2016-01-28 21:28 | カテゴリ:シンボリズム
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
どうもとっても卑近な話題になりそうな内容ですが、以前は市章やテレビのCMなんかで、そういう話題をテーマにしたブログであったわけで、アメリカの州章とか、アンダーソン憲章なんて遠い話題は色々外国を回ってそれを内容としてからであったわけです。

それできっかけとなったのは最近のこの表紙でした。
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ブラザーベートーヴェンのお墓のオベリスクですね。作家は和田誠さんという方でかなり有名で創刊以来書かれているそうです。第9の季節という事なのでしょうが、まあオベリスクを象徴的に書くのは日本では珍しいのではないでしょうか。内容については読んでいないのでわかりません。

それで過去に遡ってバックナンバーのわかる範囲で検索してみてみると、イラストが表紙の週刊新潮と週刊文春の二誌で見ると多少傾向があることが分かりました。
まず週刊文春は風見鶏としてなどの鶏が多くあります。
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これは最近に顕著なんでしょうかね。シンボルとして意識している可能性があるでしょうか。
対して週刊新潮は創価学会との関連などもあり、バラ、特に青バラが象徴的です。そしてバラと前後してここではあげませんが蓮の花を出すことが決まりのようにあるので、これもまた仏教のシンボルとして意識しているようです。
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作者の成瀬政博さんという方はイラストレーターの横尾忠則さんの弟さんだそうで、長野で美術館を開いているそうです。
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バナナムーンという名前もそうなんですが、まあ普遍的なイラストのデザインという事になるのかと思いますが、まあフリーメイスンリーのシンボルを数多く認めるデザインとなっています。
虹のデザインもやや週刊新潮で多いですが、両誌で認めるデザインです。
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月のシンボルも両誌で認めますが、やはり美術館の名前にもあり、半月や三日月を週刊新潮で認めるようです。
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週刊新潮ではさらにヤコブの梯子の天に向かって上る梯子のデザインがよくあります。
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さらに白黒、格子模様のデザインも週刊新潮で認めます。
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ブラザールネ・マグリットの影響もあるようで、そういうところからのシンボリズムの影響があるようです。
両誌ともやはりフクロウ、灯台のシンボリズムを認めます。
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その他変わったところではブラザーダヴィッドのレカミエ夫人を思わせる構図やポピーの花などもあります。
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週刊文春では建物のシリーズや星座のシリーズがあります。また最初に挙げたブラザーベートーヴェンに対応した音楽家のブラザーヴェルディの胸像などもあります。
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そのまんまというところではフランスの地図というのもあります。
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最近ですが三角形の時計にスフィンクスに飛翔するハヤブサの神のホルスというデザインもありました。
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またちょっと変わったところでは牛のデザインに鐘というものと、マイセンを思わせる陶器の像というものもあります。
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どれも作者の意図を書いた表紙絵のコラムを読んだわけでもないので、いずれもフリーメイスンリーのシンボルとして描いたとは書いていないでしょうが、まあ三角形の時計などは明らかに意識しているものでしょうし、その他のものもある程度シンボルの認識をして書いているのではないかと思われます。

いずれにしてもこれだけ多数のシンボリズムを認めるようになると、内容との関係はわかりませんが、フリーメイスンリーを意識した表紙のデザインがあるのではないかと思われ、なかなか週刊誌というものも見過ごせない存在になるのではないでしょうか。
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