2013-12-07 21:42 | カテゴリ:横須賀
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあいろいろ横須賀の状況もあってだと思うんですが、空母ジョージ・ワシントンも長い航海訓練から戻ってきて73の艦番号を光らせている状況ですが、私自身色々あってどうやら横須賀から転居する事になりそうなので、早めに恐らく横須賀の最後の話題になりそうなこのブラザーデッカー司令長官の回想録の記事を書き上げることとします。全部で15章あるので残り10章とあとがきと言う事になるかと思います。アメリカの州章も後30以上あるようなのでなかなか長い道のりです。スコットランドのフリーメイスンリー歴史学会の写真は終わりですが、アブストラクトの翻訳は30以上ありそうです。後はアンダーソン憲章は全く進んでいないのと、モラルアンドドグマでしょうかね。

まあ気を取り直してブラザーデッカーの回想録です。
第五章の題名は日本国を繁栄に導くマッカーサーです。

最初の副題はソ連軍の北海道占領を阻止です。基本的にこの章はブラザーマッカーサーを賛美する内容なわけですが、実際ブラザーデッカーの本心がどこにあったかはちょっと不明です。そもそも書き出しで太平洋戦争の途中でアメリカ海軍と陸軍の間で恐らく日本の敗戦後の占領政策を視野に入れてだと思うのですが、ブラザーマッカーサーを中傷するような情報がありそれを信じてしまってかなり基地司令官としてブラザーマッカーサーの指揮下に入る時もやや疑問をもっていたところがあったそうです。恐らく占領後の陸軍と海軍の縄張り争いやそれを意識した文章を読む限り、ブラザーデッカーのブラザーマッカーサーだけを特に陸軍の中で神格化して特別扱いする姿勢はフリーメイスンとしての特別な友愛の精神と共に、この後でてきますがブラザーマッカーサーが33階級保持者でその後恐らくレジオンドヌール勲章と共にスコティッシュライトの大十字章、the Grand Cross of the Court of Honorを受章しているからとも考えられます。まあここでのブラザーデッカーの話はブラザーマッカーサーがソ連の日本統治を拒否したので日本が共産化しなかったという話なのですが、細かく見るとブラザーマッカーサーはソ連の日本統治を拒否したわけではなく、日本に来ても結局ブラザーマッカーサーの傘下に入れるよという通告をした結果ソ連が日本統治に参加しなかったというわけで、これは要するにマルタ会談やヤルタ会談で話がついていてそれ以上の事をソ連がしなかったというだけの話であるかと思われます。
douglas-macarthur.jpgMacArthur, Douglas 2
次の副題はマッカーサーをチャーチルが絶賛です。ブラザーマッカーサーの日本占領での民主化政策を賞讃し、それをブラザーチャーチルが賞讃していた事について触れています。ブラザーペリーの開国の経緯にも重ね合わせて容姿やその公平な態度について触れています。昼寝の習慣についても述べています。知らない人にはシャイでもあったそうです。ブラザーデッカーが直接何度もブラザーマッカーサーとあった際に聞いた日本本土決戦の計画について触れています。まあ言うほど親しいわけではなかったというのが何となくわかります。日本本土上陸作戦はあったのは分かりますが、それ以前の原爆投下と終戦の経過を考えるとそれはまああくまで計画であったという事は分かるかと思いますし、それを実際戦ったブラザーデッカーやブラザーマッカーサーはそれを十分理解していてそういう会話をしているわけで、まあなんともフリーメイスン同士の会話と言う事かと思われます。九州の上陸作戦はうまくいったとしてもなんと九州の火山の噴火で作戦がストップしたであろうという事でした。昭和20年の九州の噴火と言うと桜島の噴火であるようです。上陸予定日は11月1日であったそうです。関東では大規模な戦闘になっていれば被害も相当なものになっていたという事です。ウィキペディアによれば第二次世界大戦史上最大の被害になっていたという事です。まあ実際原爆が無かったらそうなっていたんでしょうね。沖縄戦自体がそういう自体を想定したまた陸軍の活動を見せる場でもあったのでしょうね。実際太平洋戦争自体がミッドウェー海戦の時点でほぼ終結していたという考え方は主流であるかと思われ、また真珠湾攻撃を行った時点で日本の敗戦が決まっていたというのはこのブログで後に解説するブラザークラウゼンの回想録を読むまでもなく、フリーメイスンリーについてある程度知識があれば理解できるかと思われます。まあこういう仮定の可能性のレベルで語り合ってるのが陸海軍のフリーメイスンであったという事でしょうか。
779px-Operation_Downfall_-_Map.jpg
