2012-02-27 09:58 | カテゴリ:全国の市章
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
さてそろそろもうさすがに疲れてきたころだと思いますが、市章の話はシンボリズムとして極めて興味深いので飽きるまで続けようかと思います。大事なのはフリーメイスンリーはシンボルに込めた意味や理念が大事なのであって、安易に商業目的や表面上だけの使い方をすると痛い目にあうということでしょうか。

今回は全国の市章でGの形が文様状に入っているものを紹介します。

五島市 長崎五島列島ですね。Gの形を作っているそうです。キリシタンが多かったのですね。

下呂市 岐阜県下呂温泉ですね。やはりGの頭文字を使っているそうです。

久慈市 岩手です。KをモチーフとしているようですがなぜかGがはっきりと見えます。KとかSはデザイン的によくつかわれていますが、これらのフリーメイスンリー的な意味はよくわかりません。

さぬき市 香川です。Sを形作っているそうですが、やはり部分でGに見えます。中心の円でAll Seeing Eyeともかかっているようです。

静岡市 旧清水市と旧静岡市の合併で生まれたようです。SをモチーフとしていますがやはりGの形を認めます。富士山を模しているようです。陰陽の対比やブルーの使用もシンボルになるものと思われます。

下松市 山口ですね。下を変形したそうですがGにしか見えません。

戸田市 埼玉の東京と接する所です。内部に十字も認めます。All Seeing Eyeともかぶってそうです。ほぼきれいなGになっています。

横手市 秋田ですね。最近横手焼そばで有名でしょうか。ちょっと変形ですがきれいにGが入っています。3色もあるようです。

つくば市 茨城の筑波大のあるところですね。All Seeing Eyeにはちょっと見えないようです。シンプルなGの組み合わせでしょうか。

瑞浪市 岐阜ですね。文様で三つの巴を重ねた外側二つがGでしょうか。

小美玉市 茨城の航空自衛隊や空港があるところだそうです。後でいくつか出すかもしれませんが波の形のようなボートレースのシンボルマークのようなものがあります。フリーメイスンリーではGloryといういわゆる後光のデザインになるかと思います。特にこれがあるからシンボルと言うことにはなりませんが関連はあるかと思います。GやAll Seeing Eyeの周囲や下側に認める光線のデザインです。この市章ではGを構成している事になるかと思います。

青森県 県章なので市章ではありませんが、これがGと言うと驚かれるかもしれませんが、転倒したGで良いと思います。青森には三沢基地があり、青森ロッジがあります。

石狩市 北海道ですね。素朴な感じのGです。

村山市 山形ですね。バラ公園があるようです。ピラミッドとAll Seeing Eyeもかかっているようです。

能代市 秋田ですね。かなりきれいにGの形をしています。All Seeing Eyeや月と太陽とも微妙に近いですがいまいちです。

朝倉市 九州福岡ですね。ピラミッドともかかっています。かなりきれいなGです。

伊佐市 鹿児島です。菱刈鉱山があるようです。お米じゃなくて金でしょうか?素朴な感じのGであまり迷いを感じません。

常総市 茨木ですね。ブラジル移民の方が多いようです。横棒のGに近いです。

南相馬市 福島被災地ですね。3色と転倒したGです。

熊野市 三重ですね。転倒したGですがやや部分的です。

佐渡市 佐渡島です。デザイン的なかんじのGです。やはりSをモチーフとしているようです。

佐野市 栃木です。やはりSをモチーフとしています。Gは微妙でしょうか。All Seeing Eyeもあるようです。

日高市 埼玉のようです。反転したGです。ピラミッドとも若干かかっているようです。

北名古屋市 NAGOYAのGのようですがきれいに入っています。

こうして列挙してある一定の傾向がつかめてきたでしょうか。一番大事なのはその目で見るという事に尽きるかと思います。総勢800弱の市章があるようですが、ざっと見たところ700以上のものに何らかのシンボルを認められるかと思います。Gの形だけで300位はあるようです。計算すると5-6割と言う所でしょうか。いずれにしても当初想像したよりもはるかに莫大に市章にフリーメイスンリーのシンボルは認められるかと思います。シンボルの知識があると何かの時に役に立つかもしれませんし、その勉強をすることは必ず新しい智恵となる事だと思います。

次回はデザイン型、文様型の反転したGをやります。今日の日高市もむしろそっち寄りでしたね。


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