FREEMASONRY
なんで小文字なのか?ちょっとそれはわかりません。単に気づきにくくしたいのだと思います。
ご紹介の通り大文字のGは市章に限ればほとんどすべてと言っていいほどたくさん認めますので、伊豆市の市章のように小文字にすると気づかれにくいし他市との差別化を図れるのではないかと思います。フリーメイスンリーのシンボルとしてはあくまで大文字のGとなるのだと思いますが、小文字のgでももちろん単語の頭文字と言う意味では変わりませんので同じシンボルという事になるのだと思います。またgも単純にgだけでなく、カリグラフィーというのでしょうか、gに対称的な逆さまのgを右側に重ねるのが一つのお約束のようなところがあるようです。
では実際の所を見ていきましょう。まず目を慣らす意味も兼ねて有名どころの企業のシンボルマークを見ていきましょう。
ゼネラル・エレクトリックのロゴマークですね。これが小文字のgの入ったマークとしては最も有名なのではないかと思います。
新潟県 県章ですね。開港五港の一つです。新と説明していますが明らかに対称形で小文字のgですね。典型的な小文字のgのタイプです。
新宿区 東京ですね。こちらも新と説明しているようです。ピラミッドが多数あるそうなのでそのうち機会があれば写真を撮ってきます。外国人や外国企業も多く都庁もあり活気があるようです。典型的な小文字のgの形です。
神奈川県 県章です。これはちょっと驚かれるかもしれません。神奈川の神の形とされます。戦後の初代神奈川県知事がパーフェクトアシュラーの回で名が挙がった内山岩太郎氏のようです。確実にブラザーであるかはわかりませんが、恐らくブラザーだと思います。小文字のgが左右対称に入れ込んであるのだと考えます。
沖縄市 沖縄県ですね。ロッジもあります。友愛の結び目の様でもありますが、下側で転倒した小文字のgで良いと思います。三つの丸で3を強調している形でもあります。
宮城県 県章です。小文字のgは比較的県章に多いですね。県章では大文字のGが入れづらいとか何か理由があるのかもしれません。戦後制定のものが多い印象です。ひらがなのみのようです。比較的わかりやすいgです。
丹波市 兵庫ですね。合併で最近できた市のようです。市名について色々問題がとりだたされているようです。ダチョウ倶楽部上島竜兵さんの出身地のようですね。宮城県章にかなりよく似ています。
福岡県 県章です。ペンタゴンともかかっています。大文字のGが五つとも見えます。小文字のgの重ね合わせで良いかと思います。福岡は黒田如水の土地でありなかなかおもしろいです。麻生さんやソフトバンクの地元にもなるのでしょうか。
西尾市 愛知ですね。抹茶の原料の生産地のようです。愛知県の市章は良く念が入って手が込んでいて多岐にわたる印象です。これは十字とも友愛の結び目とも小文字のgともかかっているようです。他に似たものが無いという所はすばらしい事です。
新庄市 山形です。六芒星でとりあげたと思います。内部が対称的な小文字のgですね。一つの典型です。やはり新の字にかかっているようです。昭和24年制定のようですが六芒星に大文字のGだったら市章として採用されないでしょうね。
別府市 大分です。温泉です。漢字と小文字のgの相性は良い様です。
渋谷区 東京23区です。東京23区は新宿を筆頭に色々入れ込んでいます。外国人も多いでしょうし実際シンボルを考える人たちの生活圏だからでしょうか。これはだいぶ苦しい形ですが小文字のgで良いかと思います。
南陽市 山形です。大文字のGの組み合わせでもよいかと思いますが、小文字のgの転倒としました。どちらともとれるかと思います。友愛の結び目も近いかもしれません。All Seeing Eyeとも取れなくもないです。鶴の恩返しの民話の里のようです。良い話です。ワイナリーもあるようです。ワインはキリスト教の流れからフリーメイスンリーでも非常に重要な位置づけであり、市章にもあまりシンボルを入れ込んだような作為的な感じが無いのかもしれません。
港区 東京23区です。お台場や東京タワーのあるところです。外国大使館も多数あります。小文字のgとAll Seeing Eye、友愛の結び目になるのだと思います。なかなか難しいです。
千葉市緑区 千葉です。やはり同じく小文字のgとAll Seeing Eye、友愛の結び目になるのだと思います。ニュータウンのようです。
旧村上市 新潟です。新潟県章の影響でしょうか。村の形からきているようです。現在の市章は反転のGと月と太陽のようです。小文字のgは全国的にも少ないので隠された秘密として何かあるのかもしれません。対称形でかつ繰り返しの形なのが特徴かもしれません。
横浜市西区 神奈川です。横浜駅やみなとみらい地区の場所です。転倒した小文字のgです。友愛の結び目、All Seeing Eyeともなるようです。πとも似ていますが、フリーメイスンリー的な意味は知りません。(追記:アルファでありオメガである。からも神の象徴になるのだと思います。ここから推測するとΑもΩも商標で使われるものはGと同じく神の象徴になるかと思います。)横浜市の発展の中心地である事は間違いないと思います。
足利市 栃木です。足利銀行や足利学校があります。ほぼ分類不能になるのかと思いますが、あえて小文字のgに分類しました。見る気で見れば見えてくると思います。
北秋田市 秋田ですね。羽ばたく鳥とひらがなのきをイメージしたようです。日の丸とJのシンボルが強いのでしょうが、小文字のgで良いかと思います。かなり特殊なパターンだと思います。
以上で小文字のgは終了です。
次はAll Seeing Eyeをやります。
All Seeing Eyeはエジプトのホルスの目の神話からキリスト教の三位一体のシンボルとして採用されたデザインで、一ドル札の裏側に表示されていることで有名です。標準的には最後の形のGlory後光を伴った形で描かれるのがフリーメイスンリーでは多いです。
ホルスの目の話はエジプト神話のイシス、オシリスの復活と再生の話のポイントで、確かハヤブサで象徴される神様だったと思います。私は成書で読んだ事はなく、インターネットの検索で見つけたブログ「無限∞空間 別館 エジプト神話研究所」という恐らくエジプト研究などされた方ではないかと思いますが、そのホームページで概略を勉強しました。機会があればローマやギリシア、プトレマイオス朝のものを読もうかと思っています。スフィンクスの逸話と同じく、人類最古の王権や神権に関する逸話であり、伝えられているものはともかくとして、日本でいう所の大化の改新や神武東征、出雲の国譲りの逸話のような、似たような逸話はあったものかと思われます。一般に王権や神権が全ての事象を見通しているようなものと考えられやすいですが、東洋の道徳から言えば「天知る、地知る、子知る、我知る。何ぞ知る無しと謂わんや」という事なのだと思います。結局悪い事は自らの理性が判断し裁くという人類普遍の真理なのだと思います。
ブラザーアルバート・マッキーによるフリーメイスンリー百科事典によるとフリーメイスンリーでの全てを見通す目の項目には、15世紀のアラビア語の書物からの引用として、ロンドンのフィロビブロン協会によって出版されたリバーエンド・W・キュアトンによって翻訳されたシナイ山における神とモーゼの対話の本からの引用があります。
モーゼは神に尋ねた。「神はお眠りになるのでしょうか?」
神はモーゼにこう言った。「私は決して眠らない。コップを取ってそのうちに水を入れなさい。」
神が彼に命じたとおりモーゼはコップを取り水でそれを満たした。そうして神はモーゼの心の中にまどろみの息を吹きかけた。すると彼は眠りコップは彼の手から落ちコップの水はこぼれた。モーゼは眠りから目覚めた。神はモーゼにこう言った。
「私は私の栄光と力をこう示す、もし私が摂理を天と地からなくしたら汝が眠ったわずかの時の間に全ては汝が手にしたコップが落ちたようにすぐに破滅と混乱状態になると。」
Macky's Encyclopediaが理解されるようになるとフリーメイスンなのかと思います。
これは企業のシンボルなどで1985年に目立つ所でフジテレビで採用されたものが有名かと思います。
タウ十字とAll Seeing Eyeになるわけですが、要は触るなよということになるかと思います。
通信や郵便が人間社会にとって非常に重要なものであるということを示しているのかと思われます。私も過去にソフトバンクとのADSL競争でNTTを批判する書き込みを行ったりしましたが、なかなかすごいことをしたものだと思います。要は悪い事はしてはいけない、必ず誰かが見ているし、結局は自分が見ているということになるのだと思います。また選挙が日本もアメリカも近付いてきていますね。世耕さんも最近テレビで見ませんがお元気でしょうか。フリーメイスンリーは政治とは基本的には関係ない事になっていますが、実際の人間の行動は政治や宗教、経済や人間関係に反映されるものです。
さて前置きはさておきAll Seeing Eyeをモチーフとした市章をあげていきたいと思います。
沖縄県 県章ですね。日の丸にもかかっているのでしょうが、太平洋戦争の激戦地沖縄です。基地問題にも神の摂理が反映されているかと思われます。
前橋市 群馬ですね。総理大臣が多いかと思います。(追記:高崎のようです。)
丸亀市 香川ですね。城があるようです。ヘキサゴンもあります。
川口市 埼玉です。人口が多いようです。三本線も強調されています。
飯能市 埼玉ですね。かつてはこの形のAll Seeing Eyeの二重丸が市章でも多数だったようです。最近になり月と太陽の図柄などに変わりつつあります。あまりに有名になりすぎたせいでしょうか。
江南市 愛知です。翼のようにも見えます。フリーメイスンリーでは砂時計に羽をつけた形で時間がすぐに過ぎ去ることを象徴します。
旧今治市 愛媛です。現在のものはGの文様型です。タオルの生産地でしょうか。
向日市 京都ですね。12と8です。ヒマワリを表すようです。太陽でもシンボルとして良いかと思います。
志木市 埼玉ですね。埼玉もAll Seeing Eyeが多かったように思われます。
須賀川市 福島ですね。少し変わった形の眉毛を意識したものかと思います。コンパスもかかっているようです。分度器とコンパスの組み合わせで中心に太陽を示しフリーメイスンリーではパストマスター(過去のロッジマスター)のシンボルとなります。詳しい意味はまだ知りません。(追記:ネットで解説がありました。正三角形の60度を示す様です。六分儀との絡みも一部ではあるようですが、要はフリーメイスンリーの教えに従って全人類と繋がりバランスのとれた生活をして明るく照らすという教えのようです。)
真庭市 岡山ですね。月と太陽とも取れますが、まつ毛型で良いかと思います。
下関市 山口ですね。長州藩です。魚のようなまつ毛型で良いと思います。
奥州市 岩手ですね。世界遺産の平泉も近いのでしょうか。きらめく瞳でしょうか。十字もあるようです。斜め十字の聖アンデレ十字も微妙にあるようです。ユニオンジャックと米国にもかかっているのでしょうか。
田村市 福島ですね。光る瞳で良いかと思います。十字にもかかっているのでしょう。
白河市 これも福島ですね。シンボルは地域によって傾向があるのは確かで、県単位で見たときに明らかに傾向や類似性がある事はよくあります。漢字の白を模しているようですが、眉毛型のAll Seeing Eyeで良いかと思います。月と太陽にも若干近いのかもしれませんが、赤丸が正円でないのでちょっと苦しいです。
川崎市中原区 神奈川です。東京と接した所で人口も非常に多いようです。典型的なAll Seeing Eyeですね。
All Seeing Eyeは汎宗教性が強く、メッセージ性も強く、フリーメイスンリーを象徴するものでもあるので多くのデザインで認められます。ロンドン五輪のマスコットも一つ目という事で注目されているようです。過去にもゲゲゲの鬼太郎やガンダムなど日本のアニメでも良く認められた形かと思います。その位デザイン的に目を引く、よくつかわれるものかと思います。現代の監視社会のような意味ではなく、理性の目、道徳的な意味での神の目として意識するとAll Seeing Eyeに込められた本来の意味が理解されるのではないかと思います。
次回はピラミッド、3の強調、コンスタンティヌスの十字などからどれかをやろうかと思います。

3はフリーメイスンリーでの象徴的な数字ですが、その由来は主にカトリックの三位一体説などが多いかと思います。恐らく最も象徴的なのはダンテの「神曲」ではないかと思います。3を象徴的に使用した大作となっているようです。ロッジの儀式では3を象徴的に足踏みやガベルの音などで表します。フリーメイスンリーでは3階級や3つの偉大な光明、3つの小さな光明、3つの基本的な徳などのように象徴として3つという数字を用います。
日本のフリーメイスンリーでは東京タワーの高さが333メートルというところが有名のようですが、そもそも3という数字は日本でも切りの良い数字という事で毛利元就の三本の矢の逸話にも認められたり(3/30追記:毛利元就の三本の矢の逸話はイソップ物語の流用というのが最近の定説のようです。イソップ物語は紀元前の小アジアで成立したそうですが、その後キリスト教的価値観が付加されて日本に伝わったようです。要するにこれについても3という数字についての認識は世界中どこへ行っても古くから特別なものがあるという事で良いのではないかと思います。)、地名や人名などでも3という数字は非常に多く、視覚的にも家紋などはほとんどが三角形型でありフリーメイスンリーに限らず人間文化で3は特徴的で理性や記憶に訴えかけやすい性質がもともとあるものかと思います。ただしなかにし礼さんの著書「三拍子の魔力」にあるように音楽のリズムとしての三拍子、聴覚的なシンボリックな三のリズムはやはり日本には伝統的に存在せず、キリスト教やフリーメイスンリー独特のものになるのではないかと思います。

(3/30追記:一応最も有名な商標として3の強調と考えられるものを挙げておきます。創業者か経営を引き継いだ人がフリーメイスンなのだと思います。
マクドナルド 90度回転すればどう見ても3ですよね。)(2015/10/10追記:McDonald自体がスコットランドの代表的なクランの名前であり、ドナルドも含めてディズニーなどと同じく、名前そのもので象徴に近いのだと思います。またMのシンボルの意味ももちろんあります。)
さてそれでは3を市章で強調したものとはどういうものか見ていきましょう。
豊後大野市 大分ですね。平成17年制定の新しいもののようです。Bからきているようですがあきらかにアラビア数字の3ですね。重光葵の出身地だそうです。All Seeing EyeとGの反転もあるようです。
豊後高田市 これも大分ですね。気づいてほしいのだと思います。やはりBのようですが、月と太陽ともわずかにかかっているようです。Tはあまり認められないようです。3色で構成されています。3を強調した市章は比較的少なく、最近のものであるので今後増えるかもしれません。
宗像市 福岡です。mとgの組み合わせの様ですがgというよりはGの反転と転倒だと思います。3の強調で良いと思います。月と太陽も微妙ですが良いかと思います。3色の強調もあるようです。宗像大社があるようです。
山県市 岐阜です。新しい市です。3が二つで33になっています。明智光秀に関わりがあるようです。山県有朋のルーツのようです。
つくばみらい市(3/8追記) 茨城です。人口が増えているようです。アンクは苦しいかと思いますが、三色の強調もあります。
さくら市 栃木です。かなり新しい市のようです。微妙に上側の円にくぼみがありGになっているようです。反転した3ですね。アラビア数字の3を強調するタイプは本当に新しい市にしかないタイプです。月もシンボルとして入っているようです。
糸魚川市 新潟ですね。ヒスイの産地のようです。漢字の糸のようですが、反転した3と点三つとなっていて3の強調になります。月と太陽にも微妙になるようです。やはり新しい市のようです。ジオパークというのに認定されているようです。
越前市 福井ですね。これもやはり新しい市のようです。Eの形だと思いますが、フランスやイタリアの三色旗のようになっています。アラビア数字の3の反転とも読めない事もありません。
三原市 広島ですね。城があるようです。3本線で三を強調しています。3つの点もあります。三色で構成されています。
行方市 茨城ですね。虹の塔というのがあるようです。Nと帆引き舟をイメージしているようです。3色で3つの地域を象徴しているようです。
仙北市 秋田ですね。やはり新しい市のようです。Sもかかっているようです。3町村を表しているようです。三つ巴のようでもあります。3の強調は普遍性が高いのであまり違和感が無いですね。
伊那市 長野ですね。旧高遠町のようです。やはり三地域の合併を象徴するようです。
上野原市 山梨ですね。上をイメージしているようです。三色ですね。
山梨市 山梨ですね。甲州ワインの生産地のようです。山を3つ重ねたようです。鳥のシンボルともなっているようです。山自体でも頂点が3つであり3の重ね合わせで東京タワーの333メートルのように重ね合わせのタイプですね。
香取市 千葉ですね。佐原市は無くなったのですね。伊能忠敬の出身地でもあります。Kを模しているようです。鳥のシンボルでもあります。三色ですね。
中央市 山梨のようです。やはり新しい市のようです。漢字の中のようですが、All Seeing Eyeともかかっています。3色のタイプです。
福山市 広島ですね。これで3の強調と言うと嫌がられるかもしれません。アラビア数字の3の横向きでもいいのだと思います。蝙蝠をかたどっているようです。蝙蝠のフリーメイスンリーでの意味は知りません。一般に西洋では吉兆のようです。
広島市 広島です。漢字の三で3の強調になるようです。最も古い3の強調の市章になるのだと思います。これをフリーメイスンリーのシンボルとすると原爆の歴史もまた複雑になるかと思います。
龍ヶ崎市 茨城ですね。ベッドタウンのようです。龍はアジアの象徴になるのだと思います。龍の爪のようです。All Seeing Eyeでもあります。3つのピラミッドになります。なかなかフリーメイスンリーのシンボルも大変です。今日は横浜ロッジの集会日でもあります。良い天気です。
三笠市 北海道ですね。炭坑や三笠メロンの場所のようです。地形が三笠山に似ていたようです。人口は減っているようです。図形での3の強調のタイプです。市名に三が入っているタイプはこれが多いです。
みやま市 福岡のようです。合併前の二つの地域の名前を合わせたようです。Mをイメージしているようです。三つの楕円で3の強調になるかと思います。
三沢市 青森ですね。米軍基地とロッジがあります。3つのカタカナのサのようです。ピラミッドではないですがベンツのマークのような三ツ星になるかと思います。3の重ね合わせのタイプですね。大正時代に考えられたようです。
三豊市 香川ですね。やはり新しい市のようです。浦島太郎のふるさとのようです。漢字の三のタイプですね。
三鷹市 東京ですね。御三家が鷹狩りをした場所だそうです。国際基督教大などがあるようです。鳥もシンボルとなります。井の頭公園、ジブリの森美術館などあるようです。太宰治や武者小路実篤など作家や東條英機、阿南惟幾など軍人と関係するようです。まあ都会ですね。
飯塚市 福岡ですね。麻生グループの本社があるようです。筑豊の炭鉱の中心であったようです。カタカナや111を象徴しているようです。図形で3を強調しているタイプかと思われます。
那須烏山市 栃木ですね。かなりコミカルで図柄的なシンボルマークですね。お日様と山のようです。無理すれば月と太陽になるようですが、ここまで図柄になってると月には見えがたいかと思います。太陽だけでもシンボルではあります。三つの点で3を強調しているタイプですが無理くり入れた感じで市章の制定がいろいろ大変だというのを逆に感じさせるシンボルマークでもあります。那須は御用邸がある事も関係するのかもしれません。
以上で一応3の強調は終わりです。県章などでもあるかと思いますが、他に分類される場合は基本的には他を優先しています。他に分類できない除外分類としてなる所もあるかと思います。
最初に挙げた「三拍子の魔力」でも取り上げられていますが、ブラザーモーツァルトのオペラ「魔笛」などでも3のシンボリズムは繰り返し演出されていますので、それを意識して見られるとまた様々な気づきがあるかもしれません。なぜ3にそれほど意味を持たせるかというとやはり第3者というか客観性というところになるのだと思います。それぞれの数字に込めた意味や数字であらわされる意味などはフリーメイスンリーやピタゴラス学派のゲマトリアや数秘術で検索すると色々説明したホームページがあるかと思います。英語のホームページで多数認められます。Number Symbolなどが検索で良いのではないでしょうか。Masonicなど重ねるとフリーメイスンリーでの説明になるかと思います。数秘術は黙示録の獣の数字666などと合わせて容易に陰謀論に行き着きますので時間を浪費されないようされるのが良いかと思います。ただし魔法陣の作成や博打の確率論からヨーロッパの数学は発展した歴史もあるようなので、無駄に思える事が後々に役立つかもしれません。
では良い週末を。
ピラミッドは前回の三位一体の象徴ともされAll Seeing Eyeと組み合わさって神の象徴ともされました。またエジプトのピラミッドからファラオの象徴であり、エジプト学が盛んになった結果キリスト教の十字架のキリストの象徴の代わりとしてフリーメイスンリーではAll Seeing Eyeとピラミッドの形が神の象徴とされるようになりました。アメリカ系のロッジではGが神のシンボルとして認められますが、大東社系のロッジではピラミッド型の形が神のシンボルとして認められます。
