2013-12-14 10:26 | カテゴリ:東京
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
先日の東京シンフォニアのコンサートについてです。
パンフレットの内容を転載します。

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-93)ウラル地方に鉱山技師を父として生れる。12歳でサンクトペテルブルクの法律学校へ入学し、19歳で卒業すると法務省官吏となった。2年後にアントン・ルビンシテインがサンクトペテルブルクに音楽学校を設立し、当時21歳のチャイコフスキーは仕事を辞めて作曲の勉強の道に入った。25歳で銀賞を受賞して卒業。ほどなくアントンの弟、ニコライ・ルビンシテインがモスクワ音楽院を設立し、チャイコフスキーを和声の教授に任命した。

序曲 ハ短調

チャイコフスキーは、この曲を習作として作り、サンクトペテルブルク音楽院の卒業後まもなくスコアを作成した。しかし、厳しい師であるアントン・ルビンシテインには受け入れられなかった。チャイコフスキーは生涯を通じて多くのうつ病期を経験しているが、それも手伝ってか、手書きの楽譜には「胸の悪くなるような駄作」と走り書きされ、この作品は見捨てられた。死後にスケッチが出版されたが、生前に演奏されることはなかった。

チェロ協奏曲 ロ短調

チャイコフスキーはチェロの豊かな音色を使った作品をいくつか作曲したが、協奏曲を残すことなくこの世を去った。1893年、第6交響曲完成も間近な時に、同じロ短調でチェロ協奏曲の構想を始めた。「悲愴」のフィナーレの草稿の裏に、協奏曲の60小節以上の下書きが書き残されている。チャイコフスキーは、協奏曲作曲の依頼をしたチェロ奏者アナトリー・ブランデュコフをクリンの自宅に招き、それから1か月も経たないうちにサンクトペテルブルクで自作の「悲愴」の初演を指揮し、その9日後にはこの世を去った。
2006年に、チェロ奏者/作曲家のユーリ・レオノヴィッチは、音楽学者ブレット・ラングストンと協力して、チャイコフスキーが残した音楽的材料をもとにチェロ協奏曲を完成させた。基本となった材料は、協奏曲の下書き、スケッチブックからみつかったチェロソナタの主題、50のロシア民謡から「ワインセラー」、「悲愴」作曲の前にうつ状態になったチャイコフスキーによって捨て去られた交響曲変ホ長調からのアンダンテとフィナーレである。

弦楽のための交響曲 ト長調 作品55より

1884年、44歳までにチャイコフスキーは、交響曲4曲、オーケストラ組曲2曲を作曲した。組曲ト長調はもともと、最終楽章に主題と変奏を伴った交響曲になるはずだった。しかし、最後に作曲した主題と変奏の楽章が、他の3つの楽章を合計するほど長大になったため、組曲と呼ばれた。曲の一体性は交響曲的であり、曲調は他の2つの組曲より重みがある。チャイコフスキーは、「本来は交響曲を作曲しようとしたのだが、題名は重要でない。」と作曲家のタネーエフに語った。好評だった組曲の初演後には、パトロンのメック夫人宛てに記している。「こんな勝利感を味わったことはありません。芸術家としてもっとも輝かしい瞬間に感謝します。生きて働く甲斐があります。」

感想:三番目の組曲3番が以前にこのブログでも紹介した、パーフェクトアシュラーを磨く構成のスケルツォを含むト長調G majorという3とGのフリーメイスンリーのシンボリズムを含む曲であり、これをブラザーライカーが指揮するのかと思っていましたが、指導している指揮者の卵の方に指揮させていたのでちょっと肩すかしな感じでしたが、その前2曲の内容が素晴らしくブラザーチャイコフスキーがさらに好きになったのでこの様な記事としました。コンサートのパンフレットの内容をそのまま転載しているので著作権の問題があれば削除しますので連絡ください。王子ホールは音響も良いのですが徐々に毎回満席状態となってきているので、休憩時や演奏会終了後のシャンパンが振る舞われる際がラッシュアワーのようですが内容は非常に充実していると思われます。

そんなわけで毎回会場である銀座周辺をちょっと回ったのでその辺りのシンボリズムの紹介です。
まあ地名もGINZA、YURAKUCHOとこのブログでも何度も解説してきたものでもありますが、駅も東銀座、会場の王子ホールも三越の横とそれなりにシンボリズムが認められるかと思います。王子製紙も色々と話題を提供していますがどうなのでしょうか。
さてそれで写真はいわゆるイルミナティカードなどでも有名な銀座和光の時計塔です。
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この壁面装飾の部分ですが、明らかに一つはフリーメイスンリーのシンボルがありました。
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まあ時計屋さんなので当然砂時計があっておかしくないわけですが、こういうシンボリズムになると特にフリーメイスンリーを意識したものとなります。製薬会社だとかつてのメルク、現在のMSDのシンボルが同じ形でしょうか。
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これはちょっと詳しく分かりませんが、歯車と時計の部品の一部ではないでしょうか。恐らくロータリークラブの会員なんだと思われます。仏教の法輪にも繋がりますからね。
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これはヘルメスの杖でしょうかね。ケーリュケイオンというそうです。一橋大学の校章にもなっているので、その関連なのではないでしょうか。マーキュリーの象徴でもあり錬金術の意味にもなります。
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これは反対側の三越の入り口のライオンです。狛犬の意味なんでしょうが、スフィンクスに源流があり、日銀本店にも認められます。英王室の象徴とかライオンズクラブの意味でしょうか。恐らくライオンズクラブの会員なんでしょうね。
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三越店内の壁画です。このブログの影響でしょうか。最近書き換えたのだと思われます。まあフリーメイスンに対する印象のようなものも表されているのでしょうね。まさに偏見と真実ですが、日本の中心地東京銀座もパリのシャンゼリゼ通りのようにフリーメイスンリーのシンボルが街を彩るようになるかもしれません。

次回東京シンフォニアコンサートはモーツァルトバースデーコンサートです。まあなかなかどんな感じでしょうか。チャイコフスキーのウィキペディアの項目をリンクしておきます。
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