2014-09-27 11:22 | カテゴリ:バラ
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあ本当はピースじゃなくつるピースなんですけどね。
ピースはヴェルニー公園でも最も目立つ所に3つの花壇で植えられていて、ウィキペディアのブラザー鳩山一郎の項目でも語られている位、日本ではロータリークラブやライオンズクラブを中心として「ピース」=フリーメイスンリーの象徴、といった扱いになっていますが、実はヨーロッパでのこの薔薇の名前は異なり作出地のフランスでは「マダム・アントワーヌ・メイヤン」、ドイツでは「グロリア・デイ」、イタリアでは「ジョイア」というそうでなかなか複雑です。作出の経緯がフランスでのバラ最大手のメイアン社の創業2代目のフランソワ・メイアンが戦時中のフランスで1937年に作出し、戦乱の中で失われたものがなぜかアメリカで保存されていたという経緯だそうで、まさにそういう経緯を考えると上述の名前がヨーロッパ各国で異なることなども含めて、第二次世界大戦とバラという象徴とフリーメイスンリーというものをすべて含んだ、このシリーズ最初に取り上げたバラ「モーツァルト」と対照をなす、フリーメイスンリーの象徴としてふさわしいバラという事は間違いないのかと思われます。
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まあ何度も言うとおりバラ=フリーメイスンリーの象徴なわけで、作出の経緯からいっても、「ピース」=アメリカフリーメイスンリーの象徴というところがあるのではないかと思いますが、いずれにしてもメイアン社のその後のバラ殿堂入りしたつるバラのピエール・ド・ロンサールなども日本ではつるバラといえばこれというほど普及していますし、フランスのボルドーワインのように、現代バラといえば日本ではピースというのが一つあるようです。
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さてまあフリーメイスンリーの象徴としてあまりに単純な構図になってしまうとあまり解説がいらない所で、もちろん実際育ててみても耐病性や花の美しさ、成長の速さなども全く問題のない、育てやすいというよりも、成長が速すぎて若干違和感を感じるほどであるようですが、それほど遜色のない殿堂入りのバラなわけですが、それだけだと話が単純になりすぎるので、メイアン社の販売の日本での代理店ともなっている京成バラ園の初代研究所所長に関わるピースとの逸話がネットにありましたのでその話を転載します。

1948年、鈴木省三等の尽力で「バラ展」が銀座資生堂パーラーで開催された、戦後わずか3年のことである。それに感銘を受けたGHQ将校カーマン氏が帰国後、翌年の日本貿易博覧会のバラ展に出品するよう、ピースを二十数本鈴木省三に宛て航空便で送ってくれた。これを見た鈴木省三他関係者は仰天したという。こんな大輪のバラは、それまで日本に存在しなかったからだ。切りバラの苗木が日本に空輸されたのも、これが始めてだった。戦前のバラの葉は艶が無かったが、ピースの特徴が照り葉であり、その斬新さと作りやすさで、爆発的な人気となった。

もう少し膨らんだ話がこちらにもありましたのでリンクしておきます。いずれも原典がどこなのか分かりづらい所ですが、バラ「ピース」の逸話としてもっともらしい所なのだと思われます。GHQ将校カーマン氏というのも恐らくフリーメイスンという設定になるのでしょうが、まあなかなか実話なのかどうなのかという所ですが、日本のバラの原点としてはこういう所ではないかと思われます。ヨーロッパの薔薇十字団やバラ戦争、ブラザージョセフィーヌの逸話とは本質的に異なるわけですが、それがまた日本のフリーメイスンリーの本質ともいえるものかと思われます。

京成バラ園には私はまだ行った事は無いのですが、関東でのバラ園の最大で最も歴史の古いものになるようで、こうしたことが日本の遊園地としての東京ディズニーランドの発展にも繋がる所もあるのかもしれません。千葉県という場所柄はまた日蓮の生誕地であったり、ブラザー林董の生誕地でもありますが、成田国際空港があり、成田山新勝寺がある場所でもありますが、なかなか八千代市という地名と共にフリーメイスンリーの実際としては未だかつてロッジが存在したことはなく、今後が待ち望まれる所なのかもしれません。バラ園については私が訪問した湯河原近辺と神奈川県のバラ園についてはいずれ触れようかと思います。

さてまあフリーメイスンリーの日本の実際に近づくとなかなか心弾むというわけにはなかなかいかないのが実際ではありますが、そうしたフリーメイスンリーの理想と実際を結ぶ存在であるのが古今のバラ愛好者をひきつけてきたバラであるかと思われ、そういう現実を踏まえてさらにこのシリーズをすすめていこうかと思います。

(追記:peace roseで検索すると出てくる英語版ウィキペディアのページおよび、バラの解説ページを参照してください。ほぼ上記の日本語のホームページと同じ内容が得られるかと思います。実際にはフランス語で検索しないとさらに詳しい情報は得られないのだと思われます。まあそれが実際のフリーメイスンリーでもあります。)
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