ピラミッドはエジプトで天に昇り神の世界に近づく象徴であると考えられているようですが、特にギザの三大ピラミッドはオリオン座の三連星の位置にあるとか、黄金比で最も美しい形を計算して作られているなど、様々な計算と自然観測の組み合わせが認められます。現在上映中の映画「ピラミッド5000年の嘘」でもドキュメンタリー形式で様々なピラミッドに関わる謎が解き明かされているようです。
主にエジプト学が盛んになったフランスを中心としてピラミッド、三角形を神の象徴とする傾向があるようです。その形からそのまま幾何学の象徴ともなり、Gと意味としては同じになるものと考えられます。
フランス大東社にあるマリアンヌ像と三角形の象徴
日本では富士山の象徴に重ね合わせたり、ルーヴル美術館前のピラミッドを模倣した透明なピラミッドなどが多いようですね。木造建築が主流であった日本では伝統建築ではほとんど認められない構造になるのだと思います。唯一最もはっきりしたピラミッド構造は国会議事堂かもしれません。内部の見学でもする機会があれば載せる事があるかもしれません。
商標ではAの字がピラミッドとアルファの形に対応しているようです。最も有名なピラミッド型はこれになるかと思います。
えびの市 宮崎ですね。霧島山を象徴しているようです。日本では三角形と言うとそのまま山になるのだと思います。コカ・コーラの工場はあるようです。
養父市 兵庫です。スキー場があり、但馬牛の産地のようです。氷ノ山を象徴しているようです。
胎内市 新潟です。月と太陽もあるようです。胎内川の表現であるようですが、基本的にはシンボルを入れ込んだ図形のようです。淡白な感じです。
福岡市 福岡ですね。明治42年制定だそうです。三菱をモチーフとしているのは明らかなのだと思います。博多の駅前にはピラミッドのオブジェがあります。黒田如水について調べていたら、伝記の逸話の創作者が明治憲法の話で出てきた金子堅太郎氏でした。なかなか面白いです。
大野城市 やはり福岡ですね。三つのピラミッドです。九州大学のキャンパスなどがあるようです。
春日市 やはり福岡ですね。この辺りは古墳が多いのでしょうか。
富山県 県章です。切れ込みも入っていてGにもなっているかと思います。立山を表現しているようです。
小郡市 やはり福岡です。フリーメイスンリーが盛んなのでしょう。御殿場型のGにも近いですがGとは見難いです。
岩沼市 宮城、被災地のようです。仙台空港があるようです。ピラミッドが逆さまになって特にフリーメイスンリー的に悪い意味となるかはわかりません。
墨田区 東京23区です。XPともかかっています。スカイツリー、両国国技館、アサヒビールのオブジェがあります。逆さのピラミッドの意味はわかりません。
西之表市 鹿児島、種子島の北部のようです。空港があるようです。
中間市 福岡ですね。もともと炭坑の町のようです。財政破綻をしかけたようです。
スフィンクスや凱旋門もあるようです。
吉川市 埼玉です。元々天領であったようです。結三つ柏という日本古来の家紋の形のようです。ピラミッドに相似だと思います。(3/8追記:結三つ柏の形は聖三位一体を表わす形のようです。Vesica Piscisというそうで、イクトゥスや√3を求めるユークリッド幾何学とも関係するようです。この形の連続がflower of lifeというダヴィンチも残した図案となるようで、なかなか謎は深いです。聖ヨハネの讃美歌に関連付ける話もあるようです。深いです。三菱にも採用されているようです。)
柏崎市 新潟ですね。ヘキサゴンにもなっています。やはり結三つ柏です。新潟県中越地震の被災地のようです。
厚木市 神奈川です。基地の町ですね。やはり結三つ柏です。山内家の家紋で三菱の形のもとになったようです。桂米朝一門の定紋でもあるようです。横棒でGにもかかっているようです。
竹原市 広島です。街並みがきれいなようです。三菱にかなり近いです。
柏原市 大阪です。ほとんどベンツマークですね。丸の切れ込みが一か所になってるのは面白いですね。やはり柏と結三つ柏がかかっているものと思われます。
佐賀県 県章です。結三つ柏の変形になるのかと思われます。3の強調でもよいのですがかなり独特です。
宮崎県 県章です。これも結三つ柏の変形になると思います。All Seeing Eyeもあるようです。
宇部市 山口です。菅直人前首相の出身地のようです。大正十年制定のようでこの時期のものはAll Seeing Eyeやピラミッドなどのシンボルを直接組み合わせた形が多いです。
さてこれで終了です。逆さのピラミッドについては色々あるかと思いますが、一般には本来のピラミッドの逆でフリーメイスンリー的には良くはないようです。大野城市のように正逆の組み合わせもありシンボリズムの解釈もなかなか難しいです。東京タワーに代わる新しいシンボルタワーとなった東京スカイツリーのある墨田区の区章が逆ピラミッドとXPの組み合わせというのも非常に興味深いかと思われます。単純に解釈して東京スカイツリーは仏塔の形ですが、区章はカトリックと反フリーメイスンリーになるようです。ただアサヒビールの創業者などはフリーメイスンだったと思います。シンボリズムは単純ではありません。日本の未来をシンボリズムから占うのもなかなか面白いですが、大事なのは何度も繰り返しますがシンボルの理念とそれに基づく行動です。
フランスでは今でもピラミッドの形の建築物の建設が盛んなようです。
ネットで見つけたロンドンオリンピックの競技場の写真を転載します。
ピラミッド型のようです。もちろん逆ピラミッドではありません。
次回その注目のXPのシンボルについてやります。
十字については確かロストシンボルで触れていたかと思いますが、卍やエジプト十字、タウ十字など、古来でそもそも十字の印は宗教や神秘的なものの象徴であったようです。すなわち十字の起源が卍やエジプト十字、タウ十字というものではなく、そもそも十字が人類で普遍的に宗教や神秘、未知なるものの象徴であり、フリーメイスンリーでのGや△と一緒になるのかと思います。まさに象徴学の中心になるのかと思いますが、日本では一般に十字というとプラスの意味か、十の数字かキリスト教の意味になるかと思います。日本ではかつては卍も良く寺の意味で地図や看板で使われていましたが、ナチスの鉤十字との連想から最近ではほとんど認められなくなったようです。また十字の形のネックレスやイヤリングなどをテレビなどでも見る機会が増えているようですが、特にそれらがキリスト教徒が増えている事を示すわけではないようですが、実質的には社会的なキリスト教の受容が広まっている表れと捉えられるかと思います。
市章の中では十字は比較的隠された形での表現になるかと思います。やはり江戸時代のキリスト教弾圧の歴史は日本の中に色濃く残っているものかと思われます。キリスト教の歴史はその当初より弾圧と反発、戦争の歴史であり、この後にやる予定のラバルムなどもまさにローマ帝国でのキリスト教国教化の一つの象徴であり、ヨハネの黙示録と合わせて、フリーメイスンリーでもそもそも発祥はキリスト教社会でのものであり、汎宗教性、友愛の意味、対立と二元論という本質的な問いかけを投げかける事になるかと思います。また日本人は比較的キリスト教からは遠い歴史になるわけですが、そういう立場でまた相対的にキリスト教を認めた際に汎宗教性、友愛の意味、対立と二元論というところで自分たちの姿形を確認する事にもなるのだと思います。
では市章の中の隠された十字について見ていきます。
最初は以前にも挙げたものを出します。
これらはもちろんその市がキリスト教に近いとかそういうことを意味するものではないと思います。
シンボルについて良く知っていれば自ずと十字のシンボルは汎宗教性を含めて当然含まれるものであり、九州などは特に隠れキリシタンの歴史もあり、佐世保なども十字をGと置き換えればまさにフリーメイスンリーのシンボルそのものとなり、そういう理解で良いのではないかと思います。キリスト教の十字のシンボリズムもそもそもやはりローマ帝国での国教化の中でコンスタンティヌス帝の時代に始まったようで、そもそも普遍的なシンボルとして存在した十字をキリスト教のシンボルとしたわけであり、それは現代の日本でもシンボリズムという点では変わらないのかと思います。コンスタンティヌス帝の時代は4世紀であり、さすがに島津の十字もキリスト教とは関係ないといっても、歴史で単純にさかのぼればやはりシンボリズムの積み重ねも圧倒的であり、シンボリズムの目で見れば島津の十字もキリスト教の十字であると考えて差し支えないものとなるのだと思います。これはやはり聖書を読んでいない、知識が無い場合に説明するのは困難かと思われます。明治維新で薩長連合が成り立つ前提として、島津の丸に十字の家紋と毛利の一文字三つ星の家紋がフリーメイスンリーのシンボリズムとして非常に良いものであったという事がありうるのではないかと思います。もちろんそれ以外の半島であるとか様々な条件があるのは当然ですが。
ちなみに島津の家紋は十字の一つの形として太陽十字と同じ様です。
ケルト十字の元にもなっているそうで、ヨーロッパでは先史時代よりシンボルとして認められるそうです。要するに人類共通のシンボルなのですね。
久留米市 福岡ですね。米や田の漢字の象徴として十字にする形がパターンのようです。やはり十字は九州に多い印象でしょうか。
沼田市 群馬ですね。沼田のもとになる沼田氏は三浦氏の末裔のようです。
京田辺市 京都ですね。十字は少ないようです。ちょっと変形ですが十字になると思います。これが45°傾くと聖アンデレ十字のシンボルになります。χρのχにも近くなるのかと思いますが、こちらは一応χρでセットみたいです。
下田市 静岡です。御用邸があるのですね。日米和親条約の開港二港の一つです。
秋田市 秋田です。田の字のようです。秋田美人の土地でしょうか。
瀬戸市 愛知です。瀬戸の焼き物は世界規模なのでしょうか。愛・地球博の開催地でもあります。
旧竹田市 大分です。現在は温泉をイメージした逆さタウ十字の形になっています。
浜田市 島根ですね。All Seeing Eyeとも、Gともかかっています。漁業が盛んなようです。
千葉市 千葉ですね。All Seeing Eye、月と太陽ともかかっています。発展しているようです。
田川市 福岡ですね。三井炭鉱の地です。現在は福岡県立大学があるようです。
行田市 埼玉です。古墳などあるようです。All Seeing Eyeなのだと思います。
津山市 岡山ですね。箕作阮甫、平沼騏一郎の出身地のようです。剣大というようです。十字で良いと思います。
大村市(3/8追記) 長崎です。島原市も後に出てきますが、長崎市と同じく日本最初のキリシタン大名の地です。十字で良いと思います。
金沢市 石川です。加賀百万石の城下町ですね。梅の形のようです。五芒星ともなるのだと思います。これを十字だと違和感が強いかもしれませんが、中心に十字で強調しているかと思います。
木更津市 千葉ですね。東京湾アクアライン、海ほたるがあるようです。木更津の木のようですが、佐世保と同じく十字で良いと思います。Gにはちょっと認めづらいかと思います。
八王子市 東京です。高尾山、昭和天皇・大正天皇の陵墓があります。桜を保存している多摩森林科学園もあります。まあ隠した十字になるのかと思います。
常滑市 愛知ですね。瀬戸とも近いのかと思います。常滑焼と中部国際空港で有名なようです。十字で良いと思います。パーフェクトアシュラーにも若干かかっているようです。愛知の市章はバラエティーが豊かです。
黒石市 青森です。中国の春秋時代に由来があるようです。白抜きの隠し十字ですね。そもそもフツといって星の意味だそうです。なかなか難しいですね。北極星の天皇と同じ様な感じでしょうか。
館林市 群馬ですね。うどんが有名かと思います。この十字は次に挙げるキリスト教の十字の特殊形に似ています。
スラブ太陽十字
クロスクロスレット
個別の十字の意味はちょっとネットでも出てきません。興味があれば調べて、出来れば教えていただきたいです。(ウィキペディアでは神の手という但し書きがついています。神の手は旧約聖書に出てくるヤハウェの神の奇跡として現れます。フリーメイスンリーのシンボルの一つにもなっています。シンボルのポスターに時々あります。見えざる神の手なんて経済学用語もあったかと思います。アダム・スミスによるものですね。彼はブラザーロバート・バーンズと同級とかだったと思います。(2013/6/13訂正:同級ではありえませんね。年齢が違います。同じクラブで会っていたという事です。)あとはブラザージェームズ・ワットとも関わりがあったようです。ブラザーロバート・バーンズとの接点については横浜ロッジのホームページにROBERT BURNS AND ADAM SMITH BY BRO. KOICHI TERASAWA Junior Warden, Square & Compass Lodge No. 3がありました。)
横浜市南区 神奈川です。片仮名のナなのでしょうが十字です。シンボルとしてというか、人間の感覚として中心にバツ印を入れるのは自然で理性的なのでしょうね。
フリーメイスンリーでは白丸に中心に点をうって平行棒を引くシンボルもあります。
以上で十字は終わりです。次回はエジプト十字、タウ十字、ラバルムのうちどれかをやります。
まずエジプト十字についてあまり知らないかと思われますので一応概説します。
吉村作治先生のエジプトクフ王の太陽の船の発掘でも認めていましたが、古代エジプトで神や神性を象徴する記号として認められた形であり、英語版のウィキペディアではいくつかの説が載せてありますが、外見から言っても人間の形をかたどったものではないかと私は思っています。恐らくその古さから言ってもキリスト教の十字や旧約聖書で認めるタウ十字の原型になったことも考えられるものですが、人類文明発祥の当初に認められる宗教的シンボルの一つと考えられるのではないかと思います。
エジプト十字(アンク)
エジプト壁画中のアンク
新約聖書写本のアンク
エジプト十字で検索すると最初に出てくるのがエラリー・クイーンの「エジプト十字架の謎」という本になりますが、この物語で出てくるエジプト十字はタウ十字のようで、タウ十字とエジプト十字は上の丸が無しかあるかにかかわらず非常に近い存在のようです。形から言ってもエジプト十字が省略形でタウ十字になったのではないかと想像されます。女性のシンボルマークもほとんど同じですが、アンクそのものは金星のマークのようです。
さて市章に認められるアンクを挙げていきます。
高石市 大阪ですね。財政難のようです。アンクも向きが関係あるかは知りません。切れ込みも入っていてGも意識しているかと思われます。
十日町市 新潟です。庭野日敬の出身地のようです。アンクはあまり発展とかと関係ないのでしょうか。
たつの市 兵庫です。たつの市のTともかかっているようです。兵庫は神戸のタウ十字の市章からTの意識はあるようです。揖保の糸があるようですね。やはり向きは大事なのでしょうかね。
旧豊岡市 やはり兵庫です。現在はGとボートレースの波紋のようなGlory後光の組み合わせです。兵庫はやはりタウ十字への傾向があるようです。
岡山市 岡山ですね。倉敷も確か丸に横棒のGだったと思います。発展しているようです。八芒星ですね。星と内側のシンボルという組み合わせはフリーメイスンリーのシンボルを強調していて良いようです。
宮古市 岩手です。被災地ですね。逆さまのアンクになると思います。
砂川市 北海道ですね。逆さまのアンクになるようですが問題ないようです。
市川市 千葉ですね。三重丸で三の強調もあるようです。漢字の市でそのままアンクで良いと思います。東京に接していて発展しています。
長井市 山形ですね。あやめを象徴するようです。3の強調にもなっているかと思います。アンクで良いと思います。
由布市 大分ですね。由布院温泉の町のようです。神戸の形のタウ十字に太陽の形でアンクになっています。月と太陽もかかっているようです。(3/8追記:イクトゥスですね。)
横浜市旭区 神奈川です。朝日とYの字の組み合わせで由布市と構成は全く一緒ですね。アンクで良いと思います。
春日部市 埼玉ですね。クレヨンしんちゃんで有名になったのでしょうか。逆さのアンクですね。三本線で三の強調もあるようです。
西脇市 兵庫ですね。やはり兵庫はタウ十字の影響が強いようです。経緯度で日本の中心になるようです。(3/8追記:イクトゥスですね。)
曽於市 鹿児島です。アンクは地方都市に多いのでしょうか。月と太陽もあるようです。
宮若市 福岡ですね。筑豊で古墳もあるようです。どうもアンクの市はウィキペディアの書き込みが少ないようです。
古河市 茨城ですね。古河公方があったところです。古い市章は逆さのアンクです。月と太陽もかかっているようです。
直方市 福岡ですね。魁皇の出身地のようです。逆さのアンクですね。All Seeing Eyeは微妙です。
大田区 東京23区です。羽田空港があります。All Seeing Eyeにもかかっているようです。逆さのアンクで良いと思います。
大阪狭山市 大阪です。ベッドタウンのようです。逆さのアンクです。アンクの市は比較的発展もゆるやかなのでしょうか。
大東市 大阪です。市の名前自体が「光は東方より」というフリーメイスンリー、キリスト教の言葉よりきているそうです。アンクは逆さまです。アート引越センターの本社があるそうです。フランス大東社から市の名前が来てるのでしょうか。(3/8追記:イクトゥスで良いと思います。)
大月市 山梨ですね。人口は減っているようです。逆さアンクですね。(3/8追記:イクトゥスですね。)
善通寺市 香川ですね。空海の出生地のようです。人口はやはり減っているようです。反転Gもあるようです。
知多市 愛知ですね。人口は増えているようですが。Gの反転とも取れます。
赤平市 北海道です。変形五芒星も入っていますね。かつての炭鉱の町のようです。全体で逆さのアンクになります。
神栖市 茨木です。鹿島工業地帯のようです。逆さのアンクです。切れ込みがありGにもかかっているようです。
守山市 滋賀ですね。ベッドタウンで人口が増えているようです。逆さのアンクですが、神戸のタウ十字を考えると正方向とも考えられます。Gも見えます。(3/8追記:これなどもキリストを魚で象徴するイクトゥスの転倒かと思います。上に点を入れてアンクに無理やりしている感じですが、やはり隠している感じなのでしょう。)
備前市 岡山ですね。Gも見えます。正方向のアンクと考えられるかと思います。この形は非常に多いのですがどっちが上なのか悩みます。
本庄市 埼玉です。アンクはかなり真正な形です。宿場町のようです。月と太陽もあります。
郡上市 岐阜ですね。アンクもかなりきれいな形です。三角形、月と太陽、三色の強調、Gの形とシンボルが入れ込んであります。小京都と呼ばれているようですが、人口は減っているようです。
甲賀市 滋賀ですね。月と太陽もかかっているようです。アンクはかなりきれいな形で正中にあります。信楽焼の産地のようです。
柳川市 福岡ですね。有明湾に面した北原白秋の出身地のようです。川の字で三本線を強調しています。
旧酒田市 山形ですね。現在の市章はボートレースの形のGlory後光の入った形のGです。以前は巴のGの逆さのアンクですね。
三好市 徳島ですね。3の強調の方に加えたほうが良かったかもしれません。アンクで良いかと思います。反転のGも入っていそうです。3色の強調もあります。色々入れ込んだタイプですね。人口は激減しています。
平川市 青森ですね。アンクよりもタウ十字に近いかもしれません。月と太陽も入っています。三色の強調もあります。人口はやはり減っているようです。
大崎市 宮城ですね。月と太陽もあるようです。神戸型のタウ十字の上に月と太陽が乗っかる形です。(3/8追記:イクトゥスですね。)
平戸市 長崎ですね。鎖国時代の開港地ですね。Gともかかっているようです。3色の強調もあります。比較的きれいなアンクになります。アンクはやはり全般に安定志向のようです。
安芸高田市 広島です。郡山城があるようです。月と太陽もあります。一応上向きのアンクと思います。
高岡市 富山ですね。Gも月と太陽もあります。アンクはどうも安定志向なのでしょうか。
臼杵市 大分ですね。転倒したGもあるようです。三色ですね。人の形に近いです。
阿久根市 鹿児島です。市長の御乱心で有名になった市です。ほとんど人型ですね。アンクで良いかと思いますが人口は激減しているようです。
安曇野市 長野です。タウ十字ともGの転倒とも取れない事はないかなり独特な形です。アンクに分類しました。人口は増えているようです。(3/8追記:イクトゥスで良いと思います。)
秦野市 神奈川です。逆さのアンクに分類しましたが極めてタウ十字と近いです。Gの転倒もあります。人口は増えているようです。
尾花沢市 山形です。ほとんどこの辺は形が一緒です。上の突起がちょっと出ているので逆さのアンクに分類しています。突起が無ければタウ十字としています。切れ込みもありGの転倒になります。人口は減っているようです。
八女市 福岡です。八女茶、電照菊の産地のようです。All Seeing Eye、Gもあるようです。
南国市 高知です。城跡、空港もあるようです。切れ込みもありGにも見えない事はありませんが苦しいです。タウ十字に近そうですが、上に少しでも出ているものは逆さのアンクとしています。
鳥栖市 佐賀です。人口は急増しているようです。Jリーグサガン鳥栖のホームのようです。転倒したGもあるようです。タウ十字の方が近そうですが逆さのアンクとしています。
交野市 大阪です。何やらヒーローのマスクのようです。人口は増えているようです。タウ十字に近いですが逆さのアンクとしています。
(秦野市から交野市はタウ十字かもしれません。市の情勢もそれに関連しているのかもしれません。)
鎌倉市 神奈川です。これはかなり苦しいのですが、あえて分類するとアンクになるということだと思います。タウ十字は良いかと思いますが、斜めのリンドウの葉はコンパスになるのではないでしょうか。上は五芒星一つですし、三つの花弁で3の強調です。全体でアンクで良いかと思います。旧鎌倉町章が以下の通りです。
