2013-11-30 03:11 | カテゴリ:スコットランド
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さて色々ややこしい感じになってブログも複雑な感じになっているところだと思いますが、まあこの時期の特有のものかと思われます。フリーメイスンリーもちょうど人事の時期なのですね。

まあちょっとなんだか分からなくなってくるかもしれませんが、本日11月30日はカトリックの定める聖アンデレの祝日という事で、いわゆる3と11のシンボリズムの日という事です。聖アンデレはもちろんスコットランドの守護聖人という事で、ほとんど内容をアップロードできていないフリーメイスンリー歴史学会のアブストラクトもあるわけですが、撮って来た写真としてはもうほぼ学会は終わりに近づいていて、学会二日目の終わりのニュークラブでのガラディナーでの写真です。歴史学会としては翌日の午前の半日の発表で予定は終了してランチで終わりなわけですが、なんと私はジョージホテルでの宿泊日を一日忘れていて、このガラディナーの日でチェックアウトの予定になっていて、ホテルにお土産を買って悠々と帰って来るとなんとも気まずい状況になっていて、かわいいホテルマンの女の子にかわいそうな目で見つめられてなんとか代わりのホテルを取ってもらって、タクシーを手配してもらって移動するというありさまでした。学会主催者の方にも大変ご迷惑をおかけして恐縮でした。まあこういうのがあるのがフリーメイスンリーなんでしょうね。一泊忘れるとは本当にありえないものでしたが、まああるんですね。まあはっきり言ってこういうのが本当に忘れられない思い出になります。

