2013-02-17 12:27 | カテゴリ:シンボリズム
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
日付に関するエトセトラ昭和11年という時代でも以前に触れたように日付に関するシンボリズムはフリーメイスンリーに特徴的なものですが、果たしてそれが多くのフリーメイスンに共通のものなのか、それともそれらの中にさらに何か法則があるのかというところが気になるところかと思います。まあ自分のブログを引用するようになるとブログ的にも終わりかなという気がしないでもないですが、もともと研究志向の人間なので何か確実な真実と思われる事があればそれをさらに何度も確かめなくては気が済まないというのが性格なのかもしれません。フリーメイスンリーでいえばやすりで磨き上げる作業といったところでしょうか。

というわけでテーマを立てましたのでとりあえずウィキペディアで挙げられている著名なフリーメイスンについて誕生日と忌日を挙げ、さらにその他の著名なフリーメイスンと関連する人について誕生日と忌日を挙げて比較検討していこうかと思います。

日本

西周      文政12年2月3日(1829年3月7日)-明治30年1月31日(1897年)
津田真道    1829年7月25日(文政12年6月25日)-1903年(明治36年)9月3日
林董      1850年4月11日(嘉永3年2月29日)-1913年(大正2年)7月20日
高橋龍太郎   1875年7月15日-1967年12月22日
河井彌八    1877年10月24日-1960年7月21日
佐藤尚武    1882年(明治15年)10月30日-1971年(昭和46年)12月18日
鳩山一郎    1883年(明治16年)1月1日-1959年(昭和34年)3月7日
加納久朗    明治19年(1886年)8月1日-昭和38年(1963年)2月21日
星島二郎    明治20年(1887年)11月6日-昭和55年(1980年)1月3日
東久邇宮稔彦王 1887年(明治20年)12月3日-1990年(平成2年)1月20日
三島通陽    1897年(明治30年)1月1日-1965年(昭和40年)4月20日
村山有     1905年12月24日-1968年12月31日
沢田教一    1936年2月22日-1970年10月28日
松平恒雄    1877年(明治10年)4月17日-1949年(昭和24年)11月14日