旧鎌倉町章 月と星です。星月井という名の井戸から由来するようです。五芒星は引き継がれているようです。月と太陽も兼ねる形の三日月の形です。色々あって現在の市章になったようです。
以上でアンク、エジプト十字は終了です。エジプト十字はフリーメイスンリーのシンボルかというと非常に微妙です。タウ十字はトリプルタウからもフリーメイスンリーのシンボルとなるようです。アンチフリーメイスンリーとはならないのでしょうが、あえて入れ込んでいてもあまりメリットはないものになるのでしょうか。むしろそのために逆さのアンクが多いのかもしれません。そもそもアンクを市章に入れてどういう意味があるのか不思議な感じもします。しかし事実としてこれだけたくさんのアンクが認められるわけです。謎だと思います。(アンクはMacky's EncyclopediaでもPhoenix Masonryでも項目はないようです。確かにエジプト十字は十字のシンボルの元になるのだと思いますが、タウ十字を古代の十字の原型とする考え方以上にアンクを重視する考え方はフリーメイスンリーにはないようです。むしろアンクとフリーメイスンリーを結びつける考え方は陰謀論のホームページに多いようです。エジプト学も以前より進んだのでアンクとフリーメイスンリーを結びつける考えが根強く存在しそれが市章にも表れているのかもしれません。)
次回タウ十字です。非常にデザインは似ています。
既に聖書のエゼキエル書は読んでいたので該当のタウ十字の項目は読んでいたのですが、確認したところ新共同訳の口語訳では印を付けよ。となっているだけなのでタウ十字は知らなかったものとなります。
神戸が横浜と同じく日本におけるフリーメイスンリーの発祥の地になる事を知っており、最初に六甲山に登ってシンボルが新築されたのを認め、その直後に蜂の巣である事を知ったわけで、すでにそのときに碇がフリーメイスンリーのシンボルである事を知っていましたので、これはどう考えても夜景にライトアップされる神戸の市章は何らかのシンボルに違いないと考えて出てきたのがやはり最初はエジプト十字でした。で十字について少しウィキペディアなどで知るようになって初めてタウ十字の存在を知るにいたったというわけです。
そういうわけなのでインターネットの無かった時代に本や口伝でこういう秘密を知ろうとしていた人たちは大変だったんだと思うわけで、当然インターネットも同様ですが、こういう秘密は教えようと思う他に伝わる方法はないのです。つまり聖書を読む機会を増やそうというルターやカルバンの試みというのはカトリックの内部から言っても積極的な智恵の伝道であり、それらの日本でのザビエルやその他の伝道師らの活動はこういう智恵の伝道の最たるものであり、現在やはりそれらの最も効率のいいやり方がテレビやインターネットなどのメディアになるのだと思います。
打てば響くとか、求めよさらば与えられんなどそういう教えは多いですが、フリーメイスンリーでは2be1ask1という標語があり、これはTo be one, ask one.という意味で、フリーメイスンになりたいと思うのであればフリーメイスンに尋ねよという意味で、これは智恵の話と一緒で、知りたい、学びたいと思うからこそ知る機会を得、学ぶ機会を得るという単純明快な教えなのだと思います。論語でいうと子曰、「学而時習之。不亦説乎。有朋自遠方来。不亦楽乎。人不知而不慍。不亦君子乎。」となるかと思います。
さてそういうわけでタウ十字の話になるわけですが、タウ十字に関して神戸の市章は非常にシンボリックなものになるかと思います。
市章の表情というかそういう印象が非常にまたぬけぬけとしている感じで非常にまたフリーメイスンリー的であるかもしれません。(3/8追記:神戸市の市章を始め、この形をタウ十字として説明していますが、さらにうまい説明が見つかりました。キリストを魚として表現する方法としてイクトゥス(ΙΧΘΥΣ)というものがミラノ勅令前のキリスト教弾圧時代に十字架以前のキリスト教のシンボルとしてあったようです。
お互いをキリスト教徒として確認するための符牒としても使われたようです。
この形の転倒であればタウ十字よりもさらにキリスト教信仰の象徴になるものと思われます。恐らく採用している市はやはりキリスト教を意識しておらず元の神戸市の市章をまねしているためかと思います。それでTの字よりも神戸市の市章に近い形が引き継がれていっている理由がわかりました。タウ十字にさらにこのイクトゥスが重ねて隠されていたと考えるのが最も正しいようです。)
こういうひっかけるような感じはYou Tubeなどでもアップされていますが、フリーメイスンを見抜く方法といったBBCの動画にコミカルに表現されています。郵便のマークやTSUTAYAのマークなどもそういう一つの重要なメディアとしての現れであると思われ、タウ十字の象徴的な使用かと思われます。東京都の都章にも使用され、銀杏の葉はそのまま東大やその他の国立大の徽章ともなっています。
キリスト教的には聖フランシスコ会が十字として採用しているそうで、これもやはりカトリックの聖書研究の結実なのだと思いますが、恐らく旧約聖書を読みこんで十字のシンボルの成り立ちを研究して辿りついたシンボリズムの結果なのだと思います。(サンフランシスコはこの聖フランシスコが名前の元になったそうです。サンフランシスコは日本人街やサンフランシスコ講和条約など日本人とも関わりの深い土地です。サンフランシスコ大地震などもありました。サンフランシスコの市章は羽を広げた鷲の図柄でどうもタウ十字を表しているようです。)(2013/11/9追記:鷲ではなくフェニックスですね。十字ではなくタウ十字に掛けられて復活するキリストを象徴しているようです。)
フリーメイスンリーでは三笠公園の項でとりあげましたが、ブラザージョージ・ワシントンも加入していたYork Riteの内の団体であるRoyal Arch Masonryのシンボルマークのトリプルタウで採用されており、これについてはまだ詳しくないので由来する教えなどについてはわかりません。
羽曳野市 大阪ですね。鳥の羽ばたきにもかかっているそうですが、葡萄の生産地のようです。古墳も多いようです。葡萄はエゼキエル書でもよく出てくるキリスト教のシンボルで、フリーメイスンリーでもワインは象徴的です。有島武郎の一房の葡萄などもキリスト教のシンボルかと思いますが、この市章も色なども葡萄をイメージしているものかと思われます。最近ではダルビッシュの出身地のようです。(3/8追記:ダルビッシュの移籍先のテキサスレンジャーズのシンボルマークのTはそのままタウ十字ですね。活躍が期待されます。羽曳野市は梅酒のCHOYAの本社があるようです。ワインとつながるでしょうか。イクトゥスとも関連はあるかと思います。)
土佐市 高知ですね。Gにもかかっているようです。比較的神戸の市章に近い形となります。どうしてもタウ十字の恐らく日本での最初のわかる使用が神戸の市章だったためだと思われます。タウ十字の市章での表記は前回のアンクの造形を除けば神戸市の市章の形の模倣を越えない形になります。やはり市章でのシンボリズムはエゼキエル書やキリスト教信仰などから来るものではなく、ダイレクトにフリーメイスンリーのシンボリズムの模倣という形が日本の市町村では一般的であるのだと理解される一つのわかりやすい例がこのタウ十字なのだと思います。それは昨今の市町村合併で異常に月と太陽が多く認められたり、3の強調が多く認められたりする話ともつながっていて、それらはシンボルの教えの理解とはかけ離れたものであるとわかるわけです。それは明治大正期の市章にAll Seeing Eyeが異常に多かったり、非常に小さな規模の市町村の方がGのシンボルをそのまま使用しているなどの傾向とも重なります。横須賀のフリーメイスンリーのシンボルの多用とも重なる非常に悲しい日本のフリーメイスンリーの現実かと思われます。(3/8追記:まさにイクトゥスの形になっています。キリスト教信仰が盛んとは思えません。)
旧砺波市 富山です。現在は
です。以前のものは典型的なタウ十字にGのシンボルの転倒でした。これもアンクの形と近く市章で非常に多い形です。最近の市町村合併で三色で川の流れのようなGlory後光を伴ったタウ十字の変形となりました。北陸は浄土真宗が強いのでしょうか。この川の流れのような形は市章でもある一定数認められ、恐らくフリーメイスンリー的には後光Gloryとして認められるのでしょうが、最も近いのはコメント欄でも若干話題に上った笹川良一氏のボートレース協会のシンボルマークで認めます。恐らくボートレース協会側では独自のシンボルと認識されているのだと思いますが、フリーメイスンリー的には後光Gloryなのだと思います。島津の十文字と近い話だと思います。シンボリズムは著作権の話とも近く、フリーメイスンリーの友愛のベースともなるのですが、基本的にアダムとイブの創造から始まって、人間にオリジナルはないと、全て神の模倣であり、オリジナルは神の世界にしかないという、まあいわばネオプラトニズムが徹底している感じでしょうか。そういうわけで、日本のものでオリジナルのものがあるとかいう発想はあまりないのではないでしょうか。そうは言っても日本独特というのは良く強調される話なので、聖書を読んだりして海外の考えと自らのものを相対化する作業が大事になるのではないかと思います。笹川氏や大体有名になる活動家はそういう活動がもっぱら盛んだと思います。(3/8追記:イクトゥスで良いと思います。)
鹿嶋市 茨木ですね。鹿島臨海工業地帯、鹿島神宮、鹿島アントラーズの鹿島ですね。市名表記は鹿嶋になるようです。住友系の工場のようですね。反転したGも認めます。緑色なところも神戸市章に似た感じです。(3/8追記:イクトゥスで良いと思います。)
天童市 山形ですね。将棋の町です。Gも認めます。天童のひらがなの「て」らしいですが恐らくTからこの形になったのではないでしょうか。(3/8追記:イクトゥスですね。)
長門市 山口です。安倍晋三元首相の選挙区です。タウ十字でいいと思いますが3かもしれません。どっちつかずのかなりぼんやりしたものです。
むつ市 青森です。大湊があるようです。脇野沢庁舎という所の写真ではピラミッドが見えます。(3/8追記:これもイクトゥスの形ですね。)
大府市 愛知です。やはり愛知は個性的ですね。小文字のgにもかかっていそうです。(3/8追記:イクトゥスですね。)
旧平戸市 長崎です。アンクで出たかと思います。タウ十字に非常に近い形ですが、なぜかアンクに変更になっています。やはりそれだけタウ十字はフリーメイスンリーのシンボリズムで重要なのではないでしょうか。
川崎市高津区 神奈川です。高津のTと思います。タウ十字のはっきりした形は市では少ないようです。
京都市山科区 京都です。Yをかたどっているようです。市町村ではないのであまり関係ないかと思います。
京都市下京区 京都です。明らかにTですがこれもやはり市町村ではありません。東本願寺、西本願寺があるようです。京都タワーもあるようです。面白いですね。
相生市 兵庫です。タウ十字とも取れますが、結三つ柏の反転のようでもあります。兵庫はやはりタウ十字への関心が高いようです。かつてのIHIの城下町のようですが人口は減っているようです。
大川市 福岡です。3本線は三の強調でしょうか。ちょっと上に出ていますがアンクとは認めづらいと思います。
和泉市 大阪です。自然が多いようです。タウ十字とアンクの市章はあまり発展と関係ないのでしょうか。神戸のものとはやはり異なるのでしょう。
市原市 千葉です。市をモチーフとするのも多いようですが、この場合はかなり明確なタウ十字になるようです。神戸の市章ともそっくりです。ゴルフ場の数が日本一のようです。神戸ゴルフ倶楽部と関連しているのでしょうか。(3/8追記:イクトゥスですね。)
旧加須市 埼玉です。現在のものはAll Seeing Eye、アンク、月と太陽のもののようです。やはり市章の流行そのものを感じさせる流れです。旧章はAll Seeing Eye、Gの転倒、タウ十字が平等に入れ込んである印象でしょうか。人口は非常に増えているようです。
北区 東京23区です。タウ十字とういうよりはAll Seeing Eyeでしょうが、タウ十字が少ないのでこちらに入っています。赤羽があるのでしょうか。
湖南市 滋賀ですね。琵琶湖の南のようです。甲賀郡の甲の字からタウ十字にかけているのかもしれません。人口は増えているようです。
文京区 東京23区です。タウ十字の転倒で良いと思います。JRの駅はひとつもないようです。大学や学校が多いようです。タウ十字については教わるのでしょうか。(3/8追記:イクトゥスですね。)
東広島市 広島です。ひの字を二つ重ねたようです。広島大学、エルピーダメモリがあるようです。タウ十字を二つ重ねたとも無理すれば見えますが、鳥の形のようです。二つ重ねるのは日本の象徴になるのかと思います。
上越市 新潟です。上の字のようです。タウ十字の転倒ととりました。月ともとりがたいしそれくらいしかないかと思います。春日山城があるのでしょうか。
香南市 高知です。これをタウ十字とするのはかなり無理があります。Kをモチーフとしているようです。五芒星は良いかと思います。青い部分を斜めのタウ十字ととりました。月と太陽もないのでその代わりに五芒星なのでしょうか。反転のGも無理やりなんとか見えるかもしれません。
アンクとタウ十字はあまり市の状況を見ても何か発展や文化・産業と関連してる傾向は薄いようです。ただ特にタウ十字については神戸市の市章の影響が感じ取れるかと思います。最初のフリーメイスンリーの地である事から市章の意義は深いのだと思います。横浜市の市章についてもそっくりのものがかつては他の市町村でやはり認められたようです。
アンク、タウ十字に限らず十字全般で見るとやはり九州地方は十字が市章に隠されているようです。私も色々抜けているものがあるようですし、市章の表記をヤフー検索で最初に出るホームページに頼っているので、町村について全く抜けている事から、かなり多くの市町村章についてもっと明らかなフリーメイスンリーのシンボルが入ったものについて抜けているようです。
最終的には関連したと私が見て思われるものは全て載せるつもりですが、抜けてしまうものもあるようです。ご了承ください。この市章シリーズの要点は市章にそういうフリーメイスンリーのシンボルが数多く認められ、それらが市章作成過程で恐らく意識され、またそれらが現実の市の文化や民主主義、工業の発展と関連しているように思われるという私個人の意見を裏打ちできればと連載しているもので、確実などこかの情報に基づいているものではありません。まさにテレビでのフリーメイスンリーの都市伝説のフレーズ、信じるか信じないかはあなた次第というものです。
ですがここまで全部読んでいて信じない人はいないでしょう。まあ全部読めればの話ですが。
タウ十字は旧約聖書に起源があり、キリスト教信仰やフリーメイスンリーの考え方と密接に関わっているものであり、それらと関係なく市章に使われる事はやはり本質的に間違っているのかと思います。神戸がフリーメイスンリーで特別な地である事をまず理解し、その上でタウ十字の市章について理解することが最初に必要なのだと思います。またタウ十字より古いものとして安易なアンクの持ち上げは非常に危険だと思います。エジプト学の基本はやはり聖書や文献を基本とした古代文明の研究であり、聖書が荒唐無稽だとして最初から理解しないでエジプト文明を理解しようとする事は非常に危険です。もちろんフリーメイスンリーの歴史が聖書やキリスト教の絶対主義からの解脱であったとしてもです。フリーメイスンリーでも聖書の通読が必須ではありませんが、より深い理解には絶対必要だと私は考えます。シンボルの使用もやはりそういうものだと思います。そこにつながりを認めないようでは理解できないのではないかと思います。
論語読みの論語知らず、そのような言葉が言われて儒教はすたれていっているかと思います。要は同じことで、世の中にキリスト教の教えやフリーメイスンリーの考えが普及すればするほど原典を知る人は少なくなるという事はあるかと思いますし、それを最初から考えてユダヤ教は作られています。なんでもオリジナルに当たれ、原典の真偽を大事にしろという所は科学的思考やフリーメイスンリーの基本的な態度であり生きていくのに大事なことだと考えます。
(2015/1/24追記:非常にシンボリズムのところで、重要であり基本的なところであり、全国のロータリークラブやライオンズクラブと関わる所でもあるのですが、このタウ十字の部分の項目で取り上げた市章の中に有翼日輪とかぶさったものが数多くあるようです。いずれにしてもシンボリズムに関してはそれだけで大学が一つできる程の内容かと思いますので今後も精査していきますので歴史的な資料としてこのまま残していこうかと思います。)
次回現在話題になっている大阪市の澪つくし、ラバルムの市章についてです。
とりあえずラバルム、コンスタンティヌスの十字についてウィキペディアの内容を転載します。
ラバルムとキリスト教
当時の皇帝の教養がどの程度のものであったかは詳しくは知りませんが、哲人皇帝マルクス・アウレリウスの時代とは違って、その後の同族同士で殺し合い、帝国分割が当然であった時代は、いわゆる実力主義という奴でしょうから豊臣秀吉やカール大帝と一緒で文盲に近いのが当たり前なのかもしれません。そういう皇帝に対してキリスト教として働きかけるときにはやはり奇跡を起こして文字の力、智恵の力を誇示するというやり方は非常に効果的であったものかと思われます。
何やら最近の日本の選挙のようですね。いずれにしてもXPの彫刻に認められるように、恐らくネロ帝の時代に作られたヨハネの黙示録で目指したアルファでありオメガである、すなわちキリスト教は全てであるという目標はコンスタンティヌス帝の時代にローマ帝国での国教化という形で達成されたと考えられます。その象徴的なシンボルとして認められたのが今回テーマのχρであり、現代ではウィンドウズXPとしてその名前が残っています。こちらもやはりコンピュータネットワークの一元化という事を成し遂げたものかと思われます。いわゆるラテン十字として知られる、キリストの復活の象徴としての十字架はこのコンスタンティヌス帝の時代にエルサレムでの聖十字架の発見やその他の事象を通じてその後にキリスト教のシンボルとして認知されていったようです。エジプトの宗教改革から引き続く、ユダヤ、キリスト教の一神教の思想が多神教の大帝国の中で普遍化し、またその結果としての異民族の流入と北方へのキリスト教の普及、アラビアでのイスラム教の発生を促す事になるのかと思われます。ローマ帝国で恐らく普遍的な現実問題であったローマ市民権の問題を宗教的理想の一神教が解決する一方、現実的には北方異民族の流入という形で再び民族問題に変化していく、ユダヤ教の歴史でも同様に認める、智恵の一般化と民族問題の多様化、まさにアメリカ建国の理想で示された人類の一つの道ではないかと思われます。現在の日本に置き換えても同様になるのかと思われます。
さてテーマである市章のラバルムの前に一つだけ商標をとりあげようかと思います。
やはりラバルムとは関係なく日本古来の家紋から成り立つようですが、島津の十字と同じくやはり起源ではラバルムの方が古いかと思います。現在セブン・アンド・アイホールディングス傘下となっているようです。
大阪市 大阪です。現在話題のところです。全国の市章を見たときに明らかに際立っています。澪つくしで船の道しるべの意味もあるそうですが、船のマストのようでもあります。
京都市 京都です。追加しました。やはり同様にロータリークラブのシンボルもラバルムになるかと思います。
ロータリークラブのシンボル どちらもキリスト教のシンボルを入れ込んである事になります。これらはsymboldictionary.netというサイトではイクトゥスホイールというΙΧΘΥΣの文字が入れ込んだΧΡになるようです。
まあなんというかすごい秘密ですね。皆さんのご感想をお待ちしています。
尼崎市 兵庫です。ダウンタウンの出身地で有名でしょうか。寺町で創価学会が選挙では強いようです。あまりキリスト教そのものとの関係は薄いのでしょうね。ミッション系大学はあるようです。
高槻市 大阪です。ベッドタウンのようです。かつては高山右近の本拠地であったようです。隠れキリシタンも多かったようです。選挙では社民党が強いようです。
泉佐野市 大阪です。関西国際空港があるようです。人口は増えているようです。
宮崎市 宮崎ですね。県の方はつい最近まで話題を提供していました。大学もあり人口も増えているようです。
珠洲市 石川です。能登の先端のようです。人口は減少しているようです。
新潟市 新潟です。開港五港の一つです。六芒星、碇ともかかっているようです。御殿場型のGともとれるでしょうか。かなりシンボルを入れ込んだタイプです。かなりきれいなXPのタイプです。明治41年制定の古いものです。大阪市が明治27年で最も古いようです。
紋別市 北海道です。人口は減っているようですが、海港、空港があるようです。
蓮田市 埼玉です。星型の市章で出しました。人口は増えているようです。
旧臼杵市 大分です。現在は人型のアンクです。人口は減っているようです。あまり寺などが多くないのでしょうか。
豊橋市 愛知です。愛知はシンボルで必ず一つは入ってきます。バランスが良いですね。やはり中部文化圏、メディアの真骨頂でしょうか。自動車の輸出入が日本一のようです。
益田市 島根です。空港があるようです。上が繋がっていなければそのまま聖アンデレ十字になります。XPは基本的に聖アンデレ十字とかぶりますが、XPと認められる場合はXPを優先しています。聖アンデレ十字は青字に白抜きでスコットランドの国旗となります。ゴルフの聖地セントアンドリュースの地名の元になっています。スコットランドは大英帝国の合同王国の基礎であり、清教徒革命、名誉革命での一つの勢力の本拠地であり、フリーメイスンリーのイングランドと並ぶ実務的メイスンリーの発祥の地であります。
富田林市 大阪です。寺が多く街並みがきれいで、PL教団の本部があるようです。東本願寺の大学があるようです。
