うところのグランドマスターに近い状況であったのかと思われます。もしかするとロッジでの役職のシニアディーコンやジュニアディーコンを意味するのかもしれません。英語版ウィキペディアによると仲間が捕まった際に僻地に追放されるのを拒否していわゆる司法取引でブラザーブロディーの共犯を自白し、ブラザーブロディーがオランダからアメリカに高跳びしようとしていたところ逮捕されたそうです。当初証拠はなかったらしいのですが、自宅から合い鍵や変装の道具やピストルが出てきて絞首刑となったそうです。絞首刑の際にも鉄のカラーなどで抵抗したそうですが失敗して亡くなったそうです。果たして本当に犯罪を行っていたのでしょうか。店の看板によると1420年よりキッチンのアーチがあるそうでエディンバラでも最も古い建物で、現在でもケルティックメイソニックロッジが定例会を開いているとあります。そういえばブラザーブロディーの顔つきも典型的なスコットランド系とは異なるでしょうか。ブラザーディーコン・ブロディーが紫の服を着て、看板も紫なのは、どうもこの紫色がスコットランドでは最も王室やスコットランド自体を象徴する色とされているようで、恐らくカバラの色の象徴とも関係するのでしょうが、背景のメイソニックケルトの色もそうですが、女性が紫色の服を着ている姿を良く見かけました。ビールはギネスが無かったのでこれになりましたが、スコットランドの地ビールのようでした。サンドイッチはまあそこそこでした。10ポンド位でしょうか。(6/18追記:紫色については実際に町でも多く見かけましたが、ウィキペディアのかつてのブラザーブロディーの人形や看板を見るとそういう様子は一切ありません。ここ最近のキャンペーンのようです。カバラの紫色とかけた東と西の共通のキャンペーンであるのではないでしょうか。まあ結局は好みでしょう。色の流行はそれこそ循環であると認識されています。)
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で、ブラザーディーコン・ブロディーの名前を冠した店は真向かいにもう一軒あるのですね。
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ブラザーロバート・バーンズの写真があります。どうもその後の解説によるとブラザーディーコン・ブロディーの逮捕などとも深くかかわりがあるようです。
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北極クジラというそうです。恐らく一階の面積で税金が決められていたので二階以上を大きく作ったのではないでしょうか。書いていませんが恐らく地震がない土地の税金対策の建築法だったのでしょうね。
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この解説ではブラザーディーコン・ブロディーが住んだ通りを描いているそうですが、どうも行政長官として名声を得ていたのに秘密の浪費のために困窮してブラザーロバート・バーンズがエディンバラに来た1786年より盗みを始めて1788年に発覚したと書かれています。どうも英語版ウィキペディアとは話が違いますが、正確なところはエディンバラのロッジで入会しないと教えてもらえないのではないでしょうか。ブラザーロバート・バーンズの詩に秘密があるかもしれません。清教徒革命や名誉革命、ジャコバイトの話などもあり実際は相当複雑なんじゃないでしょうか。
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これはほとんど鏡になっていますが、裁判所の建築の解説のようですね。まあ恐らくフリーメイスンリーのロッジの関連の解説でしょうから歴史的に重要な舞台の建築なのだと思われます。
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まあこの解説を読むとブラザーブロディーはエディンバラのまさにこのロイヤルマイルの職人の家に生まれて行政長官まで上り詰めたが、ギャンブルで身を持ち崩し盗賊になって捕まって、セントジャイルズ大聖堂の近くで絞首刑になったという事でしょうか。まあなんだかよくわかりません。事実は小説よりも奇なりなのでしょう。いずれにしてもケルト系のフリーメイスンリーロッジというのはヒントかもしれません。この後のブラザーロバート・バーンズの名前を冠したレストランの店主もフリーメイスンでありましたが明らかにケルト系でした。
この店でもハギスを食べたと思います。結構上品であったようでした。
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