FREEMASONRY
Blue Lodge, Scottish Rite & York Rite in Japan
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相変わらずのベースの開放で横須賀全体の祭りの後の脱力感を味わっているところで相変わらずのアメリカの州章シリーズです。黒人女性歌手の国家独唱や基地司令官の交代など様々なオバマ政権の特色が出てきた感じの二期目の黒人大統領時代ですが、このウェストバージニアも南北戦争で奴隷制維持のバージニア州から分離した相変わらずの南北戦争での境界線となった東部の州です。

独立十三州はこの州章シリーズでも最初だと思いますが、一応分離したので異なるという事になるようです。日本語版ウィキペディアを全体としてみてどうもこれまでの州の中では書き込みが少ないようで、炭鉱があったようですが、人口は200万人に満たないほどで、州章でも自然の植物の象徴が多く認められますが、アパラチア山脈の真上にあり、アパラチア音楽というスコットランド、アイルランド系の音楽があるなどどうも自然が多い良いところのようです。戦艦や原子力潜水艦の名前で使用されており、独立十三州のプラスアルファの州として良いポジションであるようです。
フリーメイスンリーのグランドロッジは3つであるようですが、フリーメイスンの数は何と25000人もいるそうで、なんと75人に一人がフリーメイスンというこれまでの中でも割合的には最も多い値となるようです。単純に工業や産業が盛んなこととフリーメイスンリーが盛んである事、グランドロッジの数が多いという事ともあまり関係性がないという事を端的に示す事かもしれません。ウェストバージニアのグランドロッジのホームページはこちらです。
やはり州議事堂が連邦議会とよく似たドームの形であるようです。

出身者の有名人としては、中国に関する小説でノーベル文学賞を受賞した女性のパール・バックやカーター大統領の時代に国務長官であった政治家のサイラス・ヴァンスがいるそうです。パール・バックは 1892年6月26日-1973年3月6日で、父親が長老派教会の宣教師であったそうです。またサイラス・ヴァンスはカーター大統領のイラン大使館人質事件での人質救出作戦に反対して辞任したそうですが、1917年3月27日生まれの2002年1月12日亡くなっていて、イェール大学の学生友愛会のスクロール・アンド・キーのメンバーであったそうです。さらに三極委員会のメンバーでもあったそうです。三極委員会なんてのも懐かしい響きではないでしょうか。
またウェストバージニア州の上院議員はニューヨーク出身のジョン・ロックフェラー4世だそうです。ジョン・ロックフェラー4世は日本にも3年ほど滞在しているそうで色々逸話がウィキペディアにも書かれていました。
では州章です。


なんと州章の裏が決められています。いったいどういう場面で使うのでしょうねえ。
前回のウィスコンシン州がかなり妄想爆発といった感じで好評であったようですが、今回のウェストバージニア州はフリーメイスンリー的には歴史も古く独立十三州であり南北戦争の境界になっていたりと色々とありそうですが、シンボル的には一見して普通にフリジア帽が認められ、やはり同様に二人の人物が立っていて工業と農業を象徴していてそれぞれそれらを示すシンボルとなる道具が示されていてまあいかにも州章という形をしています。モットーも"Montani Semper Liberi""Mountaineers are Always Free"山の人は常に自由だ。とアパラチア山脈の州らしく、ヨーロッパのスイスやスコットランドのハイランド地方のような感じでしょうか。銃が聖アンデレ十字の形にクロスしているのも意味があるのだと思われます。画面の左半分と右半分で床面となる芝がゴワゴワしているのとつるつるしている感じなのも対称性の表現かと思われます。農夫の方の麦藁は相変わらずユダヤ教のシンボルだと思いますが、ここだと立っておらず倒れているのもシンボルの意味があるようです。トウモロコシが立っているのが新大陸の植物の象徴でしょうか。テンプル騎士団が既に発見していたなんてロスリン礼拝堂では言われたりしているそうですが、実際はネイティブインディアンになんとか教えてもらったというのが歴史なのだと思います。いずれにしても新大陸で手にした新しい食料となる植物という象徴かと思います。斧も象徴としてあり、ファシスト党の元となったファスケス、束桿で認められ、権威や団結を意味するものとなります。鋤はやはりフリーメイスンリーの農業の意味かと思われます。掘り起こすというのでロイヤルアーチメイスンリーで自らの悪い部分を掘り返して耕すという教訓が付加されているようです。ハンマー、鶴嘴もそれぞれフリーメイスンリーのシンボルとして意味が付加されています。樽はちょっと良くわかりませんが、一般にはスコッチウイスキーの象徴となり、物事を熟成させるという意味になるのではないでしょうか。中心の岩はどう見てもラフアシュラーですがバージニア州から分離してアメリカ合衆国に加わった1863年6月20日を刻んでそれがやや右寄りの工業寄りになっているところが意味があるようです。私としてはウィスコンシン州から引き続きそれぞれの人物の洋服の色に注目したいかと思います。こういう左右に人が二人立つパターンは有名なマークではフォートナムアンドメイソンがあるかと思いますが、良くフリーメイスンリーでは認められる門衛や衛視を意味する部分もあるかと思うのですが、そのまま対称性を表現する事になっているかと思います。左側の黄色の農夫の洋服はどうもカトリック教会の中心であるバチカンの衛兵であるスイス傭兵の制服、かのミケランジェロがデザインしたという服に似ているようです。