寝屋川市 やはり大阪です。大学や成田山の別院があるようです。御殿場型のGもあるようです。矢印型は市章では珍しいのではないでしょうか。
岸和田市 大阪です。だんじりで有名なのでしょうか。人口は増えているようです。コシノ姉妹のドラマで舞台なのでしょうか。XPからは少し遠い形ですが大阪であり意識しているものと思われます。赤いのも特徴かと思われます。タウ十字とも考えられない事はないでしょうが、XPに近いのではないでしょうか。いずれにしてもキリスト教と直接的なものはなさそうです。
堺市 大阪です。堺の商人で有名です。千利休屋敷跡と仁徳天皇稜があるようです。堺屋太一さんのルーツのようです。三つの市を表すのも十字の神の手のようです。XPで良いと思います。
杉並区 東京23区です。高円寺阿佐ヶ谷があるようです。アニメ産業が多いようです。オウムの道場が以前あり問題となっていました。高円寺は曹洞宗のようです。
横浜市栄区 神奈川です。これは市町村ではないのであまり関係ないかもしれません。漢字の栄の字からきています。ベッドタウンのようです。
以上で終わりです。漏れがあるかもしれませんのでコメントで指摘していただけるとありがたいです。XPは非常に特徴的な形で、宗教性が強い事から、大阪市中心に地域性もあり、市章のシンボリズムとして非常に興味深いものです。現在の大阪市の行政改革とも合わせて、キリスト教の国教化の歴史とも合わせて、面白いかと思われます。
ただフリーメイスンリーのシンボルかというと特にシンボルの図で認めた事はない気がします。キリスト教のシンボルというのが間違いがないと思います。実際には市章では寺や日本の新興宗教と関わりがある様で、汎宗教的なシンボルととらえられているようです。シンボリズムで日本の伝統宗教が卍などでもあまり得意でないのが逆に表れているせいなのかもしれません。
いずれにしてもウィンドウズXPとも合わせてフリーメイスンリー、キリスト教の普遍化の一つのシンボルなのだと思われます。次回は十字の流れで市章の聖アンデレ十字についてをやります。
(追記:XPはやはりフリーメイスンリーの付随団体であり、Royal Arch Freemasonryのさらに内部組織であるRed Cross of Constantineのシンボルマークのようです。IHSVはIn Hoc Signo, Vinces (Latin: By This Sign, Conquer)という意味だそうです。コンスタンティヌス帝はミラノ勅令で全宗教に対する寛容を指示したそうで、それはフリーメイスンリーの宗教的寛容と繋がるものと思われます。同時にそれはキリスト教の国教化でもありました。
聖ゲオルギオス十字+聖アンデレ十字+聖パトリック十字=ユニオンジャック
聖ゲオルギオスは12世紀のグルジアの伝説の聖人でグルジアやジョージやジョージアの語源になった人のようです。龍退治と異教の王に立ち向かい殉教した伝説があるようです。ゲオルギオス自体は語源からギリシア語の農夫を意味するようです。桃太郎伝説みたいな感じでしょうか。
聖ゲオルギオスとドラゴン
聖アンデレはセントアンドリューの地名のもとで、キリストの十二使徒の一人でペトロと共にガリラヤ湖で漁をしているときに弟子になった4番目の使徒で、もともと洗礼者ヨハネの弟子であったようです。ロシアやルーマニア方面に伝道し、ギリシアで斜め十字の磔にされて殉教したそうです。
聖アンドリューの磔
9世紀ごろにスコットランドの王がイングランドの王と戦う前にやはり斜め十字のシンボルの夢を見てから戦いに勝ち、それからスコットランドの守護聖人と讃えられるようになったようです。
聖パトリックは5世紀のアイルランドにキリスト教を布教した聖人で、シャムロック(3つ葉のクローバー)を三位一体の象徴として布教したそうです。後にアイルランドの聖パトリック騎士団が斜め十字を使用したためシンボルとなったそうですが、アイルランドからはイングランドからの押し付けとして拒否されているそうです。聖パトリックは殉教していないので十字架は関係ないようです。
まあ普通に考えてシンボルとしての十字架と一緒で、磔刑でどのような器具を使ったかが大事なのではなく、シンボルとして十字や斜め十字の発想が最初にあり、それに殉教の逸話がくっついたのだと思います。
さて市章の中の斜め十字、聖アンデレ十字ですが、その前に昨日気が付いて追記したイクトゥスについても説明しなければならないかと思います。
イクトゥスはやはりウィキペディアで説明があるかと思いますが、キリストを魚に例える、まあ形から言っても女性器の転倒なのだと思いますが、そのシンボルで、これはフリーメイスンリーでもシンボルとして魚を表すやり方があり、これについては神戸のメリケンパークのオブジェで触れたと思います。

ユダヤ人建築家の巨大な魚のオブジェと鷲が魚を捕えるオブジェ
この解釈については日本がキリスト教国となり、その日本をアメリカの象徴である鷲が捕えるというものかと思います。市章の説明でそれらがだいぶ納得されるのではないかと思います。
さてこの魚型の象徴のイクトゥスなのですが、その目で見ると聖アンデレ十字と考えた市章にも数多く含まれており、どちらで分類するのが適切なのかというのが非常に多く認められます。いずれにしてもキリスト教のシンボルであり、フリーメイスンリーのシンボルでもあるという事になるのだと思いますが、一応分類時はイクトゥスは認知していませんでしたので、シャネルのブランドマークのようなものも聖アンデレ十字の形として分類しています。
三つの円が交わると
Triquetra(日本では結三つ柏、三菱マークの元)
シャネルのマークもvesica piscis、聖アンデレ十字を表している事になるかと思います。
ネットでジュエリーの説明としてあるものをコピペします。
ヴェシカ・パイシーズの形は2つの円の重なり、神聖世界と物質世界の 交差点である神聖シンボル、ピタゴラスの”魚の計量”、そして創造の はじまりに由来しています。ヴェシカ・パイシーズはその象徴性を幅広く用いられています:1. 神と女神へのつながり2. ジーザス・クライストのシンボル3. 女神の性器4. フラワー・オブ・ライフの基本モチーフ5. ツリー・オブ・ライフの上面6. 平方根と調和の均整の幾何学的解説
フラワー・オブ・ライフ エジプト時代からある造形のようです。
ツリー・オブ・ライフ 生命の樹、セフィロト ユダヤ神秘主義の中心をなすカバラの教えを表したものらしいです。詳しくは知りません。タロットと関係しているようです。
そういうわけでデザインやシンボルというのは大昔から共通の形が多く認められ、それらが特にキリスト教社会で熱心に研究された結果、キリスト教的に意味付けされたものがほとんどで、日本古来のものと意味付けは異なる事になるかもしれませんが、フリーメイスンリーとして日本に来た際にキリスト教的理解で日本古来のものと融合し結果として市章として形成されたものと考えられます。
聖ゲオルギオスと関連してそうな商標もあったので載せます。
コカ・コーラのコーヒーのブランドだと思います。もちろん地名のジョージアからきているのでしょうが、青字でOもGの形に認められ、3つのGになるのかと思います。飲んだ事があるのではないでしょうか。
さてではだいぶ色々ゴテゴテと書きましたが、興味ある方はhttp://symboldictionary.net/を見てください。作者の方は恐らくフリーメイスンのようです。
聖アンデレ十字の入った市章についてあげていきます。
萩市 山口です。ここは長州藩の本拠地で以前は六芒星だったものがこの中国の中に読めるものに変わったと前にこのブログに載せました。しかしよく見るとまさにスコットランドの聖アンデレ十字の繰り返しそのものです。松下村塾があり、昔の街並みがあります。人口は減っているようです。
米子市 鳥取です。ユニオンジャックのタイプです。横須賀市章もそうですが、八芒星はユニオンジャックと一緒でキリスト教の中ではグノーシス主義やキリストの復活の8日目であり洗礼と関係があるようです。大学病院、空港はあるようです。
半田市 愛知です。これはクロスが強いのだと思います。形的にも斜め十字はコンパスに近いのではないかと考えます。軍需工場があり伊勢湾台風の被害があったようです。人口は増えているようです。
島原市 長崎です。これはさすがに白抜きの隠し聖アンデレ十字で良いかと思います。All Seeing Eyeもかかっているようです。雲仙普賢岳の噴火もあったようです。
岩見沢市 北海道です。正方形の菱になる珍しい形です。正方形自体はパーフェクトアシュラーの形にもなるのかと思います。内部は完全にユニオンジャックです。石炭輸送の鉄道の町であったようですが最近は農工業の町のようです。
旧栃木市 栃木です。現在は合併でGの転倒の形になっています。以前のものはユニオンジャックの形です。かつては県庁所在地であったようです。
生駒市 奈良です。茶筅、茶道具の産地のようです。Xの形で良いかと思います。お茶とキリスト教のつながりは深いかと思われます。
紀の川市 和歌山です。紀の形のようです。農業が盛んなようです。華岡青洲の出身地のようです。華岡青洲の一門は適塾塾生とは仲が悪かったようです。Xになると思います。
恵庭市 北海道です。中心の恵の上の部分も十字になると思います。斜めの長円の十字になるかと思います。自衛隊の演習場があるようです。
白井市 千葉です。丸に切れ込みのGもあります。All Seeing Eyeもあるかと思います。中心の十字が斜めになっています。
大和高田市 奈良です。カタカナの図案のようです。斜め十字ととりました。
鈴鹿市 三重です。ホンダの工場があり、鈴鹿サーキットがあります。人口は増えているようです。丸に横棒のGともとれるかと思いますが、近接する円弧で聖アンデレ十字で良いかと思います。音のなる鈴の形のようです。
八街市 千葉です。八を二つ重ねた形のようです。シャネルのマーク型の聖アンデレ十字ととりました。χの形とも近いかと思います。中心の菱型でAll Seeing Eyeを模しているのかと思います。
北杜市 山梨です。漢字の北です。小淵沢や清里などは昔から外国人と関わりがあったようです。聖アンデレ十字で良いと思います。
北斗市 北海道です。こちらも漢字の北のようです。月の形のようです。やはりχの形で聖アンデレ十字で良いと思います。
北上市 岩手です。かなり崩れた感じの北です。χで聖アンデレ十字としました。人口は増えているようです。Gもかなり苦しいかと思います。
西都市 宮崎です。古墳があるようです。χの形で聖アンデレ十字で良いと思います。
串間市 宮崎です。芋を洗う猿がいるようです。少し離れていますが聖アンデレ十字ととりました。
笠岡市 岡山です。カブトガニの生息地のようです。シャネルのマークに近いです。これは聖アンデレ十字というよりvesica piscisまたはイクトゥスが良いかと思います。全体としては聖アンデレ十字で良いのではないでしょうか。
旧宇和島市 愛媛です。現在は典型的な月と太陽となっています。少し離れていますが聖アンデレ十字で良いかと思います。All Seeing Eyeはちょっとつらい感じです。vesica piscisまたはイクトゥスもとれるかと思います。
四街道市 千葉です。これもやはりほとんど同じ形です。白抜きで強調しているところからも聖アンデレ十字、vesica piscisまたはイクトゥスがセットなんだと思います。もちろん市章作成者が意識しているかはわかりかねます。
三浦市 神奈川です。当ブログの一つのメインテーマであった横須賀地域の隣に位置する非常にそういう意味で重要な市です。三浦市の元になる鎌倉時代に勢力を誇った三浦氏の家紋は三つ引きです。
姿形が似ても似つきません。唯一三本線くらいでしょうか。横須賀市の市章の真ん中に吸収されて三浦市には残らなかったようです。
さて三浦市の市章はマグロか大根が二つ並んだ形だそうです。これは完全にイクトゥスそのものです。三浦市には教会も修道院もあり布教にも積極的のようですが、三浦市がキリスト教的である印象は受けません。聖アンデレ十字も良いかと思いますが、これだけ完全なイクトゥスの市章は他にありません。やはり市章の説明でもマグロ二匹と魚である事を強調しています。二本ある事は日本の象徴としてもかかっているのかと思います。全体として市民はどう思うのでしょうか。
四日市市 三重です。四日市ぜんそくで有名ですが、イオングループの発祥地のようです。丸に点で太陽のシンボルマークともなります。十字に円弧で十字、聖アンデレ十字、vesica piscisまたはイクトゥスとなります。vesica piscisは6個認められるようです。
市章における聖アンデレ十字はこれで終わりです。タウ十字よりも特に島原市があるために説得力があるかと思います。九州においてはやはり隠れキリシタンの歴史もあり、また近畿圏においても寺社との関係においてXPが多く認められたり、最初にやった星型の北海道などわかりやすい地域性があると説明もしやすいようです。
ただ個人的には三浦市は意外でした。キリストを魚で表すことは知っていたのですが、イクトゥスの形がここまで市章と一致しているとは驚きでした。やはり在日米軍基地の基地司令官、GHQ最高司令官が共にフリーメイスンとして基地行政に深く関わり、その横須賀の基地の立地を考えた際に歴史的に地理的に重要となる三浦市がやはりシンボリズムでも重要な印を刻まれているという事は、住民の考えや封建的な雰囲気は別として、将来の理想に向けた横須賀のシンボル建築とも繋がるフリーメイスンリーの間違いない事業の一つなのだと実感されました。
キリスト教国教化へつながるΧΡの出来事など、歴史や人間集団を動かす大きな力がシンボルにはあるとあらためて確認されました。その力が日本の市章にも込められているという事がこのブログの内容で実感されれば幸いかと思います。
次回は市章をいったん離れて福岡・博多のフリーメイスンリーのシンボルについてをやるか、またはちょっと休みをもらうかもしれません。
ええと、福岡へは学会の後で単身赴任中の家族を見に行ったわけです。
観光旅行といえ大変でした。こんなところで報告する事になるとは夢にも思いませんでした。
福岡についてはこれまで行った事はなく初めてで、たいして基礎知識もありませんでした。
ただ一点、フリーメイスンリーに関してだけは注目していました。
一応黒田官兵衛については、最初はやはりゲームでしょうか、光栄(本社ビルが面白いらしいですが。)の「信長の野望」の世代なので、それで知っていたという所になるかと思います。軍師で優秀であったという印象を持っていた程度で、具体的に知ったというのはやはりウィキペディアだと思います。それでは再びウィキペディアを転載します。
今回はやめておきます。長いですからね。
ポイントだけをまとめます。播磨の出身で姫路城なども居城とした。裏切りの説得に行き土牢に閉じ込められたりして後遺症が残るほどのひどい目にあった。秀吉に仕え中国大返しを献策した。高山右近らと親しくなりキリシタンとなった。秀吉がバテレン追放を行った後はすぐに棄教した。小田原攻めでも北条氏の降伏を説得した。福岡に居城を持ち家康に恐れられた。
その他数多くの逸話に彩られていますが、結局武将から大名となり今日の福岡の基礎となる江戸時代の治世の元となった人物かと思います。
彼の人生の最大のポイントはキリスト教との出会いであり、キリスト教との出会いはまた茶人や茶の湯の文化との出会いでもありました。利休七哲、十哲(千利休の直弟子)のうちキリシタンであったのは、蒲生氏郷、高山右近、牧村利貞、織田有楽斎であり、細川忠興は妻ガラシャがキリシタンでした。また織田信長に謀反し、黒田官兵衛が交渉に行って土牢に閉じ込められた荒木村重も茶人としてこれに含まれます。この時代のキリシタン大名に多いのは九州地方であることと、やはり裏切りが非常に多いのと、支配地域での神社仏閣への迫害でしょうか。
茶の湯は後に千利休の切腹により大成され今日まで日本文化の伝統として天皇家や三井家とも密接につながる形で継続しています。イエス・キリストの磔とも相似のものがあるかと思います。
いずれにしても茶の湯は戦国から安土桃山にかけての戦乱と裏切り、下剋上の中で心の平穏を求める諸大名の求めで拡大隆盛し、江戸の安定の中で町人、商人の文化と共に明治維新を迎えることとなりました。黒船来航の狂歌「太平の眠りを覚ます上喜撰たった四はいで夜も寝られず」と歌われるほど茶の文化は浸透するのでした。もちろん茶の文化は中国が発祥で、後にイギリスでは紅茶の習慣となり、中国ではウーロン茶をはじめとした各種の茶が今でも盛んで、三国志の時代から茶は薬として珍重されていたようです。
フリーメイスンリーはもともと紅茶の普及が始まる前のコーヒーハウスで始まり、現在でも定例会ではコーヒーがふるまわれるのが通例となっています。コーヒーや紅茶の栽培や取引は各国の通商や経済を発達させる役割を通じて、世界の一体化や今日に至る各国の文化や習慣の共通化を果たしました。フランス革命後のナポレオン帝政期における大陸封鎖令によるイタリアでのコーヒー豆の供給不足からエスプレッソの方法が生まれ、今日ドトールコーヒーやスターバックスコーヒーなどのコーヒーチェーンの拡大で日本でもここ数年で急速にそうした習慣が生まれてきているかと思います。また英国の伝統である紅茶の習慣に関しても、アールグレイをはじめとした様々な銘柄を楽しむ習慣も近年極めて一般的に認めらるかと思います。ブラザーリプトン卿のティーバックは有名ですが、フォートナム・アンド・メイソンのような英国の老舗ブランドも日本に進出してきているようです。
アメリカ独立戦争では東インド会社の茶税の増税に対するボストン茶会事件をきっかけとして大きく独立運動として動き出しました。ボストン茶会事件をきっかけとしてアメリカではコーヒーを飲むのが主流となったそうです。ボストン茶会事件とフリーメイスンリーが直接関係した事はないようですが、その後に独立戦争ではボストンではブラザーポール・リビアが活躍しその名を留めています。私は個人的には紅茶は茶葉を中国から英国に運ぶ途中で発酵してしまうために、英国では普及したのではないかと思っていますが、これは非常に強く否定されます。紅茶も緑茶も抹茶もコーヒーも良く飲み好きですが、やはり日本人にとって抹茶を飲むとその爽快感は日本的な独特なものがあるかと思います。最近では先ほど挙げたチェーン店で抹茶ミルクの製品が多くなりましたので抹茶飲料を飲む機会も増えているかと思います。
日本人にとってのお茶は現在でも生活の中で密接に関わっていますが、日本の象徴としての天皇家とお茶の関係はまた天皇家とキリスト教の関係のように密接なものがあるかと思います。天皇家に限らずお茶会というものは正式な形からくだけた形のものまで様々に親交を深めたり情報を交換したりする機会であり、キリスト教のミサやフリーメイスンリーの会合のような役割があるかと思います。ウィキペディアでもあまり解説が無くなりましたが、東京にある有楽町という皇居前の地名は、いわゆる八重洲(ウィリアム・アダムスの同僚のヤン・ヨースデン由来)と似て、織田有楽斎の名前と関係しているそうですが、はっきりした根拠はないそうです。織田有楽斎は織田信長の兄弟でありながら武士から茶人に転じ、当時にしては長命したキリシタン大名で、茶人としても大成し明治まで続く織田家の家流と、有楽流という茶道の一派を残しました。
このように戦国末期の安土桃山時代の戦国大名たちにとってキリスト教と茶道というものは絶対に無視できない要素であり、そのうちの一方のキリスト教とかなり深く接触していたのが今回紹介する福岡・博多とかかわりの深い黒田官兵衛(如水)です。(当然黒田如水も相当に茶の湯に親しみ、千利休に師事していたそうです。)
次回以降この黒田官兵衛を一つのテーマとして福岡・博多にあるフリーメイスンリーのシンボルについて考察していきたいと思います。
この如水という号ですが二重の意味が掛かっています。
一つは老子道徳経の八章にある「上善如水」という老子の思想を端的に示した一節からの引用です。その部分を転載します。
上善若水。水善利萬物而不爭、處衆人之所惡。故幾於道。居善地、心善淵、與善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。夫唯不爭、故無尤。
上善は水の若し。水は善く万物を利して而も争わず、衆人の悪む所に処る。故に道に幾し。居には地が善く、心には淵が善く、与には仁が善く、言には信が善く、正(政)には治が善く、事には能が善く、動には時が善し。それ唯だ争わず、故に尤め無し。
最上の善とはたとえば水の様なものである。水は万物に恵みを与えながら万物と争わず、自然と低い場所に集まる。その有り様は「道」に近いものだ。住居は地面の上が善く、心は奥深いのが善く、人付き合いは情け深いのが善く、言葉には信義があるのが善く、政治は治まるのが善く、事業は能率が高いのが善く、行動は時節に適っているのが善い。水の様に争わないでおれば、間違いなど起こらないものだ。(訳文は他のブログからのコピペです。)
上善如水という日本酒の銘柄があったかと思います。老子の表現としては最も良い生き方は孔子のいうような徳が高いという生き方ではなく、人々の中で自然のままに争わず無理せず流れに逆らわず生きる生き方であるという事となります。もちろん老子自体実在が怪しい存在であり、老子の思想自体がアンチ儒教、いわゆるキリスト教に対するグノーシス主義の様な存在であり、聖人君子の様な生き方を理想とするのではなく、あくまで自然に大衆の中で生きる事こそ実は真に知恵のある生き方であるという、矛盾に満ちた表現の中に生き方の指針を提示する内容となっているかと思います。
もちろん黒田如水が老子の思想を良しとしたかどうかは別として、その人生を見るにつけ、特にキリスト教と出会って後の主君によるバテレン追放という大いなる矛盾、多くの戦地を戦い生き抜きながらも裏切りと主従や同胞との関係の中で、自らも傷つきながらさらに秀吉による日本統一と衰えぬ欲望の働きを目の前にし、これらが彼をして水のごとく流れのまま生きるのを良しとする、英語にすればlet it beでしょうが、一つの諦観の中で隠居し一歩引いた状況で今後の人生に対応しようという心構えがこの如水という号に認められるのではないかと思います。