次の副題は昼食会に何度も招かれるです。昼食会でのブラザーマッカーサーの様子です。どうもブラザーデッカーはパーティーでの人の様子を観察したり人を評価するのが得意であるようなので、その延長で仔細にブラザーマッカーサーを観察していた様子が伺えます。ロシア人についてのコメントがありますが、どうもその言葉を取り上げるのは複雑な意図が含まれているようです。ブラザーマッカーサーと国務省のブラザーディーン・アチソンとの間での意見の対立があったことも伺わせます。これは後にブラザートルーマン大統領によるブラザーマッカーサーの罷免にも繋がる伏線であったようです。ブラザーデッカーは日本の降伏前に海軍省で連合国最高司令官が天皇の地位について決定するようにお膳立てする文書を作成していたそうです。この辺りがオランダからの家系であったブラザーデッカーのポジションなのかもしれません。飛行機事故で死亡したブラザージョージ・アッチソンがブラザーマッカーサー元帥の政治顧問で対日理事会の議長を務める手はずになっていたという事です。どうもわざわざ強調しているところを見るとこのブラザージョージ・アッチソンの事故にブラザートルーマンとブラザーディーン・アチソンが関係している事を暗示しているようです。
Old-Soldier-Looks-Back_sm.jpgDoug3.jpghirohito1.jpg
マッカーサーにフランスの大十字章(エドウィーナに交代)とあります。なぜここでエドウィーナに交代なのかというところですが、恐らくブラザーマッカーサーがレジオンドヌール大十字章を受章したという事で、同時にスコティッシュライトの大十字章も共に受章したなど推測され、色々とその辺りにこだわりのあったブラザーデッカーは書くことを控えたのかもしれません。授与を行ったのが12月14日と言う事で実はこの日も重要な日なのですが、後でブログの記事として書くこととします。ペシコフ将軍が授与したそうですが、恐らくペシコフ将軍もスコティッシュライトの33階級なのだと思われます。このブラザーペシコフも検索するとどうもすごい経歴の方でそもそも帝政ロシアでユダヤ人として生まれ、ボルシェビキの中心人物でニコライ二世の処刑を指導した軍事革命委員会に参加して指導し、その後国家元首にあたる全ロシア中央執行委員会議長に選出されたヤーコフ・スヴェルドロフの兄だそうで、ロシアの作家のマクシム・ゴーリーキーと家族ぐるみで親しく、ロシアでユダヤ人に対する制限が強まった際に東方正教会に改宗して改名し、カナダに移住してその後フランス軍に志願して第一次世界大戦で右手を失い、その後フランスの大使として世界中を周り、第二次世界大戦中は自由フランス軍の一員として活動し、駐日大使となってからは戦後の台湾の蒋介石との交渉を行ったりしたそうです。グラントリアンの超大物と言う感じでしょうか。パリの東方正教会のロシア人墓地に葬られているそうです。右手を失っているなどまさにロスト・シンボルと同じ見えざる神の手のシンボリズムを体現したようなブラザーであったようです。横須賀の聖ヨゼフ病院を設立したブルトン司教に勲章を授与していたのもこのブラザーペシコフであったと思われ、その後ブルトン司教が癌で亡くなったりしたのも繋がる事かと思われます。まあなかなかこの辺りはすごいですね。ブラザーペシコフの子孫の方が作ったブログがありました。結局ブラザーレーニンもブラザーヤーコフ・スヴェルドロフもブラザーペシコフもブラザーゴーリキーもブラザーマーク・トウェインもフリーメイスンやユダヤ系と言う事で繋がっているのですね。
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真中がブラザーペシコフでジノビーと言ったそうです。左がブラザーゴーリキーです。
zinovy_gorky_lenin_playingchess1908[1] (2)
これは合成写真のようです。上記のブログにあったものなのですが、後ろのブラザーペシコフが合成だそうです。ブラザーペシコフとブラザーレーニンとが一緒に写った写真は無いようですが、まあ繋がりはあったのでしょうね。
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これはブラザーペシコフの写真です。
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ブラザーレーニンと、ブラザーヤーコフ・スヴェルドロフとブラザートロツキーの写真です。合成ではなさそうです。
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ブラザーペシコフとブラザーゴーリキーとブラザーマーク・トウェインの写真です。
ZinoviPechkoff.jpgzinovi pechkoff ambassador
ブラザーペシコフの写真です。いかにもスコティッシュライト32階級の帽子のようですが、どうも当時の自由フランス国の制帽であるようです。まあ恐らくスコティッシュライト33階級なんでしょうね。右もブラザーペシコフの最後に残った写真だそうです。
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スコティッシュライトの大十字章とレジオンドヌール勲章の大十字章です。まあ御存じのとおりどちらも似たようなものであるという事です。
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