まあもっと適切なものがあるかもしれませんが、そういうイメージです。
で、右側はやはり赤シャツ隊、また赤白青という事でフランス国旗と同じという事でそういうフランスフリーメイスンリー、大東社を象徴する大陸のフリーメイスンリーの象徴なのではないでしょうか。フランス革命期で言うとサンキュロットという事になるのでしょうか。


特に左の全身黄色のヒラヒラのついた衣装の集団というのが想像がつかなかったので、いわゆるカトリックとそれに反カトリックで対立を強めたフランス大東社を中心とする大陸フリーメイスンリーが対立軸として一つ象徴として挙げられたのではないかと考えました。幅広のハットを被っておりなかなか優雅な感じですが、倒れた麦藁のシンボルともカトリックだと合いそうですし、ハンマーと鶴嘴も共産主義でフランス大東社系と合いそうですし(追記訂正:ハンマーと手鎌でソビエト連邦のシンボルでしたね。だいぶ間違っています。訂正します。)なかなかどうでしょうか。スイスやスコットランドのような高地地方の雰囲気とも合いますし、なかなかその他に思いつかなかったので今回はここまでとします。
もちろんその他の二重丸の構成や左右の五芒星、白地に描かれていることもそれぞれ意味があるかと思います。
裏面の方は他の州の州章とも似た感じで、モットーは“Libertas E Fidelitate”Freedom and Loyalty自由と忠誠心だそうです。工業や農業、酪農、畜産を意味する表現と、鉄道水上交通と山の自然と恐らく海がないので湖と日の出でしょうか。周囲を覆う恐らく八種類の植物がちょっと良くわかりませんが、解説を読むと月桂樹、ナラの木の葉、その他は花や実のなるものでよく見ると、トウモロコシ、薔薇、コスモスといったところでしょうか。こちらの面は州知事が公式の印章として使用するそうです。裏表の印章で政治的な州の創立の意義と、実際の生活や産業の現在の州の大事なものと分けた感じとなるのでしょうか。なかなか深い教訓に満ちた州章であるようです。

州旗は基本的に中心は一緒です。周囲はRhododendronというツツジ属の植物だそうですが、見た目は日本のツツジとは全く異なる感じの植物だそうです。(シャクナゲだそうです。)白地を外枠に青で囲っているというのもやはり意味があるようです。山地であることからも安全地帯、中立地帯、緩衝地帯的な意味合いがあるのかと思われます。
どうでしょうか、なかなか面白くなってきたのではないでしょうか。もちろんこの州章シリーズは基本的にウィキペディアの情報に依存していますので、実際に現地に行ったりして現地の実際を見るとまた異なるシンボリズムの解釈が存在する事になる事は十分あり得ることと思いますが、基本的にシンボリズムは解釈の変わらぬ共通の理解、考えを導き出すような仕組みとなっているので、様々な解釈があったとしてもそこから得られる真の解釈として共通のものが得られるに違いないと確信しております。
(追記:英語版ウィキペディアに解説の州政府の文書のリンクが載っていました。それによるとウェストバージニアの州章を作ったのはJoseph H. Diss Debarという1820年3月6日にフランスのストラスブール生まれの移民でその後ウェストバージニア州政府で働きフィラデルフィアで1905年1月13日に亡くなったそうです。もちろんフリーメイスンでしょう。細密画のスケッチが非常に得意であったようで、ウェストバージニア州の州立公文書館のホームページが検索で出てきました。

本人の写真のようです。

州章の元になったスケッチです。

ブラザーリンカーンがウェストバージニアを訪れた際のスケッチのようです。

南北戦争後に握手をする退役軍人のようです。)
昨日は横須賀は天気も良く大変な人出で参加された方々は大変お疲れであったかと思います。様々な衣装や格好でシンボリズムや意見表明などかつての日本では少なかった人が多く集まる事による様々な相乗効果が見られた事かと思います。是非このブログの内容や本だけにとどまらない、日本の各都市にライオンズクラブやロータリークラブに留まらないフリーメイスンリーのロッジが林立するような深い知識とフリーメイスンリー体験の探求が広まるように期待してします。