また一方でキリスト教棄教後でありながらも如水にはもう一つの意味、旧約聖書でモーゼ後の指導者としてのジョシュアの意味が込められているようです。洗礼名のドン・シメオンも原義は「聞く、耳を傾ける」という意味で黒田如水が宣教師とよく話をして聖書の内容に耳を傾けた様子が想像されます。新約聖書以降では複数の聖人がこの名前ですが、旧約聖書ではヤコブの二番目の子供シメオンが有名です。シメオンは他民族の若者による妹への乱暴に対して、割礼にかこつけて集落の絶滅を行うという一つの聖絶の例があり、またジョシュアもカナンの地を攻めのぼる過程でのいわゆる典型的な聖絶の中心的な人物であり、どちらも共通するのが他民族や敵を徹底的に滅ぼしつくす戦略家という一面があるようです。
ヨシュア記(ジョシュア記)は圧倒的に旧約聖書の中でも内容が日本人では知らない人が多いかと思いますのでヤコブの子シメオンの部分も合わせて、聖書本文ではなく若干読みやすい内容にまとめてあるウィキペディアの文をコピペします。
トーラーによると、シケムという名のカナン人によってシメオンの妹のディナが強姦された際、シメオンと彼の兄弟のレビは町の住人を騙して割礼させ、割礼の傷で弱っている間に町の男性全員を剣で殺害するという激しい報復を行った。
古典的なラビ文学においては、シメオンは非常に怖いもの知らずであるが著しく妬み深く、そしてヤコブのお気に入りであるヨセフに対しては常に敵対的で悪意を抱いていたとされる。セーフェル・ハイ=ヤーシャールでは、創世記第37章でヨセフが羊を飼っている兄弟たちの後を追ってドタンの町に来た際に、ヨセフを殺さなければならないと主張したのはシメオンであるとしている。また、他の古典的なラビ文学では、シメオンはヨセフを荒野の穴に落とし、ユダがヨセフを殺さずにイシュマエル人の商隊に売ったと分かった際に激怒したとしている。古典的なラビ文学によれば、シメオンはこの残忍さに対する神の罰によって右手が萎えて苦しんだが、彼が後悔したため手は1週間後に回復したとされる。
エジプト脱出時に20歳を超えていた者のうち、ヨルダン川を渡ることを許されたのはヨシュアとカレブの2人だけである。モーセはヨルダン川を渡ることを許されなかった。また、ルベン、ガド、マナセの半部族はヨルダン川東岸に定住することを決めるが、仲間を助けるためにヨルダン川西岸に渡って共に戦うことをモーセに確約する。
ヨシュアはルベン、ガド、マナセの半部族の戦士たちを郷里へと帰らせるが、彼らがヨルダン川のほとりに大きな祭壇を築いたことが伝えられ、ヨルダン川東岸の部族に対する軍事行動が検討される。ピネハスらが派遣され、彼らにヨルダン川西岸へと移住するよう勧めるが、彼らの説明する祭壇を築いた目的は好ましいものであったため、軍事行動は起こされなかった。ヨシュアは長老たちを呼び、モーセの律法を守り行うよう諭す。ヨシュアは全イスラエルをシケムに集め、彼らに神の言葉を伝える。民はヤハヴェに仕え続けることを誓い、その証拠として大きな石が立てられる。ヨシュアの死と埋葬。エジプトから運ばれてきたヨセフの骨はシケムに埋葬される。エレアザルの死と埋葬。
まあヨセフのエジプトでの出世の話とモーゼの出エジプトとヨシュアのカナン攻略のあたりは常識として日本の義務教育でも教えた方が良いのではないかと思いますが、なかなか宗教の絡みもあり難しいのだと思います。ヨセフの物語がユダヤ人の伝統としての人間の深層意識の表れとしての夢占いの知恵、そしてそれらの最大の罪としての性欲、いわゆるフロイト心理学の原型となるというか、恐らくオリジナルで現代心理学より高等なのかもしれませんが、そういうものが旧約聖書のエピソードとしてあり、その後のモーゼの出エジプトは奇跡による大衆の誘導の方法であり、さらにヨシュア記に至っては東洋では恐らく孫子の兵法に匹敵し、さらにそれらの具体的な戦術書としての意味がある、宗教的指導者としてよりは軍略家としてのヨシュアが描かれ、また具体的知略としての宗教の知恵が示されているかと思います。ヨシュアのカナン攻略とその後のイスラエル王国の統治体制を見ると明らかに共産主義、社会主義の一つの理想形、それらの発想の原型が見てとれるかと思います。とにかくこのブログの一つのテーマでもある聖書を実際に読むことを勧める事になるのかと思います。
黒田如水が聖書を実際に読んだのかどうかはわかりませんし、その当時に日本語訳の聖書があったとは思われませんが、彼の洗礼名、隠居後の号を考えるにつけ、彼と洗礼に関わった宣教師たちが濃密に接触し、旧約聖書について十分理解していた宣教師によって、彼が自らのこれまでの人生を反映する聖書中の人物、さらにその人物の所業や聖書での描写をある程度伝えられて、その上でそれらの名前を選択した過程が推測されます。つまり黒田如水が聖書に描かれた物語をかなりリアルな過去の見知らぬ土地での人間達の所業か、それに近いものとして受け止め、つまり聖書の内容について漠然とながらも物語として理解しながら、洗礼を受け、さらに主君の禁教令の後も教訓として心に刻んでいた事が見てとれるわけです。
また黒田如水は他のキリシタン大名たちとは異なり宣教師たちの意向に沿うような所領の神社仏閣を迫害するような所業は一切行わなかったようで、そういう意味でキリスト教の教えを部分ながらも聖書の内容のレベルで理解していて、これは実は聖書を実際に読む事で生じた宗教改革、その後にさらにプロテスタントの文化の中で生まれたフリーメイスンリーの宗教的寛容にも通じるものでもあるのではないかと、戦国時代の武将という点を差し引いて過大に評価できるかと思います。またそういう理解していた聖書の部分が旧約聖書の重要な部分であったであろうことも他のキリシタン大名たちとは異なるものではないかと思います。
また逆に言うとそう思われる部分が今日の黒田官兵衛伝説とも言われるような様々な逸話、天下取りの野望や虚々実々の駆け引きの逸話を残す事になっているというのも事実ではないかと思います。実際このブログでも登場した明治憲法草案作成に関わり、ブラザーエドマンド・バーグを抄訳して明治帝に献上した、福岡黒田藩出身の金子堅太郎氏はこれら黒田如水にまつわる多くの野心的な逸話を創作した張本人であるようです。金子堅太郎氏は黒田藩からハーバード大学に留学し、彼の地でブラザーセオドア・ルーズベルトとの知己を得、またブラザービスマルクとの面会を果たし、帰国後に明治帝にブラザーエドマンド・バーグの「フランス革命の省察」の抄訳を献上し、さらに日露戦争後に自らの出自である福岡藩の藩祖である黒田如水について「黒田如水傳」を記し、その後の吉川英治や司馬遼太郎の黒田如水像に繋がる伝説の元となったようです。しかしそこには確かに誇張があったかもしれませんが、実際その理解は旧約聖書の理解と合わせて藩士にとっても非常に納得されるような部分があったために、そのような伝記を作る動機となったのではないかと想像されます。
以上私自身による黒田如水とキリスト教との接点の解説でしたが、私自身黒田如水については上述した吉川英治の著作や司馬遼太郎の著作など読んだことは無く、黒田如水傳についても全く知りませんので、全てウィキペディアの内容をもとにした推測となっており、一切責任は持ちませんのでご了承ください。
ヨシュア記の聖絶のエピソードで出てきた神によって禁止されていた略奪を行っていた人物の名前がアカンというのも、なにやら最近のテレビ番組で「アカン、アカン」と音が鳴るのと同じで面白いですね。これと似た話では、ユダヤ教の教えを大成したラビの名前としてアキバというラビがおり、これが現在の秋元康プロデュースのアイドルグループAKB48の名前と一致するのもこれまた面白い話かと思います。
旧約聖書の内容は非常に多岐にわたり、登場人物も複雑で、相当のエネルギーを注がないと読みこなすことは難しいと思いますが、読めば読んだなりに現実に反映する何かはあるかと思いますので、多くの日本人の方が読まれる事を期待します。内容の理解はフリーメイスンリーと一緒で全ての人が出来るものでは無いかと思います。全ての人はフリーメイスンになる可能性をもっているが、全ての人がフリーメイスンに成れるわけではないという標語の様な言葉がありました。
さて黒田如水に戻りますが、黒田如水がフリーメイスンに近いような存在であった事が伝わったでしょうか。
現在の福岡・博多にそういう黒田如水の存在の反映は認められるでしょうか。
それは博多の駅前にあります。もちろん横須賀と同じく地元のライオンズクラブやロータリークラブの方々が当然そういう藩祖の逸話など詳しく知って、その上でそういう考えの象徴として建設されたものかと思います。
筑紫口の方なので人通りが少なく、地元の方もあまり意識していないようです。
博多山笠の祭りの様子を表しているようです。黒い部分はちょんまげでしょうか。実はこちら側出口には都ホテルがあり、ここが実はフリーメイスンリーと関係しているようです。
次回黒田如水の建築物である福岡城周辺を探索します。
まあフリーメイスンリーの参加者も減ってきて、ライオンズクラブやロータリークラブの参加者も減ってきているというのはそういう事も関係しているのかもしれませんが、しかし全国津々浦々を徘徊しその都市の特徴を記録し伝えるというのはかつては乱破や素破といって非常に情報戦では重要な仕事だったのですが、最近はインターネット時代も成熟してきて誰でもスマートフォンでネットにどこからも投稿できる時代で、あまりわざわざ重要性を強調する事もなくなりました。
一応まあ黒田如水というのは聖書の聖絶を行うジョシュアから来ているのだよという所が基礎知識として強調した所で、その後いわゆる文禄・慶長の役のウィキペディアを読んだのですが、まさに日本版聖絶であって、これを読むと実は秀吉なんかも強烈にキリスト教に影響されていた可能性があるかもしれないと思いました。宣教師にしたらキリスト教化された日本が朝鮮から中国まで攻め込んで中国をキリスト教化すれば世の中もっと良くなると考えていたかもしれません。信仰や宗教の力というものは量り知れません。フリーメイスンリーでもやはり信仰や宗教を物事の中心とする、基本に置くという所は絶対的であり、それはすなわち自らの基本や根本を見つめる、出自や教育、考え方、自らという人間を知るという事に尽きるかと思います。
さてでは福岡城の探訪記です。
大濠公園のグーグル・アース図です。大濠公園の横には美術館や日本庭園、かつての平和台球場と福岡城の天守閣に当たる舞鶴公園、移築した建物、運動場などがあります。やはり桜の時期はきれいなようです。
アメリカ領事館があります。やはり黒田如水を顕彰しているのでしょうか。
公園の脇にはかなり良くできた日本庭園があります。やはり戦国大名は太平の時代には京都の寺社のような日本庭園を造形して楽しんだのでしょうか。一種の箱庭療法でしょうね。(追記:一応念のため書きますが、もちろんこの日本庭園は黒田如水とは一切関係ありません。由来はホームページには書いてありませんが、もちろん大名家の住まいでしょうから日本庭園くらい江戸時代からあったでしょうが、それと現在のものが関係あるかは知りません。ここに書いたのは当時の心境とかその他庭造りと戦国大名を重ねて書いた感想のようなものです。)
確か入場料が300円くらいでした。お茶会でもあると雰囲気も絶妙なのだと思いました。
大濠公園は外周を回っていくとスターバックスがあります。ここは非常に込んでいました。暑い夏だったので非常にクーラーが効いていた印象があります。スターバックスのシンボルマークは自由の女神でしたね。(訂正3/13:スターバックスのシンボルマークはセイレーンという海の半魚人の女神であり、もともとはダーゴンとかアプカルルとかメソポタミア由来の古い異教のシンボルみたいです。キリストのシンボルとしての魚とも共通するのかもしれません。ブラザーハイネがローレライの詩にしているようです。)マックは3の転倒だと思います。
非常に良い公園なのでライオンズクラブの方々が整備されているようです。
石垣の作りがやはり日本全国で最もきれいな部類なのだと思います。そこがやはり黒田如水とフリーメイスンリーの接点ではないでしょうか。熊本城もきれいで有名だそうなのでそのうち見に行きたいと思います。やはりフリーメイスンリー発祥の地エディンバラ城は相当きれいなのではないでしょうか。エジプトのピラミッドとかはまあそれらの全てオリジナルなのだと思います。エルサレムの嘆きの壁なんてのもあります。
天守閣 当時は天守閣再建とかで盛り上がっていたようで、立ち入り禁止になっていましたがやはり人もいないし登りました。
こんな想像図のようです。確か名古屋城は木造で再建とかあったと思います。この後でどっかで出しますが、皇居東御苑の江戸城天守閣は江戸時代初期に明暦の大火で焼失して以降再建しなかったそうで、それに準じてか福岡城も取り壊したようです。名古屋城は空襲がたまたま当たって燃えてしまったようです。姫路城は大改修を今やっているのではなかったでしょうか。お城も都市のシンボルなのだと思いますが、同時に封建時代の象徴でもあり複雑です。西洋の城も保存に色々お金をかけているようですね。
福岡ドームが見えます。この後に小諸城など行きましたが、あれは穴城でなかなか興味深かったです。小諸も島崎藤村などと関係が深く、キリスト教の影響もあるのかと思いました。
建造物はこれくらいでしょうか。要するに弾薬庫とか武器庫とかそれくらいで、実質江戸時代は封建制で戦争はあり得なかったので立てこもる必要はなかったようです。
文禄・慶長の役でも最後は朝鮮半島に日本式の城を作って交替で大名家が番をして朝鮮半島に植民地を置くみたいな発想があったそうですが、豊臣秀吉の死亡で撤退したようです。秀吉の死因も良くわからないかと思います。いずれにしてもいきなり攻めて来られた方は本当にいい迷惑だったのかと思います。その後300年して伊藤公を総督として日韓併合が行われるわけですが、現在では南北に分裂して南ではキリスト教徒が増えたりしていてアジアの歴史も色々です。福岡城は朝鮮の石積みを参考に作られたとウィキペディアにも書いてありますが、実際は宣教師に教わったのではないでしょうか。石垣の整然さを見て個人的には江戸城や大阪城よりもきれいだと思いました。
文禄・慶長の役で南蛮から渡来した唐辛子が朝鮮半島に入り、現在の韓国の代表的な食文化であるキムチが生まれ、また一方では朝鮮人陶工が日本に連れて来られ江戸時代の日本の陶器の文化も発展するわけです。日本が対外的な水軍で戦ったのもこの時代がやはり最初でしょうか。
やはりライオンズクラブの碑があります。そういえば平和台球場はかつての西鉄ライオンズの本拠地だと思います。現在は福岡ソフトバンクホークスです。
やはり非常に石組が美しいですね。曲輪というのでしょうか、縄張りというのかもしれませんが、迷路のような構造から一種の実用的な美的な美しさが感じられます。他の城跡とはちょっと違う感じを受けます。
実用的というか、いわゆる実務的メイスンリーというものかと思います。恐らくそういう感じが日本で一番感じられるものなのではないかと思います。如水という号と合わせて、400年前の日本人の智恵を間近に認められる日本の貴重な建造物かと思いました。
是非福岡・博多に立ち寄りの際には福岡城址、大濠公園を自分の目で確認してください。私は非常に感心しました。もちろんフリーメイスンリーに関連した目で見てです。
次回九州大学の新しいキャンパス内にあるフリーメイスンリーのシンボルと、太宰府天満宮にあるフリーメイスンリーのシンボルです。
私が現在住む横須賀はそれこそ政治的には小泉家の牙城ですが、米軍基地もありキリスト教と鎌倉系の仏教やお稲荷さんや熊野神社などの民間信仰が拮抗している感じですが、九州は特に訪問した伊都キャンパスの周囲などは見るからに古墳の形の丘陵地帯を控えた田園と海岸の地帯で、巨大建築という点ではピラミッド信仰に近いものが基本的な心象風景としてあるのかもしれない感じを受けました。また横須賀も看護大や歯科大、政策大など国公立大や有名私大ではないですが、大学の形をした学校を数多く新設しています。この辺は恐らく政治家個人の学歴や学問に対する考え方、というか偏見が現れているかと思います。福岡は国立の九州大学をすごく拡充しているようでした。
近代日本の大学はそもそもギリシアでソクラテスに始まるプラトン、アリストテレスの実証的な学問を追及する人々が集まり議論する場であるアカデミアをルーツとし、それらは特にルネサンス以降の西欧において神学から独立した形の哲学や科学、医学を研究する場として様々な人々に研究の機会を与え、さらにその研究成果を社会に還元する目的で次々と建設されて行きました。特に新大陸のアメリカではハーバード大学をはじめとして、キリスト教思想、フリーメイスンリーの哲学に基づいてリベラルアーツの教育法が普及し、それらは明治維新後の日本にお雇い外国人やキリスト教の宣教師らを通じて日本にも国公立、私立を問わずもたらされました。
ラファエロ アテナイの学堂 右下には天球儀と地球儀をもつゾロアスターとプトレマイオス、コンパスを持って製図するアルキメデスが描かれる。
全体としてギリシア十字の聖堂となっている。
フリーメイスンリーのシンボリズムと研究機関や大学、博物館や美術館、芸術劇場のような公共施設とは密接に関係しています。それらが大学に代表されるように科学知識や学問の自由や解放の考え方と密接に結びつき、フリーメイスンリーの掲げる理想やフリーメイスンリーの求める力である科学知識と強力に関係しているからです。日本の政治家の方々にこのような考え方が広く認められるとは考え難い状況ですが、基本的には憲法に基づいてこのような理念での大学を含めた公共施設の建設がなされるべきでしょう。フリーメイスンリーのシンボリズムとしては、これら博物館や芸術劇場や大学、美術館のような知を追及する建物はソロモン宮殿に例えられるようです。フリーメイスンリー、ユダヤ教、キリスト教では智恵の象徴としてソロモン王が挙げられます。日本では天神様、菅原道真公になるのかと思われます。
ソロモン宮殿想像図 ソロモン宮殿については以前ヒラムの聖書での登場部分を抜粋しました。列王記に描かれています。フリーメイスンリーのロッジは基本的にソロモン宮殿を模してつくられています。
さてお説教が長くなりますが、一応そのような見地に立って九州大学のキャンパスを見渡してみてフリーメイスンリーのシンボルを認めるのでしょうか。
キャンパスのHPからもってきた航空写真です。実際行くと周りが明らかに古墳の山々で九州の歴史の深さを感じます。キャンパスのあるところも古墳の跡らしく、地元の感情も様々であるとは思われました。やはり関東とは違い山も低く平野が広がっていて、住みやすいのではないかという印象を受けました。
新しいキャンパスが非常にきれいで高層住宅のような研究棟でした。内部で具体的にどのような事をしているかは全くわかりませんでしたが、研究活動自体はなかなか大変だという感じがしました。日本のそういう知的活動はアメリカなどと比べてやはり楽しさという面で非常に遅れた印象ですね。知的活動、科学の力というものへの歴史が浅いのだと思います。
入り口付近には周囲の古墳を模した築山の造形があります。ピラミッドを意識しているかと思われました。
これは実際見ませんでしたがフーコーの振り子があるそうです。下の図柄はコンパスですね。上野の国立科学博物館にもありますが、どうもこのモニュメントを好きな方が重鎮なのでしょうか。錘は水平儀や垂直儀とも関係し、地球の自転や天行とも関係しているのでフリーメイスンリーとの関連に象徴的なのでしょうが、あまり系統的ではないようです。(フーコーはフリーメイスンかどうかわかりませんが、エッフェル塔の72の名前に記されているようです。十分フリーメイスンに成る資格はあったのかと思われます。下げ振りの錘はそれ自体でもシンボルになるようです。)(2014/4/29追記:ブラザーフーコーもフリーメイスンであったようです。お墓が以下のような立派なオベリスクでした。
先端の形がやや典型的なオベリスクとは違いますが、まあフリーメイスンで良いのだと思われます。ちなみにブラザーフーコーの振り子の裸の形の下げ振りも特に大陸系のフリーメイスンリーでシンボルとなるようです。主にこのブラザーフーコーの振り子の逸話が影響しているのかもしれません。)
これも実際に見ませんでしたが上面だけ磨かれたラフアシュラーがあるようです。かなりパーフェクトアシュラーに近いですがいただけません。
原石の水晶が展示されているようです。水晶もやはり磨かれなければ価値がありません。しかしやはり水晶だけあって原石でもそれなりの美しさがあります。
ありました。フリーメイスンリー、キリスト教のシンボルです。写真を撮った時は気づきませんでしたが、奥にやはりラフアシュラーが置いてあります。フリーメイスンが直接関わったわけではないという事です。碇は充実した生活、地に足のついた希望の象徴です。キリスト教由来のシンボルで、やはり宣教師や海外での伝道にまつわる歴史から生じたものかと思われます。
なかなか設備が充実していても実際の成果となると難しいものです。
では次は太宰府天満宮に移ります。太宰府へは博多から電車に乗って30-40分くらいで、特にすごい情緒があるとかそういうことはあまりなかったかと思います。神社前の参道沿いはすごいお土産屋と食事処で、やはり有名な神社仏閣にはこういうものは付き物なのだなと思いました。
牛を祭ってありました。牛を祭るのは聖書の中では異教のシンボルであり、一部フリーメイスンリーのシンボルともかかっています。ニューヨーク証券取引所の前にも証券用語「bull」買いのシンボルとして牡牛の銅像がありますが、これも一部フリーメイスンリーのシンボリズムであるかと思われます。モーゼの出エジプトで象徴的に描かれる異教のシンボルであり、これと対比的なのが天使のケルビムの像かと思われます。
普通にお参りです。フリーメイスンリーのシンボルは牛なんでしょうか?
