2014-04-21 21:02 | カテゴリ:本について
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあ随分勢いの衰えたブログになったわけですが、一応勉強の成果ではないですが、ブラザーダン・ブラウンのダ・ヴィンチ・コード以前の著作を二作読んだので感想というかあらすじというか、まあ感想を書いて記事としようかと思います。


パズル・パレス 上 (角川文庫)パズル・パレス 上 (角川文庫)
(2009/03/25)
ダン・ブラウン

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パズル・パレス 下 (角川文庫)パズル・パレス 下 (角川文庫)
(2009/03/25)
ダン・ブラウン

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まずパズル・パレスについてですが、このブログでも1776年というイルミナティとアメリカ独立の関係について考察した記事で触れたのですが、まあ実際読んでみてNSAとかECHELONというものについて具体的に知識やイメージが具体的になったかというとそういう事はなく、現代のスノーデン氏の暴露話の方が具体性がある時代ですので、なんとも最後のキーワードである「3」がパスワードであるという事以外に印象に残らない、いかにもなシンボリズムの話でありました。

で、それだけという感想をお持ちかもしれませんが、まあこのブログのテーマでもある読書を促す内容という事でそれだけという事にします。


天使と悪魔 文庫 上・中・下巻 完結セット (角川文庫)天使と悪魔 文庫 上・中・下巻 完結セット (角川文庫)
(2003)
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で、天使と悪魔なんですが、これについては私は当時に公開されていた映画を見た記憶があり、最後のどんでん返し的な展開は一部覚えてはいたのですが、イルミナティの解説やストーリーそのものは荒唐無稽な話で、要はヨハネ・パウロ1世の在位33日での不審死とその後のP2事件に絡んだフリーメイスンリーとカトリックの結成以来の対立関係と因縁を解説する部分が最も重要で、後はやはり宗教と科学という現代社会を象徴する二律背反の命題を、フリーメイスンリーのシンボルのGのGodとGeometryを合わせたシンボルを裏に含意しつつラングドンシリーズの第一弾としてそののちのスコットランドのロスリン礼拝堂に繋がる第二弾のダ・ヴィンチ・コードと、ワシントン記念塔で終わる第三弾のロスト・シンボルで完結する形のいわゆるフリーメイスンリー関連のテーマを記したものになるのだと考えられました。そういう意味では第四弾のインフェルノは再びカトリックやイタリアをテーマとして、それらの三部のシリーズの余韻というか付け足しという感じになるのだと思いますが、ご本人はどう考えているのかはちょっと分かりませんが、フリーメイスンリーの情報提供という点においてはそういう形は明確なんだと思われます。

明らかにフリーメイスンリー関連としてはダ・ヴィンチ・コードやロスト・シンボルの内容に比べると、創作やストーリーとして面白いが事実とはかけ離れた内容が多いものではあり、また知識が不十分な状態で読むにはロスト・シンボルを最初に読むのが間違いが少なく、ダ・ヴィンチ・コードは色々なフリーメイスンリー関連の知識があって読むとそれぞれの建築などの意味が分かり、この天使と悪魔に関してはカトリックとフリーメイスンリーというかなりフリーメイスンリーの中でも高度な問題を扱ったテーマに逆になっているという所で、話としては楽しめても実際には結構難しいというところがあるのがまたフリーメイスンリーの実際というところなのだと思われます。まあ、いずれにしてもフリーメイスンリーに興味のある人にとっては必読の書に近いブラザーダン・ブラウンのシリーズではありますが、読んでもなかなかどの部分が本質でどの部分が例えや創作の部分であるかという線引きが難しい事は確かであり、かといって知識をもってから読んでもそれほど楽しめるベスト・セラーの本ではないという事で、お勧めなのは今後の新作をフォローしていくのがまあ普通なのかなというところなのかもしれません。

まあ全体として見て、このブログであえて取り上げるほどのフリーメイスンリー関連の本というほどではないわけですが、その影響力や、その後のロスト・シンボルへの繋がりを考えると取り上げないわけにはいかない本という所で、まあ読んでいない方はぜひ読んだ方が良いという所なわけですが、新しいことが分かるかというとそこまでの話ではないという所で、このブログとしては対日情報工作に携わったブラザードン・ブラウンについての記事に繋がるという所なのだと思われます。

もう一作残ったデセプション・ポイントをいつか読んでまた記事として行こうかと思いますが、まあこんな感じで明らかに横須賀の時とは密度が違うこのブログの感じになるのだと思いますが、場所が違えばブログも変わるという事でこんな感じで書き足していこうかと思っています。
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