2013-10-10 21:12 | カテゴリ:アメリカ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてまあ今週横須賀でフリーメイスンリーのイベントとも言えるプラハ国立歌劇場「魔笛」 <全2幕、原語上演・字幕付き>の公演があり、汐入のベイスクエアもテレビに映ったりなんかして気忙しい限りですが、だからブログを書くわけではありませんが、まあ50州もあるというわけで、ちょっとずつ進めないといつになっても終わらないので、ちょっとずつ書き進める事とします。

記念すべき13州目はオレゴン州という事で、どこにあるのというのが多くの日本人の疑問かと思われますので場所を最初に示します。
オレゴン州場所
カリフォルニア州の北、ワシントン州の南ですね。日本にとっては太平洋を挟んで地理的に重要な土地となるのでしょうが、あまり注目されることはありません。まあ理由は色々あるのでしょうが、実際アメリカは広いので50州全部分からないというのが実際だと思います。オレゴンをカタカナで検索すると出てくるのはステーキのお店や山歩きのGPSの名前や店名や商品名で出てくるようです。まあ印象としては自然が多くアメリカの西海岸に特有の進取の気性という感じでしょうか。ウィキペディアを読むとなんと州都周辺の地域政府として直接民主制を取り入れているそうで、人口構成を見るとやはりドイツ系が22%と多く、宗教もプロテスタントが多く、またカトリックも14%あり、インディアンカジノもあるというある意味典型的なアメリカの州という表現もできるのではないかと思われます。企業ではナイキが本社を置くそうで、その他にIT企業のアマゾンやフェイスブック、グーグルがデータセンターを持っているそうです。
フリーメイスンリーについてはグランドロッジは4つあり、プリンスホールフリーメイスンリーは多くないようですが、通常のグランドロッジのフリーメイスンは11500人ほどで383万人の人口比でいくと330人に一人ほどで明らかに多くはありませんが、どうも偶然33という数字が並んだのかなかなか面白い所でしょうか。グランドロッジのホームページはこちらです。
ウィキペディアの写真ではやはり州会議事堂とフッド山という富士山よりやや低い州内で最も高い山が印象的でしょうか。
オレゴン州会議事堂Trilliumlake.jpg
州会議事堂の建築も非常にフリーメイスンリーの建築という印象が強い石壁のものかと思われます。左右には桜の木でしょうか。
その他オレゴン州で特色のあるのは尊厳死法と大麻の合法化、後はキリスト教のシンボリズムともなる州都ポートランド周辺でのワインの醸造が有名であるようです。

オレゴン州
では州章です。ウィキペディアにある州章では黒と黄色の二色という州章の中では際立ったものとなっています。ドイツ系が多いことを考えると、ドイツの国旗の色の影響や鷲が上にあるなどもドイツ系の影響があるのかもしれません。OREGONという州名もOHIOと同じようにやはりAll Seeing EyeとGやRのシンボリズムがあり、州の議事堂もその影響があるのかもしれません。(10/11追記:GERMANのアナグラムもあるようです。OOはMAに置き換わるようです。)上部の国璽と同じ鷲のシンボリズムは良いかと思います。イギリスの軍艦とアメリカの汽船を意味する船のシンボリズムや太陽と光線のシンボリズムは良いと思います。山と木のシンボルはやはりシナイ山とレバノン杉で良いのかと思います。幌馬車はどう見ても明らかに牛が引いていて幌牛車なのですが、まあ実際牛が幌車を引く事は無いと思うので、これは明らかに異教の神としての牛と聖櫃、幕屋を意味するのだと思われます。その前には農業を意味する鋤と必ずあるユダヤ教を意味する立った麦藁があるわけですが、さらにそこには鉱業を意味する鶴嘴が加わっているようですが、どうも全体としてごちゃごちゃとして何か形作っているようです。もちろん鶴嘴や鋤もヨークライトのシンボルとなるわけですが、どうも全体として影絵のように何かを形作っているようです。
OregonStateSeal.jpg
それでもう少し分かりやすい州章を持ってくると、山の前にはエルクが描かれていて、これはやはり後から付け加えられたそうです。友愛団体エルクの影響力が強くなったことが考えられます。また33番目の州と言うところで33個の星が示されています。33と言えばスコティッシュライトと言う事な訳ですが、スコティッシュライトのシンボルとしては双頭の鷲、これが合衆国の国璽となるわけですが、その他にいわゆるスコティッシュライトのシンボルとして理性の光を意味するランプを象徴とした以下のものがあります。
srmc-logo.jpg
scientia potentia estは知識は力なりという意味で、このシンボルマーク自体を公的なシンボルとして使うようになったのは最近のようですが、恐らく鋤や麦藁と鶴嘴を合成して形作っているのはこのランプなのだと思われます。なんせ33の五芒星ですから。上にある鷲とともに全体でスコティッシュライトのシンボリズムを強調しているものかと思われます。THE UNIONという標語もスコティッシュライトの理念を示しているものかと思われます。ちなみにオレゴンのスコティッシュライトのサイトはこちらです。
まあちょっとかなりな変化球なわけですが、シンボリズムの勉強にとっては非常にためになる素晴らしい州章という事になるのでしょうか。
Seal-OregonProvisionalGov.jpg
ちなみに上記の州章になる以前の州章は2種類あり、上のものは最初の地域章で非常に分かりやすいアルファベットのシンボリズムとユダヤ教を意味する3つの立った麦藁、サーモンのキリスト教を示す魚のシンボリズムであったそうです。これは非常に分かりやすいですね。
Seal-of-Oregon-Territory.jpg
その次がこれであったそうで、左にネイティブアメリカン、右にハクトウワシ、船にシナイ山を示す山となっているようです。上部のビーバーは州の愛称もビーバーの州というそうで、ウィスコンシン州と同じでやはり幕屋に使われた小動物の毛皮の素材という事で、ロイヤルアーチの象徴となるようです。五つの五芒星はやはりキリスト教を強調する意味になるのだと思われます。上部のモットーはAlis volat propriisでShe Flies With Her Own Wings彼女は彼女自身の翼で飛ぶ。だそうです。どうも女性形になっていることがフランスの象徴のマリアンヌと鷲が一致している、要するにスコティッシュライトの鷲の意味で、その翼の33の羽を意味して、33階級の保持者を意味するのではないかと思われます。まあどうも暗号ばかりでしょうか。
オレゴン州州旗
州旗は明らかに青地でフリーメイスンリーを示しているようです。1859年はオレゴン州が州になった年のようです。1859という数字も13×13×11という事で、同年にスコットランド国立美術館が開館したり、スエズ運河起工だったり、ディケンズの二都物語の連載などがあったそうです。なかなか数字も侮れません。

まあ明らかに理性を示すランプのシンボリズムはちょっとどうなのというところですが、こういうのもスコティッシュライトではありなのではないでしょうか。
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