2013-06-04 22:11 | カテゴリ:スコットランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
随分色々といじくったんで相当見づらいブログとなってしまったかもしれませんが、それもこれも秘密の範疇という事で、まあ非常にスコットランドらしい感じになったという事で雰囲気を味わっていただけると光栄かもしれません。まあブログの内容の方は観光なだけで大したものではありません。
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ロイヤルマイルのランドマークであるハブを下の方から撮ったところですね。
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ブラザーデイヴィッド・ヒュームの銅像です。イギリス経験論の代表的な哲学者の一人で、イギリス経験論といえばフランシス・ベーコンの「知は力なりknowledge is power」が有名ですが、その完成者としてこのブラザーヒュームが挙げられるそうです。私も詳しくはわかりませんが、アメリカ建国の父のブラザートマス・ジェファーソンやブラザーベンジャミン・フランクリンに影響を与えたそうです。エディンバラ大学に学びその後はほぼ独力で著作を行い、カントなどに影響を与えたそうです。無神論に近い考え方であったことからアカデミックポストに就くことができなかったそうですが、極めて現代的な哲学を確立したものと考えられます。フリーメイスンにはパリに滞在中になったそうで、その後にブラザールソーとも会ったりしており、その当時フリーメイスンのイギリスと大陸との交流が極めて盛んであった事が想像されます。神学から独立した哲学という学問がこの時代に成り立つには背景としてフリーメイスンリーによる科学的観察や思考という概念が極めて重要なのだと痛感させられます。1711年に生まれ1776年に亡くなっています。
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セント・ジャイルズ大聖堂です。正面にあるのがブラザーサーウォルター・スコットの銅像だそうです。セント・ジャイルズ大聖堂は日本ではそれほど有名ではありませんが、プロテスタントの一派である長老派教会の母教会とみられるそうで、いわゆる予定説のカルヴァンに学んだスコットランドの代表的な宗教改革者であるジョン・ノックスが庭に埋葬されたそうです。後でこの教会の中のステンドグラスを撮影しますが、この教会にこのスコットランド最大の秘密が隠されています。ここで明かしてしまうと要するに一番高い所にフリーメイスンリーのシンボルマークがはっきりと示されていました。上の冠型の尖塔はいわゆる王冠を象徴しているのですね。国教会の国家の元に宗教がありそこにはフリーメイスンリーがあるという考え方を建築によって示しているものかと思われます。ブラザースコットについてはブラザースコット記念塔のところで触れようかと思います。この辺りの歩道にハートのマークがあるそうです。もちろんフリーメイスンリーのシンボルです。そのまま中心となる場所を示しているのでしょうね。
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こちらはもう少し下側のスコットランドの象徴の一角獣がいる塔です。ブラザースコットもスコットランドの象徴そのもので、一角獣もそれに対比的なスコットランドの象徴そのものなのでしょうね。
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完全に逆光ですが、こちらがアダム・スミスの銅像です。アダム・スミスはブラザーロバート・バーンズと会っていただとかだそうですが、一応フリーメイスンではないことになっています。むしろなぜフリーメイスンでないことになっているかが興味深いかもしれません。有名な神の見えざる手はそのままキリスト教やフリーメイスンリーのシンボルとなります。アダム・スミスの国富論は1776年3月9日に発行されたそうです。まあ要するにフリーメイスンなんでしょうね。この辺りの話は横浜ロッジFar East No.1 Lodgeのホームページに以前も取り上げましたが、ROBERT BURNS AND ADAM SMITHと題してブラザー寺澤廣一の文章がありましたので再びリンクを置きます。非常に面白いのでスコットランドの回のどこかで翻訳をしても良いかと思います。
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トロン教会というそうで、ハブと同じくかつての教会であったのが一時観光案内所とされていたのですが現在は閉鎖されているそうです。スコットランドは打ち捨てられたり廃墟となった教会が多いのですが、要するに宗教改革の結果、長老派教会や自由教会以外のカトリック系の教会が閉鎖されてしまったものが多いのでしょうね。
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北橋の方に曲がって来たのですね。一番左のオベリスクからカールトン墓地の政治的殉教者の記念碑、ドゥガルド・スチュワート記念碑、エディンバラ市長の家、スコットランド政府庁舎、その上にブラザーネルソン記念塔があります。手前がウェイバリー駅で、鉄道と道路に挟まれる緑地の海のラインの左に見えるのがブラザーロバート・バーンズ記念碑だと思われます。今回はそこには行っていません。全てフリーメイスンリーゆかりの建物だと思われますが、なんせ日本では有名ではないので全然意識はしていません。ドゥガルド・スチュワートもフリーメイスンだと思われますが何をやった人だか全く知りません。
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