2012-02-17 10:52 | カテゴリ:神戸
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
正式には六甲有馬ロープウェーのようです。有馬温泉駅から極楽寺や温泉寺を越えて炭酸泉の源泉を上っていくとロープウェーの駅があります。途中には一時期テレビでも取り上げられた豪華なかんぽの宿もあります。


ロープウェーは若干高めの値段ですが面白そうなので乗る事にしましょう。


二度目に行った時にはこういうポスターがありました。最初に行った時は出来たばかりでした。


ロープウェーは乗客は多くなく手つかずの森が認められなかなかよい景色です。似たようなもので箱根のロープウェーもありますが、あちらは結構乗客も多く休日は大行列となったりします。赤松の森が認められます。




20分くらいでしょうか。六甲山山頂に到着します。なだらかな曲線の山々は関東のそれとは違い日本の絵画のイメージにあるような郷愁を思わせるのでしょうか。


山頂はこんな感じです。二度目に行った時は霧が濃かったです。奥にあるのが最初に行ったとき出来たばかりであった六甲枝垂れというランドマークです。出来たばかりの時は恐らく製作にかかわったようなロータリークラブかライオンズクラブの方々が大勢集まっていました。
まあ要するにこのブログのテーマであるフリーメイスンリーのシンボルですね。一体なんでしょう?

これは結構難しいのですがフリーメイスンであれば簡単です。これには今度の大統領選挙が関係しているようなのですがどうでしょうか。オバマ大統領の対立候補になりそうな共和党の有力候補のウィラード・ミット・ロムニー氏はモルモン教の信者という事です。モルモン教は1830年アメリカ合衆国にてブラザージョセフ・スミス・ジュニアによって立ち上げられた新興宗教で、世界まるごとハウマッチなどのテレビ番組で解答者になっていた外国人タレントなどがその信者で宣教師だったので有名でしょうか。モルモン教はかつて一夫多妻制で有名でしたが、現在はそのようなことはないようです。ユタ州ソルトレークシティーに本部がありかつてはブラザーサー・アーサー・コナン・ドイルの有名なシャーロック・ホームズシリーズの最初の作品であるA Study in Scarlet(緋色の研究)で取り上げられているように過激な活動で特殊な集団として認識されていた歴史があります。そのユタ州の州旗に同じフリーメイスンリーのシンボルが認められます。


真ん中にあるのがわかりますでしょうか。ミツバチの巣なのですがあまり見たことなければ分からないと思います。英語ではBeehiveとなりますが、フリーメイスンリーのマスターメイスン、共同で協力して作業する事のシンボルであり転じて工業や人間社会の発展のシンボルとなります。蜂蜜は古代エジプトで重要な食品や医薬品、ミイラを作るときに必要な材料であり、養蜂の技術は既に確立されていたそうです。糖分の貴重な時代ですから現代の最新の医薬品のような効果や秘薬として扱われたと考えられます。養蜂の技術はフリーメイスンリーでも重要とされ、養蜂に関する本を出したり現代の養蜂技術を確立された方はフリーメイスンのようです。Mason beeという蜂の種類もあるようです。最近でもアメリカでミツバチが突然絶滅するなどの話題がありました。ミツバチの蜜の収集に関する情報交換の研究でノーベル賞を受賞した方もいたかと思います。ファーブル昆虫記などの話と絡めて学校教育で学んだ記憶もあるのではないでしょうか。ファーブル昆虫記やシートン動物記のような生物の観察記録はフリーメイスンリーの科学思想と密接に関係するもので、彼らがフリーメイスンに近い存在であった事はあるようです。

まあ毎度毎度なのですが、ミツバチの巣がシンボルとしてある事はわかってもらっても、この六甲枝垂れがミツバチの巣のシンボルを示しているかはちょっとわからないかと思います。シンボルとはそういうものでありそれが秘密でもあります。それはやはり六甲山の開発の歴史とその後の神戸の発展、最近の阪神大震災の出来事などを理解して初めてシンボルとして認識されるものなのだと思います。


石ころ亭というお土産屋さんがありました。特にオベリスクとかピラミッドは売っていません。パーフェクトアシュラーも売ってはいません。なかなか関西流と言うか暗黙の了解という感じがなじんでる感じでしょうか。

次回更に詳しく六甲山頂のシンボルについてみていきます。


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