伊藤博文  天保12年9月2日(1841年10月16日)-明治42年(1909年)10月26日
西郷隆盛  文政10年(1828年1月23日)-明治10年(1877年)9月24日
木戸孝允  天保4年6月26日(1833年8月11日)-明治10年(1877年)5月26日
大久保利通 文政13年8月10日(1830年9月26日)-明治11年(1878年)5月14日
坂本龍馬  天保6年11月15日(1836年1月3日)-慶応3年11月15日(1867年12月10日)
高杉晋作  天保10年8月20日(1839年9月27日)-慶應3年4月14日(1867年5月17日)
勝海舟   文政6年1月30日(1823年3月12日-明治32年(1899年)1月21日
小栗忠順  文政10年6月23日(1827年7月16日)-慶応4年閏4月6日(1868年5月27日)
徳川慶喜  天保8年9月29日(1837年10月28日)-大正2年(1913年)11月22日
徳川家茂  弘化3年閏5月24日(1846年7月17日)-慶応2年7月20日(1866年8月29日)
福沢諭吉  天保5年12月12日(1835年1月10日)-明治34年(1901年)2月3日
大隈重信  天保9年2月16日(1838年3月11日)-大正11年(1922年)1月10日
黒田清隆  天保11年10月16日(1840年11月9日)-明治33年(1900年)8月23日
榎本武揚  天保7年8月25日(1836年10月5日)-明治41年(1908年)10月26日
武田斐三郎 文政10年9月15日(1827年11月4日)-明治13年(1880年)1月28日
中岡慎太郎 天保9年4月13日(1838年5月6日)-慶応3年11月17日(1867年12月12日)
後藤象二郎 天保9年3月19日(1838年4月13日)-明治30年(1897年)8月4日
板垣退助  天保8年4月17日(1837年5月21日)-1919年(大正8年)7月16日
尾崎行雄  安政5年11月20日(1858年12月24日)-1954年(昭和29年)10月6日
後藤新平  安政4年6月4日(1857年7月24日)-昭和4年(1929年)4月13日
夏目漱石  1867年2月9日(慶応3年1月5日)-1916年(大正5年)12月9日
森鴎外   1862年2月17日(文久2年1月19日)–1922年(大正11年)7月9日
芥川龍之介 1892年(明治25年)3月1日-1927年(昭和2年)7月24日
正岡子規  1867年10月14日(慶応3年9月17日)-1902年(明治35年)9月19日
中江兆民  1847年12月8日(弘化4年11月1日)-1901年(明治34年)12月13日
頭山満   安政2年4月12日(1855年5月27日)-昭和19年(1944年)10月5日
徳富蘇峰  文久3年1月25日(1863年3月14日)-昭和32年(1957年)11月2日
徳富蘆花  明治元年10月25日(1868年12月8日)-昭和2年(1927年)9月18日
島崎藤村  1872年3月25日(明治5年2月17日)-1943年(昭和18年)8月22日
有島武郎  1878年(明治11年)3月4日 -1923年(大正12年)6月9日
吉野作造  1878年(明治11年)1月29日-1933年(昭和8年)3月18日
西郷従道  天保14年5月4日(1843年6月1日)-明治35年(1902年)7月18日
大山巌   天保13年10月10日(1842年11月12日)-大正5年(1916年)12月10日
東郷平八郎 弘化4年12月22日(1848年1月27日)-昭和9年(1934年)5月30日
山本権兵衛 1852年11月26日(嘉永5年10月15日)-1933年(昭和8年)12月8日
山縣有朋  天保9年閏4月22日(1838年6月14日)-大正11年(1922年)2月1日
乃木希典  嘉永2年11月11日(1849年12月25日)-大正元年(1912年)9月13日
石原莞爾  明治22年(1889年)1月18日 (戸籍の上では17日)-昭和24年(1949年)8月15日
東條英機  1884年(明治17年)7月30日(戸籍上は12月30日)-1948年(昭和23年)12月23日
辻政信   1902年10月11日 - 1961年に行方不明
甘粕正彦  1891年(明治24年)1月26日-1945年(昭和20年)8月20日
重光葵   1887年(明治20年)7月29日-1957年(昭和32年)1月26日
東郷茂徳  1882年(明治15年)12月10日-1950年(昭和25年)7月23日
内山岩太郎 1890年2月28日 - 1971年11月19日
米内光政  1880年(明治13年)3月2日-1948年(昭和23年)4月20日
井上成美  1889年(明治22年)12月9日-1975年(昭和50年)12月15日
山本五十六 1884年4月4日 - 1943年4月18日
三条実美  天保8年2月7日(1837年3月13日)-明治24年(1891年)2月18日
岩倉具視  文政8年9月15日(1825年10月26日)-明治16年(1883年)7月20日
孝明天皇  天保2年6月14日(1831年7月11日)-慶応2年12月25日(1867年1月30日)
明治天皇  嘉永5年9月22日(1852年11月3日)-明治45年(1912年)7月30日
大正天皇  1879年(明治12年)8月31日-1926年(大正15年)12月25日
昭和天皇  1901年(明治34年)4月29日-1989年(昭和64年)1月7日
今上天皇  1933年(昭和8年)12月23日-
手塚治虫  1928年(昭和3年)11月3日-1989年(平成元年)2月9日
美空ひばり 1937年(昭和12年)5月29日-1989年(平成元年)6月24日
司馬遼太郎 1923年(大正12年)8月7日-1996年(平成8年)2月12日
石原裕次郎 1934年(昭和9年)12月28日-1987年(昭和62年)7月17日
沢田廉三  1888年10月17日 - 1970年12月8日
吉田茂   1878年(明治11年)9月22日-1967年(昭和42年)10月20日
白洲次郎  1902年2月17日 - 1985年11月28日
岸信介   1896年〈明治29年〉11月13日-1987年〈昭和62年〉8月7日
大平正芳  1910年(明治43年)3月12日-1980年(昭和55年)6月12日
田中角栄  1918年(大正7年)5月4日-1993年(平成5年)12月16日
中曽根康弘 1918年(大正7年)5月27日-   
細川護煕  1938年〈昭和13年〉1月14日-
小泉又次郎 慶応元年5月17日(1865年6月10日)-昭和26年(1951年)9月24日
小泉純也  1904年(明治37年)1月24日-1969年(昭和44年)8月10日
小泉純一郎 1942年(昭和17年)1月8日-
小泉進次郎 1981年(昭和56年)4月14日-
石原慎太郎 1932年 (昭和7年)9月30日-
橋下徹   1969年(昭和44年)6月29日-
安倍晋三  1954年〈昭和29年〉9月21日-
麻生太郎  1940年(昭和15年)9月20日-
鳩山由紀夫 1947年(昭和22年)2月11日-
鳩山邦夫  1948年(昭和23年)9月13日-
菅直人   1946年(昭和21年)10月10日-
野田佳彦  1957年(昭和32年)5月20日-
森稔    1934年8月24日 - 2012年3月8日
森川敏雄  1933年(昭和8年)3月3日-
関暁夫   1975年6月21日-

