2013-06-16 22:23 | カテゴリ:その他 雑記
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあちょっとスコットランドの旅行記が長くなりそうなので、みなさんの関心が高そうな現在の日本の都議選や横須賀市長選、参議院選挙に絡めて民主主義とフリーメイスンリーという話題で思うところを書きます。
フリーメイスンリーでは政治や宗教の話はロッジではしてはいけないことになっていますが、もちろん宗教についても書いたところと一緒でフリーメイスンリーに参加する動機の多くが政治や宗教への関心という事がほとんどな訳で、現在のこのブログで書いているスコットランドにしても、イングランドにしても、アメリカにしても、フランスにしても、フリーメイスンリーが実際に関与した分野はほとんどが宗教と政治の分野であり、グノーシス主義とも言いましょうか、ロッジでそれを話題にしない分それだけ関心もそれに集中するというのがフリーメイスンリーというところでしょうか。
実際問題現在話題の都議選にしてもやはり結局のところは宗教法人の認証権限というどうにもこうにも民主主義の基本となる政教分離の話に行き着くわけで、それは結局フリーメイスンリーのロッジに宗教の話題をもちこまないというところにも関わるわけですが、そもそもキリスト教の新教、旧教の対立から信仰の自由を求めて盛んになったフリーメイスンリーを土台としてイギリス、フランス、アメリカで発展した民主主義のシステムを根本から遡るようなまあ東西の差異の典型のような話な訳ですが、一方の民主党のシンボルマークがまたこのスコットランドでも強調されるVesica piscisを含んだものであり、また与党の自民党のシンボルマークが神道の中枢でもある天皇家を象徴する菊の御紋であるなど、憲法改正などを含みつつ、戦後そのものをタイムトラベルするような既視感にとらわれるそんな印象をもつものでしょうか。
また前回の衆議院選での横須賀選挙区の北朝鮮並みの圧倒的なオール与党体制にも驚かされたのですが、今回の横須賀市長選でもどうやら候補がどちらも市内出身者で地域密着選挙であり、最終的にはアメリカや遠くはイギリスを向いた、具体的な政策や持論などどっちらけで、要は基地政策の辺縁に存在する自立とは程遠い手続き的選挙であり、ブラザーデッカー司令長官が民主主義をもたらしたという文句が宙に浮いて霧のように消える様をまざまざと感じさせるそんな印象でしょうか。
まあ最後の参議院選は結局小泉総理時代に郵政選挙のネット対策で活躍したという元NTT出身で統一教会信者であったという安倍内閣の中枢と目されるボストン大学留学歴のある世耕議員の関心が高いという事で、彼はもちろんフリーメイスンではないのでしょうが、マサチューセッツ州ボストンはそれこそブラザーアルバート・パイクの出身地であり、アメリカ最初のグランドロッジが成立した地であり、フリーメイスンリーが盛んな地であるということもあり、またNTTなどもシンボリズムのTを電信電話のDではなくテレフォンのTで入れたという会社という事もあり、まあなかなか近畿や和歌山という土地柄も含めて非常に面白いものなのではないかと思っています。

まあちょっとこれまでのこのブログの傾向とはだいぶ異なった、下世話な話となりましたが、こう言うのもまたフリーメイスンリーの真実、秘密と言ったところで、民主主義とフリーメイスンリーはそれこそ切っても切れない関係にあり、民主主義といえば選挙がその手続き上最重要のイベントであり、そういう話題に触れるのもまたフリーメイスンリーの話題として大事なことではないかと思い記事としました。
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