2015-04-18 20:10 | カテゴリ:その他 雑記
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
アクセスすればすぐわかるわけですが、以前に他の4つのサイトにこのブログのコピーを置いた時のように、ブログのインターネットの構成が変わって、ドメインを取得してわざわざfreemasonry.jpのインターネットのアドレスとしました。まあもう少しアクセスが増えると、フリーメイスンリーも秘密結社といわれることが日本でもなくなってくるかもしれません。

ところで秘密結社という言葉は、Secret Societyの訳なわけですが、どうもこれはSecret of Society、社会、人間集団、共同体の秘密の意味を含んだSecret Societyの直訳による誤訳になるのではないかと思います。集合知としての社会はいつどの時代においても個人の知を必ず越えて存在するわけで、そういう意味では社会の秘密というのは個人の無知、どれだけ勉強してもすべてを知りうるのは神としての存在だけであり、それはまさに無知の知であるわけですが、無知とはすなわち個人にとっての秘密であり、個人が知りえない部分というのが常に秘密とされるのだと思います。常に学ぶ、勉強して必要な知識を更新するということがよりよく生きるために重要なことであり、それがまさにフリーメイスンリーの求める人としての高みであり、進歩主義、啓蒙なのであるかと思われます。
社会には常に秘密、個人が知らないことがあり、それは個人の内面や個人そのものにもあるわけですが、個人は常に学習してそれを知らなければならないということで、そのためにまさにフリーメイスンリーの役割があり、フリーメイスンリーそのものにいわゆる個人が想像するような秘密が存在することはないということが実はSecret Societyという言葉に含まれているということなのだと思います。
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でじゃあSecret Societyをどう訳したらもっとも適切なのかということになるわけですが、秘密の社会でしょうか。あなたの知らない世界、それがまさにフリーメイスンリーなんでしょうね。知らないこと、それはすなわちフロンティアであり好奇心を刺激する世界であり、八正道でいうところの正見にもつながるのかと思われます。

まあそういうわけで日本でもフリーメイスンリーが普及すると世の中が進歩するとそういうわけになるようです。
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