独立十三州はこの州章シリーズでも最初だと思いますが、一応分離したので異なるという事になるようです。日本語版ウィキペディアを全体としてみてどうもこれまでの州の中では書き込みが少ないようで、炭鉱があったようですが、人口は200万人に満たないほどで、州章でも自然の植物の象徴が多く認められますが、アパラチア山脈の真上にあり、アパラチア音楽というスコットランド、アイルランド系の音楽があるなどどうも自然が多い良いところのようです。戦艦や原子力潜水艦の名前で使用されており、独立十三州のプラスアルファの州として良いポジションであるようです。
フリーメイスンリーのグランドロッジは3つであるようですが、フリーメイスンの数は何と25000人もいるそうで、なんと75人に一人がフリーメイスンというこれまでの中でも割合的には最も多い値となるようです。単純に工業や産業が盛んなこととフリーメイスンリーが盛んである事、グランドロッジの数が多いという事ともあまり関係性がないという事を端的に示す事かもしれません。ウェストバージニアのグランドロッジのホームページはこちらです。
やはり州議事堂が連邦議会とよく似たドームの形であるようです。

出身者の有名人としては、中国に関する小説でノーベル文学賞を受賞した女性のパール・バックやカーター大統領の時代に国務長官であった政治家のサイラス・ヴァンスがいるそうです。パール・バックは 1892年6月26日-1973年3月6日で、父親が長老派教会の宣教師であったそうです。またサイラス・ヴァンスはカーター大統領のイラン大使館人質事件での人質救出作戦に反対して辞任したそうですが、1917年3月27日生まれの2002年1月12日亡くなっていて、イェール大学の学生友愛会のスクロール・アンド・キーのメンバーであったそうです。さらに三極委員会のメンバーでもあったそうです。三極委員会なんてのも懐かしい響きではないでしょうか。
またウェストバージニア州の上院議員はニューヨーク出身のジョン・ロックフェラー4世だそうです。ジョン・ロックフェラー4世は日本にも3年ほど滞在しているそうで色々逸話がウィキペディアにも書かれていました。
では州章です。


なんと州章の裏が決められています。いったいどういう場面で使うのでしょうねえ。
前回のウィスコンシン州がかなり妄想爆発といった感じで好評であったようですが、今回のウェストバージニア州はフリーメイスンリー的には歴史も古く独立十三州であり南北戦争の境界になっていたりと色々とありそうですが、シンボル的には一見して普通にフリジア帽が認められ、やはり同様に二人の人物が立っていて工業と農業を象徴していてそれぞれそれらを示すシンボルとなる道具が示されていてまあいかにも州章という形をしています。モットーも"Montani Semper Liberi""Mountaineers are Always Free"山の人は常に自由だ。とアパラチア山脈の州らしく、ヨーロッパのスイスやスコットランドのハイランド地方のような感じでしょうか。銃が聖アンデレ十字の形にクロスしているのも意味があるのだと思われます。画面の左半分と右半分で床面となる芝がゴワゴワしているのとつるつるしている感じなのも対称性の表現かと思われます。農夫の方の麦藁は相変わらずユダヤ教のシンボルだと思いますが、ここだと立っておらず倒れているのもシンボルの意味があるようです。トウモロコシが立っているのが新大陸の植物の象徴でしょうか。テンプル騎士団が既に発見していたなんてロスリン礼拝堂では言われたりしているそうですが、実際はネイティブインディアンになんとか教えてもらったというのが歴史なのだと思います。いずれにしても新大陸で手にした新しい食料となる植物という象徴かと思います。斧も象徴としてあり、ファシスト党の元となったファスケス、束桿で認められ、権威や団結を意味するものとなります。鋤はやはりフリーメイスンリーの農業の意味かと思われます。掘り起こすというのでロイヤルアーチメイスンリーで自らの悪い部分を掘り返して耕すという教訓が付加されているようです。ハンマー、鶴嘴もそれぞれフリーメイスンリーのシンボルとして意味が付加されています。樽はちょっと良くわかりませんが、一般にはスコッチウイスキーの象徴となり、物事を熟成させるという意味になるのではないでしょうか。中心の岩はどう見てもラフアシュラーですがバージニア州から分離してアメリカ合衆国に加わった1863年6月20日を刻んでそれがやや右寄りの工業寄りになっているところが意味があるようです。私としてはウィスコンシン州から引き続きそれぞれの人物の洋服の色に注目したいかと思います。こういう左右に人が二人立つパターンは有名なマークではフォートナムアンドメイソンがあるかと思いますが、良くフリーメイスンリーでは認められる門衛や衛視を意味する部分もあるかと思うのですが、そのまま対称性を表現する事になっているかと思います。左側の黄色の農夫の洋服はどうもカトリック教会の中心であるバチカンの衛兵であるスイス傭兵の制服、かのミケランジェロがデザインしたという服に似ているようです。