まあフリーメイスンの列挙にしても下の関連人物というのの列挙にしてもいずれにしてもブログという性格上面白くするためには選択の恣意性が出てしまうわけでそのあたりはしょうがありません。一応この後世界のフリーメイスンについても同様に検討していく予定ですが、とりあえず数が多いのと色々注目があるので日本のフリーメイスンとその関連の人物について列挙しました。名前のシンボリズムと数字のシンボリズムとそれぞれに様々な性格の要素がある感じでしょうか。とりあえずこれまでも触れてきたとおり日付のシンボリズムとしては回文数、11、111の並び、3のシンボリズム、そして紀元節でとりあげた2の日本のシンボリズム、もちろんユダヤやカトリックの数秘術で偶数や7や5などにそれぞれ意味付けがなされておりそういうのもあるかと思います。タロットや占星術を加えれば十二星座や東洋の十二支、陰陽道なども出てくるかもしれませんが現在はとりあえずそこまでは考慮していません。その他には4月の復活祭、ユダヤの過越の祭りなどもあります。こちらは特にユダヤ暦との絡みがあり、年毎に太陰暦なので変動しますし、グレゴリオ暦でいくと大体2-3週のずれがあり、詳しいユダヤ暦の換算法が必要になって来るかと思われます。またフリーメイスンリー関連の6月24日の洗礼者ヨハネの日とその後の10日づつの7月4日と7月14日のそれぞれ独立宣言公布の日とフランス革命勃発の日と5月1日のローマ帝国の五月祭、現在のメーデーでその日はイルミナティの結成日や、8月15日の聖母被昇天の日などのキリスト教の祭日、同時にイエズス会の結成の日であり日本の終戦記念日です。11月の万聖節も全体としてシンボリズムとなり、現在はハロウィーンになるわけですが、特に11月3日は日本では文化の日、アメリカでは大統領選挙にかかわる重要な日で、強くシンボリズムを認めます。12月8日は成道会、真珠湾攻撃の日であり、また同時にカトリックの祭日ともなっており12月24日25日は言わずと知れたクリスマスであり冬至の12月27日の福音記者ヨハネの日と絡めてシンボリズムとなるようです。

