2013-11-22 22:11 | カテゴリ:キリスト教
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
MのシンボリズムについてはマクドナルドのMや3MのMでフクロウを意味するヒエログリフ起源のMという事で、テレビ東京のやりすぎコージーの番組の特集などで、フクロウの形をした建築というところで出たものでした。その後もロンドンのテムズ川にかかるウェストミンスター橋の上のシンボルでアヴェ・マリアを象徴したフリーメイスンリーのシンボルと近似のAMのシンボルもありました。
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またフクロウの象徴としては大英博物館にある古代オリエントの女神である夜の女王のレリーフに描かれたフクロウと、イルミナティのブラザーアダム・ヴァイスハウプトによる著作に描かれた知恵の女神ミネルヴァの象徴としてのフクロウがありました。
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ローマのカピトリーノ三柱神の一人としてのミネルヴァとそれと同じギリシア神話のオリンポス十二神の一柱のアテーナーです。ちなみにローマの三柱神はその他はジュピターのユーピテルと、ジューンブライドのユノだそうです。アテーナーはその名の通りアテネの守護女神です。ミネルヴァもアテーナーもどちらも芸術や工芸、知恵、音楽、戦争を司る神だそうです。
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まあこうして並べると何となくMとフクロウと知恵の象徴が繋がるかと思いますが、それといわゆる女神の存在が一致してくるのがフリーメイスンリーなのだと思われます。フリーメイスンリーではグラントリアンのマリアンヌがMのシンボルと知恵と女神と繋がるのだと思われます。
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これから繋がる自由の女神については以前にこのブログでも書きました。
もちろんキリスト教圏でマリアと言えばカトリックの信仰の象徴でもある上記にもある聖母マリアという事になるかと思われます。
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で、この知恵の象徴のMを含んだ聖母マリアとなるわけですが、新約聖書ではその他にもマグダラのマリアが出てきてそこにおける象徴性をダヴィンチコードでは触れていたりしたと思うのですが、もちろんこのブログでは大工のヨセフの話と同じく、マリアの名前も旧約聖書の中にその元を求める事になります。旧約聖書で女性が活躍する事はそれほど多くは無いのですが、ユダヤ教の中では比較的日本などと比べても重要な役を負っている事は割合にあって、マリアの名前はヘブライ語で苦いとかそういう意味であるそうですが、最初に出てくるのはなんと預言者であり、トーラー、モーセ五書を書いたとされる出エジプトを率いたモーセの姉という事になります。ミリアムというそうで、アラム語読みでマリアとなるそうです。詳細は英語版のウィキペディアに書かれていて、どうもミリアムという名前自体は苦いとか反抗的とか強い酒とかいう意味だそうですが、少ない可能性ながらアモン神に愛されるものという意味もありうるそうです。ファラオの命令でヘブライ人の新生児を殺すように命令された際に弟のモーセを川に隠してファラオの娘がそれを発見して育てるように見守っていたという役割をしたという事です。
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まさに新約聖書でのイエスがヘロデ大王の命令による新生児の虐殺を逃れてエジプトへ逃避行した話と全く同様の話になるかと思われます。出エジプトの際の初子を撃つという話ともかかっているようです。
出エジプトの際にも兄妹のモーセやアロンと共にユダヤ人を率いて、途中モーセがエチオピア人の女性と結婚したことを非難したことから神の逆鱗に触れて肌が白くなる皮膚病となりましたが、神の指図の通りに治療して治った逸話があるそうです。もしかすると肌の色の差別に関わる古代からの人種差別の忌避の教訓かもしれません。ミリアムは旧約聖書に現れる代表的な女預言者であるそうで、その他には聖書に登場する女性の一覧がウィキペディアにありました。
というわけでモーセ(引き上げるの意味)と共に知恵の象徴であるフクロウに由来するMの頭文字を持つミリアム、マリアの名前なわけですが、その女性と唯一神YHWHの頭文字Yodhを頭文字に持つ夢占いのヨセフと同名の大工のヨセフの男性の元に生まれたのが、モーセの後にカナンの地で征服の活動、いわゆる聖絶を行ったヨシュアと同名のYHWHの救いを意味する名前のイエスを救い主とするのが新約聖書なのですね。
ちなみにモーセのナイル川での引き上げられる話は原型と考えられる同様の話がエジプト神話のオシリスとイシスの伝説で伝えられており、ギリシャの歴史家プルタルコスによって紹介され、その他にも数多くのパピルスに残されていることがヒエログリフの解読から分かっているようです。この話はいわゆるホルスの目の象徴の起源ともされており、またイシスとホルスの聖母子信仰ともなって、ローマ帝国で流行し、後のクリスマスやキリスト教のマリア信仰にも繋がったとされる話ともされています。
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またオシリスの復活の話は死者の復活の話として古代エジプトのミイラMummy作成の元とされ、またイエス・キリストの復活の話の元となったともされています。
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エジプト神話に認められる敵役のセトも旧約聖書においても同名でアダムとイブの三人の息子のカインとアベルとセトとして認められ、その後のノアやアブラハムに繋がるユダヤ人の祖として描かれています。

