2014-12-30 12:41 | カテゴリ:キリスト教
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー

フリーメーソン カルトかクリスチャンか?歴史と聖書による分析フリーメーソン カルトかクリスチャンか?歴史と聖書による分析
(2013/12/18)
スティーブ ツカラス

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Kindle版の本で小冊子なので値段の割に内容は薄いのですが、いわゆる教会で配るような冊子の形なので非常にまとまっていて読みやすく、しかもそれに関して日本では珍しく邦訳されている内容なので、いわゆるキリスト教圏の特にプロテスタントが中心のアメリカでのフリーメイスンリー事情、特に日本では横須賀などでもそうでしたがフリーメイスンリー=キリスト教という考えや、カトリック>フリーメイスンリーといった考え方が当然と思われてしまうような所において、フリーメイスンリーがどの様に見られているかというのを明らかにするのに良くまとまった本だと思われます。
著者はフリーメイスンリーが明確にキリストを神とあがめないのでキリスト教ではない神を信じる宗教であり、非キリスト教のカルトであると断定しています。またフリーメイスンリーは宗教であり、クリスチャンはフリーメイスンとなるべきではないと説得していますが、ほとんどのフリーメイスンはそれに対してフリーメイスンリーに忠誠を誓うとありました。
まさにカトリック対フリーメイスンリーの対立の歴史、特にフリーメイスンリーのフランス革命とその後のカトリック否認の歴史を彷彿とさせる内容であるかと思われます。日本のようにキリスト教の教えって何?とか、聖書の内容って何?とか、フリーメイスンリーの儀式とか教えって何?という所であってもそれらについて具体的に分かりやすく書かれた内容となっており、訳者の方が元NTTの研究所勤務の元大学教授であったクリスチャンの方であるという所もポイントかと思われます。このブログでも触れましたがNTTデータなどがバチカン図書館のデータベース化の作業を行っているなども様々に影響しているもようです。IT革命もそれ自体がシンボリズムに彩られたカトリックとフリーメイスンリーを繋ぐ、フリーメイスンリーの理想の具体化でもあり、以前に挙げた横浜ロッジの本やその他のフリーメイスンリーの本も電子図書化されているところも合わせて、こういう内容の冊子が日本語で電子図書で読めるというのもまさにIT革命の嚆矢であるかと思われます。

フリーメイスンリーがキリスト教やユダヤ教の教えや歴史と切り離せないものであり、またそれらの歴史から目に見える形で生まれたものでありながら、それ以前から存在するものという普遍性を持ち、宗教的でありながら、宗教ではなく、理性に基づいた人間性の向上を図る仕組み、教育法、そういう生き方、法則、科学の土台となる考え方、そういう多種多様に表現されるものであることを、逆説的に示しているのがまたこういうキリスト教の信仰に基づいた自由の国の冊子ではないかと、あらためて思わされる小冊子でありました。
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