また先に書いてしまいますが、この記事をあらためて書こうと思ったのは最近大雪で大変だったマサチューセッツのグランドロッジのフェイスブック投稿でブラザーチャーチルの忌日1月24日、ブラザーロバート・バーンズの誕生日1月25日、ブラザーマッカーサーの誕生日1月26日、ブラザーモーツァルトの誕生日1月27日、きゃりーぱみゅぱみゅの誕生日1月29日、ブラザーフランクリン・ルーズベルトの誕生日1月30日とあり、これはこのあたりに何かあるぞと、まあ教えてくれている訳ですが、大体こういう1週間くらいずれる感じはユダヤ暦関連の事が連想されるので、ユダヤ暦で調べたところ、樹木の新年 T‘ū biŠәbhāt‘(ローシュ・ハシャナー・ラ、イラノース)というが最も近いようで、まあほぼ旧暦の正月になるのでしょうがユダヤ暦では11月だそうで、タルムードにその起源があり、その過ごし方としてレビ記19章に出典がある様で、10種の主にアーモンドなどの果実を食べて4杯ワインを飲む儀式があるそうで、日本の七草粥と似ているのでしょうか。まあよくわかりませんが、そういう恐らく智恵の樹と実の創世記の話やカバラの生命の樹の話と関係するフリーメイスンリーでも重要な期間ととらえられているのではないでしょうか。ユダヤ暦については何か具体的な事がわかれば後々記事にしていこうかと思います。とりあえず重要なのがウィキペディアによれば復活祭のペサハ(過越し祭)グレゴリオ暦の3月~4月とペンテコステ(五旬節)、シャブオットのグレゴリオ暦の5月~6月とグレゴリオ暦9月の新年祭、グレゴリオ暦9月~10月のヨム・キプル(大贖罪日)、スコット(仮庵の祭り)とあり太陰暦であり年毎に変動するようです。基本的にユダヤ暦や祭日はその後のカトリックの祭日や暦の中に取り入れられているようです。興味があればそれぞれユダヤ暦に換算して祝日との関係を調べると面白いかもしれません。いずれにしてもユダヤ教について理解するためには旧約聖書の通読が必要になるかと思われます。
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前述のマサチューセッツのグランドロッジは結局どうもグランドロッジの内装を100年以上ぶりに新しくしたそうで、それが最近完成したようです。素晴らしい事です。
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2013-02-17 16:46 | カテゴリ:その他 雑記
ジャンル:ニュース テーマ:フリーメイスンリー
まあ直接は見なかったわけですがそういう番組をやっていたと聞いて一応動画で見てみました。
有澤玲さんの本はまあ大概のフリーメイスンは皆読んでいると思うんですが、どうにもご本人は初めてみましたがだいぶ緊張されていたようでした。
内容は基本的にはナショナルジオグラフィックのフリーメイスンリーの紹介番組の日本語要約といった内容であったかと思います。まあ要するに民主主義とフリーメイスンリーと言い換えるとそのままという感じであったようですが、P2事件のブラザーロベルト・カルヴィの殺人事件の犯人をカトリックを匂わせる内容になっていたのはなかなか新しいところでしょうか。あとは動画をみるとすぐ気になるのが石工をせっこうと言っていたので、大概いしくという事が多いのでなんだろうと思ったくらいでしょうか。Mah-Hah-Boneはなんでしょうね。脊椎backboneとかじゃないかと思いますがいかがでしょう。まあVTR中にあった「本当の事は誰も知らないのです。」が全てじゃないでしょうか。

で一応この動画のポイントですが、有澤玲さんの下のところに白黒のモザイクのシンボルが示してありましたね。

こういうのがフリーメイスンリーの秘密でしょうか。
mahhahbone.jpgmahhahbonebook.jpg10600.jpgjm78-039.gif09300.jpg08401.jpg
(Mah-Hah-Boneで検索して出てきた画像を載せただけです。深い意味はありません。)
(追記:有澤玲さんの真説フリーメイソン大百科は三分の一位読んでいるところなのですが、ほとんどのところは大体知っている所と他の出典の引用というところで頷けるのですが明らかな一点だけ、ブラザージェファーソンがフリーメイスンでないという説が載っていて、第三代大統領で合衆国独立宣言の代表的な起草者であり有名なモンティチェロのロタンダとヴァージニア大学を設計し、パリにフランス革命の時期まで大使として赴任した、アメリカ建国の父たちの中でもかなり傑出した人物であったブラザージェファーソンをフリーメイスンでないとする説は理解に苦しみます。もちろん墓もオベリスクであり、独立記念日の7月4日に亡くなっています。ただ彼がインディアン絶滅政策を勧めたことと黒人奴隷の廃止に積極的でありながら大量の黒人奴隷を使用していたことと、奴隷の女性と関係を持っていたことなどマイナスの評価の部分もあるでしょうが、ウィキペディアにも大学時代にフラット・ハット・クラブ協会の会員であったとあり、特定のロッジに所属していなかったとしてもスカル・アンド・ボーンズなどと同じく実質的なフリーメイスンであったとするのが正しいのだと思います。もちろんロッジの記録がないとするのであればブラザーナポレオンなどと同じく公的にはフリーメイスンとは認められない実質的なフリーメイスンとなるのだと思われます。
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ブラザージェファーソンにはジェファーソン聖書と呼ばれる彼が切り貼りした有名な聖書もあり、理神論者としてアメリカ建国の父の中のブラザートマス・ペインと同じく有名な存在です。是非フリーメイスンリーについて正確に知っていただきたいと思います。私もいずれこのブログの中で新約聖書の四福音書についてブラザージェファーソンと同じく私見を述べたいと思っています。もちろん新共同訳の旧約聖書・新約聖書を通読した上でのフリーメイスンとしての意見です。)