というわけで、かなりエディンバラの中心地の学会出席者という感じのホテルから突然歩いて30分ほどの住宅地の中のアパートの一室のようなホテルに移動して急いで蝶ネクタイをしてエディンバラプリンスィズストリートに面したところにあるガラディナーの場所のニュークラブに移動します。明るいので時間が遅い感じはしませんが、どうもエディンバラというところは飲み屋で騒いでいる人などは道からは見えない場所なので、いったいどんなところにこのニュークラブというのがあるのか全くわかりません。入口は完全に会員制の高級クラブという感じで、インターホンがあるだけの扉だったと思います。予定より30分遅れで着いたのでしたかね。入れないかと思いましたがなんとか入れてくれました。
グーグルアースであったニュークラブの入り口の様子を載せます。
ニュークラブ入り口
この場所に遅刻して入っていくのは勇気がいりますが、予約してあって帰るわけには行かないので学会出席者だと言うと開けてくれました。内部はとても緊張します。ああいうのは好きな人は好きなんでしょうね。
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まあまさにフリーメイスンリーの入会志願者の儀式そのものなわけですが、いわゆるロッジではなく会員制クラブというところでこういう形になったのはなんともフリーメイスンリーの入会儀式そのものな感じかもしれません。実はフリーメイスンリーの歴史学会には学会終了翌日にエディンバラのNo.1ロッジMary's Chapel Lodgeの第二階級の集まりにフリーメイスンが出席して良いという特典があったのですが、さすがに飛行機のチケットがあったのでそれは出来ませんでした。まあそういうのも予定に組める優雅なヨーロッパのフリーメイスンが優先的なシステムになっているのですね。一週間でエディンバラを歩きまわる英語の不自由なアジアのフリーメイスンでは当然やれることの差は歴然としてきます。
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何があるのか分からないので非常口を撮ったのでしょうか。やはり写真がぶれています。
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こういうときのシャンデリアは圧倒的ですね。エジプトの神殿の明かりのようでしょうか。
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クラブの歴代会長の名前でしょうか。どうも1787年に開業したようなのでこの位いるのかもしれません。日本で言うと料亭みたいな感じなんでしょうか。まあそもそもクラブなんで組合に近いかと思いますので料亭みたいなものと根本的に異なるかと思いますが、江戸時代から続く組合なんて言うと関西の経済団体とかでしょうか。まあ名誉なんでしょうが私には分かりません。
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完全に手ブレ写真ですが、恐らく王族か貴族の有力者のメンバーの肖像画だと思います。
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まあ写真を撮ってあるのは良いんですが、なんだか分からないと意味が無いですね。まあ上述のような状況で、写真を撮るだけでも精一杯であったのです。
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有力なフリーメイスンのブラザーなんでしょうね。
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これも分かりませんね。クラブの会則とかでしょうか。
中に入るとすでに30分遅れ位で最初のオードブルが終わっているところだったでしょうか。食事は正直それほどおいしくなかったでしたが、話が最大のご馳走なのだという意味なのだと思います。席は決まっておらずほぼ満席で、空いているところに飛び込んだのですが、正面にイングランド人の独身女性が参加していて驚きました。学会の運営というわけではなくなんだかフリーメイスンの知り合いに誘われて興味本位で参加したような話でした。日本に2週間位滞在して興味があるとかなんだかお見合いのようで困惑しましたが旧約聖書の話なんかをして煙に巻いてしまいました。周りのブラザーに話をして旧約聖書を読んだかどうか聞いたら誰も読んだような話はありませんでした。リチュアルは覚えていて日本のグランドロッジも訪問したというギリシアのブラザーがいたり、イタリアのブラザーはスコットランドグランドロッジで売っていた勿忘草のカフスボタンを見せてくれました。高齢のブラザーはスコティッシュライトの33階級のバッチを誇らしげに付けたりしていました。なんとも面白い雰囲気ではありました。オペラ歌手のような方の独唱でアメイジンググレイスなどを聞いた後に最後は皆で手を繋いでオールドラングザインの合唱でディナーは終わりになりました。その後12時~1時ころまで隣のバーで続きがあったわけですが、私はもうお腹一杯のビックリヘトヘトな感じで、ちょっとシニムロッジのユダヤ人のブラザーに声をかけてもらって一緒にいた若い二人のユダヤ人が日本を訪問した際の感想の話など聞いたりしていましたが、さすがにその後一緒にお酒を飲みながら優雅に人生を変えてしまうかもしれない話をするほどの余力はなく、ちょっとニュークラブの若い従業員には笑われたりしましたがタクシーを呼んでもらってそそくさとその慣れない新しい宿に11時30分ころにはニュークラブを裏口から出て帰らせていただきました。
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これはその時のチョコレートとプレカンファレンスディナーの際のスコッチウィスキーとガラディナーでのスコッチウィスキーです。アザミの花と枝でしょうかね。まあ飲んでる人もいましたが大体持ち帰っていました。まあ完全に記念品で保存用です。こういうのもフリーメイスンリーの貴重な体験だと思いますが、まあ付随的なものではありますが実際はロッジでの通常の会合も同じく、会合後の飲食会での話がメインであったりもしますし、ヨーロッパってのは良いなあというのを実感したというのが感想でしょうか。なんせ時差もほとんどなく、わずか数時間でこれだけの会合や観光や勉強ができる機会がそこらじゅうにあるのですから。これだけの貴重な機会をアジアで催すことはなかなか難しいのが現実だと思われます。
ジョージホテルでの朝食もまた様々なこういうフリーメイスン同士の機会でもあり面白いものがありました。まあとにかくなんだかフリーメイスンリーというのは面白いという事で良いでしょうか。
実際ヨーロッパのフリーメイスンでも旧約聖書はあまり読んでいない、それでもやっぱりキリスト教徒である、リチュアルを記憶はしているがなんともそこにあるユダヤ教や宗教改革の意味の理解はなかなか難しいというのがやはり現実なのですね。私も初めて実際のユダヤ人という方々と話をしましたが、やはり人種的にはヨーロッパの特にスコットランド人などから比べて東洋人に近く、また東洋や日本についても興味がある感じの印象を受けました。いわゆるハザール王国の末裔なのだと思いますが、実際会ってみてそういう実感を強く持ちました。キリスト教徒とユダヤ教徒というのが実際にあれだけ聖書という形で一体になっていても全く異なる存在としてヨーロッパやアメリカに存在し、表裏一体のような関係で、後々にフリーメイスンリーのような形で近代化の原動力となったという、そういう人種というものと文化と宗教が一体となったヨーロッパの一つの伝統的な形が一人のアジア人の前で表現されたような形で、ヨーロッパのフリーメイスンリーというものがどのようなものかという一つの現実を見せ付けられた印象であったかと思います。

皆さん是非日本語で良いですから旧約聖書から新約聖書まで一度通読してみてください。新しい世界がそこにあるかと思います。
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