黒田如水の直筆 黒田如水は大宰府天満宮の再建に努め、晩年は天満宮内で草庵を作り過ごしたそうです。まさにフリーメイスン的です。
菅原道真の像と直筆
フリーメイスンリーのシンボルは太宰府天満宮にはなく、その横にあるこれまた新しくできた国立博物館にあるようです。実はこれは時間がなく訪問できませんでした。
展示物にフリーメイスンから注文を受けて作成した長崎青貝細工の漆器があるようです。ただ図柄を見るとヤキンとボアズの柱と3つの小さな光を混同しており、明らかにフリーメイスンリー的には間違いのシンボルです。多分間違っていたので受け取らなかったか、そういう事にして残したのかもしれません。いずれにしてもフリーメイスンリーにかかわる工芸品が日本の国立博物館で展示されているのはここくらいではないでしょうか。(7/8追記:全く同じフリーメイスンリーが依頼した螺鈿細工の漆器がアイルランドやオランダのフリーメイスンリーの記念品の展示であるようです。実際に輸出されたデザインのようで、恐らくデザイン的にあえてヤキン・ボアズの柱として二本のろうそくになっているようです。恐らく注文の通訳の時点で混同されてこの形になり、仕方ないという事で受領されたのではないでしょうか。色々歴史がありそうです。)
是非大宰府を訪問の際は見学してください。
博多駅前の都ホテル この他天神の地下街もフリーメイスンリー的な雰囲気を作っていました。これは最近の横浜駅西口の一部も似ています。一番はっきりしているのはロンドンのセント・ポール大聖堂みたいです。もともとプロテスタント系のゴシック建築、いわゆる実務的メイスンリーの建築物に認められるもののようです。そういう中ではアンダーソン憲章にも認められるイニゴ―・ジョーンズの存在は重要なようです。実務的メイスンリーの歴史も興味深いものがあります。
以上で九州篇は終わりです。今年の冷たい冬も終わり、暖かい春を迎え関東でも梅の花が咲く季節となりました。梅は太宰府天満宮の祭神である菅原道真公のシンボルでもあります。田浦の梅林も恐らく満開になっている事かと思います。去年の春はなかなか大変なものがありそこから一年たっただけですが、凍てついた日本経済も動き出しているように感じます。梅は日中を結ぶ文化の懸け橋のシンボルであり、日本古来からの固有のシンボルでもあります。九州博多・福岡は大陸との距離も近く様々な文化が古来より混じり合う土地と思われました。フリーメイスンリーは様々な文化が触れ合い、溶け込みあう中で、一つの真実を核として生じる結晶のようなものかと思われ、こうした異文化が接触する地域では今後とも盛んであるかと思います。
東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
シンボリズムの勉強は非常に為になりますが、やはり旅行記の方がいいと思います。
さて今日は市章の中に認めるフリーメイスンリーのシンボル 月と太陽です。
これはアテナイの学堂にもありましたが、天球儀を持つゾロアスターにあったように、エジプト起源かメソポタミア起源かインド起源かわかりませんが、人類共通の昼と夜、月と太陽の対比は誰にでも納得できる二元論なのではないでしょうか。
モーツァルトのオペラ「魔笛」では神官ザラストロと夜の女王との対比で昼と夜、男と女、善と悪と二元論を示していました。フリーメイスンリーの二元論で大事なのはそれらがどちらが優位という事ではなく完全に相対的な二元論であり、表裏一体であり分かち難いという所になるかと思います。それは同時に黒白のモザイクの象徴として現れ、最近ではそれをファッションのようにテレビなどでアピールしていますが、それは愚か者のすることで、教訓として自らで理解し行動に反映させるのが本来の姿です。まあなかなかそこが一番難しいのではないでしょうか。
市章の中ではこれは比較的フリーメイスンリーのシンボルとしての認知も低く、キリスト教的でもなく、絵柄的である事から特に最近の平成の大合併で新しくできた市に多数認められます。
一応最初にフリーメイスンリーのチャートを出してそれらがシンボルとして認められている事を確認します。
典型的には月の周囲に星を伴って認めます。この図はアレクサンドリアのワシントン記念石塔の展示コーナーにあったものかと思います。
星の形も単純に五芒星でなかったりするところがシンボリズムの定義に厳密なフリーメイスンリーならではかと思います。
こんな形のかつての岡本太郎氏の太陽の塔のような月と太陽が一体になったものもカフスとして売っています。結局昼があるから夜があるという相対的であることを一体になることで強調することになるのかと思います。
商標では思いっきりそのまんま月と太陽のマークになります。喫茶店のチェーン店でしょうか。横須賀にはありました。競争が激しいのでしょう。
では市章に認めるシンボルです。
旧鎌倉町 神奈川です。月と五芒星ですが、太陽も一体型かと思います。
潟上市 秋田です。上の字をかたちどっているようです。2005年です。
玉名市 熊本です。草枕と関係があるようです。カタカナのタのようです。2005年です。
赤磐市 岡山です。カタカナのアの字のようです。2005年です。
京丹後市 京都です。丹の字のようです。人口は減っているようです。2004年です。
ここからはあいうえお順に行きます。
あきる野市 東京です。1995年で少し早目のようです。人口は急増しています。こういう所が先例になっているのでしょうね。
いちき串木野市 鹿児島です。ひらがなのいくみたいです。人口は減っています。2005年です。
うるま市 沖縄です。ひらがなのうです。人口は増えています。2006年です。
阿賀野市 新潟です。カタカナのアみたいです。2004年です。
安来市 島根です。文様型のGも含まれています。出雲の神聖な土地のようです。安を模しているようです。2004年です。
宇和島市 愛媛です。Uの形のようです。2004年のようです。旧章は聖アンデレ十字です。
雲南市 島根です。これもUの字のようです。月の顔がある形に近いです。2004年です。
下野市 栃木です。下の形です。Gのようでもあります。人口は増えているようです。2006年です。
加賀市 石川です。Kを表しているようです。3色も表しているようです。2005年です。
観音寺市 香川です。Kの形のようです。微妙ですが月と太陽で良いと思います。そのために小さく分割しているかと思います。
喜多方市 福島です。㐂の形を五つで示す様です。2006年です。
宮古島市 沖縄です。ひらがなのみのようです。2005年です。
魚沼市 新潟です。ひらがなのうと6つの点のようです。2004年です。
五所川原市 青森です。太宰治、羽柴誠三秀吉さんの出身地のようです。Gにもかかっています。2005年のようです。
光市 山口です。伊藤博文の出身地のようです。光の漢字のようです。名前からしてフリーメイスンリー的です。昭和15年海軍の要望でつけた名前のようです。驚きです。市章は2004年からです。
香美市 高知です。アンパンマンの作者の方の出身地のようです。2006年です。
国東市 大分です。All Seeing Eyeもあるようです。2006年です。
坂井市 福井です。東尋坊、瀧谷寺、丸岡城があるようです。2006年です。
四万十市 高知です。四の形のようです。月と太陽が一体化しているタイプかと思います。2005年です。
士別市 北海道です。Sの形です。人口は減っているようです。2005年です。
鹿児島県 県章です。All Seeing Eyeにもなっています。鹿児島県の形のようです。昭和42年制定です。
周南市 山口です。しの形のようです。全体の円で太陽で後は月です。2003年です。
渋川市 群馬です。伊香保温泉、水沢うどんの地です。Sの字のようです。2006年です。
松浦市 長崎です。Mの形のようです。三色、Gの転倒もあるようです。2006年です。
小林市 宮崎です。やはり三色でKの字のようです。2006年です。
深谷市 さいたまです。人口は増えているようです。カタカナのフカヤからできているようです。2006年です。
横浜市瀬谷区 神奈川です。カタカナのセのようです。星をイメージしているようです。市町村ではないのであまり関係ないかもしれません。かつてアメリカ軍の通信隊基地がありNSAの一大拠点であったようです。二度ほど戦闘機が墜落しています。昭和63年制定です。
清須市 愛知です。清須城の城下町です。All Seeing Eyeもあるようです。ひらがなのきのようです。2005年です。
袖ヶ浦市 千葉です。ソデの字のようです。人口は増えているようです。1971年制定です。
天草市 熊本です。カタカナのアのようです。All Seeing Eyeもあるようです。人口は減っているようです。2006年です。
東温市 愛媛です。ひらがなのとのようです。三色になっています。2004年です。
東近江市 滋賀です。Gにもなっています。人口は増えています。京セラの工場があるようです。2006年です。
福岡市東区 福岡です。海の中道海浜公園、九州大学があるようです。市町村ではないですが色々あるようです。昭和63年制定です。
東御市 長野です。三色でひらがなのとのようです。巨峰で有名なようです。2004年です。
東松島市 宮城です。これはGのようです。月がいまいち見当たりません。左半分で月に見えない事もありません。人口は増えているようです。2005年です。
南丹市 京都です。キリシタン大名の内藤如安の所領であったようです。男前豆腐の本社があるようです。野中広務さんの地元のようです。ひらがなのなのようです。2006年です。
日置市 鹿児島です。ひらがなのひのようです。All Seeing Eyeにもかぶっていますね。鹿児島県章とも似ています。長渕剛さんの出身地のようです。2005年です。
美作市 岡山です。Mの字のようです。宮本武蔵の出身地のようです。All Seeing Eyeもかかっているようです。2005年です。
富岡市 群馬です。世界遺産の富岡製糸場があるようです。ひらがなのとのようです。2006年です。
福津市 福岡です。Fをモチーフとしているようです。χで聖アンデレ十字も認められるようです。2005年です。
横浜市保土ヶ谷区 神奈川です。二等辺三角形も認められ、アンクのようでもあり、造形的な市章です。市町村ではありませんがシンボリズムを強く意識した区章のようです。1977年制定です。
本巣市 岐阜です。住みよさランキング一位のようです。人口が増えているようです。かなりきれいな月と太陽、三本線です。2004年です。
一応これで今回の月と太陽は終わりです。市章のGのシンボルもたくさん残っています。
次回はコンパスや碇でやろうかと思っています。
ブログと関係ない話ですがロストシンボルの新刊がなぜか無くなっているようです。たくさん売れているようであれば、内容についてコメントなどいただけると面白いのですが。回答できる範囲であれば回答します。特に私が特別な情報を持っているという事はないので責任はもちませんが。
フリーメイスンリーの世界というかそういうのが皆さんに身近に感じられたら幸いだと思っています。
この形はフリーメイスンリーのシンボルとしては非常に特有のもので、特にコンパスの形はフリーメイスンリーに特異的なものになるかと思います。ただ図形的には二本の線で角度を構成するだけなので装飾を入れなければあまり意識しない事になるかと思います。
碇についてはキリスト教のシンボルと共通ですが、シンボリズムを知らなければ、特に碇のシンボルとしての意味を知らなければ、よくあるシンボルだと思うだけになるかと思います。
ではそれぞれ市章について紹介する前に、一般的な商標やシンボルマークについて、そこに認められる碇とコンパスのシンボルについてご紹介します。
海上自衛隊 帝国海軍でもほとんど変わらないでしょうが各国の海軍はほとんどが碇のマークをシンボルとしているかと思います。もちろん各国の海軍の創設にフリーメイスンが関与しているかというと恐らくそうだからシンボルに入っているという事になるかと思います。ここがシンボリズムの非常に大事な部分です。日本の場合はそれは特に当然なのです。これは帝国陸軍の徽章についても同じ事になるかと思われます。それだけ特にイギリス、フランス、アメリカでは軍人にフリーメイスンは非常に多いわけです。
アメリカ海軍 鷲はアメリカ合衆国の象徴です。碇はアメリカの州章にも船と共に数多く認められるシンボルで、ノアの箱舟のシンボリズムと同じく地に足のついた希望、充実した生活を意味します。日本の海上自衛隊の基地前にも米海軍の基地前にも碇がシンボルとして置いてありますが、あれは共に地に足のついた希望、充実した生活を意味するフリーメイスンリーのシンボルとしての意味になるかと思います。
シトロエン フランスの自動車メーカーです。創業者がフリーメイスンであり、コンパスを意味すると思われます。ダブルシェブロンというそうです。紋章学におけるシェブロンは、「保護」と「信頼できる働きを成した建築家その他の者」を意味するそうです。まさにフリーメイスンを意味するかと思います。現在では直角定規の形に近く太くなっています。直角定規だとロッジではWorshipful Masterの象徴となり、Master Masonの道具となります。
ウィキペディアではシトロエンのエンブレムは2つのクサビ形を重ねたもので「ドゥブル・シュヴロン(double chevron)」または「ダブルヘリカルギア」と呼ばれる。これはアンドレ・シトロエンが経営者としてスタートするきっかけになった歯車「シェブロン・ギア(やまば歯車)」の歯形をモチーフとしたものであるとあります。
ダンロップ イギリスのタイヤメーカーです。創業者がやはりフリーメイスンです。コンパスを意味すると思われます。
このように今回のシンボルのテーマである碇とコンパスは日常的によく見る形でありながら実は非常に特異的にフリーメイスンリーのシンボルとされるものです。こうした事がフリーメイスンリーの秘密と称される部分になるかと思いますが、また同時にフリーメイスンリーの普遍性であり、Free and AcceptedのAccepted(受容された)の部分になるものかと思われます。
では市章の碇、コンパスのシンボルのものについて見ていきましょう。
山鹿市 熊本です。お祭りでの頭に付ける灯籠をイメージしているそうです。旧市章が非常にニューヨークのロックフェラーセンタービルのシンボルマークと似ています。碇をシンボライズしているものと思われます。2005年です。
足立区 東京23区です。足の字を模していますが明らかに碇です。日暮里・舎人ライナーができたようです。北野武の出身地です。昭和33年制定です。別にあるシンボルマークは三角形のピラミッド型です。
指宿市 鹿児島です。指宿温泉が有名です。iとUで碇の形になっています。湯気三本で3を強調しているようです。蝶の形が入っていて変わった市章です。2006年です。
逗子市 神奈川です。逗の字を示しているようです。碇とも箱舟の形とも取れると思います。石原都知事の出身地です。池子の米軍基地が問題となっていました。碇も箱舟もシンボルとしての意味は同じとされますのでシンボリズムに詳しい事が感じられます。米軍基地住宅もありフリーメイスンリーも盛んだと思います。1950年です。
網走市 北海道です。刑務所で有名でしょうか。1940年制定だそうです。碇そのもののようですが、軍国主義の時代にもあまり碇のシンボリズムは有名ではなかった事がわかります。御殿場型のGのシンボルにも近い形です。
これで碇は終了です。
ここからはコンパスの形になります。
沼津市 静岡です。これは最初の方で市章の話で出しました。逆さの松の葉のようですが、明らかにコンパスと直角定規を逆さまにした形となっています。スルガ銀行があるのでした。菱の形でフリーメイスンリーのコンパスと直角定規を形作るのも一つの形ですが、ここの市章はそれ以上に最も近い形かと思います。(8/12追記:他のブログで何やら澪標のように見えると書いてありましたが、ΧΡも含まれるかと思います。どうぞ気づかれたことがありましたら忌憚なくコメントに書き込むようにしてください。内容は極めてフリーメイスンリー全体にまつわるような内容となっていますが、基本的には極めて個人的なブログです。)
瑞穂市 岐阜です。人口は急増しているようです。かなり鋭角のコンパスの形となっています。2003年です。
有田市 和歌山です。有田みかんで有名です。みかんの葉っぱのようです。コンパスよりも直角定規に近いかもしれません。1956年です。
橋本市 和歌山です。高野山への参詣口のようです。カタカナのハシのようです。コンパスで良いかと思います。ベッドタウンのようです。1955年です。
坂出市 香川県です。カモメを形作っているようです。シトロエンの商標と良く似ています。臨海工業地帯があるようです。1942年です。いろいろあります。
コンパスはここで終わりです。
一応おまけです。
大館市 秋田です。米作りが盛んで、秋田犬で有名な土地のようです。大の字を広げたと書いてありますが、これは垂直儀を圧縮したように見えます。
フリーメイスンリーでは垂直儀、下げ振り、錘のついた長方形の板をJunior Wardenの象徴とします。Junior WardenはロッジでWorshipful Master, Senior Wardenの次の序列で、年一回の選挙で選ばれ、日本語だと副監督官となるかと思います。また第二階級Fellow Craftの使う道具でもあるようです。
垂直儀 下げ振り Plumb
Plumbだけだと錘という意味にもなり、九州大学のキャンパスにあったフーコーの振り子の錘もそれに当たるかと思いますが、あくまでフリーメイスンリーの象徴として認められるのはこの形の垂直儀になると思います。フリーメイスンのまっすぐな姿勢の振舞いを象徴しているものとされます。水平儀が平等である事、公平であることの象徴であるのに対して、垂直儀は自らの行動が真実に照らし合わせて正しいかどうか、自らの姿勢が曲がったものでないかを確認するための道具として象徴されます。
この市章では垂直儀が上下に圧縮されたような形となり、それは垂直儀として機能しないのでシンボルとしての価値は無くなるのだと思います。ピラミッドが逆さまみたいな感じではないでしょうか。どうしてそんな形が入り込んだのかはよくわかりません。わざわざ楯の形を示しており、紋章学についてある程度知っているがゆえに生じた特異な例だと思います。逆さまのピラミッドやラフアシュラーの例で認められるような何やらフリーメイスンリーについて十分な知識を持たないながら、シンボリズムについての知識があるような場合にあるのではないでしょうか。
以上個人的な推測であり、この市章が垂直儀を形どっている根拠は一切ない上でのお話です。御理解いただきたく思います。
今回はこれで終わりです。特殊な形の市章は少なく、かといってその市が特にすごく変わっている訳でもない事が多いです。市章のシンボリズムにおいては当初にあげたGの形がかなりはっきりしている総理大臣の選挙区などと関係があるようなものが最も面白いかと思います。基本的にはフリーメイスンリーのシンボリズムは全て道徳的な教訓を含んだものなので、それらが自治体の発展や特徴と関係するという事そのものがナンセンスであり、それらが市章に多く認める事の意味も良くわからないのですが、現実問題として多くの場合には発展や進歩と結び付けられてシンボルに取り込まれているようです。
多くの場合にはシンボルに込められた意味や歴史を知らないと、単なる言葉遊びと変わらない意味不明なもどきになってしまいます。奇妙な珍品を数多く後代に残さないよう、伝えられているものを恥ずかしくないようにきちんと理解して伝えていくようにしていきたいですね。
えーコンパスのシンボルとしての意味を書いていなかったので一応載せます。さすがに本などで勉強してほしいと思いますが。コンパスは神が円周を描く形で描かれますが、自らの欲望や情熱の範囲を神が決定する、限界を決めて矩を越えないという事を示しているとされます。具体的にはフリーメイスンは欲望や欲求を神が決めた範囲にとどめるようにするというかなり重要な項目になります。これは友愛の前提として、社会契約説などと同じで権利の範囲を示すことで非常に大事な事かと思います。実際これは普通の人は権利の範囲は自分が決定する様に勘違いしがちですが、フリーメイスンリーでは厳密に神が決定するという事になります。それがまた民主主義の前提であり、ユダヤ教などの律法主義のいわゆる法の精神になるのかと思います。近代国家における三権分立を唱えたブラザーモンテスキューもフリーメイスンでした。欲望に限界を設けなければ逆に言うと個人の自由は成り立たない、欲望を理性でコントロールすることが本当の自由に至る道であるという教えだと思います。
ダイエーと言えば小泉さんの時代に銀行の不良債権の中心として産業再生機構の企業再生の主要な件として日本の大規模小売業の再生の典型例として話題となりました。現在では民主党岡田副総理の関連のイオングループが元気であるかと思います。
横須賀のダイエーは芸術劇場と同じくまさに東西冷戦が終結し基地機能、および横須賀の都市機能の変化が生じ、なおかつ日本の経済がバブル経済の頂点で、中央公園を含めて建設ラッシュであった1991年に出来たそうです。
ウィキペディアを読むと開業当時からテナントの入れ替わりは激しく、横浜でいうとYES'89からみなとみらい地区の開発が進んだ時代とまさに重なる感じかと思われます。ダイエーと言うと私は金沢八景店を良く使っていて、郵政選挙の直前にここのお寿司で恐らく日本で最初にノロウイルス感染症になった思い出があります。創業者の中内功さんは神戸出身で、有名な逸話としてフィリピンで日本陸軍で出兵していた中内さんは隣で寝ている同僚にいつ食われるかと思い眠れなかった、だから戦後の日本で飢えさせないようにしようと考えたという話がありますがどこまで本当かはわかりません。中内功さんも亡くなられ、野球チームのダイエーホークスも現在ではソフトバンクホークスです。
ヴェルニー公園からショッパーズプラザ、芸術劇場、メルキュールホテルを望む
ショッパーズプラザの屋根にも沢山ピラミッドがあります。岡田屋モアーズにもピラミッドが沢山あります。横須賀の基地の影響力ははかりしれませんね。
さてダイエーとはちょっと話が離れますが横須賀つながりです。実は横須賀では町でこんなものを見かけたりします。ナンバーとか社名は一応消しときました。
菱形の伝統の形ですがどう考えてもフリーメイスンリーのシンボルを意識しているようです。横須賀はどえらいところです。
護衛艦ひゅうが
さてショッパーズプラザの前にあるベイウォークというところが今日のフリーメイスンリーのシンボルです。
黒白のチェッカーと中央にあるVesica piscis
やはり勉強の甲斐があります。何の役に立つって?シンボルの謎がわかるというのはやはり違いますよね。柱が12本でクロスしています。12は数秘術では12星座や12時間、12月など完全な数としての意味があります。キリスト教では12使徒、ユダヤ教ではヤコブの子供のヨセフの兄弟12人、ユダヤの12支族として表現されます。またこの後に出るギリシア神話でもオリンポスの12神として現れます。フリーメイスンリーでもそれらから重要な数字とされるようです。
ベイウォークとソロモン宮殿としての横須賀芸術劇場、メルキュールホテル
メルキュールホテルはロータリークラブが会合を開いていて、もうひとつセントラルホテルはライオンズクラブが会合を開いています。どちらも食事もおいしいですしいろんなプランもあるようです。結婚式や大事な集まりやちょっと豪華なランチやディナーなどご利用されてみてはいかがでしょう。
メルキュールの意味は英語でMercury、水星、水銀の意味のようです。水星はギリシア神話のヘルメスを象徴します。ヘルメス信仰は後の錬金術や占星術に繋がるようです。エルメスなんて人気ブランドもあるかと思います。また水星を意味する記号はケリュケイオンというヘルメスの杖(WHOのシンボルなど世界的には医のシンボルとされる。)をモチーフとしているようです。このヘルメスの杖はウィキペディアによれば一橋大学の校章として採用されていて、一橋大学の創設者は明六社の会長であった森有礼と福沢諭吉です。森有礼は伊勢神宮の不敬に関して明治憲法発布の日明治22年2月11日に国粋主義者に刺され翌日死亡したそうです。一橋大学のすぐ近くにスクエア・アンド・コンパス・ロッジ No. 3があります。
グーグルアースでみたショッパーズプラザ前のベイウォーク 南北逆転しています。Xでそのまま聖アンデレ十字ですが、この場合は上下ともにさらに歩道橋で繋がっていますので、いわゆるΧΡに成るかと思います。コンスタンティンの十字です。お見知りおき下さい。
さらについでと言ってはあれですが、ヴェルニー公園のグーグルアース図です。直角三角形ですね。All Seeing Eyeもかかっているのかもしれませんが、ちょっとわかりません。三笠公園みたいに色々入れ込んである感じはなさそうです。恐らく正式には直角三角形だけではないでしょうか。ワシントンD.C.で最初にブラザーランファンが入れたシンボルも直角三角形だけだったようです。恐らくその事にならう感じだと思います。
ではそのうちにワシントン篇をやる予定です。パリ、ロンドン篇もいつかやる予定です。お楽しみに。
鳥とか翼は良くシンボルの絵の中に認められるのですが、果たしてそれがフリーメイスンリーのシンボルとして認知されているかというとそんなことはありません。
鳩と言えば平和のシンボルですが、果たしてAll Seeing Eyeと同じイメージを持たれているかというとそんなことはないわけです。
私も昔から鳩サブレーは好きですが、果たしてあれがフリーメイスンリー独特のお菓子かというとそんなことはないと思っていました。しかし実はあのおいしいサブレも明治維新後に特別に外国人が最初にビスケットでヒントを与えたそうです。まあなんでも明治維新後に始まったものがほとんどなんですね。
典型的にはフリーメイスンリーのシンボルとしてはオリーブの枝をくわえた鳩が飛んでいる姿で描かれます。この由来は以前に旧約聖書の創世記、ノアの箱舟のところで説明したかと思います。マッキーズエンサイクロペディアによれば、特にイングランドグランドロッジではディーコンのジュエルが鳩であるそうです。メッセージを伝える役割でそうであるようです。