まあもっと適切なものがあるかもしれませんが、そういうイメージです。
で、右側はやはり赤シャツ隊、また赤白青という事でフランス国旗と同じという事でそういうフランスフリーメイスンリー、大東社を象徴する大陸のフリーメイスンリーの象徴なのではないでしょうか。フランス革命期で言うとサンキュロットという事になるのでしょうか。


特に左の全身黄色のヒラヒラのついた衣装の集団というのが想像がつかなかったので、いわゆるカトリックとそれに反カトリックで対立を強めたフランス大東社を中心とする大陸フリーメイスンリーが対立軸として一つ象徴として挙げられたのではないかと考えました。幅広のハットを被っておりなかなか優雅な感じですが、倒れた麦藁のシンボルともカトリックだと合いそうですし、ハンマーと鶴嘴も共産主義でフランス大東社系と合いそうですし(追記訂正:ハンマーと手鎌でソビエト連邦のシンボルでしたね。だいぶ間違っています。訂正します。)なかなかどうでしょうか。スイスやスコットランドのような高地地方の雰囲気とも合いますし、なかなかその他に思いつかなかったので今回はここまでとします。
もちろんその他の二重丸の構成や左右の五芒星、白地に描かれていることもそれぞれ意味があるかと思います。
裏面の方は他の州の州章とも似た感じで、モットーは“Libertas E Fidelitate”Freedom and Loyalty自由と忠誠心だそうです。工業や農業、酪農、畜産を意味する表現と、鉄道水上交通と山の自然と恐らく海がないので湖と日の出でしょうか。周囲を覆う恐らく八種類の植物がちょっと良くわかりませんが、解説を読むと月桂樹、ナラの木の葉、その他は花や実のなるものでよく見ると、トウモロコシ、薔薇、コスモスといったところでしょうか。こちらの面は州知事が公式の印章として使用するそうです。裏表の印章で政治的な州の創立の意義と、実際の生活や産業の現在の州の大事なものと分けた感じとなるのでしょうか。なかなか深い教訓に満ちた州章であるようです。

州旗は基本的に中心は一緒です。周囲はRhododendronというツツジ属の植物だそうですが、見た目は日本のツツジとは全く異なる感じの植物だそうです。(シャクナゲだそうです。)白地を外枠に青で囲っているというのもやはり意味があるようです。山地であることからも安全地帯、中立地帯、緩衝地帯的な意味合いがあるのかと思われます。
どうでしょうか、なかなか面白くなってきたのではないでしょうか。もちろんこの州章シリーズは基本的にウィキペディアの情報に依存していますので、実際に現地に行ったりして現地の実際を見るとまた異なるシンボリズムの解釈が存在する事になる事は十分あり得ることと思いますが、基本的にシンボリズムは解釈の変わらぬ共通の理解、考えを導き出すような仕組みとなっているので、様々な解釈があったとしてもそこから得られる真の解釈として共通のものが得られるに違いないと確信しております。
(追記:英語版ウィキペディアに解説の州政府の文書のリンクが載っていました。それによるとウェストバージニアの州章を作ったのはJoseph H. Diss Debarという1820年3月6日にフランスのストラスブール生まれの移民でその後ウェストバージニア州政府で働きフィラデルフィアで1905年1月13日に亡くなったそうです。もちろんフリーメイスンでしょう。細密画のスケッチが非常に得意であったようで、ウェストバージニア州の州立公文書館のホームページが検索で出てきました。

本人の写真のようです。

州章の元になったスケッチです。

ブラザーリンカーンがウェストバージニアを訪れた際のスケッチのようです。

南北戦争後に握手をする退役軍人のようです。)
昨日は横須賀は天気も良く大変な人出で参加された方々は大変お疲れであったかと思います。様々な衣装や格好でシンボリズムや意見表明などかつての日本では少なかった人が多く集まる事による様々な相乗効果が見られた事かと思います。是非このブログの内容や本だけにとどまらない、日本の各都市にライオンズクラブやロータリークラブに留まらないフリーメイスンリーのロッジが林立するような深い知識とフリーメイスンリー体験の探求が広まるように期待してします。
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