2013-06-29 14:03 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてまあブラザーロバート・バーンズの詩集を読まないとブラザーロバート・バーンズについては語れないので、ちょっと息抜きみたいな形でアメリカの州章シリーズです。ブラザーデッカーの回想録についてもちょっと市長選挙が終わってからの方が無難な感じとなっており、色々とブログも煮詰まって来た感じですが、まあ最初からざっと読んでみて文章が書き慣れてこなれて来たような感じはあったりして、また思ったほど重量感がある内容ともなっておらず、誰でも頑張れば数日で全部読み切れるくらいの分量であるようなので、とっとと写真付きの内容は終わらせてしまって、アンダーソン憲章やモラルアンドドグマを翻訳してリチュアルを解説して自分の勉強に当てた方が良さそうな感じと思っています。

でアメリカのフリーメイスンの関心を呼び込みたいようなアメリカの州章シリーズですが、まあどうも州章だけでその州のフリーメイスンリーについて語るのはそもそも相当無理があるわけであって、この間のスコットランドの学会でもフリーメイスンの人数なんかについてはお前のところはどうなんだ的な会話があったりして、アメリカと日本ではそもそもフリーメイスンリーの歴史とそれに対するそもそもの距離感が圧倒的に違いすぎるわけであって、あくまで日本人がアメリカの各州に親近感を持ちやすいように導入として州章とフリーメイスンリーのシンボルとの関係を使って、記憶に残るように解説できればという企画という事にしようと思っています。そもそもアメリカと日本との歴史的な接点は最初はブラザーペリーの来航といっても、実際には第二次世界大戦の真珠湾攻撃から敗戦後の占領で本格的に始まる部分があるわけで、現実的に占領後の米軍基地の問題や平和憲法の話を挙げても51番目の州という立場がぴったりとくるようなのが特にここ横須賀で実感する現実的な日米関係であるわけです。その中でフリーメイスンリーの基本的理念でもある独立、自立と協調関係というのは日本で今後フリーメイスンリーがさらに浸透していく上でも大事な考え方となるかと思われますし、その一方でアメリカ合衆国を中心とした国のあり方や国際関係、南北アメリカ大陸の対外関係や環太平洋の国際関係は一つのアメリカを鏡とした日本という国をありのまま見つめるという目ともなるかと思われ、そういう中ではアメリカ合衆国について知ること、その各州についてフリーメイスンリーをテーマとして取り上げることで、ひいては日本の今後を占う事にもつながるかもしれませんし、日本を含めたアジアを考えることにも繋がるのではないかと思っています。

さてまあまた能書きが増えましたが、ブログも内容が増えれば増えるほど色々問題や意見が入るところは増えるわけでして、そういうところで先に解説を加えていく感じになっているとご理解いただければと思います。
そういうわけでインディアナ州ですが、どこにあるかというとミシガン湖の南側です。
インディアナ州場所
前回やったシカゴのあるイリノイ州の東側なのですが、やはり人口が多いインディアナポリスの州都があります。アメリカの19番目の州という事で、まあ独立十三州に次ぐ準州であったのかと思われます。州の名前はインディアンの土地というそのまんまのようですが、実際にはいわゆるインディアン諸部族は西の方に移住を余儀なくされていくわけです。南北戦争ではもちろん北軍であり、産業は農業も工業もあり、写真で見るとインディアナポリスの建築物は非常に立派であるようで、特に第一次世界大戦の記念碑は日本の国会議事堂のような建築となっています。
Indywarmem.jpg
インディアナ州出身の有名人というとフリーメイスンではブラザーカーネル・サンダース、ブラザーガス・グリソム、その他は歌手や俳優など芸能関係が多いようで、マイケル・ジャクソンのジャクソン一家、ジェームズ・ディーン、スティーブ・マックイーンなどだそうです。
で一応問題のフリーメイスンリーのグランドロッジとフリーメイスンの人口比ですが、グランドロッジは5つあるそうで、いわゆる通常のグランドロッジのフリーメイスンが73380人でプリンスホールが2100人だそうです。総人口が約650万人だそうなので、まあ100人に1人より多い位という感じでしょうか。まあやはり盛んと言う事になるのだと思います。主に宗教はキリスト教で8割位だそうです。カトリックも2割ほどいるそうです。
ちなみにインディアナ州のグランドロッジのサイトはこちらです。ウィキペディアの項目もあるようです。
11361113.jpg
グランドロッジの建物が非常に立派です。
IMTAuditorium1.jpg
内部もこの様に立派な感じです。
800px-Scottish_Rite_Cathedral_Indianapolis_Indiana,_viewed_from_the_Indiana_War_Memorial_Plaza
スコティッシュライトの大聖堂もインディアナポリスの中心部にあるようです。とてつもなく立派です。
では州章です。
インディアナ州
州章は比較的素朴な感じでしょうか。文字が青色であったり、菱形の紋章が入っているところが落ち着いたフリーメイスンリーのシンボリズムといった感じでしょうか。太陽と光線もいわゆるシンボルとなるのだと思います。斧も鋤や鍬といった農機具と同じシンボルとなるのだと思いますが、まあ何となく緑の芝の上のゴルファーのようでもあります。森の人という事でウッドマンという友愛団体もありその関連もあるのだと思われます。最大のシンボルはいわゆる牛、バッファローなのだと思います。いわゆる出エジプトの際の子牛の偶像崇拝の象徴としての牛は異教のシンボルであり、この州章の中では牛が人と反対側に向かっているので、ウィキペディアでは文明化と反対に西に向かっていると解説されています。山脈は東海岸との間にあるアレゲーニー山脈とされ、太陽は日の出を意味しているようです。山もやはり三つこぶがあるのがシンボルなのだと思われます。切り倒した後の木を牛が割っているのも意味がありそうですがちょっとわかりません。
州旗はかなりはっきりしたシンボリズムです。
インディアナ旗
19番目の州という事を独立13州を意味する13個の五芒星に囲まれた5つの星と一つの大きな星で表しています。トーチは自由の女神の持つトーチ、いわゆる拝火教、異教のシンボルなのだと思いますが、それを表していて、自由を意味するそうです。そこからの光はやはりgloryと同じでしょう。青地なのもフリーメイスンリーのシンボルです。
州章も州旗もどちらも異教のシンボリズムにこだわったものとなっており、やはりキリスト教社会であるアメリカでは自由の象徴がそういう異教のシンボルになるのがあるわけであり、それがまたフリーメイスンリーの象徴ともなるわけです。コーヒーチェーンのスターバックスなども異教のシンボルのセイレーンでしたが、スターバックス自体もメルヴィルの白鯨の一等航海士の名前であるなど、そうした異教を示すものは野蛮、非文明化、非キリスト教とともに自由や新しい発想、キリスト教・ユダヤ教の相対化とも繋がるわけです。メルヴィルの名前なども、スコットランドのブラザーメルヴィル卿などとも繋がります。白鯨もまさに昨今話題のマッコウクジラが船を沈没させてしまう話でありましたが、価値観の相対化、宗教の相対化というのはグローバル化した世界で重要な概念であるかと思われ、全てのものを相対化した後に何が絶対的に残るものであるかというのがまさにフリーメイスンリーの教えなのではないかと思われ、そういう意味でなかなか良くできたシンボルなのかと思われました。
関連記事
秘密

トラックバックURL
→http://freemasonry.jp/tb.php/469-e6cdb389