日本のフリーメイスンと言えばブラザー鳩山一郎元首相が当然有名ですが、名前の鳩がシンボルであったとはご本人も知っていたのでしょうか。まあクリスチャンですし知っていたとは思います。その他に衆議院議員であったブラザー星島二郎もシンボルが組み込まれた名前かと思います。この方は岡山出身なのですね。かつての自民党はこういう方々が大御所として控えていたのですね。岡山県の市章にあらわれるシンボルはこういう関係があったのかと思います。
その他鳥のシンボルと言えば啓蒙の夜明けを告げる雄鶏の姿がそれである事を以前神戸篇で説明したかと思いますが、それに関しては有名な商標があります。
フランスで最も古いスポーツメーカーのようです。きれいにピラミッドに雄鶏ですね。
そして鳩に関しては商標ではありませんが鳩サブレーとの関係で鎌倉鶴岡八幡宮のシンボルがあります。
鳩のマークが二つで八を造形していたかと思います。
昔は良く日本の国鳥という事で鶴のシンボルマーク
が有名であった気がしますが、いつのころからか鳩のマークが有名となりました。いろいろ歴史があります。
さて鳩・鳥のマークの市章についてです。
八幡市 京都です。石清水八幡宮があるようです。八幡宮は総本宮は宇佐神宮で、応神天皇を主祭神とする武運の神を祭る神社のようで、ヤハタの名前がそもそも多くの旗がはためいている事を意味するようです。神仏習合の歴史もあり、八幡宮は人気があるようです。恐らく八幡宮の八と鳩を組み合わせるシンボルはいつの時代からか日本の伝統として存在し、それを来日したフリーメイスン達が気に入った歴史があるかと思われます。友愛の象徴として鳩は定着しているかと思います。
吹田市 大阪です。吹の字を鳩で表現したようです。万博記念公園と千里ニュータウンがあるようです。
鳥取県 県章です。ひらがなのとの形のようですが、Gの形にもなっています。鳥の形であって何の鳥かは決めていないようです。ちなみに県鳥はおしどりだそうです。
摂津市 大阪です。やはり野鳥であって何の鳥かは決めてないようです。鳥飼村というのがあり、それが影響しているようです。
長岡市 新潟です。山本五十六の出身地ですね。田中角栄の地盤で、空襲にもあっているそうです。長の字で不死鳥を形どっているようです。なかなか大変な感じです。
東大阪市 大阪です。大阪の特に人口が多いところに多いですね。ΧΡの市章と関係があるのかもしれません。旧約聖書由来のシンボルであり、キリスト教との関係もあるのかもしれません。ひの字をモチーフとした、鳩の形のようです。
本宮市 福島です。2007年です。児玉誉士夫の出身地のようです。二羽の鳥を表現しているようです。若干横棒のGともかかっています。 月と太陽とも微妙なかかり具合です。
佐久市 長野です。2005年です。新幹線、高速道路が開通し人口は増えているようです。ひらがなのさをモチーフとして特に何の鳥かは決めていないようです。以前はアンクとGの形でした。Gも若干かかっているようです。市の発展から見るとアンクより鳥の形の方がシンボルとしては特徴があるようです。
諏訪市 長野です。以前に御殿場型のGとして出しました。古くからめでたいとか幸運をもたらす鳥、瑞鳥とされてきた鵬の姿のようです。時計や精密機械メーカーが多くあり、諏訪大社があります。
三鷹市 東京です。以前に三の強調として出しました。御三家が鷹狩りをした場所のようです。ジブリのスタジオがあり作家や旧陸軍ゆかりの土地のようです。
茨木市 大阪です。大阪は多いですね。やはりベッドタウンで人口は多いようです。隠れキリシタンの里でもあったようです。やはり高山右近の影響でしょうか。平和の象徴の鳩のようです。
恵那市 岐阜です。カタカナのエナを形作っているようです。鳥は特に指定はありません。ピラミッドもあるでしょうか。
海老名市 神奈川です。やはりカタカナのエビナを形作っているようです。人口は増加しています。かつては富士コカコーラの本社がありました。近くにものみの塔の会館もあります。1950年だそうです。恵那市は2008年のようであやかりたいあらわれでしょうか。
町田市 東京です。カタカナのマが二つのようです。中央に三角形で鳥ともなるようです。特に鳥の指定はありません。人口は著増しています。遠藤周作が住んでいたようです。
妙高市 新潟です。Mをモチーフとしています。妙高山の形のようです。鳥は特に指定されていません。人口は減っているようです。2005年です。
小浜市 福井です。1951年です。鳥の羽ばたくイメージという事で、特に鳥の指定はありません。文鎮か何かのようですが、フリーメイスンリーの道具ではなさそうです。オバマ大統領とかけて話題になっていましたが、偶然のようです。
さていろいろと書きましたが、フリーメイスンリーについてまじめに勉強するのは非常に良いことだと思います。陰謀論や安易な商売目的に考えるのは非常によくありませんが多くの人がそうなりがちです。特に日本人は明治維新やそれ以降の歴史もあり、フリーメイスンリーについて偏見が普通に認められ、まずそこから抜け出すのも容易ではないかと思います。多くの人がこのブログを見てもすぐには何か変わる事はないかと思いますが、必ずいずれ変わるのがシンボルと言葉の力なのです。様々な気づきや体験を通して高みを目指す人々が多くなる事を期待しています。
日本の伝統を何ととらえるかという事になるかと思います。
そもそもフリーメイスンリーは欧米で盛んですが、根本的にその思想では人類は統一の祖先を有するという所があり、これは現代科学において当然ながら裏打ちされてきている訳ですが、では極東の島国日本のアイデンティティーとする伝統はどこまで言語、文化を含めて、特にシンボリズムの点において独自の、特有の伝統があるのかという所になるかと思います。
日本の伝統と言えば文化でいえば着物とかかるた遊びとか浮世絵とか歌舞伎とか江戸の町人文化が思い浮かびそうです。文字や言葉でいえば、漢字やひらがな、書道など特に中国の影響が強いかと思います。中国ももちろん北京原人や秦の始皇帝の歴史があり、北京原人の骨もロックフェラー研究所が管理していて、戦時中に散逸してしまった歴史がありますが、いずれにせよ北京原人もネアンデルタール人などと同じ旧人は世界各地に存在し、いわゆるアフリカ起源の新人である現代人類の直系達と交わりつつ世界中に散らばっていったというのが現代考えられている人類史のようで、北京原人が直立して文明を独自に発達させたという理論はやはりどんなに共産中国が発展しようと無理と思われます。中国文明はやはりシュメールやメソポタミア、インダス文明からの影響を受け、中国大陸で独自の発展を遂げたものの、やはり文明や人々の流れは多くを西からのいわゆるその後のシルクロードになる道をたどっていたものと考えられます。シンボリズムでいうと日本的な紋章として天皇家の菊花紋がありますが、これもインターネットで検索するとシュメール文明との類似などが最初に出てきます。しかしこれもそもそもその過程が全く説明されていないいわゆる日ユ同祖論と同じような話ですが、発想としては日本人が菊花紋をシンボルとして利用するはるか昔にシュメールで同様のシンボルが使われていたという事であり、薩摩島津の十字と同様に西に起源があるという事でいいのではないかと思います。こう考えると日本の伝統というものは本当の所何なのだという事になるわけですが、一般的には日本人の精神性や文化は日本の気候風土や自然からの影響が強いとされ、日本の伝統も日本の自然の表現などのいわゆる花鳥風月に帰趨するかと思われます。花鳥風月の言葉自体は能を大成した世阿弥の言葉だそうで、建物や文物もそうですが、この時代に一つの和の文化は成立してきたようです。
さて一応そういう前提で全国の市章を見た際に日本の伝統として考えられるものとして桜、梅、菊の花の文様が挙げられました。またこれは特に日本の伝統とは関係ないのですが、分類不能であり、あえてこの分野に含んだのが三笠公園の項目でも少し触れましたが、かつての日本船舶振興会、現在の日本財団のかつてのシンボルマークである波紋の形、あえてここではAll Seeing Eyeやイエスの後背や仏像の後ろに描かれる光明、Gloryとして表現しますが、それも日本の伝統として含めました。もちろんGloryはそのシンボリズムの成り立ちを考えても日本の伝統とは全く関わりありませんが、市章のシンボリズムとしては恐らくこの日本船舶振興会、日本財団の影響が強いのではないかと個人的意見として推測されるため、意味合いとしてもこの日本の伝統という所に近いかと思いこういう分け方になりました。恐らく厳密な意味でのシンボリズムでは全く正しくないかと思いますが、上にも書きましたが実際日本の伝統って何という根本的な命題が存在する以上、そのシンボリズムとしてもこういう形になってそれほどおかしくないかなと思っています。
桜や梅、菊が日本の伝統として表現されてほとんどの人が疑問を持たないかと思いますが、いずれもそういった自然を愛でる文化にしろその植物の由来特性にしても日本の起源ではなく中国文明の影響で間違いないかと思います。桜、梅ともにバラ科の植物であり、西洋でのバラが貴族の象徴であり、後にフリーメイスンリーのシンボルともなった事からも花弁が多く多種多彩な花の色を見せるバラ科の植物は人間の共通の美意識に働きかける作用を持つようです。バラ科は原産地がチベットや中国雲南省周辺のようで、東には梅や桜として広まり、西にはバラとして広がったようです。菊に関してはそもそも日本に伝来したのは中国経由で1500年前だそうで、皇室の紋章として採用されたのは鎌倉時代初期の後鳥羽上皇が愛用したからだそうです。そもそも皇室を示すシンボルが必要なかった時代から、武家政権の成立によって皇室を示すシンボルが必要になったことが考えられ、その中で中国から伝わった園芸の花を愛でる文化の象徴としての菊花であったと想像されます。桜が日本で一般的になったのは平安時代以降で、中国から伝来した当初の花としての梅を愛でる文化から、国風文化としての桜を愛でる文化と発展し、さらに江戸時代の太平の世で改良され様々な品種が生まれ、明治維新後、さらに第二次世界大戦後にソメイヨシノを強調した日本の独自の文化としての桜の木にまつわる精神性が付加されていったようです。新渡戸稲造の「武士道」での桜の精神性が有名かと思います。
まあいずれにしても桜や梅、菊は一般的に日本の伝統を象徴するものとして表現されていると思われます。非常に稚拙な表現で、憶測に基づいていて大変申し訳ありませんが、そういう事にして市章の紹介とします。
伊達市 北海道です。北海道なので五芒星を意識しての桜の選択なのかと思われます。一応市章の説明としては武士が開拓したので武士の魂の表現としての桜とあります。菊水を意識しての水になるのかと思います。士族の末裔が数多く定着したものかと思われます。
桜川市 茨木です。桜川という川があるようです。2005年です。伝統的に桜の花びらは花弁に割が入っていて、梅の花びらは丸く割が入っていない形になるようです。実際には花びらの割はほんのわずかです。
佐倉市 千葉です。さくらからのダジャレですね。花びらの形がGが対称に組み合わさったような形になっています。人口は非常に増えています。ブラザー林董の出身地です。基本的に桜、梅は五芒星の形に相似になるかと思います。
桜井市 奈良です。奈良は比較的伝統を大事にした市章が多いようです。市名から桜の形のようですが、これはもうすぐにわかると思いますがイクトゥスを5つ組み合わせた形で、五芒星ともかかっています。古墳が多く卑弥呼の墓とされる箸墓古墳や長谷寺があるようです。
奈良市 奈良です。制定は古く1903年明治36年です。五芒星の形、アンク、月と太陽が入れ込んであるようです。桜も五花弁でなく八重桜です。全体として太陽の表現にもなるかと思います。江戸時代はソメイヨシノも大事にされましたがやはり八重桜の方が花弁が多く見事なのでさらに大事にされたようです。大文字の送り火の形のようにも見えます。奈良にもあるようです。東大寺ともかかっているのでしょうか。まさに伝統とフリーメイスンリーのシンボルの融合かと思われます。
上田市 長野です。上田城があり桜の名所のようです。背景には四つ葉のクローバーのようです。クローバーは三つ葉の形で聖パトリックがアイルランドでキリスト教を布教した際の三位一体の象徴でアイルランドのシンボル シャムロックとなります。内部は真田の六文銭のようですが六芒星の配置になっています。やはり桜の花弁で五芒星の形になるかと思います。
春日井市 愛知です。愛知は非常にバランスが良く、これもその一つかと思います。日輪を示す様ですが、All Seeing Eyeで良いかと思います。昭和18年戦時中に制定されたようです。人口は非常に増えています。
富士宮市 静岡です。富士山を形作って五つ組み合わせ桜型としたようです。All Seeing Eyeは微妙な所です。富士山本宮浅間大社があります。昭和9年制定のようです。日蓮正宗総本山の大石寺がありますが、創価学会との絡みからかウィキペディアには書かれていません。最近では富士宮焼きそばで有名となりました。
岩国市 山口です。錦帯橋の五つ反から来ているようです。ペンタゴンとなるのかと思います。米軍の岩国基地がありNo.16錦帯ロッジがあります。沖縄の嘉手納基地で有名となった海兵隊が駐屯しています。1940年制定です。
国立市 東京です。一橋大学がありNo.3スクエア・アンド・コンパス・ロッジがあります。ロッジのある市はシンボルがうまく構成されている場合とそうでない場合があるようでこちらはシンプルな形です。文教地区という意味もあるようです。ペンタゴンにもかかっているようです。米国国防総省は1941年着工の1943年完成だそうです。1967年制定です。
小田原市 神奈川です。小田原城があり明治の元勲が別邸を構えました。五つのGで構成される形です。曽我梅林があります。やはりペンタゴンにかかっているかと思われます。
熱海市 静岡です。温泉マークです。三本線で囲み、湯気三本で三の強調にもなるかと思います。熱海梅園があるようです。人口は減っています。
天理市 奈良です。天理教の本部があります。古墳が多くあるようです。天理教のシンボルマークも教祖の家紋をかたどった梅の形のようです。市章では内部はアンクのようです。
青梅市 東京です。飛ぶ鳥の形にもかかっているようです。梅の地名は平将門の逸話から来ているようです。吉野梅郷があるようです。
豊島区 東京23区です。この形は市章では唯一でありかなり珍しいものとなっています。皇室の菊花紋が大体十六菊なのでかなり似た形の十二菊となっています。中心には東京市の形のAll Seeing Eyeと六芒星の亀甲紋になります。駅は池袋が中心です。学習院大学、立教大学、大正大学があります。
菊川市 静岡です。菊川という川があるようです。2005年です。茶の生産地のようです。
富山市 富山です。もともと大和朝廷時代より農耕が盛んな土地のようで、伊勢神宮や院政期の荘園であったようです。その後変遷を経て一向一揆が強くなるなどしたそうです。前田家の分家が藩主であったようです。ウィキペディアでも角川書店、北陸電力、佐藤工業、コクヨ、清水建設、博報堂、プリマハム、安田財閥の創業者がそれぞれ出身者とあります。16角菊紋で方形となっています。十字にもかかるのかと思います。明治41年制定です。
さてこれ以降は問題のGlory、光明、ボートレース協会のシンボルの形です。典型例としてはAll Seeing Eyeや日本で言うと日章旗に認められます。
ボートレース振興会のシンボルマーク
日本警察の旭日章 ペンタゴンになっていて、桜も形どっているのですね。
このGloryをフリーメイスンリーのシンボルとするかどうかは微妙な所ですが、All Seeing Eyeや神、The Great Architect of the Universeの栄光、智恵の輝き、その良い影響を象徴するものとして表現されているので、シンボルになるのかと思います。ここら辺はちょっとわからないかと思います。まあ笹川さんなんかもまさにそういう立ち回りだったわけで、まさにそういうデザインになっている訳です。
さてまあ無理くりな感じになってきますが、それがはたして日本の伝統となるのかどうかというとまた非常に無理があるのですが、全体として市章を見た際にこれは要するに笹川さんの影響があるのかなという推測が成り立つ所で、それをどこに分類するかという所でこの辺に落ち着くのではという所です。三笠公園の所でもだいぶ解説しましたが、かなりややこしい歴史でそれこそ巣鴨プリズンや戦前から始まるわけで、それはまた日本のロータリーやライオンズ、青年会議所の歴史とも深くかかわるのでしょうし、正確な資料を私が持っている訳ではないのでなかなか難しいですが、市章のシンボリズムとしてはそういう推測を重ねるほかないかと思います。では該当する市章を挙げていきます。
御前崎市 静岡です。御前崎灯台があり、管直人前首相が停止を指示した浜岡原子力発電所があります。なかなか難しいですね。後に挙げますが半円の形にもなっています。
豊岡市 兵庫です。Gにもかかっています。2005年です。以前は三色旗にアンクそのものであったようです。城崎温泉があり、コウノトリが生息しているようです。人口は減っています。
薩摩川内市 鹿児島です。2004年です。Gloryは三本線で表現されることが多いようです。3の強調ともかかっているようです。中外製薬創業者の出身地のようです。
霧島市 鹿児島です。セブンイレブンが出店した事がウィキペディアにかかれていますね。2005年です。人口は増えているようです。ソニーや京セラの工場があるようです。神社が多いようです。霧島という相撲力士がいたかと思います。たばこの銘柄でもありました。
日進市 愛知ですね。愛知は本当にバラエティに富むバランスの良い市章です。市名は日露戦争で活躍した巡洋艦日進から採られたとの説があるそうです。なかなか変わった市です。おそらく日進村の時代に作られた村章のようです。日進という電気店があったかと思いますが、当時流行した名前なのかもしれません。日本警察の旭日章とよく似ていますがヘキサゴンになっています。黒白のモザイクも若干シンボルとなるかと思います。24弁あり菊花ともかかっているようです。Gloryは良いのかと思います。
さてなかなか異論が多い所かと思います。この辺は市章の中でも少数派なので、帰納的に解釈することも難しく、星型やGや月と太陽のように、フリーメイスンリーと直接的に結びつけることは難しいです。しかしフリーメイスンリーは基本的に伝統を尊重し、伝統の中に人類の共通の理想を再発見していく作業でもあり、日本の伝統を表現すること自体フリーメイスンリーの思想を表現することと合致するものでもあるという矛盾的な面があります。伝統のシンボルをフリーメイスンリー的に解釈し咀嚼していくことは大事なことであるかと思われます。またGloryに関しても恐らくこれも笹川さんたち以下の人々が意識していたかはわかりませんが、そういうものがまたフリーメイスンリーのシンボルとして存在し、それがまた日本を特徴づけるものとして取り入れられているという一種の伝統かと思いますが、そういうのも一つの伝統の形になるかと思いますのでそれはそれでシンボリズムなのだと思います。
以上日本の伝統編として、桜・梅・菊・Gloryを含みました。伝統の文様としての菱形や卍などがありますが、それらはまた別としました。
あとは桜の話でフリーメイスンリーと関連した話としてはワシントンの桜の木を切った話と、ワシントンD.C.の桜の話があるかと思います。ワシントンが桜の木を切った話はウィキペディアによればメーソンさんという牧師さんが伝記で創作した話のようです。ワシントンD.C.の桜の木は1909年に日露戦争でのポーツマス条約などに対する日米友好の証しとして憲政の神様と呼ばれた尾崎行雄東京市長が最初に2000本の桜を送ったそうですが、害虫が付いているとのことで全て焼かれたそうです。その後色々工夫して1912年に6040本の桜の木を送り、これは問題なかったそうでブラザータフト大統領の下ワシントンに植えられたそうです。この桜のお返しとして1915年に日本にハナミズキが送られ、現在も世田谷の都立園芸高校などに残っているそうです。ワシントンの桜の木を切ってしまった話とワシントンD.C.の桜の木が害虫で燃やされてしまった話はなんとなく繋がる様な話ですが、いずれにしてもワシントンD.C.で認められる日本と関係ありそうなものはこの桜の木と第二次世界大戦記念碑位だけですので、ワシントンD.C.を訪れる日本人はそれぞれ感慨があるかと思います。個人的にはワシントンD.C.に伊勢神宮の分社か出雲大社の分社でもあればもっと日本人も訪問するのではないかと考えたりしております。余談は以上です。
次回映画に関連してスカル・アンド・ボーンズの紹介をします。
ただレンタルビデオみたいなペイパービューのテレビで「ザ・スカルズ」というスカル・アンド・ボーンズをモチーフとした映画を見たのでちょっと話題にしてみました。
スカル・アンド・ボーンズは前に挙げた「グッドシェパード」という映画でもCIA創設の元となるとしてイェール大学内の友愛団体として主人公が所属していました。ネットなどではブッシュ元大統領親子が所属している団体として有名かと思います。
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主人公の俳優の名前がジョシュアというのもこのブログを読んでこられた方であれば、ヨシュア記のジョシュア、黒田如水のジョシュアという事で少し反応があるかもしれません。フリーメイスンリーに関してはジョシュアよりもヨセフという名前の方が非常に重要性が高いのですが、これは少し勉強するとフリーメイスンの有名人で非常に多い事に気付かれるかと思います。ジョシュアは比較的ユダヤ人で時々認められる位の名前かと思います。
映画の内容は両親のないボート部で頭角を現したイェール大学の苦学生が、学内秘密結社スカルズに入会してから寮で同室の親友を結社の秘密に関連して死なしてしまい、その死に関してスカルズでの魂の友人とされる最高裁判事の親子と対立することとなり、結局決闘を申し込んで子供が親を撃ちスキャンダルとなって主人公はそのまま恋人と一緒にハッピーエンドという話です。
結局やはりフリーメイスンリーと一緒で悪い事をもみ消したりそういうのに結社を利用すると碌な目にあわないという話で、友愛団体共通の組織と団結力のアピールの内容かと思います。ロスト・シンボルと特に相続や親子の入会に関して良く似たストーリーかと思われます。非常によくある話なのだと思いました。
ただ大事なのは要するにそういうフリーメイスンとその関連団体共通なのが、基本人間性の向上にあるという理念なわけで、この映画も最終的にはそういう話で終わっています。まあそこがアメリカって感じになるかなというところです。アメリカ=フリーメイスンリーの国という認識を強くする映画だと思います。
スカル・アンド・ボーンズに関してはネットでも拾えると思いますが、ブッシュ大統領の父親の方のスカル・アンド・ボーンズの入会の写真があるので載せておきます。ブラザーセオドア・ルーズベルト大統領も所属していたというので、ブラザーになるのかと思いますが、フリーメイスンリーとは関連団体という事で一応異なるのだと思います。(3/30追記訂正:ブラザーセオドア・ルーズベルトはハーバード大学卒であり、スカル・アンド・ボーンズとの関連は本人についてはありません。ペンシルバニアのグランドロッジのホームページに入会の日付やロッジの名前Matinecock Lodge No. 806, Oyster Bay, New York.があります。側近にスカル・アンド・ボーンズの出身者がいたようです。一応関連団体ですが異なるという事です。)
スカル・アンド・ボーンズはCIAの母体となったという話ですが、FBIの母体になったのは去年レオナルド・ディカプリオで伝記映画が公開されたブラザージョン・エドガー・フーヴァー元FBI長官個人の業績になるかと思います。- J・エドガー Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)/レオナルド・ディカプリオ,ナオミ・ワッツ,アーミー・ハマー
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こちらの方も見ましたらブログに感想など載せるかもしれません。
デルタ・カッパ・イプシロンなど大学内の友愛団体はアメリカでは多数存在し、日本でも慶應大学の同窓会など似たような組織になってきているかもしれません。
今後同様の組織が日本でも各大学に色々できてくる時代になるかもしれませんが、学生とはいえ本質的な部分で間違えるとかつての学生運動組織のように碌な事にならないかもしれません。
アメリカやイギリス、ヨーロッパの大学組織の歴史は日本とは数百年単位で違いますし、日本ではそれらも戦前戦後で相当変化があるかと思います。面白い時代かもしれませんが同時に難しい時代だと思いますので、わずかの過ちも許さない精巧なノミさばきが常にフリーメイスンの作業には必要とされるかと思います。
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三笠公園の箇所でもありましたが、陰陽を表す太極旗の中心の形は太極図と言い、陰と陽の魚に例えられるようですが、これも基本的にはフリーメイスンリーの白黒のモザイクや、ヤキンとボアズの2柱の二元論に表されるような全ての事は陰と陽の二元論で表現され、陽から陰が生じ、陰から陽が生じそれは永遠に繰り返すという意味となるようです。ウィキペディアを抜粋します。
白黒の勾玉を組み合わせたような意匠となっており、中国ではこれを魚の形に見立て、陰陽魚と呼んでいる。黒色は陰を表し右側で下降する気を意味し、白色は陽を表し左側で上昇する気を意味する。魚尾から魚頭に向かって領域が広がっていくのは、それぞれの気が生まれ、徐々に盛んになっていく様子を表し、やがて陰は陽を飲み込もうとし、陽は陰を飲み込もうとする。陰が極まれば、陽に変じ、陽が極まれば陰に変ず。陰の中央にある魚眼のような白色の点は陰中の陽を示し、いくら陰が強くなっても陰の中に陽があり、後に陽に転じることを表す。陽の中央の点は同じように陽中の陰を示し、いくら陽が強くなっても陽の中に陰があり、後に陰に転じる。太極図は、これを永遠に繰り返すことを表している。