この様にMで象徴される知恵の系譜はブラザーモーツァルトの魔笛、Magic Fluteでイシスとオシリスの神殿の信仰と例えられるように、女神と復活と再生の物語は同じモチーフを繰り返しながら古代エジプトや古代オリエントから延々と継続されてきたものであり、近代においてもセックスシンボルとしてのマリリン・モンローの頭文字や、フリーメイスンリーではマスターメイスン、ブラザーウォルト・ディズニーによるミッキーマウス、ミニーマウスに認めるものと思われます。新約聖書においてもマタイ、マルコの二福音書の頭文字など、知恵の女神としてのミネルバ、マリアンヌ、マグダラのマリア、聖母マリアとMのシンボリズムを認め、それらの起源はヒエログリフのフクロウであり、ミネルバ、モーセ、ミリアムをその後の始まりとして聖母マリアからMarianne、Masonryに至る知恵の象徴としてのシンボリズムを認めるものと考えます。

横浜においてもMM21地区などという表記もまさにそういうものを意識したものであり、最近でもMARK ISなどという施設もMark Masterやマルコ福音書のMarkを意識したMのシンボリズムと考えられます。日本でもバブル期には3Mなんて三人の女性アイドルを言ったりしてた事があったように記憶しています。

その他にも相当このMのシンボリズムはありそうで、思いつくところではフリーメイスンリーではMahabone、ManやMusic、Mathematics、Medicine、Mars、Moonといった英単語もあり、gooの英和辞書のmから始まる英単語によると、Magen Davidダヴィデの星やユダヤ教の戒律ミツワーmitzvah(613のミツワー)、Magi東方の三博士、神から与えられた食糧マナmannaマタイの福音書からの強欲の悪魔としてのmammonマンモンの神、フクロウの頭と人の胴体を持つという存在もあったりして、Messiah救世主、Methodistメソジスト、その他magic、magnetic、mother、mystery、mythology、maze、metro、mercury、monumentやmember、memory、単位のメートル、地名ではマンチェスターやマサチューセッツ、マルタ、ミラノ、ミュンヘン、モスクワで日本関連では満州などもあるようです。ミネルバの楯のメデューサもMのシンボリズムを重ねていたようです。イスラム教でもマホメットやムスリムなど恐らくモーセの名前のMから来ているのかもしれませんが、Mのシンボリズムがあるようです。英語の代名詞でもmy、mineとあるようです。

ManとWomanに代表されるMとWを対称させるシンボリズムもあるようです。フリーメイスンリーでもMaster MasonをMMと表記したり、Worshipful MasterをWMと表記するのも良くある表現ですが、Most Worshipful Grand Master MasonでMWGMMなんて表現もあります。ブラザーモーツァルトもWolfgang Amadeus Mozartで頭文字でWAMとアヴェ・マリアにも繋がる対称を示しており、そういうシンボリズムはあるのかと思われます。手塚治虫の漫画でもMWムウという米軍の毒ガスにまつわる話なんてのもありました。
Grand Orient de Franceの美術館のシンボルもAMのアヴェ・マリアのシンボルとなっています。
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GODF自体もGodのシンボルを含むのですね。その他ベルギーのチョコレート会社のGODIVAなんて会社もあります。

(追記:ミトラ教について触れるのを忘れていました。また宗教としては二元論の元として知られるマニ教や世界で最初の一神教と二元論を唱えたとも言われるゾロアスター教の神アフラ・マズダーの頭文字もMとされるようです。AMともなるようです。やはり古さでいうと大概オリエントになるのでしょうかね。今日の主要な文明の代表はエジプト、ギリシア、ローマの系譜になるのかと思われますが、やはりグラントリアンの名に認められる通りオリエントが大概の事の起源になっているようです。)
(追記:モーセの律法をMosaic Lawsというそうです。フリーメイスンリーの基本的なシンボルであるモザイク舗床Mosaic pavementも読みようによってはモーセの道、モーセの舗床とも取れるようです。モザイク舗床の意味についてはMasonic Educationにマッキーズエンサイクロペディアを引用してユダヤ教に由来する話が書かれていました。参照してください。)

Mのシンボリズムはフクロウの起源から来る知恵の象徴と共に、ローマカトリックの信仰の象徴でもあるマリア信仰の意味もあり、それらが様々に絡み合ったアルファベットでは複雑なシンボリズムであるかと思われ、まさにイルミナティで象徴されるシンボリズムかと思われます。
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