まあまさにヤキンとボアズ、白黒のモザイクと同じことを言っているかと思います。円周で閉じられた空間の中で永遠に継続する事を示し、図形的な展開が違うのが広がりという点で東アジアの特徴なのかもしれません。基本的には道教を表す形となるようですが、道教は老子の思想、すなわちキリスト教におけるグノーシス思想と極めて似ており、フリーメイスンリーの考え方に包含されうるものであるかと思われます。
また卍に関しては以前にブラザーリンドバーグの大西洋単独無着陸飛行のスピリット・オブ・セントルイス号の先端部分に記されていたのを出したかと思いますが、そもそもインドで認められ、仏教のシンボルや幸運のシンボルとして東アジア、ヨーロッパでも普及しましたが、トロイの遺跡で認められた事からインド・アーリア語族の共通のシンボルとして十字架の一つの形としてナチス・ドイツに採用され、反ユダヤの象徴として現在ではあまり認められなくなりました。ほとんどの日本人にとっては卍は寺や仏教のマークとして認識されているかと思いますが、最近では京都の市章の所でもとりあげましたが、法輪という車輪のマークをシンボルとして示しているようです。これはまたロータリークラブのシンボルでもとりあげましたが、イクトゥスホイールという形とも似てきており、宗教に関してもシンボルの共通化、相互の交流が広まっている表れではないかと考えられます。
さてまあ能書きもその位にして市章の紹介に移りましょう。
この辺のマイナーなものは能書きも大事なんですが、いかんせんフリーメイスンリーのシンボルそのものではないので、どうしてもまわりくどい関係あるのかないのかという説明になってしまいますが、それが実際そういう意図でつけられた市章の意味そのものになるのかと思います。ご推察ください。
伊勢崎市 群馬です。2005年です。伊勢崎神社が市の名前の由来で、やはり伊勢神宮に由来する様です。勾玉をデザインしているようですが、ウィキペディアにはあまり関連は書かれていません。原料でもとれたのでしょうか。ひらがなのいの形もあるようです。いずれにしても太極図そのままです。人口は増えています。
明石市 兵庫です。1911年です。明の字を図案化したもののようです。太極図より半円になっています。タコやタイで有名です。
北見市 北海道です。北の字の図案化と分銅で公平にという意味をかけたそうです。分銅で天秤を意味すれば、公平にという事でJustice正義というフリーメイスンリーの7元徳、4つの徳の一つを表現するものとなります。欧米の裁判所では正義の女神が天秤を手にしている像があるのが一般的です。太極図からはだいぶ遠い図柄となっています。2006年です。
豊明市 愛知です。人口は増えています。かつての桶狭間古戦場跡があるようです。カタカナのトヨのようです。月と太陽にも若干かかっているようです。
伊勢市 三重です。半円とは言い難い形ですがここに含めました。三本線で3の強調にもなるようです。2005年です。伊勢神宮があります。以前の市章はマルタ十字を中心に認める日本の伝統的な何か植物をモチーフとした幾何学的な家紋の形でした。現在のものは青を強調しているようです。陰陽の形とは言い難いですが、円の分割としてここに含めました。
袋井市 静岡です。2005年です。人口は増えているようです。Fをモチーフとしているようです。白抜き部分を除くとGにもなるようです。陰陽、半円とするよりもそちらの方が近いかもしれません。ただ羽根ペンが二つ交差する形はロッジのセクレタリーのジュエルでもあります。
出雲市 島根です。出雲大社があります。出の形をモチーフとしています。2005年です。以前のものは直角定規を二つ重ねた形であったようです。半円が二つですが、特に陰陽の形になっているとは認められません。分類はここで良いかと思います。伊勢神宮と出雲大社の市が両方ここに分類されるのはきっと理由があるのだと思います。
伊東市 静岡です。ひらがなのいが10個のようです。これは分割した円が10個です。伊東は温泉があります。All Seeing Eyeはちょっとどうでしょうか。半円で陰陽を示すとして良いかと思います。
弘前市 青森です。津軽藩の紋章であったようです。アイヌと対峙していた藩であり、仏教はひとつの象徴であったのだと思います。明治33年制定です。
飯田市 長野です。ひらがなのいと田のようです。1957年です。これは島津の十字の形の太陽十字に近くなります。向きとしてはハーケンクロイツと一緒です。街並みがきれいなようです。
宇陀市 奈良です。2006年です。Gにはなっていないようですが、月と太陽は近いと思います。ひらがなのうのようです。卍の形としては左回りでハーケンクロイツと一緒になります。神社が多いようです。
花巻市 岩手です。2006年です。以前の市章もやはり卍であったようです。宮沢賢治ゆかりの地です。All Seeing Eyeもかかっているかと思います。
やはり伊勢神宮と出雲大社の土地をそれぞれ半円、円の分割の市章であるのが特徴かと思います。Gや月と太陽、十字などではないという事でしょうか。やはりフリーメイスンリーを語るのに宗教に関連した要素は抜きにできないものがあると思われます。そういう点では太極図や卍はそれぞれ道教や仏教の象徴でもあり、日本の伝統宗教、思想の反映であるかと思われます。二元論やグノーシス思想、卍と十字の関係などフリーメイスンリーと直接つながる部分も多くありますが、やはりキリスト教やユダヤ教のシンボリズムが大勢を占めるフリーメイスンリーに関係が深いと思われる市章においては少数派になるものかと思われます。ただこういう少数派の市章を見ることで、逆にいかにGやAll Seeing Eyeや月と太陽をモチーフとした市章が多いかという事も実感でき、市章の中でのフリーメイスンリーのシンボルの位置づけ、それらの実際的な意味がわかるという事になるかとも思います。
道教や仏教は皆中国大陸から朝鮮半島を介したり直接に日本に渡ってきたものですが、現在その中国自体は清教徒革命での理想主義やロンドン、パリでの工業化に伴う資本主義に対する修正として生まれた共産主義、社会主義を一応国是として掲げる国となっています。中国人民に道教や、仏教の思想が大きく影響し続けているという事はあるにしても、今後それらの考え方がマイナーなものであり続けるという予想は市章に認めるシンボリズムでも恐らく十分に多数の同意を得られる事実なのではないかなと思います。
伝統宗教の影響が薄れてきているのは世界中どの国でも認められることなのではないかと思います。その中でフリーメイスンリーの与える影響はますます拡大し人々の考え方を自然と変えていっているかと思います。そういうときに変化を自覚し、自らの生活や習慣の中の伝統宗教を改めて見直す事と同時にフリーメイスンリーの正しい知識を確認する事で、さらに一歩進んだ宗教と科学が合致した無駄や間違いがない生活をすることが可能になるのではないかと思われます。何が真実で何が不真実であるのかが分かりづらくなりがちな現代社会ではありますが、その際に多くのヒントや智恵を与えてくれるのがフリーメイスンリーの最大のメリットかと思います。フリーメイスンリーそのものが実利に直接結び付くわけではありませんが、それらの知識や兄弟たちとの繋がりが必ず内面を伴った豊かな人生に結び付くきっかけとなるかと思われます。
シンボリズムの勉強や知識はそういったフリーメイスンリーへとつながる一つのきっかけとなる大事な分野かと思います。
次回は市章シリーズのほぼ最後になるかと思いますが伝統の文様で菱についてやります。
井桁 家紋の形
フリーメイスンリーのシンボルについてもウィキペディアで少しシンボリズムとして触れていましたのでその部分を転載します。
フリーメイソンのシンボルマークの一つ。コンパスと定規がかつてこの組織が石工職人のギルドであったことを物語る。 上向き三角形(コンパス)と下向き三角形(直角定規)の結合はダビデの星を形成し、男と女、陽と陰、天と地、精神と物質など世界の二元性の融和を表現している。中央の「G」は至高存在を意味し、神(GOD)と幾何学(geometry)を意味する。フリーメイソンにおいて個々の建築道具は人間の美徳と対応し、コンパスは真理、直角定規は道徳、こては結束と友愛、槌は知識や知恵を象徴している。
まあ基本的には特にフリーメイスンリーに関しては日本語の文章はほとんどすべてが英語文の翻訳の内容なわけで、きちんと理解したい方は英語文のフリーメイスンが書いた文章にあたった方がよいかと思われます。ウィキペディアにしても日本語では書かれていない内容が普通に英語版ではたくさん書かれていたりする事があるので、日本語は読みやすいですが、より深い理解という点では常に英語文にあたる習慣をつけた方がよいかと思います。
さてまあ伝統の菱という事で良く正倉院の文様にも認められるとありますが、他のブログでそういうのを載せていましたので転載します。特に武田菱として武田信玄の家紋として有名になったので、天皇参賀の後ろの簾の文様としてテレビに映り陰謀論と絡めるような疑問が数多く出ていて、そのために公開質問コーナーで同じ質問と回答が連発されている経緯がありました。なんでも陰謀論に絡めるのは非常によくない思考ルーチンで、懐疑主義も自然科学では大事ですが、人文科学ではむしろきちんとした根拠に基づいた類推や推定がないと陰謀論の思考ルーチンに陥りがちであるかと思われます。特にインターネットでは検索ですぐに同じ疑問や間違いに陥っている事がわかりますので、少し手間をかければ正しい情報に行きつく可能性は高いので、そういう習慣が大事になるかと思われます。
三井の家紋 丸に井桁三
住友の商標 菱井桁
フリーメイスンリーのシンボリズムと菱や井桁の起源とどちらが古いかという話になると、もちろんダビデの星の△▽の組み合わせを起源とするものが古いとなるのでしょうが、コンパスと直角定規のシンボルがいつ頃から実務的メイスンリーでも使われだしたのかは正確には私は知りません。マッキーズエンサイクロペディアによれば道徳的な意味でのコンパスと直角定規の引用は紀元前から行われていたようですが、有名なフリーメイスンリーのシンボルマークとしての使用については特に触れられていません。恐らく実務的メイスンリーで使われ始めたのだと思います。1717年のイングランドグランドロッジの創設後では1700年代には存在したようです。ただしΛ∨を組み合わせた意匠であるフリーメイスンリーのシンボルマークと装飾としての意味合いの井桁や菱の家紋や文様では形は似ていても意味合いが全く異なるかと思いますので、あまり古さの比較は意味がないかと思われます。
では市章に移ります。
池田市 大阪です。なにやら機織りの形から来ているようです。横浜の市章にかなり近い形です。Gも模しているものかと思われます。池田と井桁をシャレているのもあるようです。1940年制定です。大阪教育大学付属池田小の事件もありました。一時財政再建団体であったようですが現在は回復したようです。
福井市 福井です。福の井の井桁と北の庄の北の字を組み合わせたようです。県庁所在地でかつての朝倉氏の勢力地でした。
留萌市 北海道です。炭鉱と漁業の町であったようです。現在は人口は減っています。北の字の図案のようです。
高崎市 群馬です。1919年です。古い高の字のようです。コンパスの形に近いです。All Seeing Eyeもあるようです。中曽根、福田、小渕親子の地元のようです。ダルマの生産地のようです。人口は増えています。
大和郡山市 奈良です。甲府から国替えとなった柳沢藩の家紋であったようです。十字も内部に認めるようです。1974年です。金魚の養殖が盛んなようです。
各務原市 岐阜です。1963年です。各の字を図案化したようです。Gにも小文字のgにもかかっているようです。聖アンデレ十字もあるようです。人口は増えています。
甲府市 山梨です。亀甲を意味する様です。All Seeing Eyeで良いかと思います。六芒星にもかかっているのかと思います。葡萄の色にもかかっているようです。武田菱から来ているようです。
新発田市 新潟です。新発田藩の家紋のようです。越後平野の米作が盛んなようです。1934年です。
井原市 岡山です。中央はハラのカタカナのようです。人口は減っています。1953年です。
高梁市 岡山です。Tの字と菱の融合のようです。松山城の松ともかかっているようです。人口は減っています。
都留市 山梨です。カタカナのツルのようです。1954年です。山梨なので武田菱を意識しているのでしょうか。
知立市 愛知です。かきつばたの花のようです。人口は増えています。立体型で菱餅のような形になっています。後のパーフェクトアシュラーを意味する立方体にも繋がる形かと思われます。
甲州市 山梨です。2005年です。武田花菱と葡萄の実をモチーフとしているようです。葡萄はワインの原料であり、それそのものでキリストの象徴です。
岩倉市 愛知です。井桁の上下を組み合わせて無限の発展だそうですが、由来は完全にフリーメイスンリーのシンボルみたいです。人口はまあまあ増えていて、岩倉城というお城跡があるようです。
岐阜市 岐阜です。芸能人・スポーツ選手の出身者が多いようです。往古井の口という昔の名前に由来するようです。立方体でパーフェクトアシュラーに近くなります。
尾道市 広島です。1898年です。由来は色々説があるようではっきり分からないようです。立方体ではありませんが、長方形のパーフェクトアシュラーに近い形です。
西条市 愛媛です。2004年です。Sをモチーフとしているようです。Gloryととれない事もありません。四角形というだけでここに分類しました。
ひたちなか市 茨城です。12本の波で宇宙秩序・自然体系の完成体を表しているそうです。マニアックな数秘術の内容を市章の説明に載せています。全体で額縁のようなパーフェクトアシュラーになっています。Gloryもあるかと思います。1994年です。人口は増えています。
日本の伝統編から引き続いた伝統の菱の文様を主体に分類しました。
伝統とフリーメイスンリーの交わりは特に以前から何度も触れていますが、ブラザーバーグの「フランス革命の省察」を読まれると理解が進むのではないかと思われます。どうしてもフリーメイスンリーというと革命や革新が目立ちがちですが、根底には継承と発展があり、伝統という要素は欠かせない必須の部分でもあります。
人類や日本人の伝統の変わらぬ部分はそのままその存在の本質でもあり、そういった伝統を守る事がそのままフリーメイスンリーの教えそのものでもある事を市章のシンボリズムは教えてくれているのだと思います。
これでほぼ日本の市章の分類としては私の思いつくものとしては全て出し尽くしたと思います。
以降はGやアンク、All Seeing Eyeや月と太陽などメジャーどころのシンボルでより微妙なものを一応シンボルとして認められたもの全てを挙げていきたいと思います。
後は商標やアメリカの州章も後々に挙げていこうかと思います。
これだけ体系だってシンボリズムについて実例を挙げて記したものは日本ではなかったかと思いますので私自身は良い仕事をしたと自負しております。各所への影響は相当かと思いますが、善処のほどよろしくお願いいたします。
前々から存在は気になっていましたが、ショッパーズプラザ、ダイエーの横にあるマンションの入り口にあるモニュメントです。天気もいいので写真うつりも良いだろうと写真に撮るわけです。
まあまん丸の石はあまりフリーメイスンリー的ではありませんね。日本の象徴でしょうか。
タイルが黒白のチェックになっているのはフリーメイスンリー的ですが、横須賀のマンションはベースの近くは皆黒白を基調としています。飲み屋の床がチェックになっているのもあります。
まあなんせベースの真横ですからそれなりの影響はあるかと思います。奥には横須賀では夏島にしかないと思われたパーフェクトアシュラー様のオブジェが・・・。
うっすらとGが・・・。ちょっとしょうもないいたずらですが、直角定規が片方が長いのはフランスのフリーメイスンリーの特徴だとはさすがに知らないかと思われます。まあ多少意識して作られたのでしょうが、このGはちょっといただけないいたずらです。横須賀特有のものでしょうか。まあこうも安易なパーフェクトアシュラーもどきと直角定規もどきはベースの横だから許されるのでしょうか。
さていい天気でずんずん進みます。さすがに二人連れや家族連れが多い感じです。
ベースの前から見た自由の女神像。いい天気でシンボルも映えます。まあホテルのマスコットですが。
勢いでベースの中も撮影しますが、これはさすがにSPから注意されます。まあ開放日なんでそういう事もあるでしょうか。
だんだん人が多くなってきます。ちょっとテンションも怪しい感じを感じ始めます。あれ、ちょっとまずいかななんて感じを感じ始めます。
三笠公園のアーチ方向からは入らないよう誘導されます。おやどういう事だろう・・・。
おやおやこれは人の数が尋常ではない・・・。どうなってんだ。そんな大ごとなのか・・・。ここから渋滞って万博みたいだな。いやディズニーランドか初詣か。
大渋滞で行列です。近くの教会がここぞとばかりに白人の信徒さんがパンフレットを配っていました。配ったパンフレットが植木にたくさん挿してあって何ともだいぶ義務的な感じになってきます。
天気もいいので湘南学院の十字架もきれいに映ります。屋台も並んでいたりしてお祭りっぽい感じです。
10時ころに家を出て10時半ころに行列の後ろに並んでそれから約1時間は三笠公園内で待ちぼうけです。周りの人を見るとやっぱり小さな子供連れが多いです。後は結構な高齢者の夫婦です。若い人もいますが、カップルは少ないです。女性一人なんてのもいました。男一人は逆に少ない感じでしょうか。まあなかなか他のイベントでは認めづらい客層ではないでしょうか。結局後からわかるのですが、要するにアメリカンフードを食べに来る人々というと一番わかりやすいと思います。あんまりアメリカ軍基地そのものに興味のある人は少ない感じです。興味のある人もこれだけ毎年やっていると変化もないし来なくなるという所だと思います。あとは神社にくるみたいに孫を連れた高齢者という形もあります。まあ参詣みたいな感じでしょうか。
三笠公園では一方から基地から出てくる人々がいます。皆大体大きなピザの箱を抱えています。要するにそういう集まりなのです。待ち時間でどうやら雲行きが怪しくなってきます。
行列を写真撮ってる人もいます。大体日本人はこういう動きをしますね。ブログにでも載せるのでしょうか。
噴水広場の方に来ました。まだまだすごい行列です。ゲートが近くなり異様な雰囲気になってきます。
ゲート直前でSPがめぼしい人を適当に選んで身分証の提示を要求します。本当に適当な感じです。とにかく凄い人の数ですからね。
ゲート直前でほとんど降参状態になっている人もいます。一体何に負けているのかわかりませんがとにかくなんだかよくわかりません。
ゲートも無事通過です。もちろんフリーメイスンリーのシンボルをみてSPの人も少し反応しますが華麗にスルーです。対岸の所が会場のようです。雲行きが怪しくなります。
この後もSPさんとの記念写真があっちゃこっちゃで見られます。この日はさすがにどの兵隊さんも愛想が良いです。なかなか大変です。英語を聞くと結構からかっていますが、日本語で極力話すよう努力しています。マニュアルがあるのでしょう。
入り口にある会場の地図。ここで黒人の女性にワシントンは左だと言われます。一旦右に行きますが、後でワシントンの方に見学に行きます。艦長がお待ちかねだったようです。
帰りにマックで買いましたがアメリカンバーガーとダブルなんとかチーズバーガーとポテトのMで700円くらいでした。外より2-3割安い感じでしょうか。
やっぱり探して買い求めました。No.20 Yokosuka Lodgeの出店です。ハンバーガーとホットドッグと切ったポークステーキ肉です。それぞれ300円、200円、500円くらいだったでしょうか。ポークステーキ肉ももたれるかと思ったらそんな事もなく、味も均一な感じですが味噌味みたいで非常においしかったです。ただまあ張り紙も含めて周りよりちょっと地味な感じでしたか。奥の方に知ってる人もいましたが特にそれっぽい会話はしません。お客さんもちょっとやっぱりフリーメイスンリーという事で敬遠しつつ興味を持っているという感じで大行列という感じではなかったです。行列ができているのはやっぱり先ほどのピザと1000円くらいの手羽先のでかいやつとかでした。とにかく食べてるだけという感じです。敷地が広いのでそこらじゅうで座れて食べてる感じでした。ビールもありましたがとにかく食べてる感じです。桜並木もありますがもちろん桜は全然咲いていません。花より肉という感じです。
これが噂のピザです。とにかく凄い大行列で、作る方も見えるのですが、一日中暇なく動いている感じで、一大仕出し所でした。味も皆いいのだと思います。日米交流も結局食とかが基本みたいです。フリーメイスンリーと全く一緒です。
他にも蜜蜂の巣の絵柄を入れた出店があったのでよく見たら皆フリーメイスンリーの帽子をかぶっていました。ワシントンD.C.のプリンス・ホール・ロッジだそうです。黒人のロッジをプリンス・ホール・ロッジと言います。プリンス・ホールは黒人の混血の最初のフリーメイスンの名前です。フランス革命時に加入を認められ、以後黒人ロッジは別にプリンス・ホール・ロッジとされてアメリカで広まります。オバマ大統領が加入しているとウィキペディアでも書かれていますが、本当かどうかは知りません。ちょうど朝鮮半島に来ていました。
オバマ大統領の就任披露パーティーのポスター。フェイスブックで拾いました。まあほぼフリーメイスンなんでしょうね。おいおい鎌倉に来た時の様子もブログに載せます。
空母ジョージ・ワシントンの方を見に行きます。ニミッツ通りとかあります。
日本語があると安心できるのかやはりちょっと高齢者がたたずんでいます。
リュックサックは持ち込み禁止でずらっとかけてあります。こう言うのは日本国内ではまずあり得ない光景ですが、こういう日本人が基地内に入れるイベントならではの光景でしょうか。
とんでもない大行列です。ここでもまた30分待ちです。岩肌の感じは三浦海岸特有のもので、三浦だと盗っ人ガリなんかと似ている感じです。やはり自然を見るとここが日本だと思わされます。
空母ジョージ・ワシントンのブリッジが見えてきます。
さすがに大きいです。これと似たような戦艦大和を作った昔の日本人はそれを見て戦争に勝てると思ったに違いないと思わされました。こんなでかいものが動いて戦うのならどんな人でも気がでかくなります。
次回空母ジョージ・ワシントンに乗り込みます。
空母ジョージ・ワシントン
全長333メートルだそうです。東京タワーと同じ長さですね。
ここでも大行列です。反対側が崖側でお土産を兵隊さんが売っていました。
普段は飛行機のあるスペースなのでしょうか。あまり大した展示はありません。機密が大事なのでしょう。
たぶんアメリカとしてはブラザージョージ・ワシントンについてもっと知ってくれという感じなのでしょうか。
乗組員の長の写真です。この中で空母ジョージ・ワシントンの艦長であるデビッド・A・ラウスマン艦長が上の甲板に居ました。どうもやはりフリーメイスンみたいです。ブラザージョージ・ワシントンの名前を冠している以上やはり艦長もブラザーなのかと思います。その他原潜なども艦長はフリーメイスンが多いみたいです。
エレベーターで甲板に上がっていきます。5秒くらいで上がっていきます。すごいスピードです。
エレベーターからショッパーズプラザ方面
次で甲板に上がります。
いわゆるエレベーターというやつです。エレベーター側から甲板を見上げた形です。
1・2・3ゴーで動きます。3-4秒でしょうか。戦争用だからとにかく凄い動きです。
甲板に上がります。快晴になってきます。73というのがジョージ・ワシントンの認識番号です。
みるみる晴れていきます。空母の技術よりもこっちの方がすごいという事がよくわかります。天気が悪かったら飛行機の発着もできませんからね。いやあすごい。
甲板の上も人だかりです。表面はアスファルト塗装みたいなグラウンドみたいになっています。基本的には日本の空母と構造は一緒なのでしょう。
あっち向いちゃってるのが艦長です。頭一つ抜けて背が高いです。
F/A-18の張りぼてがあります。よく見ると艦長の名前が書いてあります。
艦長の名前にコールサインがTOO TALL。なかなか洒落ています。
張りぼてなのでエンジンが閉じてあります。ちょっと残念です。やたら晴れてきます。
艦長さんに挨拶しようとしましたが、英語で日本人としゃべっていて機会がありませんでした。まあ大快晴なので作戦成功という感じなのでしょうか。
快晴に日米の国旗も映えわたります。帰りにお土産で売っていた空母のマークの入った帽子を買いました。1400円です。
No.20ロッジの屋台をまた見に行きました。特に変わりはありません。やっぱり知ってる人はいなくなっちゃいました。まあさすがに人が多いのでそこそこ売れてるみたいです。
会場はこんな感じです。ほとんどが食べている人で、桜が咲けば花見っぽくなるのでしょうが、まあアメリカンな会食会です。
出口から出たところの三笠公園です。何とも言えない安心感でしょうか。成田空港のようです。
ファイとカシオペア座の上でくつろぐおばちゃんたち。昭和は遠くなりにけりでしょうか。
三笠のマストにはZ旗がたなびきます。まさに天気晴朗なれど波(73)高しでしょうか。時代は流れます。
東郷平八郎元帥の銅像。ぴかぴかに磨いてありました。三笠公園の見学のツアーも来ていていつになくごった返しています。やはり横須賀の一大イベントという感が一層増します。中国や北朝鮮との有事の可能性も次第に低下する現状ではまさにこう言う基地のイベントが最大の作戦であるのかもしれません。横須賀経済新聞によれば今回の一日のイベントだけで約4万人の入場者があり、毎回このくらいの人数が集まるようです。
次回顛末記です。